「あー……誘っておいてアレなんだがな。一応、初めてだから優しくしてくれると助かる」
「大人だもん、少しは痛いの我慢できるよなぁ?ロリっ子とヤるのとはワケが違うんだし」
「頼む、痛いのはもう嫌なんだ。わかってくれ」
「…………わかってるよ。ちょっとイジワルしただけ。できるだけ痛くしないように努力するよ。じゃ、ヤろっか」
「う……もうギンギンにしてるぞコイツ……ッ」
テントを張っているズボンを見せると隠岐奈はまじまじと眺めてくる。平静を装ってはいるが、俺の心臓は、ドクドクと高鳴っている。前掛けの様子を見るに、隠岐奈の胸が大きいのは分かる。それが露わになるとしたら、是非、揉んでみたいものである。
「脱ぐのは下だけでいい……よな?ねっ……?」
「隠岐奈は着衣エッチが好みなのか?マニアックなんだな」
「ち、違っ……そういうわけじゃ……」
「じゃあ全部脱ごう?」
「くっ……わかったよ、笑うなよ……?」
「何で裸見て笑うんだよ」
「…………」
恥部を見られるのはやっぱり恥ずかしいのか、上からゆっくりと脱いでいく。パンツを下ろすと汗の匂いと共に隠岐奈の濃い匂いが漂ってきた。薄暗い空間なのが少し残念だが、生憎、吸血鬼は夜目が効く。隠岐奈にとって気休めにしかなっていないことは、黙っておいてあげよう。
「お、お前も早く脱げっ!お粗末なち……ち……ちんちん、見せてみろっ!」
「言い方が子供っぽすぎて面白いな。俺のそんな小さくないけどね。普段は謙遜してるけど、実は自信あるからね」
「じゃあなんて言えばいいんだっ!というかもう恥ずかしいっ……早くしてくれっ……///」
「呼び方なんて何でもいーよ。っし、ヤろうぜ」
「脱ぐの早っ……いや見せつけるなバカぁ!」
「ほれほれ、早くゴロンしろ〜ぅ」
布団に隠岐奈を押し倒し、既に濡れ始めている膣口にヌルヌルと擦り付ける。ふんわり、薄らと生えている陰毛にも愛液や俺のカウパーを塗り、滑りを良くしてやる。
前戯は……あまりしなくていいのではと思う。幼女や少女ほどキツくないだろうし、もういい歳なのだから我慢はできるだろう。
「う、うぅ……痛くしないで痛くしないで……」
「あんまり、そういう事は言わない方がいいよ。痛くしてやりたくなっちゃうから」
「っっ……!」
「前から思ってたけど……やっぱり隠岐奈って胸大きいんだね。胸と態度は比例するのかな?」
「サラッとディスるな、お前……っ」
「後で、そのおっぱいで俺の棒挟んでほしいな。良い?」
「す……好きにしちゃえばいいさ……。子種さえ受け取れれば、構わないから……」
「そっか。本当なら一発目はぶっかけたいけど、本気で孕ますんなら一発目を中出しした方がいいから、顔射は後回しにするね」
早速、胸に挟み込んでやろうと思ったのだが、永琳のアドバイスをふと思い出した。貴重な濃い精液を顔射に使うのは勿体ないので、指が2本は入ることを確認した上で、挿入しようとする。
「2本くらいしか入んないけど、ヤッてくうちに解れるよね。挿れるよ?」
「ゆっくりなっ……」
「わかってるって。……にしても、隠岐奈ってば期待してたんだね。あんま弄ってないのにかなり濡れ濡れじゃないか」
「そ、それはその、あれだ……お前の、指が……き、気持ちイイとこに……って、言わせるなっ!あ、待って……あっ、入ってっ……あうっ……!い、痛っ……」
「腰逃げてるぞ。挿入しにくくなるじゃないか、全く」
「優しく、しろ……とっ……あ゙っ……」
「やっぱまだキツいかな。でもまぁ隠岐奈だし、もうちょい痛くしてもバチは当たらないよね?」
「ひっ────」
膣壁の抵抗も隠岐奈が必死に腰を動かす抵抗も全て無視して、一息に最奥まで挿入してやった。子宮は降りてきていないが、亀頭は届いている。降りてきていないのは当然だ。隠岐奈は痛がっているのだから。
「ゔぅ〜っ……ジンジンする〜……」
「ごめんごめん。なんか隠岐奈んことはちょっとイジメたくなっちゃってさ」
「ッ……!」
涙を滲ませる隠岐奈に、そっと優しく口付け。しかし隠岐奈は顔を背けキスを強制終了させる。
「お、お前っ……接吻はダメだろっ……!」
「何で?」
「これはっ……恋人同士でヤるものだっ……///」
「……ま、セックスもそうだと思うけどね」
「う……」
「一回しちまえば、もうそういうのもいいだろ?キスくらい、飽きるまでヤラせろよ」
「やっ……」
ムニュッと両頬を押さえてやり、隠岐奈の顔を真正面から見据える。焦っているようだ。しかしこうして見ると、随分と綺麗な顔をしている。
焦り、狼狽える様は年頃の少女に見える程だ。
「隠岐奈は俺ん事嫌い?キス対象には見れない?シたくない?」
「し……したくないわけじゃ、ない……けど……でも……」
「んじゃOKじゃんか」
「────!」
言わせてから改めて唇を奪う。すると、本心を言ってしまったからかもう抵抗はなく、隠岐奈は可愛らしく唇を押し付けてきた。
……そればかりか、俺に飲まれたペースを取り戻そうとでも考えているのか、拙いながらも舌を挿入してきた。しかしその先はどのようにすればいいか分からないようで、舌を俺に挿入してきたくせに、何もアクションを起こさない。
俺はそんな隠岐奈の舌を吸ってやり、舐めて、今度はこちらから隠岐奈を攻めてやる。
すると途端に膣壁の抵抗が弱まり、濡れたのか滑りが良くなった。もう少しだけ彼女とキスしていたかった気持ちもあるにはあるが、濡れているうちにピストンしてしまおうと思う。
「んっ……う、んっ……あっ……♡」
「そっかー……指で触れる所か。隠岐奈は手前が好きなのかな。けど俺は奥が好きだな。奥の方が好きになるように、奥ばっか攻めるね?」
「やって、みろっ……!く、んっ……弱い、所を攻めないとっ……処女の、ことなど……イかせ、られない、ぞっ……!」
「処女だったんなら……隠岐奈、今までにかなり自慰してたんだ。血が出ない事は置いといても、ブチブチ感無かったし……割かし解れてたよ」
「そりゃっ、んっ……性欲、あるからなっ……!たまには、自慰くらい、するよ……んっ……」
「これからはムラムラしたら俺を呼んでよ、すぐ相手するよ?」
「ふんっ……なら、私の相手に……相応しいか、証明、してみせろ……!イかせてみろっ……♡」
俺の首に手を回したと思えば、途端に挑発的な目付きになる隠岐奈。そんな目をされると、折角もう優しくシようと思っていた気持ちが雲散霧消してしまう。
「……ピストン中さ、お腹の上を優しく圧すると気持ちいいんだってさ」
「へ?……ひゃぁんっ♡」
「お、ビンゴ♪」
上から圧する事で、膣の中ではより強く膣壁と肉棒が擦れ合う事になる。快感が増すのは、最早言うまでもない。
「隠岐奈、わかる?子宮口がチュッチュと亀頭に吸い付くようになったよ?離す瞬間磁石みてーにくっ付いてきてるのがわかるよ」
「言わ、ないでっ……わかっ、てる、から……♡やぁっ♡ そこぉっ♡ 擦っちゃだめぇっ……♡」
「子宮口の上だよ、ココ。……そうか、隠岐奈は手前が好きなんじゃないんだな。手前の快感しか知らなかったんだ。奥、気持ちいいでしょ?」
「キモチ、イイっ♡ そこ、もっと♡ もっと強く♡いっぱい、ドスドスってシてぇっ♡」
「締め付けキツっ……隠岐奈、もしか────」
「〜〜〜〜〜〜ッッ♡♡」
ピストンを強めてからほんの数秒後、隠岐奈は声にならない掠れ声を上げたかと思うと、全身を使って抱きついてきた。頭が抱えられているので彼女の胸で息苦しくなってしまう。
ビクンビクン、と繰り返し大きく痙攣したかと思うと、脱力して俺の上に倒れてきたので、少しピストンを中断して、彼女を起こす。
「……イッたっしょ?」
「……イッて、ない……♡」
「じゃあ動くよ?」
「やっ♡ ま、待ってえっ♡ 今、はっ、だめぇっ♡アソコ、敏感に……なってるっ♡ だめっ、てぇ♡言って、るのにぃっ♡♡」
「早くイかせないと。俺がイきそうだからね」
「い、イッた♡ も、もうイッたから、まってぇ♡きゅ、きゅーけ、させ、てぇ♡」
「じゃあ、約束通りこれからも俺とセックスしてくれる?勿論、他の人には秘密」
「すりゅっ♡ すりゅから、いまはっ♡ ちょ、と、まってぇ♡ またイッちゃう、からっ♡♡」
「俺がイクまで我慢して」
「っっ────!ひどいっ♡ この、きちくめっ♡おにっ♡ あくまぁ♡」
「イクよ隠岐奈、子宮口開いて受けろっ……!」
「イクッ♡ 賢者、にゃのにぃ♡ むり、やりぃっ♡イカされるぅ♡ イク、イクぅぅぅっ♡♡」
絶頂したか、再び強く抱きついてきた隠岐奈。今度は俺も彼女を抱き締めてやり、それと同時に奥の奥へ射精してやった。一発目は濃い。そして大量だ。隠岐奈がその気ならば、早めに受精するだろう。
◆
「……お。受精したぞ」
「早っ!?」
初中出し以降、何回かヤってて疲れた俺達は、全裸のまま布団に横になって休んでいた。すると隠岐奈が唐突にそんな事を言うので、目を剥いて驚いた。
「確かに早いな。子宮が降りてきていたからか?それとも精子が強いのか……」
「一番濃くて一番強い一発目から中出ししたからかも?それにしたって早いなー……人間とは全く違うでしょ。というか、受精したの分かるのな」
「神だからね」
「理由になってんのかよそれ」
さぁねぇ、と言って隠岐奈は笑う。こんな事を思って良いのか分からないが、彼女の笑顔をこう間近で見ていると、何だか可愛らしく見えてきてしまう。
するとおもむろに、隠岐奈は言う。
「じゃあ産むぞ」
「はっ?は、早すぎじゃんか、どういう事だよ」
「ふふ、本来神とはセックスという過程を経ずに神を産めるんだぞ?妊娠したとてそれは同じ事。妊娠する為にセックスしたんじゃない、我が子が欲しいからセックスしたんだからね」
子宮の辺りが淡い白い光を放ち始める。すると点のようだった光は少しずつ大きくなり、やがて質量を持つようになったか、隠岐奈はその両手で光を抱き締める。
光が収まると、腕の中にはミニ隠岐奈が居た。赤子ではない、ロリだ。見事な幼女だ。人間年齢ならば5、6歳……妖精ほどの幼さだ。
「無事に産まれたよ。私に似せたからか、本当に可愛らしいな。抱いてやってくれ」
「生まれつき服着てるのな」
「何だ何だ、全裸の幼女を抱き締めたかったか?この変態め〜」
「…………」
全裸の隠岐奈と、服を着た幼女隠岐奈の対比が素晴らしい。腕の中ですぅすぅ眠っている新たな我が子を見て、ふとそう思った俺は、きっと親に向いていないだろう。
「人並みの知能はあるし、人並みの強さはある。ただ、優しいお前としては、『家族の温かみ』を教えてやりたいだろうし……身内間のイベントがあれば、この子も連れて行ってやってくれ。社会勉強の意味もあるがね」
「でもそれじゃ隠し子の意味が……」
「安心しなさい。私の秘神としての能力をフルに使えば、まるで昔から居たかのように違和感なく周囲に溶け込めるからね。誰からも姿を見えなくさせる事も出来るが、それじゃあこの子が可哀想だろう?」
「まぁね。でも、違和感なく周囲に溶け込めるの意味がよく分からないんだが……」
「そうだな……無意識の妖怪と似たような性質と思ってくれて構わない。いつの間にか紛れ込み、いつの間にか居なくなっている。しかしそこには確かに存在していたんだ」
「けど、こいしと違って万人に認識できる、と。そういう事?」
「そういう事だ。こうすれば、完全なる隠し子が可能というわけだ。『隠す』というのは、なにもただ
「そっか……。でもあれだな、娘達を騙すのは、ちと気が進まねぇな」
「だが言う事は聞いてもらうよ。ヤる前にお前が言い出した事だからね。さっき言っていたろう。この件に関しては隠岐奈の言う通りにする、と」
「……そうだね」
「他の神々にも私の能力は通用する。本当の事を知っているのは私とお前のみだ。まぁ、せいぜいこれからも仲良くしようじゃないか」
「ああ。……ところで、名前は?」
「名前はつけない。名前の無い、まっさらな状態こそが『神』なのだ」
「そりゃねぇだろう。隠岐奈にだって隠岐奈って名があるじゃあないか。名付けたって神としての性質なんてそう変わらないだろう、名前くらいは付けようぜ」
「……ふむ。この私の子だからな、ちょっとしたことで神徳が歪んだりはしないだろうな。では、気は進まないが、名付けようか。この子は
「もしかしなくても、
「そうだ、よく分かったね。私の後戸の能力は、本尊仏である阿弥陀仏の裏側、堂の後戸に控える存在として奉られたことに由来している。つまり私と阿弥で裏表なのだよ」
「だと思ったよ。隠岐奈について調べたことあるから、阿弥と聞いてすぐピンと来た」
「……?私について?」
「正確には『摩多羅神について』だけどね。力を貸してくれるってのに、俺が隠岐奈について何も知らねぇんじゃあ、失礼に当たると思ってよ」
「そういう所はお堅いよねぇ。まぁ、なんだ……ありがとうと言うべきだな、こういう時は……。そういう行動は素直に嬉しいよ」
「……ケッ、別に隠岐奈の為じゃあねぇかんな」
「はっはっはっ、そうかそうか」
────そうか。過去には隠岐奈を憎み、ある一瞬だけは「殺す」と本気で思ったのに、あとで母さんに治癒を頼んだのは……もしかして俺は、あの時点で既に、心のどこかでは隠岐奈に対して恋慕していたのかもしれない。
良くも悪くも純粋で、二童子に対しては狂気を求めるくせに、自身は全く狂気の無い、胡散臭さなんて感じられない、隠岐奈のことが……。
その純粋さに己を重ね、知らず知らずのうちにシンパシーを感じていたのかもしれない。だからこんなにも彼女への態度が変遷していったのか。
しかし、余計な事は言わないでおこう。賢者と俺なんかが、釣り合うはずがないのだから……。