※この作品はR-18です。

吸血鬼人間の幻想生活   作:エスカルゴ・スカーレット

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大掃除

「はぁ〜……だっるぅ……」

 

「屋内1人でもダルいんなら、納屋を1人でお願いしたいんだけど?」

 

「げっ、居たのか霊夢……」

 

「トイレ休憩くらいさせてよね。後は頼んだわよ」

 

「うい……」

 

 年末も近くなり、俺は博麗神社の屋内の大掃除をしている。俺は屋内、霊夢は本堂、子供達は納屋や境内を担当している。

 担当を分ける。それはいいが屋内担当というのがかなりキツい。というのも、窓拭きから畳の掃除、トイレ掃除まで含まれているからである。やる事がとてつもなく多いからダルいのだ。しかも、たかが掃除だからと分身は禁じられている。……キツイ。

 

「分身でも気配とかで察せるもんなぁ〜……あーあ、どうしたものかな」

 

 考えた末、まず寝室の整理から始める事にした。布団が2つ畳まれていて、服を片付ける押し入れの空間がある程度だ。

 ここには紫さんから融通してもらった服や物品、そして夜の玩具等が片付けられている。寝室にあるということは、そういう事だ。

 そういえば、今夜は博麗神社に泊まる日だ。なら今夜は、久しぶりに霊夢と玩具で遊ぼう。最近は肌寒いので、夜の営みも無くなるか少なくなってきたところだ。久しぶりに良い刺激になるだろう。

 

「……あれっ?ひぃふぅみぃ……んん……?あれぇ……?ローター無くねぇ?」

 

 博麗神社にはローターを4つ置いているはずだ。両乳首用に陰核用、膣内用の4つだ。しかし今は、3つしか置いていない。……まさか霊夢が、自分から焦らしプレイを始めたのだろうか。トイレ休憩だ、とでも言って、ローターを装着でもしていたのか。

 いや……そんなはずはない(・・・・・・・・)。

 霊夢がそんな痴態に自ら走るとは思えない。故に有り得ない。霊夢は、俺が頼みに頼み込んでやっとローターを使ってくれるからだ。

 

「ひぃふぅみぃ……うん」

 

 バイブも3本ある。ギャグボールもある。そしてローションもある。前回使用した量から特に減っていない。やはりローター、これだけが足りない。

 

「……ま、いっか」

 

 後で霊夢に聞くなり襲ってみるなりして、真偽を確かめてみるのが良さそうだ。

 先程は「有り得ない」と考えたが、やはり最近は夜の気温の関係でご無沙汰気味だったので、彼女もムラムラしているのだろう。100%有り得ないとは言い切れない。

 

 

 ◆

 

 

 暫く掃除を続けた。トイレも探した。キッチンや勿論のこと、炬燵の下も探した。しかしそれでも、ローターは見つからない。

 その時、ヴィィィィ……と、どこかで聞いたことのある音が聞こえてくる。そう。俺が探していたあのエロアイテムの音。ピンクローターの音だ。それは子供部屋の方から聞こえてくる。

 大方、紐がついた玩具が大好きな霊魔が、アレをどこからか発見して遊んでいるのだろう。

 

「おい霊魔ぁ、そいつぁまだ早ぇ……ぞ?」

 

「……あ…………」

 

「…………………………ごめん」

 

 ピンクローターを使っていたのは霊愛。パンツを片足だけ脱いで畳に寝転がって、M字開脚しながらローターを陰部に……クリに当てていたのだ。

 俺は一言だけ謝りすぐに襖を閉めた。俺は自慰の途中に親に突撃された試しが無い。だからこういうときにどう行動すべきか分からない。

 故に、さっさと閉めるのが正解だと踏んだ。

 子供部屋に背を向け足早にその場を去ろうとしたその瞬間、サッと襖が開く音がした。しばかれる。そう察した瞬間、全身の力が抜け、俺は前のめりに倒れてしまった。

 

「お父さん、こっち来てっ!」

 

「れい…………」

 

 大きな声も出せないような脱力具合だ。そして、倒れてから気が付いたが、俺の足には霊愛の御札が貼られている。俺の身体能力を封じる為の処置だ。

 そして当然の如く能力も封じられている。つまり今の俺は人間レベルか、それ以下だ。半妖、しかも吸血鬼の血を引く霊愛に勝てるはずがない。

 

「霊、愛……やめ……」

 

 というより力が入らない。人間レベルかそれ以下とかいう次元ではなく、腕すらも上がらない。軽い金縛りにでも遭っているかのようだ。

 

「最悪……お父さんに見られるなんて……!」

 

「悪かっ、た……。誰にも、言わない……から……」

 

「嘘。お父さん、嘘下手だもんね。知ってるもん。これから私に対する態度が変わって、お母さんにも霊麗にも、いや、魔理沙や他の奴らにも察せるほどあからさまに変わるよ、お父さんだもん。だよね?お父さんって、態度にも表情にも出やすいもんね?そうでしょ?」

 

「いや、今は、そんな、事は……」

 

「『そんな事は』じゃない、お父さんはそう(・・)なの!そうでなくっちゃダメなの……。だって、だって……お父さんは…………お父さん、だから……」

 

「ひ、ひとまず、落ち、着こっ、か……」

 

「だからねお父さん。お父さんだけじゃなくって、私も変わらなくちゃダメだよね。そうすれば不自然じゃなくなるよね。そう思うでしょ?思うよね?」

 

 どうやら、自慰を覗いたことによって完全に混乱してしまっている。漫画で言うならグルグルの目になっているだろう。

 すると霊愛は、畳に転がる俺の股間に手を当て、スリスリと撫で始めた。不幸中の幸いと言うべきか全く勃起はしていない。

 

「やめろ、霊愛っ……くすぐっ、たいっ……」

 

「勃起はしてない、か。別にいいもん、お母さんがヤるみたいにすぐおっきくさせてやるんだから」

 

「やめろ、何、考えて、んだ……!」

 

「うるさいな、口も塞がないとダメかな?御札ならまだまだあるんだけどね?お父さんは黙ってちんぽ勃起させてればいいの。分かったら黙ってなよ」

 

「黙るか、っての……!お前、自分が……何を、しているのか……わかっ────」

 

「黙ってろっての。日本語分かんないの?いつからそんなバカになったの?私のお父さんは、そんなにバカじゃないよね?」

 

「っ!!んー!?んんんんんっっ!!?」

 

 口に御札を貼られた。口を必死に動かすが、全く剥がれる気配は無い。それもそうだ。これを剥がす為には術者──つまり、霊愛より強い霊力を持っていなければならないし、もしくは殺すしかないからである。

 ガムテープだったら口に貼られてもノーハンドで剥がした経験はある。あの時は、舌で無理矢理唇をこじ開けて隙間を作って、その隙間から唾液を唇とガムテの間に流し込んで粘着力を弱めて、舌や口を動かし続けてどうにかして剥がしたものだ。

 けれども、御札だとそうもいかないらしい。

 

「鼻までは塞げないんだからいい加減に黙ってよ。お父さんは黙って私に犯されればイイの」

 

「んんっ!?ん゙んんんん!!んん゙っ!!」

 

 ズボンとパンツを下ろし俺の股間に顔を埋めた霊愛は、躊躇いなく萎びた愚息を舐めた。すると、柔らかい息子は、ぴくっと反射的に動いてしまう。

 

「あはっ、やっぱり反応してんじゃん。これじゃ、すぐ勃起するかもね。……見て覚えたんだから、覚悟しなよ?私の処女、お父さんにアゲルからね♡」

 

 そう言って舌なめずりをした霊愛は、その小さな口で、自分の唾液に濡れた愚息を、丸ごと咥えた。その熱さとヌルヌルと動く舌の動きに、やがて俺は娘を……霊愛を相手に、勃起してしまった。

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