魔理沙がシャワーを浴びている最中、俺は1人でクッキーを食べたりお茶を飲んだりして彼女の戻りを待っていた。けれどもそんな時に、ムラッとある考えが湧いてきた。
即ち魔理沙のシャワーに突撃してやろうという、誰が聞いても明らかなほどに邪心に塗れている考えである。どうせヤるなら裸なんて隠しても無駄だ。初めて見るのが遅いか早いかの違いしかない。
思い立ったら即行動だ。服を脱ぎ、一応創造したタオルを腰に巻いて、浴室に突撃してみる。
「入るぞー」
「はっ!?うおっ、おわぁあっ!?」
「おっ……とと……」
見事に足を滑らせフワリと宙を舞う彼女の身体を床スレスレで受け止めることに成功。不意にお姫様抱っこのような体勢になってしまったが、魔理沙は特に嫌そうな顔を見せない。というより、まだ少し惚けていると言った方が正しそうだ。
足をつけて立たせるまで、魔理沙は何も言わずにされるがままになっていた。
「大丈夫か?」
「あ、ああ……ありが────って今のはお前のせいじゃないか!なんで入ってきてんだよっ!」
「声響くから叫ぶなよ。聞こえてっから。えーと、ボディソープはこれか?」
「ああそれだ。……じゃなくて!何当たり前のように入ってきてんだよ!こちとら全裸だぞ!?」
「魔理沙。どうせこれからヤるのに今更羞恥心か?大丈夫だよ、ヤるなら丸見えになるんだし。もっと恥ずかしい部位もな」
「……言いたい事は色々あるが、まぁ、もういいや。抵抗するだけアホらしくなってきた……。まぁお前の言う通り、どうせヤるなら遅かれ早かれ見られるんだもんな……」
「そうそう。だから触っても変わんないってワケ」
「ん?……ひゃあっ!?」
浴室を出ようとする魔理沙に後ろから抱きついてみて、ついでに胸にも軽く手を乗せてみる。あまり主張の激しくない乳首に小さな丘のような乳房……。寄せても寄せても、これでは挟めなさそうだ。
身長が違いすぎるので比べにくいが、下手すればカップ的には巫月とあまり変わらない気がする。
「ちょっ、と……何触ってんだ、このっ……!」
「暴れなさんな、またコケるぞ」
「いや胸を揉みながら言うことかっ!クソッ、腕が外れん……ビクともしない……!怪力すぎんだろ!」
「これが吸血鬼さ。血ィ吸われたくなきゃ大人しく揉ませな?」
「っ……さっきまで乗り気じゃなかったくせに……!途端に態度変えやがって、コンニャロめ……んっ……あ……ふあぁッ……」
「息漏れてるなぁ?どうしたどうした」
「お前なぁっ……触り方ぁ……ヤラシイんだよ……!」
どうやら、胸が少し弱いらしい。そこで、抵抗が弱まったのを良いことに耳に息を吹きかけてみる。身体を震わせ、肩を竦め、ピクピクと乙女な可愛い反応を見せてくれる。
「俺が洗い終わるまで……風呂に入って、待ってて?沸かしてあるんだろ?」
「……わかったよ……」
抱いて揉んでいた手を離すと、魔理沙は大人しく浴槽に浸かる。やはり胸が見られるのは恥ずかしいらしく、バスタブに顎を乗せるように隠れている。
そこまで深い浴槽でもないようで、魔理沙はただしゃがむようになっている。背中が丸見えだ。白く透き通るような肌というのは、きっとこういう肌に大して使う言葉なのだろう。
「綺麗な背中だな」
「そ、そうか?……初めて言われたぜ、そんなこと。そういうお前こそ、男にしちゃあ綺麗なお肌してるじゃんか。女装すれば女の子になれるぞ」
「そう?あんがとよ」
「やっぱりさ、気ィ使ってんの?肌とか……」
「まーね。肌見せる機会、多いし」
「ハハッ、だろうな。毎日だろ?」
「大会前以外は毎日だな」
「疲れないのか?いや、飽きないのか?」
「疲れるけど飽きはしないかな。俺、『足ることを知らない』からさ」
「ほーん……。それにしても、そんだけ肌とかに気を使えるんだから、人間の頃からさぞかしモテてたんだろうなぁ」
「ンなワケあるかい。イケメンでもねぇのにモテるワケねーだろっての」
「ふむ、確かに顔だけなら香霖の方がイイしな」
「……」
「でも蘊蓄を語ってばかりだから、きっと奴は婿の貰い手は無いだろうな。私もだが、一生独り身だ」
「魔理沙は結婚できるだろ、将来的には」
「できないね。私にその気が無いから」
「ほーん。研究するのもいいけど、少しは恋愛事に現を抜かすのもいいぜ?」
「ハハッ……恋愛事に現を抜かしてる奴が言うと妙な説得力があるなぁ。……もしかすると、パチュリーやアリスが妙に成長したのは……『愛』を知ったから、なのかな……?」
「イイ線いってるかもな、その推理。だけど、もしそうなら、魔理沙が俺といくらセックスしようとも変わんないと思うね」
「……そう、だな。それじゃあ、さ……練習というか何というか……恋人のフリ……してくれないか?」
「そこまでするぅ?もしかして魔理沙、既に大事な何かを失ってないか?」
「失ってないぜ。……好きでもない奴と付き合うのは本当なら嫌だけど、数多の女を侍らせているお前とだったら、何かが見えてきそうな気がするんだ」
「……そんな事を頼む時点で失ってるよ、多分」
「失ってないよ。……な?勿論、お前の時間を貰うんだからさ、それなりの対価は用意するから!」
「ンなモン求めちゃいねーよ。俺に彼氏のフリとかしてもらいたいってのは、まァいいけどさぁ……」
「それにさ、もしフリをするんならお前だって私に対する態度を変えるんだろ?そしたら魔理ちゃん、お前に惚れちゃうかもだぜ?」
「無い無い。俺ら、俺が幻想入りしてからずっとの付き合いだぜ?今更恋愛関係に発展するかよ?」
「パチュリーとお前だってそうだろ。何なら私よりあっちの方が恋愛関係じゃない付き合い長かったんじゃないか?」
「あー……言われてみりゃ、そっか」
「だろだろー?だから無きにしも非ず、だよな!」
相変わらず魔理沙の狙いは読めない。本当に強さだけを求めているなら、俺に頼るという回りくどい方法なんて選ばないはずだが……。
姉ちゃんをフッてしまったという、魔理沙なりの罪悪感から逃げているのだろうか。
「よし!じゃあ今から私とお前は仮の恋人同士な!よろしくなぁ〜エスカルゴ〜」
「あ、今から?なら……セックスも恋人セックス?」
「……?それ以外にあるのか?」
「そりゃあそれ以外にもあるよ。セフレセックス、恋人セックス、夫婦セックス、性奴隷セックスに……搾精プレイに疑似近親相姦とかかな。レイプは除外するとして、常用セックスはこんなもんか……?」
「せ、セックスセックス連呼するなよっ!てか常用セックスってなんだよ!?」
「常用漢字みたいな?……つーかセックスって単語に反応するとか子供かよ」
「お前に言われたくはないぜ!」
「ふぅん。……お待たせ、魔理沙。洗い終わったし、ベッド行こーぜ」
「あれ?お前はお風呂入らないのか?」
「んん?……あー、終わったらでいいかな。あとで、一緒に入ろうか」
「一緒にッ!?……あ、あぁ……そ、そうだな、恋人だったらそれが普通、なんだよな……!」
「そうそう」
魔理沙の手を引いて浴室を出る。濡れてる身体はそれぞれが拭くが、こういったシチュエーションに慣れている俺の方が早く拭き終えたので、一足先に寝室に行かせてもらう事になった。
やがて、その1、2分後に魔理沙も遅れて寝室にやってくる。下着だけ着ているようだ。そして既にタオルを取り払った俺の股間は、敢えて見ないよう目線を気持ち上の方に固定しているようだ。
「ヘェ、脱がせてほしいの?思ったより積極的ぃ」
「じ、自分で脱ぐからいいぜ……」
「着てる時は彼に脱がせてもらうモンだぞ〜?」
「そう……なのか?なら……うぐ……でもなぁ〜……」
「もう触ったんだから変わらないだろ?」
「……うーむ。それもそうか」
「割り切るの早えーよ」
今ふと思ったが、魔理沙、言いくるめやすすぎる気がする。もしや、少しでも彼女に「ご尤もだ」と思わせられればどんな内容でもいいなりになるかもしれない。
「もしかして疑ってる?」
「へっ?いやいや疑ってはいないさ、こういう事はお前の方が先輩だしさ。それに……何だかんだ言って優しいお前だし、無知な私を利用してアレコレ企むような事はしないだろ?」
「……優しくねーっつの。どいつもこいつもなんで俺なんか……」
今まさにそれを企んでいた俺の心にグングニルが貫通した気がする。もしそれが彼女の本心ならば、誠心誠意……魔理沙の彼氏になりきってやろう。
「……どうした?」
「さ!恋人らしくイチャラブエッチしよーか!な、魔理沙!」
「っ!?」
「ほれほれ、いつまで立ってんの?ベッド来いよ、フカフカしてて座り心地最高じゃんコレ」
「へへっ、そうだろ!……えっと……」
「どうすればいいのかって?隣に座りなよ、あとは流れに身を任せる的な?まー俺に任せな!」
「わ、わかった……っ!」
少々わざとらしい笑顔で話してみる。彼女は俺の
「恋人エッチする時の顔」を知らないので、少しは普段と違う顔を覗かせても問題無いワケだ。
おずおずと隣に座る魔理沙の肩を抱き、接触する面積を徐々に増やしていく。魔理沙の目を覗き込むように目を合わせてやると、それに気付いた彼女も目を合わせてくる。
微笑みかけてやると、照れるように目を逸らす。案外ウブな反応を見せるものだ。
「脱がすよ?」
黙って頷いた魔理沙。軽くハグするように身体の距離を縮め、背中に手を回すなり、パチンとブラのホックを外す。キャミソールかと思ったら、意外と普通のブラだった。幻想郷なのにブラ?だなんて、変な事を考えるのはやめよう。いつもの事だ。
「照れてやんの」
「照れてなんか…………いや、照れて……ます……///」
「ふふっ……なんでそこ敬語よ?俺らの仲じゃん」
「ま、まーな……っ!?」
尚も目を泳がせる魔理沙の頬をムニッと押して、無理矢理にこちらを向かせる。すると一気に耳まで顔が赤く染まり、唇がワナワナ震えるようになる。
「ま、待ってっ……き、キスは……だめだっ……!」
「恋人だったら普通なんだけどな……。まぁ、嫌なら仕方ないか」
「嫌ではない……けどさ……恥ずかしいんだって……!」
「……可愛いな」
「ななっ……なんだよ急に……?」
「キスで恥ずかしがってちゃ、セックスなんて到底無理だと思う。……今なら引き返せるよ?」
「つ、続ける……!キス、する!」
「魔理沙……」
「ひゃっ……足触る必要は無────」
肩を抱いたまま、空いた手で太ももを撫で、少しそちらに意識が向いた所で一気に唇を奪う。流石にその瞬間は身体が強ばる魔理沙だったが、ギュッと目を瞑り、唇を強く押し付けてくるようになった。どこかのロリ巨乳妖精よりもぎこちなさがある。
肩を抱いていた手で頭を撫でると、口を離す合図だと思ったのか、「ぷはぁっ」と潜水を終えた後のように呼吸を再開した。
「息止めてたの?」
「だって……上手く呼吸が……できなくってさ……」
「安心した。口臭でもしたのかとドキッとしたわ」
「無臭だったと思うが……」
「だよな?良かった。……じゃあさ魔理沙、もう1回キスしてみようか」
「ふぇあっ!?い、一度じゃダメなのか……!?」
「んーん、何度でもだ。俺が飽きるまで、ね」
「い゙っ……!?ま、まさか次は、ディープキスでもするつもりなのかっ……!?」
「そのつもりは無かったけど……シてみる?」
「………………シてみる!」
「じゃ……力抜いて。そう、ギュッと目ェ瞑らないで自然体でね。俺の真似してみて。……そう……」
次は、肩を抱くのではなく優しくハグしてみる。すると、震えながらも魔理沙も俺の背に手を回して抱き締めてくれた。まだ早いと思うが、教えるなら早い方がいい。まっさらな方が染めやすいのだ。
「入れるよ。呼吸して。無理そうなら離して」
「っ……!」
浅く舌を入れてみる。唇同士の接地面のみを軽く触る程度に舐めてみる。慣れない内はそっと、だ。ガッつきすぎても失敗するだけ。もしそれが彼女のトラウマになれば、元も子もない。
「はぅ……んう…………は、ん……ぁ………………」
「……」
(まだ続けるのか?頭クラクラしてきた……。なんだこれ、酸欠……?いや……痺れてる?ともかく……少し休憩したい……っ)
「!」
彼女がグッと俺の胸板を押してきたので、キスを終える合図だと受け取った。ネットリと舌を絡めるディープキスを終え、銀の糸で2人を繋ぎつつ舌を離すと、魔理沙はすっかり火照った顔で、深呼吸を何度も何度も繰り返している。
「大丈夫?」
「大丈夫、だけど……コレ、案外疲れるんだな……」
「まーね。でも今は変に力が入ってるからかもね、慣れれば10分はデキる。今のは1分にも満たないしまだまだだな」
「長っ!?」
「喉がめちゃくちゃ渇くから、オススメはしない。長すぎんのは俺ももうヤリたくないね。あの時は、流石の小悪魔もバテてたし」
(小悪魔とヤッた時のことなのか……)
「……で、どう?少しは緊張解れた?」
「あ、あぁ……お陰様で……」
「そっか、じゃあ……」
「────ッ!!」
「あー……あったか……」
「え……ぁ、う…………な、なんで……」
「?」
今度は少し強めにハグしてみる。やはり、身体が密着するハグは温かくて気持ちいい。魔理沙は少しドギマギしているようだがそれもまた可愛らしい。
それから、彼女の両肩を掴んで、優しくベッドに倒してやる。身体の向きも手際良く修正、その上に覆い被さる。すると魔理沙は俺の股間にぶら下がるモノを見るなり、急に焦り始めた。
「ひッ……!そ、そんなの無理無理無理無理……!」
「ロリでもギリ入るんだからヨユーヨユー。まぁ、軽〜く解すからね、そこは安心してよ」
「解すってどうす……ひぅっ!?」
「パンツにも地味にシミ出来てんじゃん。初めてでこんなもんなら……まぁ、上出来だよな」
「あッ……くひっ…………ん……ふ、ふぅっ……」
「なぞるだけで腰浮いてんじゃん、エロいなー」
「ちがっ、これは勝手に……」
「指、入れるね?」
「えっ────ひゃああぁっ♡」
「お、ニュルンと入った……腰浮かせすぎだってば」
「あっ♡ な、そんな奥、イジッたら……あ゙っ♡」
パンツをズラして人差し指を挿入。しかしすぐにビクンと魚が跳ねるように身体を震わせる魔理沙。まだ人差し指1本を入れただけなのだが、どうやら軽く達したらしい。
「ん、ちょっと甘いね」
「そんなの舐めるなよぉ……」
「折角のラブジュースだ、舐めなきゃ勿体無いよ。それに、いつもの事だし」
「そ……そうなのか……。でも、恥ずかしいな……私の液が舐められるなんて、そんなの……」
「でもやっぱり、ジュースはサーバーから直飲みがイイよね」
「?」
「パンツ、脱がせるよ?」
「……ッ!わ……わわ、わかった……でもジロジロとは見ないで……きゃあぁ!?」
「おいおい」
パンツを真っ直ぐに脱がせてやると、糸が何本か伸びているのが見える。脱がす途中にそれを綿飴のように指に纏わせ糸を切り、パンツを足から外す。
膝を掴んで股を開かせてやると、珍しく魔理沙が悲鳴を上げる。何だかもう、珍しいこと尽くしだ。
「みみみみ見ないで見ないで見ないでぇっ!」
「無理」
「や、ヤるなら早くしてぇっ……!こ、こんな恥辱、私には耐えられそうにないっ……」
「なんか悪役みたいになってねーか?俺……」
「ひゃうっ!?」
指を2本挿入してみると、案外すんなり入った。キツいしスジに近いように見えるが、やはり少女の膣は幼女とは違うのだと思い知らされる。
「舐めてみるよ?」
「舐めるってまさか……おいっ、やめろ変態っ!」
「褒め言葉と受け取っておく」
「やっ、やめてっ……い゙やぁあっ……♡」
先程まで俺にマスパや星弾幕を撃ちまくっていた少女とは思えない嬌声を上げる。
彼女の綺麗な陰部は、こちらが舌を這わせる度に可愛らしく跳ねるように動き、軽く腰が浮くようでまるで自ら陰部を俺の口に押し付けてくるかのようだった。
「あ゙っ……んひっ、こ、こんなのっ……うぁあっ♡♡んぐっ……ふぁあ……♡」
「気持ちい?」
「喋っちゃ……ん゙あ゙あぁっっ♡♡」
軽く潮を吹いた。しかし魔理沙の顔が快楽に歪むことは無く、寧ろ申し訳なさそうな、焦った表情になってしまった。
「ごっ、ごめっ……顔に掛かってっ……」
「ンなことでいちいち謝んな」
「ふぎっ♡♡ あ゙っ、いあっ♡ 吸っちゃ、あぁっ♡な、に、これぇっ……♡♡」
イッた直後に畳み掛けるように舐めてやるとまだイッてもないのにビクビクと跳ねる。その度に胸がプルプル揺れるのがなんとも面白い。
「あっ……んぁっ…………くふっ、ん……あぁっ……♡」
「そこそこ濡らしたけど……心許ないな。ローション使ってみる?」
「ローション……?なんで手から……」
「ローションの
「うひっ……うあっ、ヌルヌルして……ひゃんっ……」
「んで、コッチにも塗りたくって、と……」
「ッ……」
ゴクッと喉を鳴らす魔理沙。目線はローションに濡れてテカテカと光る肉棒に釘付けになっている。本当はもっと解した方が良いのだろうが、さっさと彼女に挿入したくなった。
「挿れるよ?」
「う……うんっ……」
愛液溢れる蜜壷に亀頭を押し付ける。そのまま、吸い込まれるようにスムーズに挿入する。さっきのローションが効いているのか、処女膜以外の抵抗は殆ど無かった。
「くはっ……あ゙っ……」
「痛い?」
「い、たく、は……無、い゙っ……」
「痛くないんなら、もっとエロい声になると思うんだけどなー……まぁいいか、動くよ?」
「いい、ぜ……///」
「ん〜……やっぱローション効果凄いな……」
「あっ……くふっ、ひゃんっ♡……んふ……♡ はぁ♡」
「美味しく頂いたよ、魔理沙の処女」
「うんっ……♡」
キスしようと顔を寄せると、可愛らしく唇を突き出してくる。少女……というよりは幼女のようなそのウブな感じに軽く癒されてしまう。
そしてキスに伴い、膣の締まりが丁度良くなる。膣圧と前後のピストン運動により、余分な愛液や、ローションが溢れてシーツを濡らす。
「お……ん、イイ締まり……」
「だろっ♡ こ、この魔理ちゃんとエッチだなんて♡幸せな、奴めっ♡」
「はは、確かにそう、かもね……。どうかな魔理沙?気持ちイイ?」
「ん……あぁ、よく分からない……かな…………。でも、奥に触れる度……んっ……ピクッて、なるんだ……指で触れないから、かな……っ?♡」
「そうかもね。奥、好きになるように仕込むかぁ……覚悟しとけよー?」
「お前がそれ、好きなだけだろ……♡ んふ……はぁ♡はぁ、はぁ……はぅんっ♡♡」
初めては、ゆっくり大きく動く事に決めている。ゆっくり動くとそれだけ裏スジも沢山擦れるので、俺も普段より幾分かイキやすい。
「はぁ〜っ……あ、ふんっ……あっ♡ はひゅっ♡ あ♡んあぁあっ♡ や、ばい、これぇっ……♡ イクっ……♡イクぅぅっ♡♡」
「!」
また潮を吹き、肉棒が抜けそうになるほどに腰を浮かせる。両手で枕を掴んでいるのがとてつもなく可愛らしく見えてしまう。
若干目が上を向いて、ちょっぴり舌を出して喘ぐ魔理沙だが、彼女がイッたばかりであろうとも俺が腰の動きを止める事はない。いつもの如く俺がまだイッていないからだ。
「んはぁっ♡ ま、ってぇ♡ 今、まだぁっ♡ イッた、からっ♡ 休ませてっ……た、頼む、からぁあんっ♡」
「俺がイッたら、ね。そしたら休憩ね」
「んはぁっ♡ 容赦、無さすぎっ♡……早く、イケよ、このやろっ♡ わたし、をっ♡ 休ま、せろよっ♡♡」
「早漏だから大丈夫大丈夫」
ローションが多すぎたのか、まるで緩いような、そんな変な感覚に陥っていたのだが、軽く締まったお陰でもうそんな感覚は無い。
絶頂に向かって最後のスパートをかけるだけだ。
「……っ♡ 激しく、なったなっ♡ イきそうか……?♡私で、イきそうかっ……♡ イイよ、出しても♡♡」
「っ……中に出すよ、魔理沙……っ」
「うんっ……イイよ、キてぇっ……♡ ひぁっ♡ あっ♡そこ、グイグイしちゃらめっ♡ イッ……ん、はぁん♡また、イきそぉ♡ イカされるっ……♡」
「あ〜っ……イイ吸い付き……はぁ、魔理沙……っ」
「んあっ♡ す、好きっ♡ スキぃ……♡ も、もっと♡呼んでっ、くれ♡ 呼んで♡……ちゅう、してぇ♡」
「贅沢すぎだろ……魔理沙ぁっ……!」
「あ゙ぁぁ〜っ♡……はあんっ……♡♡」
「魔理沙ッ……」
「〜〜〜〜ッ!?」
首筋に噛み付き、ほんの少し吸血するのと同時に肉棒で子宮口を突き上げて、裏スジを擦りに擦って溜めた精液を一気に放出。
当の魔理沙はと言うと、声にならない声を上げて身体を弓なりに反らし、ビクンビクンとまるで岸に打ち上げられた魚のように身体を跳ねさせている。
蕩けた顔の魔理沙と唇を重ね、約束通り休憩することになった。息を整え、2人並んでベッドに横になる。それからも軽くイチャつき、風呂に入りまた身体を重ね、そしてその帰り際。
夜空に星が瞬くようになるのを見て、俺はついに帰宅を決意した。
「はぁ〜、人生ってのは分からないものだなぁ……。てっきり、私の彼氏になる男はモテモテのイケメンとかだと思っていたんだがなぁ」
「イケメンじゃなくて悪かったなコノヤロウ。てか彼氏じゃねーっての。フリだろ、フリ」
「まぁな。でも、なんか……やけにドキドキしたな。ヤッてるときのお前は……凄くカッコよく見えたよ」
「……そうかい」
「これが……恋ってやつ、なのかな……」
「緊張とか興奮してただけだろ。緊張と興奮と恋を勘違いすんな、吊り橋効果の亜種かよ」
「いや……多分そうだ」
「話聞いて?」
「私……お前のことが好き……かもしれない……!」
「おい」
「今度はフリじゃない、本当に付き合ってくれ!」
「Wait魔理沙」
「強くなる為とか、そんなのはどうでもいいから!私のドキドキを止められるの、きっとお前だけだと思うんだ!だってそうだろ?お前のせいでこんなに心臓が脈打って……ドキドキ、しちゃってさ……」
「うん、待って?」
「もう今から帰っちゃうんだろ?でもそう思うと……なんだか、よくわからないんだが胸の奥がズキッてするんだ……。だからこれは、一生のお願いだ…………ホントにもう少しだけでいいから……私と一緒に……居てほしい……!」
「……緊張してただけだよ。今はそんなにドキドキはしてないだろ?いつも通りのはずだ」
「いいや、今も変わらずだ!ドクン、ドクンって……酷く脈打ってる!でもお前が帰るって思う度……胸、痛くなるんだよ……本当にさ……」
「……」
「だから……もう少しだけでもいいから、私と一緒に居てほしい。何ならそっちの気が済むまで……その、エッチしてもいいから……///」
最初とは違い、真っ直ぐに目を合わせて言い切る魔理沙。本当なら、そろそろ姉ちゃんの方に行って魔理沙にフラれたケアをしたかったが……そちらは、今は諦めることにした。
また別の日にそちらに行くことにしよう。
「……わかった」
「そっか……そっか、へへっ、良かった……!」
照れくさそうに笑う魔理沙を見ると、思わず強く抱き締めてやりたくなった。そのまま欲望に任せて抱き締めてみると、少し驚いたようだが、魔理沙も俺を抱き締めてくれるようになった。
そして、抱擁を解くなり魔理沙は言った。
「今更だが……霊夢がハーレム許容派で良かったよ」
「……?なんで?」
「もしお前が霊夢と1対1で付き合って……結婚とかしてたらさ……今私がやってる事って、霊夢に対する裏切りじゃんか。私な、何があっても、霊夢だけは裏切りたくないんだ。ガキの頃からの付き合いだし大事にしたい友人だからな」
「……そっか」
霊夢がハーレム許容派なのは、自身が後から俺と付き合い始めたからに過ぎない。許容しなければ、今の自分は無い。それがあるから、霊夢は許容するしか無い。選択肢なんてものはハナから無いのだ。
「魔理沙とは、未来永劫ライバルか友達のままだと思ってたんだがな……」
「奇遇だな、私もだよ。でもま、こういう関係でも悪いこっちゃないだろう?」
「……まぁね」
「おいおい、何だよ今の間は?お前は魔理ちゃんが嫌いかー?」
「嫌いじゃないよ。……けど、恋愛的に見れるようになるには……ちょっと、時間かかっちゃうかもなって思ってさ。ごめん」
「たはは、謝られちまったぜ。でも、私をフるワケじゃないんだろ?」
「フラれたいの?」
「イヤそういうワケじゃない。……もしそうなったら結構傷付く。…………アリスには悪い事したな……」
「魔理沙は同性をそういう目では見れないんだろ?なら仕方ないよ。気に病まないで」
「でも……もしお前にフラれたら……やっぱり、心が痛むというか……」
「だから俺はこうしてハーレム状態になったのさ。フラれた方の心の痛みっつーか……傷付き方を、俺はよく知ってるつもりだから……」
「……人間の頃、か」
「ご明察。告ってはフラれ病んで、告ってはフラれ病んで……を繰り返したからな。だから、最初鈴仙に告られた時は戸惑ったよ。フラれたらどうなるかは察するに余りある。だけど断るしかない。なにせ、俺には既にフランとレミリアが居た。だが断ったら鈴仙が……あーあ八方塞がりだ、ってな」
「苦労、してきたんだな。今やっとわかったよ」
「俺なんてまだまだ。フランだよ、真の苦労人は」
「フラン?」
「最初の彼女にして最高の彼女。現状は、フランの許容によって成り立ってる。砂上のバベルだ」
「そっか……。レミリア以降は複数の彼女が居るのを前提に付き合い始めたから……」
「そゆこと〜。俺が傍若無人に振る舞えるのも全てフランのお陰なのさ。もしフランが俺を強烈に束縛しようものなら全てが瓦解する。……ま、そんなのはフランもよく分かってるからさ、平和の為にと色々苦労かけちまってるワケだ……あーあ」
「……フランに感謝しないとだな」
「ああ。感謝の気持ちだけはいつなんどきも決して忘れちゃならねーな、と思ってる」
「私もフランに礼を言わないとだな」
「……そう、だな。じゃ、俺は帰るよ。フランに礼を言うのは今度にしようか」
「ああ、初デートはフランに挨拶だな!……おっと、その前に里で買い物しなきゃかな。明日あたりに、久しぶりに里に降りるかぁ〜……」
魔理沙から出た「里」という単語に、玄関へ歩を進めていた俺の足はピタリと止まる。意図したものではない。あくまでも反射的なものだ。
そこで歩みを止めた理由に後から気付いた俺は、振り返るなり魔理沙に新たな話を切り出す。
「そうだ魔理沙。里で思い出したよ」
「?」
「俺と付き合いたいってんなら1つお願いがあるんだけど、いいかな?」
「ん……?何だ改まって。妊娠するなってか?お前、エッチ好きだもんなぁ……デキたらヤレないって?」
「そんなんじゃねーよ。……魔理沙は、もう人里には行くな」
「え」
「行くとしても、必要最低限の用事だけな。例えば自分の実家の様子を見に行くだとか、妙な壺とかを売りつけるとか、そういう事はもうするな。そんな用事では里に行かないでくれ」
「とは言ってもな……魔法使いとして生きるにしてもやっぱお金も必要だし……。いくらカレカノでもさ、そんな束縛はされたくないっていうか……あ、いや、もしがダメで、別れるって言うなら、守るよっ……」
「違うんだ。……俺は、魔理沙に死なれたくないから言ってるんだ」
「死なれたくない……って、そんな大袈裟な……」
「例えば、だけどよ。魔理沙の親父さんは魔法すら忌み嫌ってるんだよな?なのに、絶縁したとはいえ娘である魔理沙が魔法使いになっていました、全く老けてません……なんてことになれば、どうなる?」
「どうなるってそりゃ……公衆の面前で説教だな」
「ンな甘くねぇよ。殺すぞ。実の娘でもな」
「え…………いや、あはは……冗談キツイぜ……。いくらあの親父でもそんな事はしないさ……」
「……親を信じたい気持ちは、俺にもわかるよ。けどダメだ。言い方は悪いけれど……失礼なんだけど……せめて、親父さんが亡くなるまでは……できるだけ里に行かないでくれ」
「……なんでそんなに止めるんだよ。彼氏だからってそこまで私を強く束縛する権利は無いだろっ……!」
「ああ。だからこれはお願いなんだ。でもこれは魔理沙があの里で死ぬかもしれないから言ってるのであって────」
「いくらあの親父でも実の娘を殺すなんて事は絶対しない!他人のお前に何が分かるんだよッ!!もう帰れ、顔も見たくない!!」
「縦に頷くまで帰んねーよ、このままじゃ魔……」
「うるさい!出てけ!!」
転送魔法を発動させる魔理沙。次の瞬間には俺の身体は夜空に放り出されていた。眼下に広がる湖は俺が慣れ親しんだあの湖。霧の湖。紅魔館前にまで飛ばされてしまったらしい。
まるで幻想入り直後のように湖に落ちそうになる俺は、なんとか水面スレスレで飛び上がった。
「……チッ、魔理沙の奴……。嫌われちまったかな、早速……」
《急ぎすぎたのよ、カルちゃん》
《だって、もし魔理沙が親父に見付かったら……》
《焦る気持ちも分かるわ。本人が知らないだけで、魔理沙ちゃんは一度死んでいるものね。……それも、実のお父さんが指揮した魔女狩りで……》
《あの時、クソ野郎共を皆殺しにした後……確か全員生き返らせちゃったんだよね?そう記憶してるが》
《ええ。魔理沙ちゃんのお父さんも含めて、ね》
《思想とかそういうのはイジってないよな、確か》
《そうよ》
《ならダメだ。……歴史は繰り返すよ、絶対》
《今からでも遅くないわ。魔理沙ちゃんのお父さんだけでも、思想をイジりましょうか》
《ダメだ。魔理沙の実家は里では指折りの道具屋。そんな店主の態度が急に変わったら不審がられる。霊や妖怪の類に取り憑かれた、と周囲が判断すりゃ博麗の巫女に依頼されるかもしれねー。そうなりゃ嫌でも霊夢が、ついでに魔理沙も解決に乗り出す。ましてや魔理沙にとっては実父だし、躍起になって解決しようとするだろう。……魔理沙に優しく接するように思想をイジったとしても、周囲の人間達から不審がられるようじゃ、店の評判とかにも影響するだろうし……どちらにせよ不自然だと思う》
《……そうね……》
《俺が親父さんを殺すって手もある。……まぁ、気は進まないけど、事故死の方がまだ説明はつくよね》
《それはやめておいた方がいいわ。あなたの事だし彼女と接する時に態度に出ちゃいそうだもの》
《…………どうすりゃいいかな》
《もう……これしかないわ。彼女を見張るのよ》
《ストーキングか》
《スキマとかで見守るだけよ》
《…………》
仕方ない、と俺は溜め息をついた。彼女が人里に行くのは明日と聞いている。ならば、明日の朝から魔理沙をスキマを通して見守るしかない。
俺ができる事は2つだ。彼女を見守る事、そして祈る事。せめて彼女が、彼女の父親とエンカウントすることの無いようにと。
そして、俺は密かに後悔した。あの時、里人達の