※この作品はR-18です。

吸血鬼人間の幻想生活   作:エスカルゴ・スカーレット

817 / 1140
悪魔の甘言

「エスカルゴじゃないか!いつの間に来たんだ?」

 

「モルモーが時間停止をしてた時にね。安心して、もうモルモーは幻想郷には居ない」

 

「その含みのある言い方……さてはアンタ、アイツを殺してないわね?」

 

「ご明察、流石は霊夢。……別に殺さなくてもいいと思ったんだよ。アイツらは俺を探しに来ただけで、幻想郷に危害を加えようと思ってたワケじゃないんだからさ。結界に穴を開けたってのも、あくまでもそれは手段なのであって、最終的な目的ではない。それでも霊夢は、モルモーを殺せって言うのかな?もしそうなら殺しに行くけど」

 

「……んん……難しい所ね。でもアイツは、確かに、戦う前に狙いはアンタって話もしてた……結界の穴は塞げば大丈夫だろうしね。ドデカい穴じゃないし、塞がり始めてるみたいだし。魔理沙はどう思う?」

 

「うーん、そうだな、概ね賛成かな。思い返せば、あの吸血鬼達だって、積極的に襲ってきたワケでもなかったしなぁ……。寧ろこっち側が、侵入に対して敏感になりすぎていたのかもしれん」

 

「普段の異変だって、無闇に敵を殺してないしね。んじゃ、そういう事でこの件については終わりね。ところでモルモーはどこに行ったの?」

 

「強制的に魔界に飛ばしたよ。そしてモルモーは、魔界と幻想郷を繋ぐゲートの存在とか知らないし、往来する術も無い。大丈夫だと思っていいっしょ。多分な」

 

「うーん……そう簡単にいくといいけど、ね」

 

「やめろよ、霊夢が言うとフラグになっちまうぜ」

 

「それな。流石、魔理沙は理解(ワカ)ってる」

 

「だろだろ〜?」

 

「ちょっと、どういう意味よ」

 

「「そういう意味だ」」

 

 声を揃えて霊夢をイジると、分かりやすいほどに頬を膨らませ反抗。子供みたいで何処か可愛らしく見えてしまう。どう見ても、経産婦には見えない。霊夢にはいつまでもこんな少女っぽさを持っていてもらいたいものである。

 

「……エスカルゴは相変わらずねぇ」

 

「はい……良くも悪くも……」

 

「ああいう甘々な所も、時には欠点になり得るかもしれないわね。ま、いつか治るわ」

 

「だと良いのですが……」

 

 その後、全員で幻想郷各地をくまなく探し回り、眷属達を1人残さず発見した。モルモーを見逃した事により、これらの輩も妖怪の山にある穴から外の世界に帰しておいた。

 

 

 ◆

 

 

 モルモーが魔界にやってきてから数日後。

 魔界に飛ばされたモルモーは、フラフラと上空を浮遊するように飛んでいた。そんな中、ある少女がすっかりしおらしくなっているモルモーに背後から接近して軽い口調で話し掛ける。

 

「あっれぇ〜?あんた、ヘカテーんとこのモルモーじゃない?なぁんでこんなとこに居んのォ〜?」

 

「ッ……え、エリス様……!?」

 

「アハッ、様だなんてやめてよ〜、今はもうただの悪魔だしぃ?」

 

「…………」

 

 大悪魔のエリスだった。彼女もまた過去に神代のギリシャにて大暴れした過去を持っている。故に、モルモーとは当然の如く顔見知りであった。

 というのも2人共悪魔で、モルモーでも当時から大悪魔に相当する力を持っていたからだ。それでもエリスの方が神そのものの力があるということで、モルモーから見たエリスは、自分よりも更に格上の存在なのだった。

 

「で?なんであんたが魔界に?」

 

「その……戦いに敗れてしまい……追放されたとでも言いますか……。つい先日の話でして……」

 

「へーっ!モルモーと言えばヘカテーの右腕に近い存在だって有名だったよねぇ?そんなあんたが誰に負けたっての?別世界に追放できるってだけでも、凄い奴が相手だったってのは分かるけどさー」

 

「エスカルゴ・スカーレットとかいう吸血鬼に……」

 

「は?『とかいう』?」

 

「ッ!?」

 

 急接近したエリスは、モルモーの胸ぐらを掴む。抵抗しようにも、彼女に対する畏怖のせいか手足に全く力が入らない。モルモーは、エリスにされるがままにされていた。

 

「かッ……は、ァ…………おやめ、くだ……さ…………」

 

「あんたさー、誰に対してそんな口利いてんのー?それ(・・)、私の彼氏クンなんですけどー?」

 

「ッ……!?も、申し訳……」

 

「知らなかったから、とか言いたそうだねぇ?まぁ知らなかったんなら仕方ないよね。知らなかったら言っていいの?ってとこではあるけどぉ〜」

 

「ッ…………」

 

「それでそれで?なんで、あんたとダーリンが戦うことになったのかなぁ〜?簡潔にお願いね?私ぃ、あんたが思ってるより短気だからさ?」

 

「わかりましたっ……」

 

 パッと手を離されると、慌てて息を整え、簡潔にエスカルゴを探すようになった経緯をかいつまんで話した。ヘカテー(へカーティア)がモルモー達を捨てていた事を聞いたエリスは、内心大笑いした。それから、所詮、神々は必要な時しか利用せず後は捨てるだけだ、と神代からずっと感じていた神への嫌な気持ちが彼女の中で再び湧いてきていた。

 

「ふーん。そりゃあ大変だったねぇ。エンプーサがダーリンを殺そうと思うのも仕方ないかも」

 

「私は……エンプーサとは違う目的、でしたけど……」

 

「へぇ、何なの?怒らないから正直に言いなよ」

 

「……彼を調教して……尊厳破壊してやろうと……」

 

「アッハッハッハッハ!そりゃあダメよモルモー、そんなのダメ!ダメダメすぎて笑えるわー」

 

「わ、分かっています、彼はエリス様の……」

 

「ううん、そうじゃなくてね。調教なんてのはね、ダーリンにとって尊厳破壊にもならない事なのよ。彼、Mっ気あるから。寧ろご褒美じゃないかなぁ?フツーに悦ぶと思うよぉ?」

 

「そんな……では、どちらにせよ…………」

 

「そ。あんたがダーリンに勝っていても、あんたの思い通りの結果にはならなかったってワケ♡」

 

「そ…………それじゃ、私は……何の為にエンプーサもラミアも裏切って……眷属も無駄に増やして……」

 

「ま、結果論だから仕方ないとしか言えないよね。あんたも未来予知なんてできないんだし」

 

「…………」

 

「でも…………そっか。ヘカテーの奴、そんな簡単にあんた達を捨てたんだね。でも、どうしてそんなにヘカテーの器に拘るの?あんた程の力の持ち主ならヘカテーの威を借る悪魔ムーブしなくてよくない?好きにすればいいじゃん」

 

「ヘカテー様の器に拘っていたのは、先程も申した通り私ではなくてエンプーサなので……。私はただ、ヘカテー様に気に入られた事実が気に食わなくて、尊厳破壊をと……」

 

「じゃ、エスカルゴ個人に対しては特段悪い感情は無いのね?」

 

「ええ、ありません」

 

「ふーん……そっかそっかぁ〜」

 

 エリスは舌なめずりした。上手くすれば、神々に愛され神々を愛するエスカルゴを、簡単に神々から見放させる事ができると考えた。

 神の力を持つ大悪魔として、その程度の事は楽にできなくてはならないという想いも無くはなかったエリスだが、もはやそんな事はどうでも良かった。

 次、変な事をすれば、彼を守護する神々から攻撃される。それならば、彼を守護する神々を消せば、どうなるか?……エリスは自由の身になれるのだ。

 

「そぉ〜だ、良い事考えちゃった♡」

 

「い……良い事……?」

 

「そうっ!ムカつく神野郎に復讐もできてぇ、私もあなたも幸せになれちゃう、最高な方法♡」

 

「そっ、そんな事が……」

 

「できちゃうのよぉ、エリスちゃんの悪魔的頭脳を以てすればね♡」

 

「教えて下さいッ!どんな事でもします……!神よりあなた様について行きます!!」

 

「宜しい〜。じゃ、エリスちゃんについてきて♡」

 

「はいっ!!」

 

 

 ◆

 

 

 ある日、のんびりと幻想郷上空を飛んでいると、嫌な気配を纏った2人の悪魔少女が前方から……博麗神社のある方から飛んできた。そのどちらも、俺が感じた事のある気配だった。

 片方は最近、もう片方はもっと前に。姿が見えて確信した。「ヤバい奴らだ」と。

 

「あっ!居た居た〜!ダーリ〜ンっ♡」

 

「……なんでモルモーを連れてきてんだ?エリス?」

 

 俺とした事が、すっかり忘れていた。モルモーはギリシャ神話のモルモー、エリスはギリシャ神話の不和の女神エリス……の要素を持つ悪魔だ。ギリシャ出身同士、繋がりがあるだろう事は予め想定くらいしておくべきだった。

 エリスは幻想郷と魔界とを往来可能なのだから、モルモーを連れてくるのも可能というワケだ。

 

「モルモーを交えてちょっと話したい事があって。大丈夫、悪い話じゃないからさ?」

 

「大悪魔エリスが話を持ちかけてくるって時点で、俺には悪い予感しかしねーよ。……で、話って?」

 

「私達で組んで神共に叛逆しましょ?って話!」

 

「却下」

 

「まぁまぁ、まずは聞いて?」

 

「はぁ……聞いても意見は変わんねーぞ?無駄な時間だからやめとけやめとけ……」

 

(大悪魔エリス様を前にこの態度って……エスカルゴくん、凄いのか凄くないのか分からないわ……。いやエリス様が何か変なのか。まるでエスカルゴくんの下手に出ているような、妙な違和感がある……)

 

「それでもいいからさ、私の話、聞くだけ聞いて?お・ね・が・い♡」

 

 やっぱりエリスは悪魔だ。上目遣いが可愛いのは元より、少女に似合わぬ艶めかしさでゆっくり唇を動かしてのあのセリフは俺に有無を言わさぬ強制力すら感じてしまう。

 唇の動きを最大限意識しているんだろう。もしもこれが天然だとしたら、色んな意味で最強すぎる。

 

「……聞くだけだからな」

 

「はぁ〜い♡」

 

 

◆

 

 

「まず、モルモーがダーリンを探そうとした経緯は知ってるでしょ?ヘカテーに捨てられたからって。だけどさ、今のダーリンも昔のモルモー達みたいにヘカテーの配下やってるんでしょ?でもそれって……ちょっとどうなのかなぁって思ってさ?」

 

「どゆこと?」

 

「だからぁ……モルモー達は信頼していたヘカテーに捨てられたでしょ?ダーリンもいずれはそうなるんじゃない?って言ってるの」

 

「えぇ……それは……困るな」

 

「でしょ?ヘカテーはね、長年自分に付き従ってたモルモー達を捨てたの。あなたが思っているよりもずっと長い間、大人しく従っていたモルモー達を。そんなヘカテーだものね、いつの日か、ヘカテーはダーリンをポイッ!するわ。そうなったらきっと、あなたは凄く悲しむと思うの。私、そんなダーリン見てられないわ」

 

「そーなったら……まぁ悲しむだろうな。とはいえ、今そうなってないんなら、俺はこのままでもいい。ヘカテー……の器を辞めるつもりは無いよ」

 

「でも……裏切られるのは嫌いなんでしょ?」

 

「裏切り推進派のエリスが何言ってんだ……」

 

「何言ってるの。私は喧嘩してる様を見るのが好きなの。感情を支配できずに、感情に振り回されてるバカを見るのはこの上なく面白いからね。でもね、ダーリン。これだけは勘違いしないで頂戴。私ね、誰かを裏切るのは、寧ろ嫌いなの。神共みたいで、胸糞悪いの」

 

「裏切るのが神みたい……って、どういう事だよ?」

 

「だってそうでしょ?神って、簡単に裏切るのよ?ダーリンはまだ子供だから、見た事も体験した事も無いでしょうけど。……神話の時代から生きてるから私も分かるの。最も裏切る奴ってのはね、人間でも悪魔でもない。……あなたが信じてる、神なの」

 

「…………」

 

「人間ってのは神に縋るものよ。困った時の神頼みじゃなくてもね。でも、思い通りに行かないと神はすぐ人間を殺してしまう。自分を信じてくれている人間だろうと容赦無く、ね。ノアの方舟の話くらい知ってるでしょ?……まさに神の裏切りじゃないの。自分の思い通りにいかないからって人間を滅ぼす……あまりに身勝手だと思わない?」

 

「…………」

 

「あなたは自分を慕ってくれている奴を殺す?」

 

「……殺さないな」

 

「でしょ?私もそう。でも神はそんなの関係ない。これはよく言われる事だから知ってると思うけど、神の怒りってのは個人じゃなくて種族全体に向く。あまりにバカげてるわ」

 

「……。まぁ……分からなくもないかな」

 

 俺が一度里を滅ぼした時なんかは、実質上ただの八つ当たりで里を滅ぼした。神々もそんなもんだ。なまじ規模だけが大きいばかりに、神話という形で語り継がれるだけ。その実、中身は大した事ない。

 

「それにね。人間を最も殺す奴って何だと思う?」

 

「蚊」

 

「そういう話じゃなくってぇ!」

 

「分かってる。神だろ」

 

「そう!実はね〜、悪魔よりも神の方が神話上では殺しまくってるんだよね〜。ダーリンは私のような悪魔よりそんな神を信用するの?」

 

「…………」

 

「ダーリンの身の回りで争いを起こしたのは、今は悪いと思ってる!もうやらないからっ!」

 

「…………」

 

「だからさ、私と裏切られたモルモーとダーリンで組んで、神々に叛逆しましょ!そうすれば、それを最後に裏切りの無い世界を創れるわ!」

 

「俺が神を裏切る事になるからイヤだよ。マジで。世話になってんのに叛逆とか、ねーわ。うん」

 

「アイツもそう考えてたの。だけど、やがて神々に絶望して、その身を堕とす事になったの。……堕天使ルシファー……知ってるでしょ?」

 

「ん?ルシファーは自分が神に相応しいとか、神に勝てるからって理由で堕天したんじゃ……?」

 

「そうよ?裏切る神よりも、裏切らない自分の方が神に相応しい。そう考えたのよ。正義は勝つ、とも考えていたわ。でも負けた。そして今は悪魔の王をやってるわ。……どうして裏切らない良い奴が悪役になってると思う?」

 

「……勝った方が正義だから」

 

「ふふ……流石ね、ダーリン。そうよ、勝った者こそ正義なの。力が無ければ何もひっくり返せないの」

 

「…………」

 

「だから……私達で神に叛旗を翻そうと思ったのよ。何なら、ダーリンの知り合いの悪魔も呼んできても構わないわ。……ね?」

 

「俺は、神に逆らいたくはない。俺には守るものがある。守らなきゃいけない存在がいる────」

 

 だから神の怒りに触れそうな事は絶対できない。そう言おうと思った、まさにその瞬間。俺の頭が、へカーティアの声を受信した。モルモーとの関係を切ったへカーティア直々の口出しだ。

 

《面白そうじゃない。悪魔vs神々だなんて、まさに神話の再現!凄い戦争になりそうよ♡》

 

《へカーティア……。でも俺は逆らう気ねぇよ?》

 

《エリスにわからせてあげましょ?神に逆らうのがどれだけ愚かな事なのか。でも、あなたは悪魔側で参戦しなさいな。大丈夫、あなたが神側なのは誰も疑わないわ。エリスの言う事を聞くフリでもして……神々と悪魔の戦争に話を持っていきなさい》

 

《ねぇへカーティア、それって私も参戦するの?》

 

《そうねぇ、諏訪子さんが望めばそれも良いかも。神奈子さんはどうする?》

 

《ノーコメント。そういう話は建御雷にしてくれ》

 

《我は参戦する。悪魔との戦闘など中々無い事だ。楽しめる機会があるなら楽しみたいからなァ……》

 

《OK、じゃあ他の神にも声掛けてみるわ。いい?エスカルゴくんはエリス側で動きなさいね》

 

《……分かった……》

 

 どうしてこんな事になるんだ。ぬくぬくとヌルい日常を過ごせてたら、それで良かったのに。しかも神側なのに悪魔側で参戦するなんて、まるで、俺がエリスを裏切るみたいですこぶる気分が悪い。

 

「どしたのダーリン?顔色悪いよ?」

 

「……俺をそう呼んでいいのは幻月だけだっつの」

 

「え、今更?もう何回も呼んでるんだけど」

 

「あぁ……うん。じゃあ……叛逆してみるかな」

 

「えっ!?」

 

「何だその反応……まるで俺の答えがエリスの予想に反してたみたいな……」

 

「そりゃそうでしょ、だって神様大好きなダーリンだもの……。神様に何か言われた?」

 

「……いや……」

 

「……?じゃあ、叛逆するにも作戦立てなきゃね!」

 

「作戦もいいけどさ、人手足りねぇんじゃねぇの?たったの3人でどうにかなる問題でもねぇだろ」

 

「えっ……うん、そうだけど」

 

「モルモーが眷属を増やすと、また別な勢力が動くだろうから、人数集めは俺がやるよ。7人くらいで構わないよな?4人に声掛けるよ」

 

「そ、そう?じゃあ任せちゃおっかな?ここら辺の悪魔に関しちゃあ、ダーリンから話した方がノッてくれそうだし……うん、任せるわ!私達は私達で色々考えとくわ!ね、モルモー!」

 

「は、はい……」

 

「5日後の昼過ぎ、ヴィナの廃墟の教会に集合♪」

 

「あそこ好きだな、エリス……。まぁいいや。了解」

 

 あまりにも胸の中のモヤモヤが大きくなりすぎて居心地が悪く感じた俺は、言葉少なにそう伝えて、瞬間移動にてさっさと移動してしまう事にした。

 神々と戦うと言えば参加してくれそうな悪魔には些か心当たりがある。俺の本心を明かせない以上、バレない程度に手抜きに行動するしかないだろう。




唇フェチの同志は居ますか?
唇の動きひとつとっても興奮するので辛いですね。
エリスはそこを突いてくるのでマジで悪魔です。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。