「あ、居た居た。茜〜っ!」
「うわあああっ!?」
メリーと幻想郷を観光していると、突然目の前の空間がバチバチッと放電し始めた。その瞬間、その空間が正円の穴を生成し、中からウサ耳で蝙蝠にも似た翼を持った子供が飛び出してきた。
「うわっ……え?何、この子。人間?……いや、何か違う……蓬莱人みたいな感じ……なのかな?」
「あっ、うん。紹介するね。この人は宇佐見蓮子。私の、外で出来た友達で、妖怪とかに理解のある人なんだ。おばあさんが幻想郷に来てた人らしくて、幻想郷に縁のある人だから、お母さんやお父さんに事情を話して連れてきたんだ」
「ふーん。それでサクッと人間をやめたんだ?」
「うん。不老不死に憧れがあったみたいで。それでお父さんも蓮子に協力してくれたの」
「へー。……私は、巫月・優曇華院・スカーレット。茜のお姉ちゃん。宜しくね」
「お姉ちゃん!?……この子が!?」
「私より吸血鬼の血が濃いから、見た目の成長が遅いだけで、私より7歳は歳上だよ。お姉ちゃんって何年に生まれたんだっけ?」
「えっとねぇ……西暦だと2018年?って聞いたけど、どうなのかな?」
「あっ……私よりもずっと歳上でした……」
(あ、そっか、幻想郷と外では時間の流れ方が少し違うんだっけ。となると蓮子よりも歳上なのね……)
「あーそうそう、今夜、紅魔館でパーティだから、茜も来てね。もし良かったら、蓮子も来ていいよ。でも茜が守ってね」
「いいの?今日ってクリスマスパーティだし……」
「いーのいーの、今回の主催は私でもあるからね。レミリアさんに話は通してあるよ。今回のは、家族以外も呼ぶ予定だしね。アリスちゃん呼びたいし、後は妹達の友達とかも呼べるようにね」
「そーなんだ。どうする、蓮子?行く?」
「行く!レイチェルちゃんにまた会いたいしっ!」
「ふふ、そうね」
どうやらあの子もエスカルゴと同じく超高電圧で空間を歪める事ができるらしい。外では物理を専攻している私としては色々気になるところではあるが
「能力」の前にそんな事を考えても、無駄なのかもしれない。
◆
「あっ、レミリアさん!お久しぶりです!」
「久しぶり。まだ生きていたのね」
「それはもうっ!」
「今夜はクリスマスパーティだから、是非あなたも楽しんで行ってね。茜ちゃんもね」
「はいっ!」
「ありがとうございます」
私達が到着した頃には既にバトルが始まっていたようだった。遅れて来た私達、いやメリーに対し、弦月姫ちゃんがバトルについての説明をしていた。
その後に、メリーから聞かせてもらったけれど、これはリーグ戦で、尚且つ19人は強制参加らしい。そして、さっきの巫月ちゃんがバトルする時には、茜ことメリーは私の保護に回るとか。何とも優しいことだ。
「171試合もやるの?時間大丈夫?」
「大丈夫。見ての通り複数の試合を同時進行でやるみたいだから。それに、力量に差があると、本当に瞬殺されるから……」
「えぇ……?皆子供だし、そんな事……」
「見た目に惑わされないで、蓮子。ほら、例えば、あの2人の戦いを見て」
「え」
メリーが指を差した先には、1人の少年が居た。白の短髪で、尾を引いた白玉がそばに浮いていて、翼の生えた男の子。その子が見つめる先には、黒の短髪でおかっぱにも似た髪型、小さな翼の生えた、レース多めの服装の女の子。
「勝負だ、魅玖」
「いーよ、痺れさせてあげる」
「姉上ならともかく、妹には負けない────!」
「それはどーか……ッ…………かはっ」
「────峰打ちだぜ」
男の子の姿が消えた瞬間、女の子は膝をついて、アッサリ倒された。何が起きたか全く分からない。居合切りでもしたのか。血の繋がった妹なのに全く容赦が無い。
「え……えっ、何?何があったの……」
「すれ違いざまに峰打ちしたの」
「え、で、でも、刀とか無いよ?」
「彼の能力は、《全身から刃を出す程度の能力》。手でも足でもどこからでも望んだ長さ、強度の刃を好きに出し入れできるのよ」
「つ、強、すぎる……」
自分が彼と戦うのを想像した。もしもスタートの合図があったとしても、その直後に自分の首と胴が泣き別れになるイメージしか頭に浮かばなかった。
「強すぎるよ……あの子っ……」
「そうね、でも彼も普通にボロ負けするわよ」
「ええっ!?」
「例えば…………あ、丁度いいわ。ほら、アレ見て」
彼は、紅白の露出多めの巫女服?のような衣服を着た女の子の方へ、小走りで向かって行った。このリーグ戦は申し込み形式らしいので、戦う相手には自分から声を掛けるようだ。
その女の子もまた翼が生えていて、吸血鬼らしい牙がチラリと見えていた。エスカルゴの子だけあり吸血鬼が多いらしい。
「ねぇメリー、あの子は?」
「あ、うん。白髪の男の子が魂魄妖舞。同い年ではあるけど、私のお兄ちゃんで、さっきお兄ちゃんが倒したのは妹の永江魅玖。今、お兄ちゃんが試合を申し込んだのは、次女……私から見てもお姉ちゃんの博麗霊愛」
「でも……その妖舞くん?が勝ちそうだけど……」
「まぁまぁ、見てて」
「……」
あのスピードの前に勝てる子が居るのだろうか。超スピードこそが最強としか思えない。何なら刃を手足に刺せばそれで決着にもなりそうだけれど。
「行くぜ姉上」
「来なよ」
「────ハァッ!」
また姿が消えた。その瞬間、キィィィンッと鋭い金属音が聞こえてきた。何が起きたのかとそちらに目を凝らすと、白っぽくて透明に近い壁か何かが、霊愛ちゃんとやらの目の前に生成されていた。更に妖舞くんの刃は根元近くでポッキリ折れていた。
「な……にが、あったの…………」
「結界で初撃を防いだのよ。居合には溜めが必要。でも戦闘中に溜めなんて無理だから、お兄ちゃんの居合は、基本的に戦闘開始直後のたった一度きり。それが分かっていれば防ぎようはあるの」
「メリーは……あの速さも防げる……の?」
「うん。でもお兄ちゃんの速さを防げるのは、上の四姉妹と下の四兄妹の中の数人くらいだよ。まぁ、新しい弟や妹達は知らないけど……」
「凄いんだね……メリー……」
「ううん、これも慣れよ」
「……」
戦いに目を戻すと霊愛ちゃんはカラフルな弾幕を放ち、妖舞くんはそれを切り裂いて迫っているようだった。けれど霊愛ちゃんは弾幕を囮にして接近、背後に回り込むと思い切り蹴りを喰らわせた。
妖舞くんは吹っ飛ばされた先で体勢を整えて姉を迎え撃とうとしたけれど、霊愛ちゃんは、トドメの弾幕を放った。
「霊符『夢想封印 夢幻』ッッ!!」
「ハァァァッ!……あ、くっ、くそぉっ、あぐぁああああああああああああぁぁぁぁぁっっ…………」
とてつもない量の弾幕だ。妖舞くんは、手すらも見えなくなる程の速度で刃を振るっているけれど、斬れども斬れども全ての弾幕は斬れないみたいで、虹色の弾幕に全身を滅多打ちにされて、耐えきれず吹っ飛ばされた。
霊愛ちゃんはそれでも容赦しない。トドメだ、と言わんばかりに飛びかかると、彼の首に手に持った棒を突き付け、動きを封じた。
「あんたの負けだよ妖舞」
「……降参」
「フンッ」
圧巻だった。妖舞くんのあのスピードでの攻撃を防いで、反撃して、あまつさえ彼を倒すだなんて。この19人には一体どれ程の力の差があるんだろう。
「……メリー、あなたはどうなの?」
「……驚かないでよ?」
「う……うん……っ」
「下の方だよ」
「へ?……そう、なの?」
「一番強いのは巫月お姉ちゃんか霊愛お姉ちゃん。多分、このリーグ戦で決着つけるつもりだよ」
「そうなんだ……」
「そもそも、19人姉弟の中で上位に君臨しようとは思えないしね。実力主義みたいで、嫌なんだもの。それを否定する為のスペルカードルールだしね」
「……それもそっか。じゃあさ、もしだよ?もしも、メリーが本気を出したら……?」
「中堅止まりじゃないかなぁ。少なくとも4位より上にはなれない。下の子達の実力が分からないから何とも言えないけど、上位はいっつも同じメンバーなんだよね。巫月お姉ちゃん、霊愛お姉ちゃん、穹お姉ちゃん、弦月姫お姉ちゃん。妖舞お兄ちゃんに勝てるか分からない私だと、良くて5位くらいで、悪くて9、10位くらいかな」
「へ……へぇ〜…………あ、男の子が来たよ」
「っ!あの子は誰だろう……弟なのかな……」
ニヒヒッと笑う快活な男の子が駆け寄ってきた。顔も知らない弟が居るだなんて、父のエスカルゴは一体どれだけ性に奔放なんだろう。
……いや、メリーは
「見つけたぜ、金髪のおっぱい姉ちゃん!」
「おっぱ……ええっ!?」
「巫月の姉御から聞いたぞ!ただの客かと思ったがどうやらあんたも俺達の一族の1人らしいな!俺ァ驪駒駆翔!畜生界を統べる勁牙組の次期組長だぜ!さぁ、あんたも名を名乗れィ!」
「……私は八雲茜。こことはまた違う別な世界では、マエリベリー・ハーンと名乗っているわ」
「へぇ……!気軽に異世界間を行き来してるんだな!俺達と同じで凄い奴だな!」
「どうもありがとう……?」
どうやらこのクルトという少年、次期組長という事は、ヤクザらしい。畜生界……大方、畜生道の事を言っているのだろうか。仏教用語だからまだ幻想郷初心者の私にもこれはよく分かる。
となるとこの子、いやこの子の親は一つの世界を統べるヤクザという事になるが……怖すぎる。まさかエスカルゴがそんな輩とも関係を持っていたとは。
メリーは、戦闘区域と区別する為の策を越えると顔付きが変わった。恐らく初めて見るメリーの戦闘モード、よく目に焼き付けておかなければ。
「あなたは……見た所、お母さんの血が強いのね」
「へへ、まーな!」
「じゃあ、再生にはあまり特化していない感じね」
「ム」
「じゃあ始めましょ、駆翔。それと私の事はメリーお姉ちゃんと呼びなさい」
「やーなこった!ぱいねーって呼んでやる!」
「ぷっ」
私は思わず軽く吹き出した。おっぱい姉ちゃん、略してぱいねーなのだろう。子供らしい安直すぎるあだ名でとても可愛らしい。ヤクザとは思えない。巫月ちゃんや弦月姫ちゃん、レイチェルちゃんには悪いが、よっぽど子供っぽくて可愛らしい。
「分かった。あなたが勝ったらそう呼んでいいわ」
「ヤリィ!ならさっさと始めようぜ!」
「ええ。掛かってきなさい」
「おーよっ!!」
元気に答えたかと思うと、空高く飛び上がった。そのまま空中でグルングルングルンと回転したかと思うと、その勢いを利用して蹴りを仕掛けてきた。
「いっくぜぇぇぇ……!『超・ハイパー・ウルトラ・メガ・シューティングスターキィィィック』!!」
「ぶはぁっ!!」
ついつい盛大に吹き出した。ダメだ、彼が好きになりそうだ。子供っぽすぎて可愛すぎる。あれは、外の世界でもそうだが、まさか幻想郷で「子供」をここまで体現してくれる子が居るとは。
子供は、自分が考えた技名に「強そうな言葉」をズラズラ並べるのが好きなんだ。「ハイパー」だの
「ウルトラ」だの「メガ」だのと、それらを長々と繋げるのが好きだ。
あの駆翔という少年は、まさにそれに当てはまりすぎていて、それ故に可愛すぎる。
「……蹴り技が好きなのね」
「何ィィッ!?」
蹴りが当たる寸前で、メリーは自由落下で足元に開いたスキマに飛び込む。駆翔くんが落ちる前に、あのスキマは閉じられ、彼は地面を強く踏み固めるという結果に。
「廃線『ぶらり廃駅下車の旅』」
「へ……ぶぎゃあああぁぁっ……」
彼の目の前にスキマが開いたかと思うと、中から電車が飛び出してきて、メリーが唐突に消えて困惑していた駆翔くんをぶっ飛ばした。
「ちょちょちょっ、メリー、大丈夫なのっ!?」
「何が?」
「何が?って、思いっきりぶっ飛ばしてたでしょ!あんなのヤバいでしょどう考えても!」
「人間じゃないから大丈夫。骨折もしてないわよ、あれくらいでは」
「え、えぇ……」
初めてメリーが「ヤバい奴」に見えた。確かに、妖怪は頑丈だろう。確かに、あの程度では怪我にもならないのかもしれない。でも、片親とはいえ血が繋がった「弟」だ。共通の父親を持った「弟」だ。それなのに、あそこまで容赦なく攻撃できるとは。
やはりメリーも、人間っぽく振舞っているだけで純粋な妖怪なんだ。
「……?蓮子?」
「う、ううん!一撃だなんて凄いね!」
「……まぁね。後で妖舞お兄ちゃんと戦うけど、その後処理は蓮子にお願いするわね」
「えっ……え?」
飛び散った肉片の片付けをさせられるのか、とか考えた私はバカだった。メリーの言う「後処理」はなんと自分の事だったのだ。
「少し見ない間にデカくなったな……おっぱい……」
「お母さんの血が強すぎるからね、私は」
「ふ、ふん、でも幽々子様の方がデカいぞ」
「張り合う気ないから」
「あ、そう。じゃあ……やるか!!」
「うん」
どう見ても「お姉ちゃんと弟」だ。なのに実際は
「同い年のお兄ちゃんと妹」だと言うから驚きだ。見た目が如何に判断材料にならないかよく分かる。
「────行くぜ」
妖舞くんの姿が消えた。普段、あんなにおっとりしているメリーだ、きっと彼の峰打ちは防げない。そう思ったが、彼の姿が消えた直後、キュィィンと霊愛ちゃんと妖舞くんが戦った時のような耳障りな金属音が響き渡った。
メリーの前には薄い透明なバリア──結界がありそれで彼の居合切りを防いだのだった。
メリーは「防げる」と言った。まさか本当にあの超スピードの攻撃を、後出しで防げるなんて。
「チッ、相変わらず硬ェ……鈍っちゃいねーんだな、茜ッ!」
「結界くらいなら、何処ででも修行できるからね。それこそ、勉強中でも────!!『無人廃線車両爆弾』ッッ!!」
今度は空中にスキマを開いた。するとそこから、何両もの電車が飛び出してきた。
今、メリーは「爆弾」と言った。つまりアレは、爆弾なんだ。しかしまずい。もしあれが爆発したら私も爆破に巻き込まれるはずだ。
「甘いッ!!」
妖舞くんは空中に飛び出して、真正面から電車に立ち向かった。キン、キュイン、ザシュッ、という斬撃音が何度も響いたかと思うと、次の瞬間には、電車はバラバラに斬られて空中分解していた。
妖舞くんの着地と共に、それらは爆発。まるで、特撮ヒーローが悪役にトドメを刺したときの爆発に見えた。
「ッ……やっぱり斬るよね、妖舞お兄ちゃんなら」
「やっぱ前言撤回な。お前、やっぱ鈍ってんだろ。結界しかマトモに使えないんじゃないのか?」
「……それはどうなんだろう。じゃ、こっちはどう?廃線『ぶらり廃駅下車の旅』」
今回は1つじゃない。前後左右、上からも電車が飛び出してきた。今度は本当にまずい。妖怪だからなんて理由で擁護できないレベルの大怪我をする。ペシャンコになってしまう。
「やめてメリィィィィィィーーーッッ!!!」
今度こそは電車を斬った様子はない。グシャリと電車同士がぶつかってその破片を撒き散らしただけだった。思わず足の力が抜けてへたりこんだ。
でも、土煙が晴れてよく目を凝らすと、メリーは尻もちを付いていて、そんな彼女に対し妖舞くんは首に刀を当てていた。
「ッ……」
「勝負あり、だな」
「……前より速くなったんじゃないの、お兄ちゃん。まさか逃げられるとは……」
「おうっ!俺だって強くなったんだ。もう、負けてばっかじゃねーんだぜ、最近は姉上とかにも勝てるようになったんだからな」
「もしかして弦月姫お姉ちゃん?」
「ああ」
「……そりゃ成長したワケだ。私じゃ勝てないなー。はぁ……」
「茜がもっと修行してればまだ俺が負けてただろ。ま、そっちでの生活も頑張れよ。って、何でこっち来てるんだよ?りゅーがく?したんだろ?」
「幻想郷に縁ある人と知り合って、たまたま観光に来てたの。そしたら、巫月お姉ちゃんがパーティに誘ってきて……」
「成程なー。よく分からないけど分かったよ」
「えぇ……」
メリーの反応を見るに妖舞くんは頭の回転が少し鈍いらしい。けれどそんな所が可愛らしく見える。生意気っぽい口調も相まって、可愛らしい。
「で、降参すんの?」
「!!……この状況でそれ言う?」
「言うね。戦闘不能にしてないし、負けを認めてもいないからな」
「……しないって言っ……」
「こうする」
峰打ちだった。優しくも痛烈な彼のその一撃は、妖怪の身のメリーの意識すらも奪い取った。一瞬の出来事だった。
あの居合切りをも防げるメリーの事だ、その気になれば今の峰打ちだって防げただろうに。けれど、正々堂々と「敗北」を宣言する代わりに、わざと、今の攻撃を受けたに違いない。
「えっと……そこに居る茜の友達!ちょっと、迎えに来てくんない?俺、すぐ次に行くし」
「え?あ、はいっ!」
メリーの言っていた「後処理」が何なのかやっと分かった。コレだ。気絶した彼女を迎えに行くのが彼女の言う後処理なんだ。
観客席の方まで連れてくると、メリーは案外すぐ目を覚ました。流石は人外の回復力、人間ではあの気絶からすぐ目覚めるなんて考えられない。
「お兄ちゃん強かったなー……」
「メリーも凄かったよ。寧ろ、オーバーキルだって思ったもの」
「あれくらいしないと傷すらつけられないからね。斬首くらいしないとオーバーキルとは言えないよ」
「あはは……実際そう見えるから恐ろしいね」
それからもメリーは多くの姉、妹、弟達と激しい戦いを繰り広げた。速さ特化だったり、脳筋戦法を使う子だったり、本当に様々な子が居た。
メリーは、外の世界に来るにあたって勉強ばかりしていた期間があるせいで酷く鈍っていたらしい。本人は「そんなの言い訳だ」と、姉や妹達の言葉を否定していたが、姉妹達が口を揃えてそう言うならきっとそうなんだろう。
いつか、本調子のメリーを見てみたいものだ。