ToLOVEる レインボー トラブルな毎日 作:シグナルマッハ
「美柑〜」
「どうしたの?リト」
「女の子を好きになるってどうすればいい?」
「はぁ?」
あ、これ完全に馬鹿にされるパターンや
「何言ってるの?頭でも打った?」
「...今日ぶたれたな」
「あっそう、じゃあそのせいじゃない?」
冷たい、実の妹ってこんなに冷たいものなのか?
「どうせリトが何かしたんでしょ」
「違、カバンが勝手にだな!」
「はいはい、晩ご飯作るから待ってて」
ちぇ、テレビでも観て待つか
[えー、恋愛に関してですが]
!、これは観なきゃだな。全部覚えよう!
[男からの告白は女々しいとのこと]
がっくし、女々しいのか...相手を待つしかないって事か
「...少し歩くか。美柑、ちょっと散歩してくる」
「早めに帰ってきてね」
おうと返して靴を履いて外を歩く
「もう夜か」
「ひったくりよ!」
俺も恋愛始めたいんだけどなぁ
「へへ!うわっ!?」
「止まれ、泥棒はダメだろ」
「なんだこの優男!」
ナイフか、そういや最初はナイフの使い方だったな。今思えば爺ちゃん強すぎだろ。レインボーになってようやく勝てる相手だったんだし
「この!」
パキリとナイフが折れる。そんな物では俺は刺さらない
「あ、ああ」
「盗んだもの返せ」
「は、はい!」
返してもらい、逃げるひったくり犯、俺は持ち主であろう人に返す
「大丈夫でしたか?何も盗まれてないですよね?」
「は、はい!ありがとうございます!」
「いえ、それじゃあ」
ブラブラと1周して帰ってきた
「再びただいまー」
「おかえり、ご飯出来てるよ」
「おう、そうか」
席に着く。ご飯が美味い。
「なんで急に女の子を好きになる方法聞くの?」
「ん?恋愛した方がいいかなって」
「そ、そうかな?...リトは覚えてる?昔の事だけど」
まずい!非常にまずい!昔の事を言われると俺は記憶にあるのとないのが
「リトが私をいじめっ子から守ってくれたの」
「そ、そういやそんな事あったな」
こう返していれば問題ないはず
「その時言ったセリフ覚えてる?」
「...すみません、全く記憶にございません」
「...もう、「俺がずっと美柑の側にいてやる」だよ?」
そんな事言ったのか!?俺一生独身じゃん!
「まぁ、頼りないけど...強さだけは頼りがいがあるんだよね。なんでかリト、怪力だし」
怪力...怪力...怪力
「あ、褒めてるんだよ!?落ち込まないで」
箸が止まってるのを見て心配したのか言ってくれる
「大丈夫だよ。結婚したら少し無理かもしれないけど、美柑の事は命にかえても守る」
「本当?地球の危機が迫っても、私を守ってくれる?」
「その時は地球を守って、美柑を守る」
「もう!どっちつかず!オカズは取り上げ」
「ごめんなさい!」
「ふふ、今日は機嫌がいいから許してあげる」
オカズがないと白米は美味しいと感じないからなぁ。最初のうちは美味いと感じても食べてるうちに段々オカズが欲しくなる
「先に風呂入るな」
「うん」
頭洗っての、顔洗っての、体すっての
「ふぅ、生き返る。...死んだのか俺」
手をグー、パーとする。肉体はある。結城リトには悪いが俺は俺なりの生き方をする
「ん?お湯の中が光って...まずい!爆発する!?」
静電気と中の塩噌濃度のせいで変な事が
「へ、変身!」
[レインボー!ホワイト]
「ホワイトプロテクション!」
声と同時に爆発した。危なかった。今の間に合ってなかったら木っ端微塵だったぞ
「ん?」
何か柔らかいものが手にある。プニプニと、片手を前に出してる状態だからもう片方の手で確認してみることに
「んん」
「声?」
前を見ると...裸の女の子が立っていた
「うわぁ!?」
すぐに手を離すがそれが仇となり
「あの、見えてますよ?」
「え?それがどうかした?」
どうかした?じゃないだろ...見られてるんだぞ?女体を、裸を!しかし改めて見ると...柔らかそう、いや、柔らかかった
「じゃなくて!お前は誰だ?」
「私?ララ・サタリン・デビルーク」
宇宙人?というか
「...尻尾?」
お尻を見ると尻尾が生えていた
「尻尾...」
無性に触りたくなったため触ると
「ひゃんっ、だ、だめ。尻尾は」
おう?なんだこの反応は、ははん。この宇宙人の弱点だな?覚えておこう。デビルークは尻尾が苦手と
「だめぇ!」
目の前をブオンと風切り音が鳴り、拳が横切る。そして壁へドーン
「あ、ああ」
壁盛大にぶっ壊した...
「リト!?何かあったの!?」
まずい!?美柑が来る!
「変化!」
[レインボー!クリエイティブ・ホワイト!]
「コズミック・クリエイト!」
殴られた箇所を殴る。するとじわじわと意識している通りの形を保って...いやいや!遅いから!早く!スピーディーに!手早くすませる技教えてくれよ爺ちゃん!
「リト?」
「はい?」
「...なんで壁に向かって立ってるの?」
「えっと...恥ずかしいから?」
そういやさっきの宇宙人どこいった?どっか行ったのか?まぁそれならそれでいい...のか?少なくとも胸、おっぱい触ってるぞ?俺
「よし、あの。前隠すの大変だからいっぺん閉めて」
「タオル渡すね」
ひょいと浴槽の中に入り壊れてた箇所を見て直ったか確かめてすぐにタオルを受け取る
「もうでるから、ハハハ!」
「変なリト」
くそう、あの宇宙人のせいで俺は赤っ恥だぞ。まぁ役得と思えばいいのだろうが、女性のおっぱい触るなんてそうそうないぞ
「待てよ?さっきのは妄想...いや、壁が壊れてたんだからないでしょ」
自分で自分に突っ込む、それは関西人の仕事だ
嘘!知らないよ!関西人の人!悪く言ったなら謝るから!逃げないで!
「誰に言ってんだか」
「あ、タオル借りてるよ〜」
「...お前さっきの...というかいつタオルとったし!?」
「へ?コズミックなんちゃらー!の時に」
必殺技は隙がある。ここテストにでるから注意な
「んで、なんで俺の家の風呂場にやってきた?」
「これだよ!私が作ったぴょんぴょんワープくん!」
...安直ですね、俺が言えた義理じゃないが
「つまりデビルークのいる星からワープしてきたと?」
「んー、ちょっと違うかな。宇宙船が壊れた時にぴょーんって!ね?」
ね?じゃないよ。これは俺の長年の感だが嵐がやってくる
「なんで宇宙船が壊れるとか、物騒な話になるんだよ」
「私...追われてたの」
「追われて...た?誰かにか?」
「うん、これがなきゃ今頃捕まってた」
そうか、この子もまた大変な目にあってたんだな
「よし、まぁ俺が言えた事じゃないが家に住むか?美柑もちゃんと説明すれば分かってくれると思うしさ」
「いいの!?」
「ああ、無理だったらお前と一緒にどこかに行ってもいい。あ、でもそん時は美柑も一緒かな...あはは」
「私のために...」
「ララ様〜!ご無事でしたかララ様!」
「ペケ!」
おい、今鍵のかかった窓開けて来なかったか?
「良かった。ペケも無事に宇宙船から脱出できたんだ!」
「はい!船がまだ地球の大気圏に出てなくて幸いでした。ん?ララ様、あの冴えない顔の地球人は?」
さ、冴えない...俺そんなに面白みがないか?結構多彩な芸を披露できると思うんだが
「私と一緒に逃げてくれるって言ってくれたの!あ、そう言えばまだ名前聞いてない。名前は?」
名前って、というか逃げるなんて言ってない。来るやつは全部倒す。敵はな
「あ、結城リトです」
「リト、リトね。よろしく。この子はペケ、私が作った万能コスチュームロボットなの」
「はじめまして」
「あ、どうもこちらこそ」
するとタオルを取り、脱いだ
「わわわ!見えてる見えてる!」
「じゃあペケ!よろしく!」
「了解!」
変身バンクが流れてる。なんだこの魔法少女みたいなのは
「へへーん、どう?」
どうって
「魔法少女っぽい?」
「魔法少女?魔法使う少女?」
あ、分かってないな。ん?こっちに接近してくるのが...1つ、2つ!
長々と見て下さってありがとうございます。まだまだ続けてゆく故、見ていってくださいね!