「これってペタ先生ですよね」
「……」
私は今、個人研究室で以前に作ったエロ本をシア君に突きつけられていた。突然向こうから時間があるか聞かれたので、色々と何を聞かれるのか想像していたのだが、これは予想できなかった。とりあえずごまかさなくては!
「いや、違いますよ。そもそも何でそんなものを持っているんですか?シア君にはまだまだ早いものですよ?風紀の乱れに繋がるものとして処分を」
「ここを見てください」
ん?写真には、良く磨かれた机に胸を押し付けている扇情的な姿がが写っている。露出を少なくして、胸の柔らかさ強調しつつ、机の硬さを対比として使ったエロス少な目の絵だが……、ってしまった。
「この机に顔が写ってるんですよ」
「……」
こんな失敗したという気持ちは久々だ。階段がもう一段あると思って踏み出して、平地で転けて試薬を全部ダメにした時以来の気持ちだ。
「あのね、シア君それを返して貰えるとうれしいナーって」
「返してあげてもいいです」
良かった。最悪物理的解決をしなくてはいけなくなるところだった。
「その代わり条件があります」
「条件?」
「対価を払ってもらいます」
私は今、脅迫されているのか。
いくつか作戦を立てる。目標は彼の持っているものの奪取、処分。対価を用意する振りをしながら物理的手段で取り上げるか排除、その後コピーがないかをコイツの住所を連絡先からたどってーー
「まず、服を脱いでください」
ーーよっしゃ、バッチコイ!
色々考えていたが、金の無心等ではなくエロだったらしい。それなら大歓迎だ。
「わかったわ」
私はもったいぶりながら脱いでいく。彼の視線が私の肌に刺さるのを感じる。私は服を脱ぎ終わる頃には、すっかり彼も興奮しており、顔は真っ赤で余裕が無さそうにしていた。緊張からか、彼は大きく喉をならし舌で唇を濡らすと、口を開いた。
「下着もです」
ここで私はふと疑問を持った。脅迫されながらのプレイは悪くないが、不安が残るとイマイチ集中できないなと気付いた。
「早く、脱いでください」
そもそも、私は教師でもある。彼にこんなことをさせたのには、私にも責任の一端があるだろう。今ならまだ引き戻すことができるはずだ。そう考え、私は髪に着けていた地味な黒色の髪留めを取り、シア君に飛びかかる。彼は私に反応できず押し倒され、手から本を離した。私はそれをとり、机の写真を破り小さく千切って飲み込んだ。
「どう?悪いことはするもんじゃないよ?」
彼の顔色はショックからか、悪くなっていた。目を会わせず、呆然と動けなくなっている。昔の万引きを見つかった同級生を思い出す怯えかただ。
「こんなに悪いことする子は……」
私は、ガシッと彼の両手を掴み、脱いだ服で縛り上げる。
「罰が必要だよね?」
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