もう入れてしまおう。
そう思い、私の腰を隠す物を全て取り外し、彼の物に照準を合わせて腰を真上に動かす。息が荒くなり口呼吸になり、息を小さくしようと頑張っているが音が鳴ってしまう。
「行きますよ、入れますよ」
「……すごいです、綺麗です先生。とても」
ゆっくりと腰を下ろして行く。ピタリと彼の先端が入口に触れる。フーッフーッという自分の息が煩い。彼の物が触れたまま、腰を動かして入口をなぞる。入りそうで入らない位置で動かしながら、シア君のことを見下ろすとゾクリとした快感が背中を通る。
私が触れて、彼の物が時折ピクンと反応する度に薄暗い快楽で満たされていく。どうしたら彼はもっと反応してくれるか、もっと入れる前にできることはないかという考えが、頭のなかで巡る。
「シア君、どうして欲しいですか?どうしたいですか?」
彼は瞳を潤ませて私を見上げながら、ふわふわとした雰囲気で声を出す。
「先生素敵です。……もっと気持ち良くしてください。もっと、もっと色んなことをしてください」
何処か期待していたものとは違ったが、私も余裕がないので、腰を下ろしていく。最初に入口を塞ぐように彼の先がくっつき、次に少しずつ広げられつつ彼の物を飲み込んでいく。一番太いところを過ぎ、そのまま腰に触れるまで飲み込む。
私の腰に目を向けると、彼と私の距離が0になっているのが見える。まだ毛が生えていないため、少し腰を上げれば、私が彼に吸い付いているところが鮮明に見える。
グリグリと私の奥まで入るよう、彼の根本まで飲み込むよ押し付けて捻る。微かに彼の腰が動いているのが伝わってくるが、動かないようにしっかり押さえつける。
「動いちゃダメですよ。動いたら……そうですね、もっと恥ずかしい格好させますよ」
「……はい」
彼の動きが止まったことを確かめてから、ゆっくり腰を上げながら引抜く所を確認する。引き抜かれるときに、彼の首が私の中の肉を引っ掻き出てくる。ぬらぬらと濡れている物を見ると、私の中にさっきまで入っていたということを感じて、興奮と、いとおしさを感じる。同じようにゆっくり入れていくと、今度はまた、押し広げられる感覚が、仄かな圧迫感が心地よい。
往復運動を続けていると、少しずつ腰の動きが速くなる。何度か腰を打ち付けるうちに、水のばちゅ、ぱちゅという音が鳴り、それがまた私を興奮させた。何度も上下に動かしているうちにコツをつかみ、私は彼の肩を手で掴みながら腰を降っていた。
彼を見ながら私のなかをかき混ぜていると、彼を呑み込んでいるような、彼の全てを握っているような気分になり、ちょっとずつ肩を掴む力が強くなり、腰の動きも強く、雑になる。
私の理性が流れ出ていき、我を失いそうなとき、ピタリと頬に手を添えられた。
「先生、素敵です、綺麗です、大好きです」
私の頭のなかが静かになっていくのを感じた。だが、私の体の中の熱はまだ達しておらず、まだ腰を揺らして刺激を探していたが、私は彼のことを抱き締める様に頭を下ろして、彼はそれを受け入れて……
唇が重なった。
私は舌を伸ばして彼の中に入れた。彼の舌と触れると、私は中の熱を彼に放出するように絡めた。ぬるく、ぬるりと柔らかさは、絡めとられるようなしっとりとした快感だった。
口を離すと、涎の橋がツーッと伸びてプツリと切れて私のよれた服と、彼の喉に落ちた。
深いキスの後、はぁはぁと息を整えていると、彼の物が僅かに膨れたのが下から伝わり、気付いた時にはとぷっと私の中に吐き出された。
「……気持ち良かったですか?」
「はい、……気持ち良かったです」
「なら良かったです」
私はそのまま一旦漏れ出ぬように、腰を奥に思いきり押し付けた。