独占欲を持ってしまうことで精神は不安定になってしまう。なので恋人を複数持つことで精神を安定させることで幸福になれる、という考えを読んだことがある。
その本はディストピアの階級社会を書いたSF。今の私の社会は……印刷や火薬はもうすでに見つけられているからそこそこ近代ではある。歴史をきちんと勉強していなかったが、ボイルシャルルの法則や電池が発見、発明されているし、前世の西暦1500年以降相当の文明レベルではあるはずだ。
このような前の世界との歴史の違いについて考えるときに、文系科目も良く勉強しておけば良かったと考えることがある。まあ、勉強してなくても王族でもない女性が、二人の男の子を手込めにしていることが良いことな時代では無いことはわかるが。
だが、私は二人と関係を持つことが当たり前となり、外出を重ねているうちに段々と緊張感や警戒が薄くなっていった。
もともと穴だらけの方法だったのだ。だから、失敗がこの形だったのは良かったのかもしれない
シア君と休憩室で休憩して楽しんでいたときのことだった。休憩室として使っているのを知っているのは同じ研究室の人だけ、研究室の人も私に許可をとってから使うという思い込みから、扉の開く音に反応できなかった。
「先生……?」
声の方を向くと、ラミン君が呆然とした様子でこっちを見ていた。
「ラミン君、その……これは……」
頭が働かない。裸ではないがほとんどはだけて、胸も股間もそれこそ繋がっているところまで見える。言い訳を考えていると、シア君がいつもと違う様子で話しかける。
「早く出ていって下さいよ。邪魔なんで」
話し方が刺々しい。そのままシア君は、見せつけるように私の胸を揉み、キスをしようとするが、凄い勢いで近づいてきたラミン君が引き離す。
「なにやってんだよ。離れろよ」
「……痛いですね。何やってるって分かるでしょう?ああ、それとも世間知らずで、まだわかんない線もありましたか」
怖い。二人がいつもと違う。
「いいから離れろって言ってるだろ!」
「しつこい」
「私の話を聞いて!!」
暴力の気配も見せていた二人が、取り合えず口論をやめて私に注目する。まだ、何を話せばいいかが分からない。けど、話さないと。こういうときは、最初から順番に……話せることから……
「私は昔から、女の人の方が好きで……」
私は、前世のことを除いて、私がしてきたことをその狙いを話した。
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「つまり、女の子の代用品として……その……僕たちを見ていた、と」
シア君が確かめるように話す、
「うん。だから、私が悪くて……」
ラミン君が私に目線を合わせる。
「そんなことは、俺はどうでもいいんだ。……その、あの……俺、達のことを好きになっていたって本当に?」
ラミン君が私を真っ直ぐ見てくる。
「……うん」
「なら、俺はそれで良い」
「だけど、私はきっと二人が大きくなったら――――」
「大丈夫。俺は先生のことが好きだし、先生に好きにさせて見せる」
私は……
「僕はーーその、もし先生が僕のことを今みたいに愛せなくなっても構わないんです。先生と一緒に過ごせれば、それで。……できればずっと、いつも、いつまでも」
私は……
「私は、駄目ですよ。私はただのちょっとだけ勉強ができて、二人とたまたま仲良くなれる立場にいただけで、きっとシア君も、ラミン君も、もっといい人がーー」
何とか考えを話していると、二人の様子が変わった。
「……シア、だっけ。ちょっと話したいことがある」
「ラミン君、僕も少し……できればしたくないけど、考えがあるんだけど……たぶん同じことを考えてると思うんだ」
二人は嫌そうにお互いを見て、口を開く。
「俺の方が幸せにできるけどーー」
「僕の方が愛してるけどーー」
「「先生の考えを変えるまでは休戦だ」」
「え?休…戦…?」
どういう意味?
「じゃあ、僕と先生の愛を深めるから退いて下さいよ」
「は?俺が……」
「もうここには僕が出しているので、抵抗ありませんか?」
シア君は強調するように私の入り口を開く。白い雫がたらりと落ちる。
「……むしろ俄然としてやる気が出てきた」
「そうですかー……なら、僕は口で愛し合うので」
……何が何だか分からない。
シア君は私に何事もなかったかのように唇を近づけてくるし、ラミン君はすぐにズボンを脱ぎ捨てながら、私の股間に指を触れて掻き出すように動かす。
「んっ、ふっ」
シア君は普段より音を出すように、激しく求めるようにキスをして
「ふぅ、ふぅ……今、先生の中綺麗にしますから」
ラミン君は私の中に挿入し、普段とは違う動きで中を掻き回す。
最近、快感が押さえきれなくなっていたところで、この刺激に我慢できずに何度も達してしまう。
私が突かれて声が漏れると、対抗するように舌を絡めてぞくりと身を震わせる。それを見て今度は私の特に敏感なところを重点的に刺激して来るため、私が体をよじると、きゅっと強く胸の先端を摘まみ、私はどうすることもできずに体を快感に震わせる。
体の中に淫らな熱が溜り、淀んで溜まっていく。ぼうっとしたまま舌を吸い、腰を動かして快感を楽しむ。
そんな状況がしばらく続くと、私の体にはシア君が私の胸や腹で自慰をした跡と、それに対抗するように何度かわざわざ抜いてまでかけたラミン君の痕が残っていた。
顔もシア君と自分の唾液にまみれて、恐らくしまりのない顔をしている。股間では、ラミン君曰く全部書き出したらしく、腿や近くのシーツは白いもので汚れ、私の中には新しい液体で一杯になっていた。
シア君が疲れた、精一杯を出しきったという様子で私に話しかける。
「先生……これからも愛してるので、よろしくお願いしま……」
私は彼の頬を両手で挟み、キスをした。彼は抵抗できず、私に蹂躙されるがままになっていた。口を離した後は、耳を食み舌をねじ込む。
「ラミン君も、まだ動けますよね?」
私は足で彼の腰をホールドしてしがみつく。
「まだまだ、愛して見せてください」