「センパイ、どうしたんですか?何か最近上の空っすね」
「あ、うんそうだね…」
私は少し考えがまとまらないでいた。ラミン君は頑張ればもっとしてくれるかと聞いてきた。つまり、私にもっと抱き締めて欲しいということで…。
私が望んでいたことであるはずなのに、とても気恥ずかしくなってしまう。彼は私のことを好きなのだろうか…
「あ、そうだ。センパイ、頼まれてたのおいときますねー」
「うん…」
はて、なにか頼んでたっけか?置かれた紙を見ると、去年の私が作ったテスト問題だった。うちの学校では、その教科を納めたことを確認するための試験…まあ、要は単位認定試験が存在する。私は毎年、単位認定試験の前に対策テストを作ってだしている。どんな問題を出すかの傾向を教えられるし、危機感を持たせることができるように問題を作っている。あまりに不合格者をだすと、学校から教師としての評価が下がるし、そもそも落としても私たちの得はないのだ。
「頑張ったら、頑張ったらかぁ」
この対策テストで良い点を取ると頑張ったことになるだろうか。ううぅ……何かとても恥ずかしい。平常心のまま、ラミン君に話すことは暫くできなそうだ。
よし、とびきり難しく作ってラミン君のことは先伸ばしにしよう。そうすれば平常心で会えるはずだ!
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「わ、すごいっすね。ラミン君満点じゃないっすか。」
「ソウダネ」
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私は、ラミン君を個人の研究に呼んだ。今までも何度か呼んだことはある場所だから、別に変ではない。違うことがあるとすれば、部屋に鍵がかかっており
「……」
「……」
お互いに無言で椅子にも座らずに立っていることだろうか。
上手く、顔を見ることができない。それは向こうも一緒なようで、普段は明るく無邪気な笑顔を向けてくれるが、今日はいつもより目線が下がっており、顔も赤い。
最初に口を開いたのはラミン君だった。
「ご褒美……くれますか」
私は暫く迷った末に答えた。
「うん……」
彼はフラフラと私の元に歩いてくる。私は意を決して、腕を広げると、彼は足をもつれさせて私の方に倒れてきた。私はとっさに彼の体を支えるように腕を出した。
「うひゃっ」
彼がとっさに出した腕は、私の胸に向かっていき、私の胸の形を変えた。
彼は呆然としたまま何度か手を動かしたあと、弾かれるように手を戻した。
「あの、その、ごめんなさい!」
「……」
少し驚いて、頭が冷えて恥ずかしさが飛んだ。すると、彼の真っ赤な顔とごめんなさいという声から、好奇心と嗜虐心がムクムクとわいてきた。
「おっぱい、好き?」
彼はあたふたと、どう返事をしたら良いか考え始めたので、そのまま続ける。
「もっと、触りたい?」
今度は彼は固まり、少ししてからか細い声で
「うん……」
と答えた。