私は彼が少し前に足を怪我したのを思いだし、椅子に座り手招きをした。彼が私の前まで来たので、揃えた膝の上をポンポンとはたいて示す。ラミン君は私の膝の上に股がる形でのり、私の胸と顔で視線を往復させながら、手を迷ったようにフラフラと動かしていた。
私はその姿を見ていたら、とても意地悪なことをしたくなり、彼の腕をつかんだ。彼はハッとして私のつかんだ手を見た。そのまま私は、彼の腕をゆっくりと私の胸に引っ張っていく。彼はなすがまま引き寄せられ、腕を胸のなかに沈めた。
私が腕をそっと離すと、彼は少しそのままで動かずに固まり、私が頷くと確かめるように胸を揉んだ。一度揉むと踏ん切りが着いたのか、少しずつ早く、力強くなっていく。彼は胸を揉みながら落ち着きを取り戻したのか、押し潰したり、寄せたりと私の胸を変形させる。
私は、少しずつ正気を取り戻していくラミン君の顔をみて、物足りなさを感じた。もっとイケナイことを、彼の興奮させたい。何よりも、服の上から揉まれてもシチュエーションの興奮はあるが、彼をあまり感じることができない。
私は彼の手をそっと離させた。
「せ、せんせぃ?」
彼は戸惑った声を出して固まった。怒られるとでも思ったのだろうか。私は少し考えて、下着を緩めてから、服の裾を広げた。服を脱ぐのがなにか勿体なく思ったし、着たままのほうがイケナイことをしているように感じたからだ。
ラミン君が固まったまま動かないので、そっと話しかける。
「直接触りたくない?」
彼は返事をしないでまま、私の服のなかに手を入れて、確かめるようにお腹をサワサワと触れたあと、そのままツーと上に手を持っていく。
手が胸にあたると、また私のおっぱいの周辺を撫でてから弱く搾るように揉んだ。少しジンとした気持ちよさを胸のなかに感じ、フッと息を漏らすと、ラミン君は強く揉みすぎたと思ったのか慌てて手を胸から離して、私の顔を見た。私は彼の顔を見て笑顔で
「大丈夫」
と声をかけると、彼は胸の表面を撫ではじめた。彼の暖かい手が私の肌を撫でると、その部分が溶けて柔らかく、熱くなり、感覚が良くなっていく。
「――ぁっ」
彼の指が私の胸の先を掠めて、ビクッと体が動いてしまった。
彼はそんな私の動きを見逃さなかったようで、今度は親指と人差し指で私の先っぽを掴んだ。反応を見せるのは癪だったので反応をしないように構えていると、先っぽをつまみ上げられた。
「ひゃぅ」
私は不機嫌そうに彼を睨んでみたが、彼はそれに気づかずに、今度は軽く回したり、潰したり、引っ張ったり試しながら、何度も胸を揉んだ。
彼が胸を揉む度に、私の胸はほぐれ、敏感になり、先を弄られる度に甘い快感がジンと胸のなかで灯った。