---四宮ネギ太郎---
魔法大学を卒業した琴鳴が、担任の先生になり、ほぼ全教科を担当するらしい。二科生の先生方が及び腰で、教壇に立てなくなった処置のようだ。
授業初日、雫は入院中だからしょうがないが、エリカが欠席していた。どうしたんだ?
「幹比古、エリカは?」
「わからない。まぁ、昨日の今日じゃ、無理だろ?」
そんなに神経が細かったっけ?
「あれ?ここの壁、壊れていたっけ?」
レオが教室の壁を指差した。壊れていたかな?
「いや、壊れていなかった」
って、達也さん。
「ネギ、お前か?」
レオに訊かれた。
「僕の能力じゃ、こんな寸止め出来無いで、貫通しちゃうよ」
「ネギじゃないなぁ。うん?これ斬撃じゃないか?」
あぁ、そう見えるねぇ。エリカか?
「エリカじゃないなぁ。あいつは速度重視だ。ここまで、撃ち込めない」
って、幹比古。エリカについて詳しそうだ。
「さすが、エリカの彼氏だな」
そう言ってあげると、まんざらでも無い様子の幹比古。
昼休み、生徒会室で弁当を食べるように、真由美に言われている。一科生からケンカを売られない様に、する為らしい。
「おばさん、こんにちわ♪」
真由美に挨拶をして、生徒会室の入った。
「ネギ君!名前で呼んでよ~!」
「でも、先輩だから…」
「名前で呼びなさい!」
僕と真由美のヤリトリを、他の生徒会の役員の人達が笑ってみている。いや、笑っていないヤツが1名いた。
「おい、お前!二科生だな。生徒会長を、おばあさん呼びって、失礼だろ?」
おばあさん呼びはしていない。おばさん呼びなだけだ。って、CADを素早く手にして構えた。そして、撃って来た。当然、フルカウンターで返礼をする。
「何?貴様!二科生が一科生に攻撃だと?有り得ない!」
更に連発したきた。真由美達が口を挟む暇も無い、一連の攻撃ありきの動作、見事だ。フルカウンターで総て返すが、相手も避けては撃ち、埒が明かない。面倒だなぁ。
ズッド~ン!
相手のCADが暴発した。火に包まれる相手。深雪が凍らせて鎮火させたけど…凍死していないか?鎮火して即解凍した深雪。
「真由美、どういうことだよ!」
「ネギ君、大丈夫だった?」
僕の身体に抱きつき、僕の身体をチェックする真由美。
「森崎か…差別行動しすぎだよな」
って、服部先輩。
「教師推薦枠で生徒会入りしたからね。張り切りすぎなのよ」
って、摩利。
「おい、ネギ…お前、フルカウンターしてなかったか?」
十文字先輩に訊かれた。
「しましたよ。当たったら痛いじゃないですか」
「ネギ、マジックキャンセルなら被害なかっただろ?」
って、達也さん。あっ!選択ミスをしていた。そうだった。CADは魔法だから、マジックキャンセラーが正解だな。
「へ?マジックキャンセラーも出来るのか?すげぇ~」
って、服部先輩。十文字先輩は、森崎ってやつを医療センターに運んで行った。
---千葉エリカ---
入学して1日目だというのに欠席してしまった。鼻についた臭いが消えない。食事を食べても戻してしまう。ダメだ…私ってこんなにヤワだっけ…
家を抜け出し…住所を頼りに彷徨う。だけど、食事をしていない私の意識は途絶え始め…
意識が戻ると、どこかの家のベッドにいた。腕には点滴用の針が打たれていた。
「まだ、起きない方がいいわよ」
あれ?担任の堤先生の声…なんで?
「今、呼んで来てあげるから、待っていないさいね」
誰を呼びに行くの?
「よぉ!エリカ♪目覚めたのか」
私の探し人が現れた。
「ネギ…なんで、堤先生が?」
「一緒に住んでいるからだけど…」
担任教師と同棲か?コイツ…
「何やっているんだよ。学校を休んで、うちに遊びに来るって。どうかしているぞ、エリカ」
「なんで、ネギはなんでも無いんだ?私はこんなにやられているのに…」
「うん?あぁ、前に言っただろ?僕の目標は瞬殺出来ることだ」
あぁ、言っていたな。そんなことを…
「昨日のは殺す気で撃っていないし」
人体を焼く術を殺す気で放っていないって言うネギ。殺す覚悟の有無の違いか?
「この世界は平和だからな。目の前の死に敏感なんだろう。僕は目の前のエリカに敏感だけどね♪」
はぁ?私の下腹部に顔を埋めているネギ。昨日は風呂に入っていないんだよ。ダメだよ~!
「エリカの汗…熟成しているね♪」
コイツ…私の体液の臭いを楽しそうに嗅いでいるのか…又を閉じようとするが、両膝がネギの肩に載っていて、閉じられない。
「エリカのココって、アレから熟成したのかな?」
アレから?アレって…おい!アレか…ご褒美の…穴を覗き込んでいる変態ネギ。それだけの行為で、ネギごときで…プチ絶頂をしている私。感じ易過ぎる。
「ここはどうかな?」
私の上に載るネギ。載るだけで入れてはくれない。焦らし戦法か?って、寝息が聞こえて来た。谷間に顔を埋めて…お預け戦法か…
夜中に目覚めたネギが、私の下になり、交わってくれた。しかし、差したまま、就寝。私は掛け布団か?
悶悶として寝られなかった私。明け方、目覚めたネギ。
「あれ?なんで、エリカがいるんだ?」
こいつ、明け方に記憶のリセットがされるのか?
「なぁ、悶悶としているんだが、どうにかならないか?」
目の前に魔法陣が浮かび上がり、それが消えると…なぁ~にぃぃぃぃ~!幹比古と交わっていた。幹比古は私の身体をしゃぶるように食している。私はネギがいいのに…あの野郎!寝ぼけていたんだろう!!
---四宮ネギ太郎---
朝、目覚めると、エリカの服だけがあった。中身はどうした?はて?リビングに下りると、食卓には水波の作った朝食が並び、琴鳴が席に着いていた。
「あれ?千葉さんは?」
琴鳴に訊かれた。
「不思議なことに、服だけがあるんだよ。中身はどうしたんだ?」
「あぁ、ネギ君、寝ぼけて、どこかに転移させたんじゃないの?」
って、水波。記憶に無いんだけど…飛ばすとしたら、幹比古かな?幹比古に連絡をしてみた。通話が繋がったのだが、修羅場のような音声が響いている。で、
「うん?ネギか?おい!お前、どういうことだ?返答次第ではお前を斬る!」
エリカの声。元気そうだ。良かった。良かった♪
「服だけあるんだけど、中身はどうやって幹比古の家に?」
「お前、覚えていないのか?お前が転移させたんだろ?!」
「すまん、エリカ。記憶に無いんだよ。服は学校へ持っていけばいいかな。じゃねぇ」
通話を切った。幹比古と大人の男性がなんか言い合っていたような。まぁ、いっか。
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学校へエリカの服を持参して、幹比古の机の中に入れておく。で、深雪に、本日の授業内容の予習を手伝ってもらう。今日は現代魔法師の歴史らしい。ちんぷんかんぷんである。僕の育った環境の歴史すら覚えていないのに、違う世界の歴史は…う~ん。
今日は雫はデフォとして、エリカと幹比古も欠席である。今朝は元気だったのに、どうしたんだ?
休み時間に摩利がやってきた。
「ねぇ、エリカが外泊したみたいなんだけど、どこにいるかわかる?」
「今朝、幹比古の家にいたけど…」
「今朝?吉田君の家に?わかったわ。ありがとう」
情報端末を手にして、どこかに連絡をしながら去って行く摩利。
昼休み、生徒会室。水波の作ってくれたお弁当と、深雪の作ってくれたお弁当を食べる。
「愛妻弁当が2つとは豪華だな」
って、服部先輩。
「豪華です♪」
「う~ん…達也君と深雪さん、生徒会を手伝ってくれないかな?」
って、真由美。
「僕は?」
「ネギ君は、ここにいて!君は、ここにいてくれるのが、一番安心なのよ」
「問題児?」
「ケンカ買いますって、看板を背負って歩かれても困ります!」
背負ったことないけど…
「じゃ、真由美とスキンシップする♪」
耳まで真っ赤になる真由美。
「ここじゃしないわよ!あの…ねぇ、ネギ君…そういうのは家で言いなさいね。まったく…もぅ♪」
「うっ!会長が照れているって…」
「はんぞー君、そういうことは言わないでいいのよ!」
真由美の頬に僕の頬を重ねた。
「真由美、そういう顔はダメだよ。ねぇ、いつもの真由美の顔になって」
「だから、お願いだから、家でしてください。ここではしないで…」
何故か涙目になる真由美。
「七草はネギ太郎には敵わないようだな。ははは」
って、十文字先輩。
「もう…十文字君まで…ネギ君、家でしてよ~」
---千葉エリカ---
幹比古と全裸で抱き合っているところを、幹比古の親父に見られた。夢だと思ってやっていた幹比古は、普段のコイツから想像出来無いエグい行為を繰り返していた。その最中を目撃された。私の手足は縛られて、ベッドに固定され、宙に浮いた状態で、やりたい放題しやがったのだ。コイツにくらべれば、ネギはまだ紳士的である。無理には責めないから。
「幹比古…貴様、どう責任を取るんだ?女性を監禁して、性の捌け口にするとは情け無い」
幹比古の親父の説教が長い。全裸のまま、幹比古と二人、座っている。そこにアニキがやって来た。
「どういうことだ?エリカ!なんで、無断欠席の無断外泊なんだ?」
ネギの名前を出せない。どうしよう。
「って、言うか。吉田さん!なんで、エリカを全裸のまま、放置しているんだ?このエロ親父が!」
あぁ、言われて見れば、なんで幹比古の親父の目の前で全裸のままなんだ?
「そうだよ!バスタオルくらい寄こせよな!お前の息子に手足を縛られて、無茶されたんだぞ!」
「はぁ?手足を拘束して無理やり?それは聞き逃せないな。吉田さんよ!」
アニキは警察手帳を幹比古の親父の前にちらつかせた。顔面蒼白になる幹比古の親父。アニキの機転でスェットの上下を着ることが出来た。幹比古の部屋のタンスから出したのだ。
「で、エリカは、吉田さんの息子と一緒になるのか?」
「ならない。私はネギが…」
アニキに本当の気持ちを言おうとして、声が詰まった。
「ネギは止めろ!アイツはダメだ」
それだけ、言うと、幹比古の親父と話し合いを始めた。
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家に帰り着き、父さんと兄上にも訊かれた。
「幹比古君と一緒になるか?吉田家は責任を取るといっている」
「アニキにも言ったけど…ネギを諦めていない。ねぇ、なんで、ネギじゃダメなの?」
言葉に詰まる兄上。
「どうしてですか?兄上!」
「ネギ君はダメだ。あきらめろ。摩利から、彼の事は訊いた。どんなに、お前ががんばっても、愛人にしかなれないぞ」
許嫁の件かな。
「許嫁が居るからだろ?わかっているよ。同じクラスにネギもあの女もいるから」
「それだけで無いんだよ、エリカ…」
え?まだ、何かあるの?
「彼は七草家現当主の孫だ」
アイツ…師族の孫なのか…だから、メイドがいるのか…でも、
「そんなの関係無いよ!ネギはネギだよ。私のダチなんだよ~」
「エリカ…それだけなら、問題は無いんだが…」
えっ!まだあるのかよ~。何をやらかしてい居るんだ、ネギのヤツ!
「ネギ君の帰郷先は、小淵沢だったろ?そこには四葉家の本邸があるんだ。彼はアンタッチャブルでもある可能性が大だ」
アンタッチャブル…触れてはならない者達…魔法師であるなら知っている。その者達の凄さを…国を1つ滅亡させたらしい。一家系だけで…
だから、ネギは…人肉の焼ける臭いにも怯まないのか。そういう風に育ったのか?
「覚悟は出来ている。父さん、兄上…私の好きなようにさせて下さい。お願いします」
二人に頭を下げた私。今できることは、これしか無いから。
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夜、荷物をカバンに詰めるだけ詰めて、アイツの家に向かった。
「はぁ?ここに住むの?」
呆れた顔のネギ。
「ダメか?」
「う~ん、ダメじゃないけど…部屋もまだ、余っているし」
「何を言っているんだ?ネギと同じ部屋に決まっているだろ?」
困ったような顔のネギ。
「同じ?う~ん…僕、寝ぼけて酷いことをするかもしれないよ」
あぁ、散々されたよ~♪
「今朝みたいな?」
「う~ん…」
ネギが堤先生の方をみた。
「ネギ君を困らせるっていい度胸ね。いいんじゃないの?千葉さんの自己責任でいる分にはいんじゃないの?」
自己責任…責任は取らないぞ的な…う~ん…うん、決めたんだし。女は度胸だよな♪
「わかりました。お世話になります」
「あらあら、了承しちゃいましたよ~、琴鳴さん」
「あぁ、後1つ。あのねぇ、自分の身は自分で護りなさい。で、ネギ君を護ることが最優先だからね」
ガーディアンってことか。望むところだ♪
翌日学校へ行くと、幹比古の机の中から、私の衣類が出て来た。
「おい!ネギ!なんで、私に返さないんだ?」
「だって、幹比古の家にいたじゃん」
「なら、幹比古の家に持って来いよな!学校に持って来ても意味為さないだろ?」
「う~ん…」
ネギの困った顔は好きだよ♪
---四宮ネギ太郎---
放課後…真由美の家へ…真由美の部屋に行き、真由美のベッドで待つ…
「ネギ君…起きてよ~」
真由美が帰宅したようだ。
「確かに家でしてって言ったけど、一人で帰っちゃダメでしょ?」
あぁ、ケンカを売られたら、街が消えるから、一人で帰るなって言われたような。
「もぉ!甘えん坊なんだから♪学校ではダメだからね」
二人で全裸になり、真由美と抱き合う。真由美の胸の谷間の香りを嗅ぐ。良い香りだ。落ち着くなぁ。真由美の腕が僕の背中を撫でながらハグしてくれている。真由美の乳房に頬を重ねる。すぐに、睡魔がお迎えに来た感じだ…
---七草真由美---
私の胸って、ネギ君専用の睡眠薬が発生しているのかな?胸と戯れて5分もすると、ネギ君の静かな寝息が聞こえて来た。交わらなくてもいい。ただ、こうしているだけで、心地良いのは私も同じだ。
「あぅ!」
ネギ君の指先からの狙撃が始まった。敏感な部分を心地良い刺激で狙撃してくる。
「ダメっ…でも、いいよ…あぅん♪」
もう、準備オーケーなんだけど…ネギ君は起きない。安眠できているお礼とばかりに、私の身体を狙撃しまくる。そして、見えない何かが私の中に入ってきた。とても気持ち良い刺激である。見えない何かには目があるのか、的確にスポットを責めてくれる。痛みは無い、気持ち良い刺激だけをもたらしてくれる。
「あっ…あっ…あっ…」
リズミカルな刺激。全身を駆け巡っていく。ネギ君の身体が私と一体になる感覚になる瞬間だ。フィニッシュが近いサインでもある。
「いぃっ!」
そして、絶頂の彼方へ…
ネギ君と寝た翌日は、気分が晴れやかである。問題は、乳首が大きくなっていくことだな。妊婦並になってきたんですが…ネギ君の術で小さくなるのかな?