「頭にお湯を掛けるからしっかり目を閉じててね」
「はいっ。お願いしますっ」
さて、髪を洗うため智花は目を閉じてくれているこの状況。
彼女は、今俺にどれだけ恥ずかしい姿を晒してしまっているか気づいているのだろうか?
――鏡越しに映し出される正面からのおっぱい。
小ぶりなふくらみの二つの頂上は一際鮮やかな桜色で、心なしかわずかばかり二つの頂点の標高や面積が最初に確認した時より大きく広がっているように感じられた。
ついついおっぱいに視線が釘付けになってしまいそうだが、少しだけ視野を広く取れば、彼女の全体的に細くしなやかな白い柔肌が薄っすらと桜色に染まりつつある様子を一望できる。
――彼女の小さな肩越しに見下ろす上から覗くおっぱい。
ほんのりと紅く染まりつつある、細いうなじの魅了を振り切りつつ、小さな鎖骨のラインまで視線を伸ばしていく。
彼女が呼吸するたびに上下に動くそのなだらかな膨らみの高低差を目視で確認できる。
ふと目についた水滴の一つが、彼女の身体のラインをなぞる様に滑り落ちて行く。
誘われるままに目線を降ろしていくと、とても撫で心地の良い事を知っているお腹やおへその小さな窪みが視界に入ってきた。
俺が目線で追っていた一滴の水滴はそのまま下腹部の方まで流れてしまったようだ。
左右の太腿が合わせられることによって、まだ貯水量が少ない小さな三角州が形成されている。
海底に神秘と奇跡の塊である小さな海溝が存在していることを俺だけが知っている。
この様子なら横や下から見るおっぱいもさぞかし絶景なんだろうな。
などと変な事を考えつつ、彼女の手触りの良いミドルショートにお湯を掛けながら、優しく撫でていると、最初はしっかりと閉じられていた両足も髪を洗われている間にリラックスしてきたのか少し開き気味になってしまっている――早くも三角州が決壊した。
そして、上から見下ろす視点では左右の太腿が離れてしまった事により、幽かにできた隙間の黒い影の中に、彼女の大切な場所の一部がちらりと見えてしまった。
「えへへ。昴さんにすごく優しく洗って頂けて気持ちいいです」
嬉しそうに俺に話しかけながら彼女は、さらに両足の隙間を広げてしまい、ついに正面の鏡の中にも、彼女の秘部が完全に映し出されてしまった。
お風呂場という非常に湿度が高い環境のせいか、本来はぴっちりと閉じられているはずのそこも、わずかばかり開きかかってしまっている。
――ヤバいこのまま見続けてると絶対に目が離せなくなりそうだ。
彼女が無意識にほんの少し足や腰を動かすたびに、わずかに左右に動くまだまだ未成熟な小さな割れ目を思わず目で追ってしまう。
……いや、見えてるからどうこうしたいってわけでなく、ただなんていうか、こう……智花が自分から見せてくれてるのもいいし、それが一番なんだけど……偶然見えてしまっているのを覗き見るのも、なかなかそそるものが……
……ここも俺が洗っちゃっていいのかな? できれば是非ともじっくりと触らせ……いやいやいやいや、しっかり丁寧に洗わせてもらいたい。俺達にとってすごく大切な場所なんだから。
確かに智花の初めてをもらう時とか、たまにする時も失敗しないように、触らせてもらったり、よく見ながらさせてもらってるよ。
だけど毎回お互いに緊張してるし、俺も智花ができるだけ痛がらずに俺を受け入れられるようにしてあげることに必死だからあまり覚えてないし……
ただ小さくてすごく綺麗だと思ったっていう記憶は毎回しっかりと残ってるけどね。
できることなら、あの感動を今すぐにでも味わいたいんだ!!
「あの……昴さん? どうかされましたか?」
頭の上に手を乗せたまま動きを止めていたため、彼女が不安そうに尋ねる。
いかんいかん。ついじっくりと智花の体を見ることに夢中になってしまっていた。
今も彼女は目を閉じているため、自分が俺に全てを曝け出していることに気づいていない。
「あぁごめんね。シャンプーつけていくから、目開けちゃダメだよ?」
「はいっ。お願いしますね。……えへへ。す、好きな人に髪を洗って頂けるのって、とっても幸せな気分ですっ」
俺の姿が見えていないにも関わらず、彼女は嬉しそうな笑顔を浮かべている。
無自覚な少女の痴態に劣情を抱いてしまったのは事実だが、同時に少し罪悪感が……
エッチな気持ちは抑えられそうにないけど、せめて洗う時くらいは丁寧に洗ってあげないとな。
手に取ったシャンプー液を彼女の髪に馴染ませるように優しく洗っていく。
「あれ? これって――」
「ん? どうかした?」
指先に変に力が入らないように気をつけながら、力加減を確認しようかと思ったら、先に彼女の方から何か気になったことがあるようだ。
「もしかして、昴さんのシャンプーで洗って下さってますか?」
「え? ……あぁ!? しまった! ついいつもの癖で。ごめん智花。一回流してすぐに智花のシャンプーを使わせてもらうからっ」
慌てて洗髪を中断してシャンプーを流してしまおうとシャワーに手を伸ばす。
「あ、いえ。よ……よかったら、このままお願いしますっ」
「でも、俺のじゃ……」
「その……昴さんがいつも使ってるシャンプーで洗って頂けた方が……私の中でも、しっかりと今日の大切な思い出になりそうなので……す、すみません変な事を言ってしまって」
「そ、そう? うん。よし、それなら智花にとっても良い思い出になるように、ちゃんと洗ってあげないとね」
今回くらいなら俺の雑な洗い方をしてしまっても、そこまで影響はでないとは思うが……大切な少女の体なのだから、丁寧に洗ってあげたい。
何度か細かく彼女に確認してもらいながら洗い終わったところで、シャワーを当て優しく撫でるように丁寧にシャンプーを流していく。
泡を流し終わってから、掛けてあるタオルを手に取り、しっかり目元を拭いてあげ、続いて濡れた髪の水気を拭き取っていく。
彼女の方は終始嬉しそうな表情で、時折笑みを零していた――どうやら努力の甲斐あって幸せな時間を過ごしてもらえたようだ。
「ふぇ…………………………はぅぅぅ!?」
目を開けた彼女がついに自分がフルオープン状態になっている事に気づき慌てて自分の体を抱くようにして身を縮こませる。
ごめんね……智花。俺の方はすごく良い物をじっくりと目に焼き付くくらい見させてもらったよ。本当にありがとう。
「……も、もしかして私、ずっと昴さんに……………………」
「あ、あはは。まぁ……その……うん。久しぶりに見せてもらったよ」
「す……すみません。お見苦しい物を……はうぅ……」
「智花……その、恥ずかしい時は、我慢しないでそのまま思ったこと口に出していいんだよ? 全然見苦しくないって言うか、すごく綺麗だったよ」
あんまり可愛い姿見せられ続けると、俺も我慢できなくなってそのまま後ろから抱きしめたくなっちゃうんだし。
「はぅ!? うぅ……やっぱりまだ気持ちの準備ができてない時に見られるのは恥ずかしいですよぉ……」
うーん。間違いなく俺が原因ではあるんだが、この調子だといつまで経ってもお風呂タイムが終わらないな。
羞恥心で真っ赤になっている少女を慰めるように頭を撫でながら少し思案する――よしっ。
「智花」
「ふぇ? ――んっ」
恥ずかしがりながらも、俺の呼びかけに素直に応じて振り向いてくれた彼女にキスをする。
そっと幽かに触れ合うキスだが、彼女の体温や小さく柔らかな唇の感触が伝わってくる。
いつもする時と違って不意打ちになってしまったが、きっと俺の意図は伝わってくれたはずだ。
「す、昴さん? その……し、したいんですか? ちゃ……ちゃんと持ってます? ……その、で……できないようにするための……ゴム……」
「あとでね。どう? 少しは気持ち落ち着けることできたかな?」
どちらかが相手を求めたくなった時にキスをして返してもらえたら成立するというのが、自然と俺達の間でできた合図だった。
たいていは俺の方から彼女にキスで求め、彼女がしっかりと気持ちの整理をつけることができてから返してくれる。
どうしてもできないという時は、残念ながらその日は泣く泣く諦めるが、彼女の気持ちが固まりしだいすぐに彼女の方からキスをしてくれる。
「今回はエッチじゃなくて、ちゃんと智花の体をしっかり洗ってあげたいからさ……そりゃあ、ちょっとはエッチな目で見ちゃうけど、そこは勘弁してもらえると嬉しい」
「え、えへへ……ありがとうございます。やっぱり昴さんは優しいです。私の気持ちを良く考えて下さって、大切にして頂いて……まだちょっぴり恥ずかしいですけど、もう大丈夫ですっ」
俺がしたのと同じように、そっと触れ合せるだけのキスを返してくれた。
双方の合意が成立したところで、さっそく続きを再開しよう。
「それじゃ、今度は背中を洗っていくね。気をつけるけど変なところ触っちゃったらごめんね」
「はいっ。今度は私が昴さんに背中を洗って頂けるなんて……えへへ、嬉しいけどちょっと不思議な感じです」
彼女の要望で、シャンプー同様に石鹸も俺が普段使っている物で洗ってあげることになった。
タオルは智花の物を借りて使わせてもらっている。俺のなんか使って、さすがにありえないけど万一妊娠なんかさせちゃったら困るし……
髪と言い、これから洗う背中と言い……なんか、智花をどんどん俺の物に染め上げちゃってる感じだよなぁ。
彼女に対して罪悪感と背徳感が混ざったような想いを抱きつつ、壊れ物を扱うような気持ちでそっと小さな背中に触れて――気づく。
本当に……すごく小さいよな。こんな小さいのに、必死に俺を受け入れようと頑張ってくれてるんだよな。
絶対に大切にしてあげないと。
あまりにも小さくどこか儚さを感じてしまう彼女の背中を傷つけないようにと、タオルで優しく擦っていく。
「昴さんの手……すごく大きいです。おっきくて、温かくて、とても優しい手です。……それなのに……やっぱり私はまだまだ小さいですよね?」
小さな背中を労わるように優しく擦ってあげていると、少しだけ自信を失い寂しそうな呟きが聞こえる。
「そんなことないよ。智花だって、ちゃんと成長してる。それに俺のためにいっぱい頑張ってくれてるのを知ってるんだから」
「でも……本当は……その、昴さんのこ……恋人さんとして、もっと奥まで昴さんが挿入れられるようになりたいのに……その方が昴さんもご満足頂けますよね?」
変わらないなこの子は。いつも相手の事ばかり考えてくれてる。
だから花織さんも心配して俺の事を信用して頼らせて欲しいと言って下さったんだろうな。
「智花の気持ちに気づいてあげられなくてごめんな。でもさ、その……こういう事はあんまり気にしなくていいと思うよ……なんていうか、その……智花が俺としてくれるだけで、すごい嬉しくなっちゃって、情けないことに一人で勝手に興奮しちゃってるからさ」
「はぅぅ!? そ、そうなんですか?」
俺の恥ずかしい暴露に意外そうに目を丸くして驚いているのには俺の方もびっくりだよ。
当たり前だろ!! 智花みたいにかわいい子が嬉しそうに抱かれてくれてるんだぞ! とは、さすがに恥ずかしすぎるので口が裂けても言えないが。
なんかごめんね。いつも挿入れるだけでメチャクチャ興奮しちゃってて本当にごめんね。
「あーうん。とりあえず……さ。母さんや花織さんにも言われたろ。無理をしないでできるところまでで、ゆっくり進めて行きなさいってさ」
「は……はい」
「俺だって、ただでさえ負担掛けちゃってる智花に更に余計な負担なんか掛けたくないんだ」
「でも、いつも私ばっかり昴さんに……き、気持ち良くして頂いて……はぅ」
良かった。ちゃんと智花の事、気持ち良くしてあげられてたんだな。
思わず勢いで口走ってしまった自分の発言に真っ赤になってしまっているが、その言葉のおかげで俺の方は本当に救われたよ。
彼女の膝の上に力なく置かれてしまっている小さな手を取り、自分の手で優しく包み込む。
「俺は智花とこうやって触れ合えてるだけですごく嬉しいよ」
「わ、私も……です」
「それにさ。俺の方だって、まだまだ成長したりないくらいなんだ。だからこれからも一緒に成長していこうな」
身長もバスケも、そして恋人同士としても……
これからも、心配しなくても君の体はちゃんと大きくなってきているんだ。って事を確認して教えてあげないとな。
「うぅ……でも、昴さんにも大きくなられてしまったら、私いつまでも追いつけない気がします」
「それじゃ、最後の仕上げだ」
「ふぇ?」
繋いだ手を離し、彼女の両肩手にそっと手を置く。
「ひゃうんっ!?」
労い半分、悪戯半分に少女の肩を一度だけ軽く揉んであげると、目論見通り可愛らしい声をあげてくれた。
「はは。ごめんね。いつも頑張ってくれてる智花にお礼のマッサージをしてあげようと思ったんだけど感じちゃった?」
「もぅ。急にされたらビックリしちゃうに決まってるじゃないですか。あんまり悪戯しないで下さいよぉ」
本人に言ったらもっと怒られてしまいそうだけど、珍しく可愛らしく頬をぷっくりとふくらませて怒っている。
怒らせておいてなんだけど、滅多に見せてくれない彼女の激レアな表情を見ることができて嬉しく思ってしまう――でも、ちゃんと謝らないとな。
からかってしまった事を謝りながら、優しく髪を撫でると嬉しそうに目を細め、すぐに機嫌を直してくれてたようで一安心。
……さて、髪と背中と終わっていよいよ彼女の正面を洗うわけだけど……俺の理性ちゃんと保ってくれるかな?