※この作品はR-18です。

智花アフター(番外編)   作:gajun

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お試しバックプレイ3(完)

「……ごめん智花。出ちゃった……」

 もはやこれ以上何も言えなかった。情けなさ過ぎて。

 バスケなら間違いなくもう少しくらいは堪えることができていたはずだろうに、こと彼女との性行為に対してはまるで無力だった。

 

「ふぇぇ!?」

 そんな俺の一言に対して智花に驚きの声を上げられ、ますます情けなさを感じる。

 なんにせよ、イってしまった以上あまり彼女の中に長居するわけにはいかないと大きさと硬さはまだそれほど失われていない陰茎を引き抜く。

 正直行為の時間に対してはそこまで意識したことはなかったのだが、少なくとも早すぎるのはダメ。というのはこれ以上ないくらい痛感した。

 好き勝手腰を振った挙句、好き勝手にイってしまったのだ。しかもめちゃくちゃ早く。

 これにはさすがの智花さんもドン引きだろう。

 

「あの……もしかして、また、な……中に出してしまわれたんですか? ご、ゴムは……」

「いやいや。それはちゃんとやってるからっ。ちゃんと入れさせてもらう前に何回も確認したし、そんな失敗何度もするわけないからねっ」

 どうやら俺の『出ちゃった』発言を別の意味でとらえてしまったようだ。

 涙目になりながら本気で心配そうにこちらを見返してきた智花にきっぱりと答えてやる。

 さすがに「もしかしてわざとやってるんじゃ」なんて彼女にあらぬ誤解をかけられたくはない。

 ……まぁ、いずれは思い切り生でヤらせて欲しいけど。当然お互いの合意の上でだ。

 

「ほっ……。それなら良かったです」

「重ね重ね、ほんとごめんね」

「ふぇ? どうして昴さんが謝るんですか?」

 どうやら中に射精されたかもと心配していただけで、俺の早漏っぷりは特に気にしていないようだ。

 と言っても、やっぱりちゃんと説明した上で謝るべきだろう。

 

「いや、だって……その、我慢できないくらいすごく気持ちよかったのは事実なんだけどさ、智花のこと無視して好き勝手に動いた挙句、勝手にイっちゃったんだよ?」

 情けなさと申し訳なさが入り混じった歯切れの悪い俺の言葉に対して、

 

「あ、あはは……。確かに、最初はちょっとびっくりはしましたけど、でも全然嫌じゃなかったですし、痛くもなかったし、怖くもなかったですよ」

 変わらず笑顔で答えてくれた。

 

「それに昴さんが先にイってしまったって聞いて嬉しかったです」

「え?」

「だって、昴さんいつも私のことばかり優先して下さってるから……たまに昴さんの方が先にイってくれたと思ったら、すぐに私のこともイかせちゃうじゃないですかぁ」

 心当たりは……たくさんあるな。

 先に智花にイかされたら、つい反撃をしたくなってしまうのは悪い癖だったかもしれない。

 

「今回昴さんが初めてバックをしてみたいと言って下さったおかげで、わ、私もすごく気持ちよかったですし、それなら……先にイっちゃった昴さんも、きっとおんなじくらい、気持ちよくなって頂けたのかなと、そう思ったらすごく嬉しかったですっ」

 いや状況的にどう考えても智花以上だろうに。

 さすがに自分の醜態すらも好意的に解釈されてしまうのも、少し複雑な心境だな。

 

 

 ……さて、果たしてこの状況で二回戦をお願いしてもいいものだろうか?

 

 

 一人で勝手にイっておきながら、不完全燃焼だからもう一回シて。ってお願いするのは、さすがに気が引けてしまう。

 いくら恋愛関係にあるとはいえ――いや、だからこそ一方的に自分の性欲を彼女の向けてしまうことに抵抗がある。

 俺が逡巡していると、智花がどこか恥ずかしそうでいて遠慮気味に声を掛けてくれた。

 

「あの、昴さん。その、昴さんが良かったらでいいんですが……」

「ん?」

「……も、もう一回して欲しい……です」

「いいの!?」

 喜びのあまり思わず前のめりに聞き返してしまった俺に、頬を染めながらもこくんと頷いてくれた。

 

「ちょっと待ってて、ゴム付け替えるからっ」

 我ながらはしゃぎすぎというか、盛り過ぎという自覚はあるが、こればかりは仕方ない。

 結果的に俺が躊躇ってしまったせいで、再び智花におねだりプレイをさせてしまったのは反省しなくてはならないことだが、それ以上に智花もシたいと思ってくれていることがすごく嬉しかった。

 

「……すっ昴さんっ!!」

 不意に強く名前を呼ばれ、いそいそとゴムの交換作業に入っていた手を止める。

 盛り過ぎている俺を叱責するために強い声を出したのかと思ったが、どうやら違うようだ。

 どちらかというと、何かを決意した表情だろう。

 

「よ、良かったら。昴さんのおちんちんのゴム、私につけさせて下さいませんか?」

「――は?」

 一瞬、智花が何を言ってるかの全く理解できなかった。

 俺が呆然としていると、それを否定の意と感じてしまったのか、

 

「ふぇぇ、あっ! い、いえっ。もちろん昴さんがダメだとおっしゃるんでしたら、いいですっ!! 私がやって変な付け方をしてしまって途中で外れてしまったら大変ですからねっ!!」

「あぁ、いや。そういうことじゃなくて」

 もちろん外れたらシャレにならないが。

 

「智花は俺のを触るのは……って、はは。さすがにもう今更か」

 とっくに俺たちは何度も肌を重ね合わせている関係なのだ。そんな相手の身体に嫌悪感を覚えるようなことなんてあるはずがなかった。

 自分の粗相の後始末をお願いしてしまうのは申し訳ない気持ちもあるが、せっかくの智花のご厚意に甘えさせてもらおう。

 

「それじゃ、お願いするよ。さすがに思いっきり出しちゃった後だから、あまり直接触らないようにね」

「は、はい。……え、えへへ。もしやり方が間違ってたら教えてくださいねっ」

 まずは装着していたゴムを陰茎から外そうと小さく柔らかな手が触れる。ゴム越しとはいえ、敏感になってる状態のを智花に触ってもらえたことに軽い興奮を覚えてしまう。

 彼女の健気な姿に対してすらも不純な感情を抱いてしまったのは事実だが、こればかりは仕方がない。すごく嬉しいのだ。

 今もこうしてその繊細な手が二人の淫液でベトベトになるのをお構いなしで、真剣な表情で俺の股間のブツと向き合ってくれている。

 

「……んしょっと。こ、零さないように、気をつけないとっ」

 おそらく普段の俺のやり方を見様見真似で覚えたのだろう。特に大きなトラブルもなく使用済みのゴムを外すことにも成功した。

 まぁ強いて言うならば、底の方に溜まっていた放出直後の精液をマジマジと凝視されてしまったことくらいだろう。

 興味津々なのは仕方ないのだが、できれば少し自重して欲しいとは思うのだが、日ごろそれ以上のことを彼女にしてしまっている俺の立場でそれを言うのは憚れる。

 

「はぅっ!? す、すみませんっ」

 そんな俺の複雑な心境が込められた視線に気づいたのか、慌てて手にしていたゴムを廃棄してくれて一安心。

 さすがに前回のように『それ』を口に含もうとしようものなら、全力で阻止させてもらうところだったが、その必要はないようだ。

 ティッシュを2、3枚ほど取って、自分の陰茎を軽く拭き取る――つもりだったのだが、

 

「あ、おちんちんもきれいに拭かないとダメでしたよね」

 気づくや否や素早く俺のティッシュを取ると、それは丁寧に扱きあげてくれた。

 自分でやるのと違って、人にしてもらった方がなんでこんなにも気持ちいいのだろうか……。

 ……って、いや、智花。あんまりやられ過ぎると、いつまでも経っても拭き終わらないからね?

 なんか智花が「あれ? なかなか拭き終わらない」と困惑気味な表情を浮かべていたが、どこから何が出てるのかに気づくまでは続けてもらおう。

 ティッシュの硬くザラザラした感触が徐々に湿り気を帯び、触れるたびに冷たくヌルヌルしていく感触に変わるのを感じながら、俺は智花の気が済むまで必死に耐え続けるのだった。

 

 色々あったが、ようやく小さな個包装の中からゴムを取り出し俺の局部に再装着させるところまできた。

 いざ装着するに至っても、自分でやるときとは違ったその感触に思わず、俺の意志とは関係なく陰茎が跳び跳ねてしまった。

 

「ふぁっ。ちょ、昴さんっ。おちんちん動かさないでくださいよぅ」

 別に俺だってわざと智花を困らせているわけではない。不可抗力だ。

 智花が両手に持ったゴムを被せようとしてくるのを、まるで拒むようにビクビクと上下に跳ね回ってしまったが、それは俺の意志ではない。

 動き回る陰茎になんとかゴムを付けようと四苦八苦している智花――いや、いつまでも見惚れてないで手伝ってあげないとな。

 

「ご、ごめん。やっぱちょっと自分で付ける時と感覚が違って……ほら。これでやりやすくなっただろ」

 自分でも根元の方を掴み、逃げ回る悪戯好きな愚息を拘束してやる。

 

「はい。これならちゃんと付けられそうです。ありがとうございますっ」

 いや、そこはお礼を言うべきところじゃないと思うぞ。変に律儀なところは智花らしいが。

 一応俺の方でも智花の仕事ぶりを確認させてもらったが、問題はなさそうだ。

 智花が一から全部やってくれたのだ。これはもうこの状態でイったのなら、智花の中でイったのと同じと言っても過言ではないだろう。

 

「えへへ、最後は少し昴さんに手伝っていただきましたけど、ちゃんと付けられましたっ」

 あまりにも無邪気な笑顔で嬉しそうに喜んでいるが、内容があまりにも不釣り合いな気がするのは気のせいだろうか?

 そんなことを考えていると、

 

「そ、それでは昴さん。続き……お願いしますっ……!!」

 上気させた顔だけをこちらに向けたまま、再び俺におねだりをするように可愛らしいお尻を向け、四つん這いになる少女。

 ついさっき襲われるような抱かれ方をしたばかりだというのに、二回目もバックでさせてくれるということなのだろうか。

 

「いや、次は智花がしたいやつでしようよ?」

 そんな俺の提案に「このままでいいです」と変わらず四つん這いのまま答える。もしかして気に入っちゃった?

 

「私もさっきすごく気持ちよかったです。そ、それに……昴さんが私とシたいって言って下さったやり方なので、私ももっとシて欲しいです……」

 そこまで言われたら、こちらももう覚悟を決めるしかあるまい。

 次こそは智花より先にイってしまわないよう気を引き締めなければっ。

 

「それじゃ、もう一回バックでさせてもらうよ」

 両手を少女のお尻から太もも辺りにぺたりと乗せる。

 左右から親指だけを伸ばして陰唇を広げる。試しに思い付きでやってみたのだが、めちゃくちゃエロかった。

 すでに一度行為をしてしまっていることもあり、開いた膣口がヒクヒクと動きながら愛液を零れさせている。

 誘われるように再びそこに陰茎を宛がうと、ゆっくりと腰を突き出していく。

 

「んっ……ふぁぁぁっ……」

 異物の侵入に反応した智花が可愛らしい声を上げた。

 挿入された陰茎を強く求めるように膣圧を掛けてくる。

 いつも以上にスムーズな挿入と締まり具合。智花との本日二度目の性交により、その理由にようやく俺は思い至ることができた。

 互いの性器突き出すような体勢に加えて、勃起状態の陰茎の侵入角にも非常に適している。

 お互いの身体がぶつかったり邪魔になることもほぼなく、すごく挿入しやすい。

 そもそもバック――後背位などと呼ばれているが、自然界においては多くの生物にとってこの体位こそがごく自然な性交位。

 

 最初に俺の自制が利かなかったのは、純粋に智花に俺の子を宿して欲しいという本能が俺の理性を勝ってしまったからだろう。うん、そういうことにしてしまおう。

 それさえわかってしまえば、理性である程度の抑制はできるはずだ。

 今も夢中で腰を振ってしまっているが、まだまだ射精まで余裕はある。

 

「やっぱさ……この体勢でやるの、すごく気持ち、いいよね」

「ふぁぁっ! は、はいっ! んぁぁ、昴さんの、どんどん中まで入ってきて、き、気持ちいいです……はぅぅっ」

 息を乱しながらも、律儀に俺の問いに答えてくれる。

 そんな中、俺は密かに行動を開始する。

 智花の表情を見ることがほとんどできないが、その代わり陰茎を通じて伝わってくる反応を頼りに徐々に深度を深めながら、智花のウィークポイントを探り始めていた。

 

「はぁうっ! ん、あっ、あぁ!? ん~~~~!!」

 無事探り当てることに成功したようだ。知らないふりをしながら、しばらくそこを重点的に攻めていると、必死に声を押し殺そうと口元を抑え出す。

 が、すぐにそれだけでは無理だと判断したのか、今度は枕を抱きしめると、それに顔を埋めてしまった。

 全身を快楽と羞恥心に震わせながらも必死に耐えてはいるのだが、それでも智花の可愛い声は少しずつ漏れてしまっている。

 そして智花が我慢すればするだけ、彼女の膣がより強く深々と咥え込んでいる陰茎を締め付けてくる。

 焼けてしまいそうなくらい熱く、トロけてしまいそうな感触に、こちらもどんどんと理性を溶かされていくようだ。

 

 もう一つくらい新しい刺激を。そう考えた瞬間、俺は智花の腰から手を離すと、小ぶりな胸を揉み始めた。

 

「ふぁぁああぁぁぁぁっ!? す、昴さ……急に、そ、そんなっ……はああぁぁぁうぅっ!?」

 一際強く彼女の膣圧が高まり、陰茎を強く締め付けてきた。

 指で弄ばれていた乳首もすでにピンと勃ち、硬く尖っている。

 こちらも負けないようにと、さらに腰を振り快楽を求め、与えると、逃げるように腰を左右に振り出し始めた。

 当然この程度では抜けるようなことはない。そもそも体格差があるのだから、基本的に主導権は俺が大部分を握ってしまっているのだ。

 どうやら激しすぎるから緩めて欲しい。という無意識の懇願なのだろう。

 智花自身は大きな喘ぎ声を上げた直後は、再び枕に顔を突っ伏して堪えている。それでも時折くぐもった声が漏れてきて、もっと彼女を喘がせたいという衝動が胸の奥から湧き上がる。

 そんな彼女の様子を見て、俺は名残惜しさを感じながらも摘まんでいた乳首からそっと指を離す。

 

 俺の責めが緩んだことに精神的に安堵したのか、少しだけ陰茎を締め付ける力も緩む。

 そして膣圧が緩むと今度はその分だけ陰茎が智花のより深い場所を目指して突き進んでいく。

 さらに深々と俺の侵入を許してしまったところで、ワンテンポ遅れて再び中がぎゅっと締まり絡みつく。

 まるで膣全体で咥え込んだ陰茎を逃がさないように必死に掴まれてしまっているが、彼女自身から溢れ出る愛液のせいで残念ながら俺を完全に拘束することは叶わない。まぁ俺の方も逃げる気なんてさらさらないが。

 

 彼女の最奥まで到達したところで、入り口付近まで引き抜いていくと、抜かれるのを必死に拒むように膣内を狭め締め付けてくれる。

 そして完全に陰茎が抜け切ってしまう手前で止まり、今度は抜かれないように狭めていた膣道を左右にかき分けながら、膣壁に存分に陰茎を擦りつけ再侵入。

 

「ふぁぁぁぁっ、ん……あ、あ、はぅぅぅっ!!」

 俺の動きに合わせるように無意識に喘いでしまっている智花の声を聞きながら、少しでもこの快楽が長続きするよう、ゆっくりゆっくりと腰を動かす。

 一秒でも早く衝動のままに思い切り腰を打ち付け、智花を突き上げたいという欲求を必死に抑える。

 まだまだ未成熟の状態にも関わらず必死に俺を求めてくれる膣の感触を存分に味合わせてもらいたい。

 そんな俺の事情を知るはずもない智花の方はもはや限界間近のようだ。

 声を抑えるために掴み、顔を抑えていた枕にさらに強くしがみつき、イくのを堪えようとしているのがわかる。

 その姿があまりにも可愛らしく、『つい』嗜虐心めいた感情が芽生えてしまったのは仕方のないことだろう。 

 

 そんなにイきたいなら、我慢しなくていいんだよ。

 心の中で智花にそう呟きながら、片手をそっと腰から手を離し、彼女の最も敏感でおそらく今一番触れて欲しい場所へと伸ばす。

 

「ひゃううっ!? す、昴さんっ。ま、待って、そ、そこはぁぁぁっ――」

 指先がぷくっと膨らんだ陰核に触れると、一瞬びくりと体を跳ね上がると智花は予想通り驚愕の声を上げた。

 彼女が次に俺に告げる言葉はわかっている。「待ってください」という懇願だ。だから、その前に――

 

 もちろん強く抓るようなひどいマネはしない。そこまで強い刺激なんて必要ないのだ。

 絶頂寸前なんだから、そっと優しく、ほんの少しだけ重点的に撫でてあげるだけで十分。

 

「――ま、待ってっ、くだっ……はぁぁあああああぁぁっぁぁぁううぅぅぅっ!?」

 言い終わる前に智花は背中を大きく仰け反らせながら、全身を痙攣させた。。

 絶頂に合わせて膣全体も一気に引き締まると、こちらの射精感も刺激される。

 直後幽かに締め付けが緩むと同時に活発にうねり蠢く。

 その動きに誘われるように腰を突き動かし、とっくに限界を越えていた俺の身体も本能のままにドクドクと彼女の膣内で射精を開始する。

 

 俺は真っ白になった頭で、何度も陰茎が激しく躍動し彼女の膣内で精を吐き出し続けるのを感じていた。

 お互いにしばらく絶頂した体勢そのままで身体を硬直させていたが、どちらからともなく、ゆっくりとまだ余韻に浸りつつ体を動かしていく。

 二度目とは思えない――むしろ感覚的に過去最多量レベルではないかと感じるくらいの吐精直後のせいか、まだどこかふわふわした感覚が抜けない。

 智花の方も息を切らしながら、終盤ずっと必死にしがみついていた枕に倒れ込むように伏してしまっているあたり、相当体力を消費してしまったのだろう。

 俺の方も今すぐ思い切り倒れこみたいのだが、体勢的にこのまま倒れこんでしまうと最愛の恋人の上に覆いかぶさってしまうことになる。そのためもうひと頑張り。

 ゆっくり休んでいるところ智花には悪いが、

 

「よっと」

「……ふぁぅぅぅ」

 力なく俺のなすがままになっている智花をそのまま抱き起こす。

 せっかくなので智花には枕ではなく、俺に体を預けてもらいそこでゆっくり休んでもらうとしよう。

 これなら俺も智花にもたれかかるだけで、押しつぶさずにゆっくり休めるし、彼女を抱き枕代わりにもできて一石二鳥だ。

 

「……え、えへへ。まだ昴さんのおちんちん入ったままですね」

 俺に抱きすくめられながら、視線を下ろした智花が未だに俺たちが繋がっている状態に気づくと照れ笑いを浮かべた。

 

「あぁ、ほんとはすぐ抜かないとダメなんだけどさ。その、ほんとにゴムが外れそうで危なくなったらちゃんと離れるから、もうちょっとだけこのままでいさせてくれないか?」

「ふふ。はい。私もまだこのままでいたい気分です」

 しばらくの間、俺たちはセックス後の余韻に浸りながら、ゆったりとした幸せな時間を過ごすのだった。

 

 なお今回お試しでやってみたバック体位は『今の俺たちには刺激が強すぎる』という理由から、双方の合意により、当分の間封印することとなった。

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