さて、ここで一度状況を整理しよう。
俺と智花は彼女の大切な友人であり、彼女同様に俺の大切な教え子である少女たちの前で性行為を行う約束をした。
まず行う場所だが、湊家自慢の檜風呂ですることになった。
というのも、どうやら花織さんが智花にもし俺と行為をするチャンスがあったら、そこがお勧めだと彼女に伝えていたようだ。
確かに、両親不在のタイミングで彼氏である男との行為の痕跡が発見されるのはあまりよろしくないだろう。
俺も相手をして欲しいという欲求はあるが、智花には友達と楽しい時間を過ごして欲しいという想いもある。
仮に一時的に彼女に付き合ってもらった後に彼女を解放すると、彼女とした後の布団で彼女の残り香だけで一人で寝るのはあまりにも寂しすぎる。
なにより初めて確認させてもらったのだが、湊家のお風呂場はみんなが絶賛するのも頷けるほどに、とても立派な作りであり、広さもみんなで入るのに十分すぎるくらいだった
さすがの花織さんも、まさか俺と智花の行為中に他のみんなも一緒にお風呂場にいるという事態は想定外だろうが、この際仕方ない。
次に時間だが、当然夜だ。それも、ちゃんとやることも終わってあとはお風呂入って寝るだけという時間のだ。
まさか智花の家に到着して早々にいきなり行為に及ぶほど、俺だって盛ってるわけではない。
見学希望者たちからは不満の声が上がったが、さすがに約束はしたものの俺たちにだって心の準備くらいさせて欲しい。
なにより、智花はどう思ってるかはわからないが、俺個人としてはできるだけ昔のままの変わらないみんなの仲が良い姿を少しでも長く見せて欲しい。という願いがあった。
俺が何よりも見たかった彼女たちの姿を思う存分目に焼き付け、懐かしくも上達が感じられる手料理を腹いっぱい味あわせてもらい、やがて約束の時を迎えるのだった。
「最終確認をするけど、みんなは本当にいいんだね? 今回は内容が内容だから、いくらみんなが仲良しでも無理に友達に付き合う必要はないよ」
「あたしはいつでもおっけーだっ!!」
「私も二人のおジャマにならないように気をつけますので、私たちのことはどうかお気にせずに、好きなだけトモを求めて頂ければ」
「すごくドキドキしますけど……見せて欲しいですっ」
「おー。ひなも、おにーちゃんとともかのえっちみたいー」
俺の言葉に目を輝かせながら頷く真帆と紗季、恥ずかしがりながらも強く頷く愛莉、本当にわかってくれているのか少し不安な気がする笑顔のひなたちゃん。
「それじゃ、俺は隠すことができないから、みんなに見せちゃうけど、みんなは絶対に俺に見せないようにしっかり隠さないとダメだよ」
俺が智花以外の裸を万が一見てしまうということは、それ自体が智花への裏切りになってしまうからだ。
「あぁ、それでしたら、私たちはちゃんと水着を着用しますのでご安心下さい。重ね重ね私たちへのご配慮感謝しますね」
ふむ。それなら、他の子たちの肌を見て傷つけてしまうような事態は完全に避けられるな。
「もっかんとすばるんは全裸で良くね?」
「おー。ひなも裸になっちゃダメ?」
「ひ、ひなちゃんっ!! 絶対に途中で脱いだらダメだよっ」
「ふぇぇ!? 最初から裸なんて恥ずかしいよぉ」
「俺も、さ、さすがにタオルくらいは……」
俺の方もいきなり変なモノをぶらつかせながら、彼女たちの前に出る勇気はないし。
流れとしては、先に俺が風呂に入らせてもらい、みんなが来るのを待機することになった。
洗い場で少しでも見栄えが良くなるよう丁寧に体を洗い、わずかに湯船に浸かり体を温めたところで、腰にタオルを巻き、浴槽の縁に座りみんなを待つ。
あまり熱い湯が得意ではなく、風呂の時間自体短い俺には中々きついものがあるが、くれぐれも醜態を晒さないようがんばらなくてはな。
やがて賑やかな声と共に五人の少女たちが俺の前に現れた。
四人は水着を纏い、一人だけしっかりと体にバスタオルを巻き付けている少女たちの姿を確認できて、まず一安心。
「トモー。長谷川さんに抱いて頂くんだから、ちゃーんと綺麗にしないとね」
「すばるんにしっかりオトナにしてもらうんだぞっ」
「はぅ!? ま、待って! まだ取らないでーっ!?」
乗り気だった二人が早くも智花のバスタオルを剥ぎ取ってしまった。
俺に裸体を晒しているということに気が回らないのだろう。俺の視線から自分の一糸纏わぬ姿を隠そうともせずに、取られてしまったタオルを取り戻そうと必死に両手を伸ばし真帆を追いかけている。
「と、智花ちゃんっ。長谷川さんに見えちゃってるよ!?」
「おー。おにーちゃんも、ともかのおっぱいみてるー」
「ふぇぇぇ!? ま、まだ待ってくださいっ!? あとでいくらでも見せてあげますから、まだ見ないで下さいっ!!」
「み、見てないからっ。まだ見てないからっ!!」
ごめん。バッチリ見ちゃった。膨らみかけの……またほんのちょっとだけど成長したと思うよ。
相変わらず、無自覚にすごい大胆なこと言っちゃてるけど、二人きりの時に見せてくれる時と智花のリアクションも違う分、すごく新鮮で俺もドキドキしちゃってた。
「はぅぅぅ……お願いだから、あんまりイタズラしないでよぉ……」
真帆からバスタオルを取り戻すことに成功し、慌てて正面だけを隠したところでようやく落ち着きを取り戻しつつあるようだ。
「真帆。いくら恥ずかしいのを隠すためだからって、あんまりトモを困らせないのっ。ジャマばっかりしてるといつまでたっても二人が始められないでしょ」
「ごめん、もっかん。なんかあたしもちょっとハイになっちゃってるかも……」
もしかして真帆もすごく恥ずかしいのかな? ま、そりゃ当然か。それにしても、さすが紗季さん冷静ですね。
いくら他人のかもしれないけど、初めて見るのに、すごく落ち着き払っているというか……いや、むしろみんなの中で一番興味深々なんだろうな。
「昴さん、お待たせしました……よ、よろしくお願いしますね」
智花も体を洗い終わると、俺の隣に並ぶように浴槽の縁に腰を下ろす。
他の四人はお風呂の中で、少し離れた位置で俺たちを囲むように、左右に広がりそれぞれで陣取っている。
「もっかんとすばるん、エッチはじめちゃうんだよな……」
「みんな。二人の気が散らないように静かに見てないとダメよ」
「う、うん……」
「おー。ふたりのおジャマにならないよう、しずかにみますー」
真帆たちは湯船に浸かり温まりながら、事の成り行きを楽しむようだけど……この位置関係だと下から見上げる感じになっちゃうから、かなり際どい部分がバッチリ見られちゃいそうだな。
「いつも通りしていくよ」
「はい。昴さんになら安心してお任せできるって信じてます」
俺と智花の間の空気が変わったことを感じたのか、誰かが息を飲む音が聞こえた気がする。
俺も後ろからの視線や気配に緊張を感じるが、目の前で俺に身を委ねると言ってくれた少女を不安にさせてはいけない。
浴槽の縁に座っている少女の正面に立つように回り込み、優しく彼女の両肩を抱きながら、そっと唇を重ね合わせる。
「んっ……ん……」
智花の体から少しずつ緊張が解けて行く様子が伝わってくる。
俺たちのキスに驚いたような声と、それを叱責する声が聞こえたような気がするが、もう気にならない。
俺は今、目の前の少女――智花と愛し合うことに全身全霊を掛けなくてはならないのだ。
決して彼女を怯えさせたり、不安がらせるようなことはしてはいけない。
「触るよ」
唇を離し、一言だけ伝えた俺の言葉に瞳を潤ませながら小さく頷いてくれたのを確認し、少女が纏っていたバスタオルをはだけさせる。
滑り落ちるように床に落ちると、少しずつ大人へと成長してる少女の綺麗な裸身が露わになる。
左手は少女の背中に回し、優しく抱き寄せるように体を支えながら、右手は少女の片方の胸を揉み始める。
少女の胸を包み込んでいる手の平全体で柔らかくも、ほどよい弾力とハリのある小ぶりな感触が伝わってくる。
手の平の中心あたりに、一か所だけ他の場所よりもほんの少しだけ強くこちらの手を押し返す存在が、主張を始めてくる。
「ひゃうんっ!?」
手の位置をずらし、わずかに膨らんだ桜色の乳首を指先で挟み、転がすとどうやら刺激が強すぎたようで驚かせてしまったようだ。
「これは大丈夫かな?」
「んっ…………ふぁう……気持ちいいです……」
乳首への刺激を減らし、頂点よりもわずかに薄い桜色の乳輪を指先でなぞっていくと、俺にもたれかかるように体を預けてきた。
恥ずかしそうに頬を染めながら、俺から与えられる快感に身を任せてくれている。
再び、手の平全体で少女の胸を揉み続けたところで、ぷっくりと膨らんだ乳首に指先を押し付けてみたが、どうやら刺激にも慣れてきたようで、彼女の方から胸を押し付けてくる。
……次のステップに行けそうかな――というところで、予想外の事態が起こる。
「――と、智花っ!? きゅ、急に何をっ!? うっ……」
おっぱいの次はどこを攻めようかと狙いを定めている最中に、突然下腹部から強い快感が走る。
「いつも昴さんに気持ち良くして頂いているんですから、私も昴さんに気持ち良くなって頂きたいです」
智花が俺の腰に巻いていたタオルの中に手を突っ込み、まだ数えるくらいしか触らせたことがないペニス引き出すと、優しく初々しい動作で前後に扱き始める。
そのぎこちなくも彼女なりに俺を気持ち良くさせようとしている動作に思わず、体が悦び腰がびくんと跳ねる。
ダメだ。完璧に油断してた。これは本気でヤバすぎる。
「と、智花っ。一回離してっ。ホントにヤバいからっ!!」
「ふぇ!? ご、ごめんなさいっ!!」
ほんの少し彼女に扱かれただけで、すっかり勃ち上がり準備万端になってしまった。
先端からは、智花の胸を揉み抱いていた時以上にヌルヌルとした先走り液が溢れ出てしまっている。
慌てて手を離してくれたおかげでなんとか堪えることができたけど、もう少し擦られてたら……思いっきりぶちまけてたな。
「昴さん……その……だ、大丈夫でしょうか? 勝手なことをしてしまって、本当にすみませんでしたっ」
「あ、いや。怒ったわけじゃないんだ。……その、あまりに智花が上手すぎて、危うく出ちゃいそうになっちゃって……」
「ふぇ? 出ちゃう……はぅ!? そ、そうですよね。せっかく中に出して頂けるのに、いきなり関係ないところで出しちゃ、もったいないですよねっ」
そうだけど、そうじゃないっ!! ――っていうか、そろそろ少し自重してっ。みんな真っ赤になっちゃってるからっ!!
行為中に他のことに意識を向けるのはマナー違反だとは思うけど、みんな――マイペースなひなたちゃん以外が今の一言で絶句しちゃってるから。
「昴さん……私、どうしたらいいですか?」
どうやら勝手なことをして俺を困らせてしまったと思ってしまったようだ。
心細そうにしゅんとしてしまっているが、健気な少女はそれでもどうにかして俺の役に立ちたいと思ってくれているのだろう。
エッチとは本来お互いに相手を思いやりながら、楽しむものだ。
俺自身は智花を気持ち良くさせてあげられてることに満足していたのだが、智花の方は自分ばかりが気持ち良くなってしまい、俺に何もできないことに申し訳なさを感じていたのかもしれない。
そう考えると、俺もまだまだダメだったんだな。
自分のことばかり気を取られて、智花の気持ちを考えてあげられてなかったんだな。
「ごめんな。俺の方が悪かったよ」
「そんな、悪いのは私です。いつも昴さんにばかり――」
「そのせいだよな。俺ばっかり智花を気持ち良くさせようとしちゃって、智花に俺のことを気持ち良くしてもらおう。ってさせてあげなくて……ごめんな」
「そ、それは……その……」
そうだよな。たとえ年下の女の子に少し擦られただけで暴発しちゃっても、情けなくなんかないよな。
むしろそれだけ智花が上手いってことなんだ。俺のことを気持ち良くしてくれたって証だよな。
「智花のおかげで大事なことに気づけたよ。これからは、お互いに気持ち良くさせあおうな。……でも、今回だけはもう少しだけ……挿入るまで待っててくれないか? できれば全部智花の膣内で射精したいからさ」
「そ、それでは、その……い、入れたら?」
「智花にがんばってもらおうかな? 体位は智花が大好きなやつでいいからさ」
「は、はいっ。昴さんに気持ち良くなって頂けるよう精いっぱいがんばりますねっ」
確かにお互いに仲が良すぎたり、優しすぎてもちょっとしたすれ違いが起きてしまうこともあるのかもな。
後ろの方でひっそりと身を寄せ合いながら、俺たちを心配そうに見守ってくれていた少女たちに心の中で謝罪をする。
彼女たちも、俺と智花の謝罪合戦が一段落したことに安堵しているようだ。
……まぁ、すぐに元の雰囲気に戻ったみたいだけどね。
思わず口走っちゃったけど、智花が好きな体位に妙な食いつきを示しているのか、ヒソヒソとなにやら一言二言話しては、小さな声でキャーキャーと歓声を上げている。
――って、あれ? 俺、今タオル……あ。
なんとなく少女たちが我慢しきれずに歓声を上げてしまっている理由に気づいてしまった。
俺と智花のいるすぐ近くの床に水気をたっぷりと吸い重くなった状態で二枚のタオルが重なり落ちていた。
一枚は智花が最初に自分の身体を隠すために巻いていた大き目のバスタオルだ。
もう一枚は顔を拭いたり、身を隠すにしてもせいぜい限定的なごく一部を覆える程度の小さなサイズだ。
より詳しく言うなら、小さい方は俺が腰に巻いていた物のはずだが、どうやらさっきの一件で俺の体から離れてしまったらしい。
フライング気味に俺は下半身の解放感と共に勃起状態のペニスを少女たちの前で露出してしまっていたのだ。
幸いほとんど背中を向けているような立ち位置のおかげで、他の少女たちからは、まだチラチラと見えている程度だろうが、目の前の少女には屹立した状態で思い切り突き出してしまっている。
そして智花は、こんな状況にも関わらずひるむことなく頑張る。と言ってしまっている……いや、言ってしまったわけで……
そりゃ、興味津々だった子たちも大興奮になっちゃうよね……
このまま俺がみんなに背中を向けている状態だと、あんまりよく見えないだろうし、ちょっとだけみんなが見やすいように調整してあげようかな?
どうやら俺も他の子たちに見られながらする。というこの特殊な状況に楽しみを感じ始めてきてしまっているようだ。