歯車の狂った世界【2次創作短編集】 作:堀 吉之助
クレア「中尉」はローエングリン城に迷い込んだ子供たちを、探索に向かった。
彼女は宰相直属の部下である「アイアンブリード」に列していながらも、数日前に皇女が誘拐されることを防げずに、その上協力関係にあったトールズ士官学院の若き精鋭達までも捕られてしまうという失態を犯してしまっていた。
クレアはその責任の一端を償うために降格され、しばらくの間は閑職に回されてしまった。いつかは第一線に戻るとはいえ、本来優秀である彼女には辛い処分である。客観的は軽い処分でも真面目な彼女には無為がなによりも耐えられなかった。
だからこそ、子供の捜索を自ら買って出てローエングリン城へ向かったのだ。
クレアは両手を頭の後ろにおいて、膝をついた。
額に汗を浮かべ、彼女は今現在の危機的状況を打開する策を必死に考えていた。整った顔立ちをして蒼い髪はほの暗い部屋の中でも、やんわりと光を反射する。サイドテールにしているが、髪先は少しウェーブがかかっている。まさに美女といってよい。
だが、クレアは単なる女性ではない。「氷の乙女(アイスメイデン)」の異名を取る切れものであり、軍人としての戦闘能力も高い、優秀な戦士である。それは灰色の帝国正規軍鉄道憲兵隊の制服を着た彼女の誇りである。
その優秀な彼女の頭に銃を突き付けているのはあどけない表情の少年だった。彼はクレアのサイドテールを後ろに引きながら、その後頭部に彼女から奪った銃を突き付けている。その上彼の後ろにはもう一人の少年がいた。
彼らはローエングリン城に迷い込んだ少年たちだった。しかし、この異常な状況からもわかるように彼らは正気ではない。その眼は赤く光、うっすらと笑っている。
「悪霊がとりつくなんて……」
クレアは髪を引かれながら苦しげに言う。そう、この少年たちにはこの古城にいる悪霊<シャドウスピリッツ>が憑りついていた。すでに正気などないが、彼らに危害を加えるわけにもいかず、だからと言ってヘタなことをすれば、何が起こるかわからない。
「おねーちゃー」
少年たちは抵抗のできないクレアと遊ぼうとでも言うように笑う。彼女に銃をつきつけていない、少年がクレアの前に出て彼女に抱き付く。そして彼女の腰に手をまわして、ベルトをかちゃかちゃと外し始めた。
「な、なにをするんで、しょうきに」
クレアの抗議は空しく、彼女の軍服のズボンはするりと落とされてしまった。そこから見えるのはスポーティーな下着と鍛えられて豊かな太腿。だが、肌はほの暗い光を反射して美しい。
そのパンツを今度は少年が脱がそうとする。
「やめなさ、ぃあ」
赤面して抵抗しようとしたクレアをサイドテールを引いて、後ろの少年が止める。その間に彼女のパンツの両側をもって前の少年が脱がそうとする。クレアはたまらずに頭から手を離して、自らのパンツを抑える。少年とクレアはそれで脱がし、脱がされまいとする。
「えっ、あ。く」
紅潮するクレアの顔。それは羞恥だけでなく、少年の異常な力に対抗するためだった。彼は悪霊に憑りつかれて操られているからか、怪力を発揮している。ずりずりと脱がされるパンツとそれに伴ってクレアの下半身がその肌色を見せていく。
「はい、ばんざーい」
ぱっとクレアの両腕を後ろの少年がとった。すでに銃は捨てている。操られている彼らにはこの女性の強姦は単なる、遊びである。
一瞬呆然としたクレアだが、次の瞬間にはパンツが膝まで下ろされて、秘所を少年達に露わにされてしまう。彼女の引き締まったお尻から手つかずの陰部まで曝け出されてしまう。
「!ぁ」
クレアは頬を赤く染めて、急いで隠そうとしたが両手は動かない。少年のほうが力が強かった。それに彼女の下半身を「剥いた」少年が彼女の両腿に抱き付いて、持ち上げる。一瞬の浮遊感のあと、クレアは背を地面につけてひっくり返されてしまう。俗にいう「まんぐり返し」の状態にされてしまった。
少年たちはクレアを無様な格好にしてから下半身からズボンとパンツを脱がして。ぐいぐいと軍靴をはぎ取る。なにかをわめきながらクレアは抵抗するが、体位が不利すぎて無駄だった。
「……だめっ!」
クレアは懇願するように言う。すでに彼女の股間は少年たちにまじまじと見られている。桃色の陰部は二人の少年によって凝視されているのだ。一人の少年は彼女の両手を地面に押し付けて、もう一人は両腿をつかんでいる。
クレアの股が開かれる。
「あ、あなたち。しょ、しょうきに」
慌てて言うクレアだが、少年たちは聞かない。股を大きく開かせて、少年たちはクレアの顔をきゃきゃと笑う。彼女の眼には涙がたまり、眉がより、今にも屈辱からか泣きだしそうである。
両腿を押えている少年はクレアの秘所に口を近づけて、嘗め始めた。くちゃくちゃと音を立てて、舌で愛撫する。クレアはびくびくと動くが、声は出さない。その間にも少年の舌は奥へ入って彼女の味を堪能する。
「おねーちゃん、はいちーず」
クレアが声に驚き、見ると。彼女の真上で少年が導力ビデオカメラでクレアの少年から「無様な格好で陰部を嘗められている」状況を録画されていた。この古城を撮るために持ってきたのだろう。
「や、やめなさい!
少年はカメラを持っているから、クレアは自由になっている腕を伸ばしてカメラを奪おうとした。だが、手がうまく動かない。それどころかクレアは自らの制服のボタンをはずし始める。
「?……!?」
クレアは自らが何をしているのか訳が分からない。しかし、その原理は簡単だった。少年たちを操っているのは悪霊である。その悪霊の一部が彼女の陰部を嘗める、少年から直にクレアに乗り移ってきたのだ。だからこそ、クレアは服を脱いでいく。身をよじりながら、軍服をはだけて、ブラをたくし上げる。
無論その状況も映像で残されている。
「あっ、ぁ」
クレアは嘗められることに嬌声を上げ始める。何故か我慢ができない、と彼女は考えているが彼女に憑りついた悪霊が彼女の中枢神経を支配し始めた証である。クレアはそのまま、自らの胸をはだけさせた。
丸い乳房が少年の前に出される。それをクレアは自ら揉む。桃色の乳首を捏ねながら。
「いやっ、ひっ、ぅ」
可愛らしい声を上げる《氷の乙女》。涙を流して、恥辱にまみれた顔で彼女は必死に身を動かす。それは精一杯の抵抗である。
そんな彼女の陰部を嘗めていた少年が急に立ち上がってズボンを脱いだ。そこには小さく勃起した「男性器」があった。
「はっはっ」
犬のように少年はまんぐりがえしの状態のクレアを見下し、股を開かせる。クレアは純粋に「ひい」と悲鳴を上げる。だが、次の瞬間には少年のそれが上からクレアの女性器を貫いた。
「はひい、あ、っあい」
クレアは少年に犯される。その様子は完璧に録画されているのだ。少年の腰が動くたびに、情けないクレアの顔がカメラに収められていく。彼女は自らの胸を揉みながら、凌辱される。体は言うことを聞かないから抵抗の手段もない。
「お姉ーさん。ちーず」
「はっあ?」
訳の分からないことを言われてクレアは呆然としたが、その手は徐々に胸から離れる。胸は少年のピストン運動で上下する。
「……!……」
唇を噛んだままクレアは両手でチョキを作らされる。顔は真っ赤で涙に濡れたまま。少年に犯される様子は映像に残ってしまう。そして、クレアはその状態で少年の声を聴いた。
「ひいへえ」
獣のような声の後、クレアの股を白い液が流れ出る。