歯車の狂った世界【2次創作短編集】 作:堀 吉之助
茅場晶彦は天才である。彼の成したことはこの世界に甚大なる影響を与え、そして多くの命を奪い取った。その意味ではまさに大人物だといえよう。しかし、人間は茅場のように創造主をといえる人物はそれこそ、百年に数人しか生まれないが、その創造主を「超える者」は星のごとく現れるのが、人の性である。
ソードアート・オンラインはまさに鉄壁の構築を成されていた。プレイヤーをナーヴギアにて物理的に拘束していることも、事件の解決を困難にさせることとなった。しかし、茅場が如何に独創的であろうと、彼が如何に優秀であろうと、人間であるかぎりは彼のプログラムもプランも鉄壁ではあっても、絶対ではない。
人間が優秀かどうかは相対的な話でしかない。茅場が全世界に向けて、自らのプログラムを示したのであれば、それを蟻が食らいつくすように解析され、凡百の人間達には彼を「超えて」いく。つまり、茅場の世界はもう、崩壊の時がきたのだ。
紫の髪をなびかせて、その少女は崩れゆく世界を見ていた。紅い眼は呆然と炎に染まる空を見つめている。彼女は胸元が大きく開いた衣装を着ている。こぼれ落ちそうな豊満な胸には二つのホクロがある。
「これは……わたしへの、ばつなのかも……ね」
寂しげに言う、紫髪の少女。彼女は名をストレアと言う。外見は見目麗しい美少女だが、その正体はソードアート・オンライン上でのプログラムだった。自我を持っていること自体は驚嘆すべきことだが、今の彼女は滅びゆく世界の一部に過ぎないのだ。
ストレアはこのゲームがクリアされることに恐れを抱き、その可能性を持つ一行を「始末」した。ストレアはそれで自らが消えることのない安心を得た代わりに、心にぽっかりと穴の開いた虚無を味わった。だからこそ、彼女は「罰」という言葉をつかったのだ。
ソードアート・オンラインの世界が崩れていく理由はストレアにはわからない。外から、ハッキングでも受けたのか、もっと根源的なダメージをシステムが負ったのか。少なくとも茅場が心血を注いで作り上げた世界を崩した方法は彼女の想像の外にある。
「みんな……ごめんなさい」
不意にストレアの頬を涙が伝う。彼女は自らの為に、自らが倒した者たちへと謝罪する。胸を覆う悲しみと、悔恨を許しの言葉にしてこの少女は謝り続けた。
しかし、ストレアはデリートされることはなかった。自我を持つプログラムという、研究対象として回収され、実験対象とされることになるのだ。
ストレアの両胸に食らいついた青い芋虫が、彼女の乳首を咥えて吸う。豊満な胸が、彼女の喘ぎに合わせて揺れるが、芋虫たちにしゃぶられる乳首は彼らの口の中でがっちりと拘束されている。ストレアは何時も着ていた服を破かれたのか、上半身は何一つ着ていない。一応スカートとニーソックスは着ているが、彼女が暴れるたびに中の黒いパンツが見える。
「はあ、はあ、はあ」
ストレアは顔を両手で覆い。紅い顔で、自らの両胸が芋虫などに嬲られている自らの両胸を見る。ちゅぶちゅぶと音を立てて芋虫は彼女の乳首を吸い。口の中で愛撫する。ストレアは「やめでぇ」と言いながら身をよじる。
ストレアにしゅぶりついている芋虫は「モンスター」であった。当たり前だが、崩壊したソードアート・オンライン上のモンスターではない。そもそもここは彼女のいた世界ではない。
とある企業のデータベースのなか。実験的につくられたVRMMOの仮想空間の中である。そしてここはストレアの牢獄でもあった。
回収されたストレアのデータはこの企業に売却され。いまや貴重な実験材料として連日、このようにモンスターと戦わされたり、精神的にも肉体的にも追い詰められる日々が続いていた。彼女は人間の姿をしてはいても人間ではないから、人権などは考慮されてはいない。
芋虫はストレアの乳首を容赦なくしゃぶる。時折紅い乳首が涎にまみれて、芋虫から吐きだされるが、すぐに口の中に入れられてしまう。
「ひぃい。あぃ、ぃ」
ストレアの痴態は全てレコードに残っている。女性的な反応に、性的な刺激へも敏感なこの「データとしてのストレア」を研究者達は興味深げに見ている。そう、見ているのだ。この情景も全て、外の現実世界で彼女の飼い主たちが。
「た、たひゅけ、ぃあああ」
ストレアは芋虫を両手で引っ張って胸から引きはがそうとする。しかし、ちゅううと吸い付いている芋虫をはぎ取ることはできない。それどころか、芋虫の口の中には無数の繊毛があり、それが乳首を締めながら、先っぽに刺される。
「いあ? えっ、あ、ああああああああああああやめへあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああむ、むね、ひいぃああああああああああ」
ストレアは絶叫した。彼女は胸に張り付いた芋虫に刺されて「お薬」を胸に注入されてしまったのだ。それは体の中に入っただけで感度が数十倍になるというものだ。現実世界ならば、効くまでのタイムラグもあるが、仮想空間にそんなものはない。
「むね、ひいい。あぇ。き、きもひ、いよくて、ああ」
舌にたっぷりと涎を絡ませて、ストレアはよがる。その顔は気持ちよさとそれに抗う気持ちが混ざり合っていて艶めかしい。その様子はまさに人間のようで、よいサンプルになるだろう。だがその間にも芋虫たちは彼女の乳首を教育する。
「やべで、もうひっぱだりじない」
ストレアは快楽に溺れそうになりながら、芋虫に許しを乞う。しかし、そんなことを許されるわけがない。それどころか、新たな彼女の敵が現れることになった。そう、ツンと獣の匂いがストレアの鼻を刺激する。
ストレアが涙を流しながら後ろ向くと、そこには毛深く牙をもったモンスターがいた。
「ぐるるる」
「! い。犬? なに、ひぇ、こ、こんなときまで、胸を、ああ」
正確にいえば狼のモンスターだが、芋虫に犯されているストレアには判別などつかない。このモンスターもまた、ストレアの反応を見るために送り込まれたモンスターなのだ。
狼がストレアのスカートにかみつく。
「い、いや」
ストレアは流石に抵抗した。スカートを脱がされまいとするのだ。しかし、狼はスカートを食いちぎってしまった。破壊されたスカートは青い光になって消える。ここは仮想空間だから、破壊されたアイテムは消滅する。
狼は仰向けで寝ているストレアの股の間に顔を突っ込んだ。ストレアは太腿で抵抗するが、そんなことをしても意味はない。彼女のフリルのついた黒のパンツを狼が噛みつく。きゃあと声をだしてストレアは叫んだが次の瞬間には、食い破れてしまう。
彼女の股を光が包んで、次の瞬間には完全に無防備になる。ストレアは眼を見開いて、驚くが彼女の秘所が露わになって、恥ずかしさに声を上げようとする。
股間を狼が嘗める。
「ひぅああ」
ストレアの声の意味が変わる。その声に芋虫が乳首を締める
「ぁああん」
びくびくと動くストレア。狼は彼女の股に舌やってぺろぺろと嘗める。そのたびにストレアは嬌声を上げた。芋虫の薬がさらに追加されたのだ。
「ひい、ひい、ひぎい」
ストレアは四つん這いでに後ろから乗られて、犯されていた。犬の交尾をされているのだ。その胸には芋虫が吸い付いて、胸に注入した薬で出るようになったミルクを吸い取っている。
「も、もうゆるしで」
ストレアの声に狼が反応して、射精する。
さて、弓シノンはゲームキャラとしてカウントするべきだろうか……