歯車の狂った世界【2次創作短編集】 作:堀 吉之助
「ぶもおおおおおおおお!!」
鼻息あらく、ミノタウロスは勝利の雄たけびを上げた。彼はこの広大な屋敷中に響き渡る声を出しながら、紅き眼を妖しく光らせて、その盛り上がった筋肉を誇示するように両手を上げる。そしてその足元では、二人の女性が横たわっていた。
「み、みのなんかに私が負けるなんて……」
長くウェーブのかかった青髪をした彼女の名をルルーという。肩の大きくでた蒼いドレスに鋭い目つき。それでいながらの赤い唇。まさに美女といっていい彼女の表情は、屈辱に歪んで、勝者であるミノタウロスを見上げている。
「も、もう限界だよぉ」
もう一人はルルーとは対照的に、少女という言葉が似合う。栗色の髪を後ろで結んでいる彼女はアルルという。ところどころ破けた服を纏い、涙を眼にためて、彼女もルルーと同じくミノタウロスを見上げていた。
ミノタウロスは峠から帰ってきて。急に凶暴化した。元々は荒々しく見えても、どちらかというと小心な彼が、自らの主人格のルルーをアルルとまとめて、倒したことが異常であることを何よりも物語っている。
だが、ミノタウロスはルルーとアルルの首根っこを掴んで、屋敷の奥へ引きずり出した。
「は、はなしなさい。み、みのなんかがわたくしにこんなことをしていいとおもっているの!」
「ぼ、ぼくたちをどこに連れていくきなのぉ?」
じたばたと暴れる彼女達だが、その力は女性らしく非力である。格闘術に秀でたルルーも先ほど、ミノタウロスの圧倒的怪力に敗北したのだから、この状況を力技で打開できはしない。アルルに至ってはなおさらである。
「かぁーくーん」
アルルの声が響いて、彼女達のいた場所には黄色い、舌を出した生き物が気絶しているだけだった。
「はあ、ああ、みの、やめなぁ、ん」
ルルーは肩口からドレスを引き裂かれて、その豊満な胸部をさらけ出されていた。彼女は床に押し付けられて、その胸をミノタウロスの大きな口でしゃぶられている。その白い乳房にたっぷりと涎を付けられて、ざらざらした牛の舌の上で乳首が転がされる。
「あぃ、このこの」
ルルーは床に押さえつけられていても、完全に自由を奪われたわけではない。両手は自由だった。だからこそ、彼女は胸をしゃぶっている牛の化け物の頭を押したり、引いたり、それでなければ手刀を叩き込んだりとして抵抗する、
返答は強烈な吸引だった。ミノタウロスはご主人の乳首を力強く吸う。
「ぅあ」
ルルーは小さな痛みとそれ以外の何かを感じて、眼を閉じて顔を赤らめる。口元からは涎が漏れる。だが、ミノタウロスはしっかりと最後に乳首を噛んで、締めて、吸ってから惜しげもなく口から離す。ルルーは荒い息で、ミノタウロスを睨んだ。
ミノタウロスの眼は、ルルーの横の女の子に向けられた。
「ぼ、ぼくはもう。お、おいしくないよ!」
ルルーと同じく、胸をさらけ出されているアルルがそこにいた。怯えきった眼で、身をよじるが逃げることはできない。そう、ルルーとアルルの二人は並んで寝かされて、その上にミノタウロスの巨体がまたがっているのだ。これでは、非力な彼女達では逃げることはできない。
逆にミノタウロスはごちそうを邪魔されることなく、味わうことができる。ルルーの無駄な抵抗など、邪魔にも入らない。
「ぶもおおお!」
「や、やめなめないでよぉ」
アルルの胸はルルーほど大きくない。それでも少女として形の良く張りのあるそれが、ミノタウロスの大きな舌で下から上まで万遍なく嘗められてしまう、アルルは気持ち悪さに顔をゆがめるが、そんなことはお構いなしに何度も、執拗に嘗めつくす。
「このお、この」
ミノタウロスの片手はルルーの乳房を掴んで揉む。大きな胸が、彼の手でむにむにと揉まれ、ルルーは必死に抵抗する。彼の丸太のような腕をルルーは両手で持って離そうとするが、力では全くと言っていいほどに敵わない。
ミノタウロスはさらのアルルの乳頭を噛む。アルルが嬌声をあげるが、それは少女としての敏感さを表している。ルルーが声を抑えているのは、単に彼女のプライドが許さないからだ。
「ルルーさ、ま」
「! あ、あんた、正気に」
「ぬ、げ」
正気になどミノタウロスは戻っていない。彼はルルーのドレスを手で引きちぎる。元々上半身は剥き出しになっていたから、彼女の下半身が見える、彼女はあわてて豊かな太腿を恥ずかしさからくねらせているが、その顔はミノタウロスの顔を睨んでいる。
ミノタウロスはルルーの強がりをあざ笑うかのように、彼女の太ももを掴んで、広げる。彼女はその高飛車な態度とは裏腹に白いパンツを着ていたが、そこに一本の筋が浮かぶ。押さえつけられて、浮かび上がったのだ。
その股にミノタウロスは顔をうずめて、パンツの上からルルーの恥部を嘗め始めた。無論のことルルーはミノタウロスを殴り、足を閉じようと必死になるが、さっきから証明されているとおり、彼女の抵抗には何ほどの価値もない。
しかし、この体勢の変化でアルルがミノタウロスの拘束から抜け出すことができた。だから彼女は慌てて逃げ出そうとする。しかし、背中を見せて、四つん這いでそうしようとしたのが間違いだった。
ミノタウロスの手がアルルのスカートを掴んだ。
「は、はなしてよぉお」
アルルは腰を振って逃げようとするが、ミノタウロスの怪力になすすべもなく引き寄せられてしまう。彼はルルーの下腹部を嘗める、片手間でそれを為しているのだから、この状況が如何に彼女達に絶望的なのかを理解できるだろう。
アルルのスカートがパンツと一緒に下ろされて、小さなお尻が見えた。彼女は何かを叫んで、真っ赤になる。
「あ、あんたさいてーよっ」
ルルーはまだ強がっているが彼女の股間は牛の唾液で満ちている。アルルは膝までスカートを下ろされてしまったので、それが邪魔になりうまく動けない。
「ぶぅもおお」
ミノタウロスの眼がさらに妖しく光った。二人の少女の性的な魅力が、彼の興奮をさらにましたのだ。彼はルルーとアルルの体をところかまわず嘗め始める。
「い、いやあ。わ、わたくしっが、こんな」
胸も、お腹も、秘所も、太ももも足の裏も、どこもかしこもルルーの恵体を味わう、漏れた愛液を嘗めるために、無理やりパンツをズリおろして直にミノタウロスに吸い取られた時は、ルルーの涙が流れた。
アルルも同じように体中をなめまわされた。彼女とルルーは何十分も、ミノタウロスにこれ以上ないほどの舌による愛撫を受ける。彼の舌は、彼女達の膣の中の味すらも知っている。
しばらくして、おとなしくなった二人はまとめて大きな腕に抱かれていた。お尻から少し下にパンツをひっかけて、それ以外は何も着ていない情けない姿の二人の少女。そして最後の仕上げにルルーは口の中に舌を入れられて、キスを奪われていた。すでにアルルはそれをされた後だ。
ルルーは無言で涙を流しながら、口の中で牛の舌と自らの舌が絡み合うのを感じる。すべてを味わわれたあと、その舌を自らの舌につけられるのだから、これ以上の皮肉はないだろう。
ミノタウロスが彼女達を腕の中から離したときからが本番だった。
力なく倒れこむ二人の前でミノタウロスがその異様なほどにそそり立った、肉棒を剥き出しにしたのだ。まずはルルーからとばかりに、ミノタウロスは彼女をひっくり返して、後背位から突き入れる、回した手は彼女の両胸を揉む。
嬌声がやむことなく、二人の少女は牛の性欲に蹂躙されるのだ。