歯車の狂った世界【2次創作短編集】 作:堀 吉之助
その姉妹は強すぎた。
<オルトロス>の名を持つ彼女達は強い者を求めて、手当たり次第に強者と闘争を繰り返した。その強さは二つ名を持つ者たちでも彼女達を止めることはできなかった。
まさに、ルールブレイカーと言うべき存在である。彼女達がいることによって、《半額弁当争奪戦》は勝者の決まりきった退屈な物に変わり果ててしまった。
そして、それを打開するために、一人の男が立ち上がった。彼は数年前にも暴走する <オルトロス>を追放した英雄であった。その二つ名を《ヘラクレスの棍棒》という。
彼は赤いキャップをかぶる好青年だが、<オルトロス>の暴虐に抗うことのできる唯一の人物だと自他ともに認められていた。そして、彼は今度こそ<オルトロス>が二度と立ち上がることができないように謀略を練った。あくまで勝負の世界における、秩序を守るためである。
元々、<オルトロス>の強さは疎まれ嫌悪されていたから、彼女達を庇うものはおらず、逆にその討伐に協力するものが《ヘラクレスの棍棒》の下に集った。
ターゲットは無論のこと二人の女の子。
姉の沢桔 梗は長くウェーブのかかった銀髪に、ぱっちりと大きな目が魅惑的な少女だった。性格はおっとりしているようだが、そのうちに狂気に近い戦闘本能を隠し持っているという、危険人物である。
妹の沢桔 鏡は姉と同じ銀髪ではあるが、短く切った髪型をしている。ただ、左右にひと房ずつ髪を下ろしている。性格は姉を昔から抑えていたためか多少理性的ではあるが、それでも姉同様に危険人物であることには変わりない。
二人の少女を《ヘラクレスの棍棒》は絶対に《半額弁当争奪戦》に復帰しないようにする策を考えた。多少痛めつけようとしても、彼女達の圧倒的な強さの前には生半可な戦力では意味がない。逆に以前のように精神的に追い詰めてもまた戻ってくる可能性がある。
どう考えても、二人の少女は戻ってくる可能性を捨てきれなかった。しかし、それは正攻法で行けばの話である。時には正義の為に不道徳が許されるべき瞬間も存在する、と《ヘラクレスの棍棒》は仲間を説得した。もちろん、神輿と言っていいリーダーの彼は、その計画の実行には関わらないようにした。それも苦渋の決断ではあるがしかたなかった。
彼らは弁当に、薬を混入した。<オルトロス>はそれを食べて気絶したところを、捕まえられたのだ。
狼として最低と言っていい行いした彼らは、純粋に正義の為に行動したはずだった。
計画したが実行には加担しなかった《ヘラクレスの棍棒》は彼らを英雄だと思った。それを言葉にして誰かに伝えることはしなかったが、彼は計画を実行した者たちをとは「別」に人を集めて、弁当に一服盛られた<オルトロス> を捕まえた彼らを「目撃させた」のだった。これも平和の為に仕方のない処置であった。そして目撃の場には彼は居なかった。
だがその場で実行犯達は目撃者達に狼の風上にも置けない屑だとして、永久に追放処分にされてしまったのだ。
誇りも何もかも失った彼らは<オルトロス> の二人をそのまま拉致して逃亡した。そのままメンバー家へ彼らは逃げ込んだ。
全てを失ったかのようにみえた彼らの前には、美人の姉妹が倒れていた。彼らは別の意味で「狼」へと変貌し、二人の服を剥ぎ取り始めた――。
哀れな沢桔 鏡は男に挟まれていた。全裸のまま、彼女は太腿を持ち上げられて、前後からの挿入を受けている。その口は前の男から吸われて、無理やりキスを奪われている。
「この、くそやろう。エロい体しやがって、てめえのせいで」
鏡の柔肌を抱きながら、後ろの男が彼女の耳元で怒鳴る。そうは言われても鏡には何の話なのかさっぱり訳が分からない。眼が覚めたら、いきなり強姦されていたのだ。下腹部で男のペニスが荒々しく動き、お尻に無理やり挿入されたままピストン運動をされていることを彼女は、これ以上ないほどに嫌悪感を覚えている。
「んぅ、ぅう」
何とか逃げようとする、鏡だが屈強な男に二人に抱かれていて逃げることなどできはしない。細腕も巻き込む形で抱かれているので、抵抗すらも許されない。彼女は男達が動くたびに小さく悲鳴をあげるが、キスをされているので言葉も話せない。
それでも鏡は横で犯されている姉の姿は見ることはできた。
「ふ、っぐう」
沢桔 梗は妹以上に哀れだった。彼女は「猿轡のようなもの」を食まされて、男に押さえつけられたままその豊かな乳房を吸われている。両方の胸を上にのしかかった男が手で寄せて、乳首を吸っているのだ。
そしてその「猿轡」は梗が穿いていたパンツだった。つまり彼女は自らの下着を口に咥えさせられたまま、男の欲望に嬲られているのだ。彼女の桃色の乳首はわざとらしく唾をたっぷりとつけられてちゅぱちゅぱとしゃぶられている。しかし、胸を吸っていた男は口を離して言う。
「こいつ。クソガキのくせに、おい」
梗は涙を流しているが彼女を気遣う男はこの場にいない。彼女は後ろから腋に手を入れられて、無理やり起き上がらせられる。その腋回った手は、彼女の両胸を揉み始める。それで声を上げる梗だが、彼女は胸を吸っていた男に腿を広げられる。
手つかずの女性器を開かされる梗。股の間に男の頭が入り、その桃のような割れ目を嘗められる、むろんその両胸は揉みし抱かれている。
鏡は必死になって、なんとか姉を助けようとしたが、敵わずディープキスをさせられてしまう。舌と舌を絡ませ合うそのキスを、好きでもないというより知らない男としてしまう。しかも、彼女の下半身は激しく動かされて、そのうちにびくびくと鏡の膣を犯しているペニスが動く。
「!」
どくどくと何かを流し込まれている感覚が鏡を襲う。眼を見開いて、逃れようとするが現実は残酷である。彼女は逃げることはできずに、種付けされてしまう。その双眸からは涙がとめどなくあふれる。なぜ自分たちがこんな目にあっているのかわからない。
そのうちに、お尻の穴に熱いものが流し込まれるのを感じた。
しばらくして姉妹は同じ恰好をさせられた。四つん這いで後ろから男の挿入を受けて、前から無理やり男根を咥えさせられてしまったのだ。彼女達の首には、安物の犬用首輪が巻かれリールが別の男達に握られていた。
「抵抗すると、片方をひでえめに合わせるからなっ!」
そう、脅された中のいい姉妹は抵抗できない。妹は姉を思う、姉は妹を思うから逃げることができない。それでも、彼女達は自らの「姉」と「妹」が犯されている姿をお互いに見せつけ合わされた。
「んぅう」
梗が前後から男に責め立てられる。喉の奥まで、ペニスが入り込んで、子宮の奥まで刺激される。愛液が、男のペニスに突かれるたびに漏れ。後ろから両胸を揉まれる。射精を受ければ別の男が犯した。
「は、ぐ」
鏡は先ほど射精したペニスを口に咥えさせられていた。つまり精液の味を、無理やり覚えさせられている。彼女は胸を揉まれることはなかったが、その細い腰を掴まれて、激しく子宮にペニスを突き立てられている。小さくても形の良い乳房がそれに合わせてゆれる。
姉妹は互いの痴態を見て、涙を流し。望まぬ快感に抗う。
何人にも輪姦され。姉妹はぼろぼろになったが、それでも男達は彼女達を許さなかった。
姉妹は犯されぬいた後、精液まみれになった互いの体を嘗めさせられて掃除した。その首のリールが勝者である、男達に握られたまま――もう戦うことはできないと分からされた。
批評・批判などあれば、どうぞ。
アニメ系はゲームよりもむずい……修行ですね