歯車の狂った世界【2次創作短編集】 作:堀 吉之助
変態悪魔の作ったキメラはドラゴンの頭部にバラのような首、それに植物のような巨大な胴体をしていた。その化け物は夜な夜な女性を操り、触手を使ってその胸から精気を吸い取るという所業を繰り返し、彼を作った悪魔の目的を果たそうとしていたのだ。
その目的など語るにも馬鹿らしいほどの物でありながら、世の男達の支持を得そうなほどに率直で正直なものであった。それでも人を襲うことには変わりなく、オカルト研究部の面々はキメラに挑んだ。
しかし、キメラは恐るべき力を隠し持っており、彼女達は敗北を喫した。オカルト研究部の赤い籠手をつけた少年は、キメラの「目的」を聞いてどうしても倒すことができずに、気絶させられてしまい、仲間の女の子達を助けることはできなかったのだ。
キメラの能力とは、胸から精気を吸い出すときに、対象が魔力や滅びの力といった異能の形成を妨げることができるというもので、捕まったが最後、搾りつくされるまで逃げることができないことを表していた――
キメラは自らに逆らった愚かな少女達を触手で四肢を縛り上げて、宙づりにしていた。彼女達はもがきながら、その両胸の先端を触手の口に捉えられている。その触手はべとべとでぬるぬるの粘液を絶えず彼女達の両胸に擦り付けながら、精気を吸い取っているのだ。
「あ、あぁ。は、離れなさい」
一人目の赤い髪の女性は駒王学園の制服らしきものを着ていた。それを制服と断言できないのは、もはやそれが「残骸」と呼ぶにふさわしいほどに溶けているからだ。
赤毛の女の子、リアス・グレモリーの両胸にへばりついた触手が、勢いよく彼女から精気を吸い上げる。淡い光を出しながら触手が脈打つ。
「ん、ああ」
顔を赤くしながら、リアスはよがった。彼女の胸部は剥き出しになり、その豊かな乳房は粘液でぐじゅぐじゅという音を立てながら触手に吸い出されている。その粘液は服を溶かす効能も持っており、彼女の肩口に制服だったものがへばりつき、それから下は下半身に粘液で溶けかけたパンツとニーソックスがあるくらいである。
リアスはなんとか拘束から逃れようと、身をよじるがそれに反応した触手が、彼女の捕らえた乳首に粘液をたんまりとかけてから、吸い上げる。
「く、ぁあ」
リアスはそれで、精気を吸い出されるとともに、望まぬ声を出さされてしまう。彼女は自らの「滅びの力」でこの拘束から逃れようともしたが、うまくそれが発動できない。それどころか無駄な抵抗をしたお仕置きとしてか、ちゅぱちゅぱと触手に胸を引かれ、締められながら吸われてしまう。
「い、いやらしぁあぁ」
赤い髪が揺れ、その整った顔立ちが妖艶に乱れる。汗がその恵体を濡らし。胸から飛んだ粘液でパンツがさらに溶ける。
「あら、あら、こまりましたねぇ」
リアスの横で縛られている女性は巫女のような服を着ていた。黒い髪をポニーテールにしているが、その体はリアスと同じように縛り上げられている。しかし、多少縛り方が違うらしく、その両腕を後手に拘束されていた。
「ん、ぁ」
その女性は姫島 朱乃と言う。彼女も胸部の布を溶かされて、その乳房を触手に捕らえられていた。いつもは雷撃を使って戦う彼女だが、リアス同様に力がうまく練れない。
朱乃はどこか余裕のある顔をしているが、精気を吸われていることには変わりない。その両胸に吸い付いた触手が容赦なく、彼女の乳首を刺激して搾りとっているのだ。流石に朱乃の顔は赤く、時折びくびくと体を動かす。
巫女服はその白い小袖がはだけて、両胸は粘液でコーティングされるほどに嬲られていた。朱乃が息をするたびに胸が上気し、それに反応した触手が彼女の両胸を吸い上げる。つまり一秒かそれくらいの間隔で愛撫を受け続けているということだった。
それでも朱乃の下半身はほとんど無傷だった。赤い袴は少々溶かされて、彼女の太ももが僅かに見えている他はリアスの制服とは違い原型をとどめている。あくまで彼女は胸を搾り取られているのだ。
ちゅうちゅうと朱乃は両胸を吸われていく。たっぷりと精気を吸い上げられて、嬌声を発し、それからまた吸い上げられる。吸うときに彼女の両胸を触手は上下させるので、その刺激も彼女を乱れさせた。
リアスとの朱乃の二人の巨乳はそうやって触手の搾乳を受けているが、それでもまだまだ精気は有り余っていた。しかし、触手は彼女達の豊かな栄養を搾りあげる気でしかなかったのだ。
「ちょっと、何をするのよ」
「あら、そこは、いけませんわぁ」
リアスと朱乃の両胸にくるくると触手が巻き付いてきた。それはまるで家畜から搾乳するかのように、ぐっぐっと締め上げてくる。それで彼女達の両胸にしゃぶりついた触手は搾乳しやすくなった。
触手の輝きが強くなる。それは二人の悪魔から精気を容赦なく奪い取っている証である。リアスも朱乃も本気の程度の差はあれども、お互いに拘束から逃れようとしているが力を発動できなければそれも難しい。
それに彼女達の仲間も捕まっているのだから、助けられる望みもない。
「あっあっああぁ」
金髪の少女が嬌声を揚げながら、その小さな胸を吸われていた。彼女もリアスと同じく駒王学園の制服を着ているが、上半身はほとんど溶かされている。スカートは残っていても逆さ吊にされているのでパンツが丸見えという無様な格好になっている。
この可愛らしく哀れな少女をアーシア・アルジェントと言った。
元々、このキメラの目的は巨乳限定だったのだが、目的を完遂するためにはアーシアのような貧乳からもエネルギーを奪った方が効率的だと思い直して、彼女も平等に搾乳されることになった。
「そ、そんなに、つ、つよくすわない、ぁあ」
アーシアは涎を口元から出して、そのくびれのついた腰を動かす。くびれと言っても、彼女が女性として成長しているかというとそうではない。単に痩せているから、そうなっているのだ。
アーシアは腿を動かしながら、もがくがそれでもどうしようもなく、胸から精気を吸い上げられていく。そして、吸い取られている貧乳は彼女だけではなかった。
「ぬるぬる、きもち、わるい」
銀髪の少女がそういいながら、身をよじっていた。そのやはり剥き出しにされた、わずかなふくらみを触手に吸い付かれて、ぬるぬるの粘液を両胸にかけられながらちゅっちゅっと片方ずつ吸われている。
「あ……ん」
彼女は塔城 小猫という名前の少女だった。いつも無表情の顔を赤くして、口を引き結んで声を抑え込む。そんな健気な抵抗もむなしく、その両胸はしっかりと搾乳されている。アーシアと並べられて、彼女も四肢を触手に拘束されている。スカートだから、パンツも見えていた。
子猫は強く胸を吸われている、中々に上質な精気を持つ彼女を触手が気に入ったのか、子猫は小さな胸を吸われ、触手の中で乳首が刺激される。そのたびに彼女は身をよじり、声を押し殺し、股を濡らす。
こうやってリアス、朱乃、アーシア、子猫の精気は美味しく搾りつくされた。しかし、搾り取ったといってもまだ精気は回復するはずである。だから四人の少女はキメラのお腹の中で飼われることになった。平たく言うと食べられた。
「あっ、ああ」
リアスは全裸のまま肉に両手両足を拘束されて、その胸には触手がへばりついている。彼女の前でも彼女の仲間たちが――
「あっ、あっ、いけ、ませんわ」
「も、もうはなしてください」
「……この、はなせ」
抵抗も許されずに犯されていた。
ハイスクールD×D はずっと前にリクをもらっていたので、書いてみました。