歯車の狂った世界【2次創作短編集】 作:堀 吉之助
大丈夫、読んでなくても。
ショタ注意。
人には優先順位という物が必ず存在する。それはその人が仮に聖人君子であっても、人である限りは「切り捨てる」という手段を実行する原理になりうるのだ。ましてや年端もいかない子供にはなおさらだった。
ジン=ラッセル。彼は名無しのコミュニティ「ノーネーム」のリーダーだった少年である。かつては興隆を極めたギルドではあったが、魔王とのギフトゲームにて人材が壊滅し、彼のような少年がリーダーにならざるを得なくなった。
それもこのたび行われたコミュニティ「ペルセウス」とのギフトゲームで止めをさされた結果に終わった。異世界から来た三人の問題児の一人は再戦を誓いつつも失踪。そして二人の少女達はジンのそばにいた。
そう久遠 飛鳥と春日部 耀の二人は、ジンの足もとで彼の足を舐めていた。二人の美少女は一糸も纏ってはいない。その未発達で起伏の少ない体に汗を滴らせて、ジンの足を泣きながら舌を這わせている。その首には鉄製の首輪が付いている。リールはジンの手元である。
「そうですよ。お姉さんたち。うまくなりましたね」
邪悪な笑みを浮かべる。ジン。少し前までは理想を語る純粋な思想を持っていたが、もはやそんなものは現実に摩耗されていた。彼は「ペルセウス」のリーダーにとある契約を結んでいた。
曰く、ジン=ラッセルは元メンバーになる、二人の少女を連日犯すこと。そうすれば、壊滅したコミュニティ所属であった「子供達」の身柄は保証するということであった。つまりは人質を取られているのだ。それも正当な権利によってである。
ジンは最初、とても抵抗した。だが、「ペルセウス」のリーダーは足もとの少女の飛鳥から奪ったギフト「威光」により、彼の精神に働きかけた。
――子供とこのよそ者に近い女共のどっちが大事か?
ジンは悩んだ末、要求に屈服した。
それからは、生活は楽になった。ペルセウスのリーダーは彼と彼の守ってきた「子供達」に身分不相応な贅沢な生活をさせた。面白半分ではあっても、ジンたちの精神はそれに囚われていった。本来であれば路頭に迷うべきところをペルセウスに救われた形にもなったからなおさらである。
それにジンはペルセウスにより徹底的に女性との交わりの教育されたのだ。僅か十一歳に過ぎない少年には激しい性教育が彼を快楽の虜に堕としていった。その教育には吸血鬼の少女が道具として使われた。
気ままな生活。欲望を満たす快楽。そして久遠 飛鳥と春日部 耀という「性処理道具」にジンは心を邪悪に染め上げられてしまったのだ。二人の少女も人質の存在を知って、抵抗できないからか良いようにされた経緯もある。
足を舐めさせ終わってから、ジンは飛鳥と耀を後ろから抱いた。ジンの体は小さいがそもそも二人の少女も似たようなものである。抱き付いて腕を回すのには支障はなかった。そして彼は飛鳥と耀の名前を呼び捨てている。
ジンは媚薬を手に付けて、ねっとりとした手つきで耀と飛鳥の胸を後ろから揉む。二人の少女はよじるが、それはジンと肌をすり合わせているようだった。彼も少年の体に何もつけてはいない。
「ほらほら。耀? 飛鳥? いい声で啼いてくださいね」
「あっ、ひ。あ、ぁ」
「や、やめなさいぃ」
媚薬は二人の未経験の体には刺激が強い。しかしジンは面白半分で傍らにある、壺に自分の手を入れる。出すときにはたんまりと粘液を漬けたその手で、飛鳥と耀の胸を揉んだ。くちゅくちゅと揉むたびに音が鳴り、ジンの征服心がぞくぞくと満足する。
「じ、じんく、ん。や、やめ」
耀が艶のある声を出すと、ジンは彼女の首筋を嘗めながら、乳首を掴む。暖かいそれが、ジンには何よりも好きだった。
「ひぃい」
耀は逆に嬌声を上げる。その横では数歳年下の少年の愛撫に負けないように声を押し殺している飛鳥がいる。最後は何時も、だらしない顔でだらしない声をあげさせられるとしても抵抗する。
ジンは飛鳥の股間に手を入れる。媚薬をしっかりと局部に擦り付けて、指をその秘奥にいれる。それで飛鳥はたまらず声をあげた。体はびくびくと痙攣して、口元から涎が垂れる。
ここ数日で性教育をされたのはジンだけではなかった。飛鳥も耀も体を「開発」されて、感度が上がっている。それにいつも媚薬を使われるから、情けない姿を少年の前に晒してしまう。
ジンはそろそろと思い。二人を押した。慌てて、飛鳥と耀は手を付く。四つん這いの恰好のまま、今から何をされるのかわかっている彼女達は抗う。
「や、やめなさい! ひ、ひ。も、もういや、あれは、いやあ」
「じんくん、だめ、だめだよ。は恥ずかしから、やだ」
「大丈夫ですよ。ちょっといつも通りお尻の穴を指でほじるだけですから」
哀れに懇願する二人の少女に笑顔で言うジン。彼は両手で、彼女達のお尻を片方ずつ掴んで、人差し指でお尻の穴をゆっくりと入れていく。粘液を漬けた指が入ってきて、飛鳥が叫んだ。
「やべなざい。こ、んなの、おかしいじゃない!」
恥ずかしさと屈辱で泣きわめく彼女。毎日のことでも、精神が限界に来ているのかぽろぽろとなく。それは耀も同じである。彼女は四つん這いのまま、お尻の穴にジンに弄られることに歯を食いしばって耐える。
「…………ぃい」
耐える姿はジンには耐えられない。彼も今の状況がどこかでおかしいと感じているのである、だからこそ耀の健気な態度が、癇に障る。
「ふざけないで下さいよ! 僕は啼けって言ってるんですよ!」
「ひぁ!」
容赦なくお尻の中で指を動かすジン。耀はたまらず声出す。小さな胸が少し反り、震える。ジンはそれには満足せずに飛鳥と耀のお尻から指を引き抜く。そして、媚薬入りの壺を掴んで耀の背中で傾ける。
冷たい粘液が耀の背中を包んでいく。びくびくとしている耀を片手でジンは抱き寄せて、さらに壺を口元に近づける。
「ほらっ、飲むんですよ。ほらっ」
「! んぐ、んぐ」
耀の口元から壺の液体がこぼれ落ちる。飲み切れなかった分が鎖骨から胸へ、おへそへと落ちていく。耀は抵抗しようとするが、既に飲まされた後だった。ジンは彼女を荒い息とともに投げ捨てて、飛鳥を睨む。
「次はあなたですよ」
「い、いやあ」
飛鳥は逃げようとするがジンはその首輪のリールを引く。それで簡単に飛鳥も捕まった。耀はげほげほと咳こんでいる――。
「ひゃあ、ああああ。あああ。ぁああ」
正常位でジンに犯されながら甲高い声で飛鳥は啼いた。涙が頬を伝い、彼女の下半身に挿入されたジンの「男」が暴れるたび、頭が真っ白になる。
「そうですよ。家畜は、啼いていないと!」
「ゆ、ゆるひて、ひぃ」
媚薬をお腹いっぱいに飲まされた飛鳥は、もう体が火照って仕方がない、身をよじるたびに胸が震え。ジンの勝ち誇った顔が、脳裏に刻まれていく。
飛鳥はそれでも快楽へ必死に抵抗した。心だけはとジンという少年にあらがうのはそれも哀れである。
「あっあっあああ」
なぜならば、飛鳥へ子種を何度もそそぐジンにとっては、飛鳥は「自分の女」であるからだ。
飛鳥との行為が終わってから、ジンは耀に下の処理をさせている。敏感になった男性器を咥えさせてしっかりと掃除させるのである。それも彼は、耀の頭をなでながら行う。
「そうですよ、あなたたちみたいな役立たずは、そうやって、あ、あ。僕の下で喘いでいればいいんですよっ!」
「ごふぇんなざい」
「謝るくらいなら、最初から勝っていればよかったんですよ?」
ジンは泣きながら謝る耀の頭をさらに股間へ押し付ける。