歯車の狂った世界【2次創作短編集】 作:堀 吉之助
問題児お待ちの読者様にはすみません。
織斑一夏という男に近づくことがシャルロット・デュノア(以下シャル) に課せられた任務だった。
一夏という男は全世界でただ一人だけISという絶対的な兵器に適合する「男」である。そして彼はまだ若くIS学園に通う学生でしかない。それゆえにシャルにその任務が与えられたのだ。
なぜならばシャルもまた優秀なIS乗りであり、しかも歳を考えるのならば一夏と同じで接近が容易だと判断されたからだ。
前述したとおりシャルもISのパイロットということもありIS学園への潜入は簡単に済んだ。潜入というよりは正面から「入学」したのだから、怪しまれることもない隠密行動という奇怪な状況にはなってしまったが、それもシャルには都合がよかった。
だが、ただ入学したのではなくシャルは一夏に近づくためにとあるブラフを作った。それは「シャルル・デュノア」という架空の男子に成りすましたのだ。そう、女の子である彼女は「シャルル」という男子生徒としてIS学園に潜入したである。
それが功を奏したのか一夏との接触は簡単だった。女性しかいない状況に多少心細さを覚えていたのか一夏の方からシャルに積極的に干渉してきたのだ。それに「男子同士」であることもあり、部屋すらも同じということになった。
それが運命の歯車を狂わせることになってしまったのだ――。
「早くしろよ! 一緒に背中を流そうぜシャルル」
「う、うん。ちょっとまって」
部屋の備え付けられたバスルームから一夏の声が聞こえる。シャルは肩を震わせて、顔を赤らめる。学園指定のジャージの前を開けているが、そこから見えるのは白いレースのブラジャーとそれに包まれた瑞々しいふくらみである。
「どどどうしよう」
誰に言うでもなくシャルは小さな声で慌てる。今日は訓練が終わってから部屋に戻ると一夏が「男同士で背中をながそうぜ」と言い出したのだ。一応断ったが押し切られる形になった。
シャルはとりあえずベッドにジャージの上着を脱ぎ捨てる。白い肌はフランス人だから、それとも彼女自身の美しさかわからない。細い腰つきで華奢な手足。可憐というぴったりだった。
シャルはジャージの下も脱ぐ。中からは張りのあるお尻が少しだけ見えた。もちろん上に合わせたのかレース付のパンツも履いている。あわててシャルはずれたパンツを指で引くがそれでお尻の食い込みが深まるとは気付かない。
そんな中でもシャルはこの状況の打開を沸騰しそうな頭で考えていた。男として潜入してきても心も体も女の子であるから、恥ずかしいのは当たり前である。
「そ、そうだっ。たしか、ここに」
シャルは何かを思いついたようにベッドの傍らにあった自らのバックを探る。下着姿でかがんだから、お尻を振っているかのようだった。それでも彼女は一つの小瓶をバックから取り出した。
潜入する前に一夏と二人になれば使えと言われた薬である。内容はシャルも知らないが、ハンカチに湿らせて口元を覆えばよいと聞いているから、彼女は睡眠薬の類だと思っていた。
「こ、これで。ご、ごめんね一夏」
シャルはちょっと眉根を寄せて、困ったような表情をした。それから意を決したようにハンカチを用意してからブラジャーを脱ぐ。それで二つの胸が見えた。なんとなくシャルルも片手で胸を隠してしまうのは近くに男がいるからだろう。
そして片手でパンツを指にひっかけて、その太腿に通していく。それで彼女は一糸まとわぬ体になった。ただ、首飾りをつけているだけである。脱ぎ捨てたパンツが床に落ちたままなのは、それをしまう余裕がないからだろう。
シャルはしゃがみこんだ。恥ずかしげにしているがハンカチを指でつまんでから薬をしみこませる。これで準備は完了だった。
「まだかよー」
シャワールームからは声が聞こえる。シャルはびくっとして、眼を見開いた。それから。
「も、もういくよー」
と可愛らしい声をだしてしまった。
――シャルが潜入したのは個人的な理由からではない。彼女の親の経営するデュノア社が他IS開発の企業に後れをとったことで「織斑一夏」というセンセーショナルな存在を確保しようという企業戦略があった。
だからこそ方法などはなんでもよいのである。それが例え「ハニートラップ」と言われるような手法だとしても、例え「シャルロット・デュノア」がそのトラップとして使われてもである。
シャルが持っている薬は、男の性欲を喚起するものであった。
バスルームで一人の女の子の悲鳴が上がった。
「いっ、いちかぁ」
シャルは豹変した一夏から背中からのしかかられて、胸を揉まれている。張りのある両胸を激しく上下に揺らされながら揉みしだかれる。傍らにはハンカチが落ちていて、止まっていないシャワーがそれを濡らす。
「シャルルぅ」
一夏の眼は尋常ではない。正気などはないとそれを見ただけでわかる。シャルが男ではなく女性だと認識しても驚くことはなく「襲い」始めたのだから、欲望というよりは生物としての本能で動いている。
シャルは何が起こったのかわからないままに犯されようとしていた。一夏はしきりに彼女の背中だとか首筋を嘗めながら胸を揉む。身をよじっても男の力から逃れられない。
「しょ、しょうきにもどってあっ。あぁ」
シャルは胸を揉まれて敏感に感じてしまう。ほとんど触られたことすらもないそれを一夏は野蛮に扱うのだ。彼は片手を彼女の股に下ろして、さする。
「だ、だめだよっ。そ、そこは」
一夏は聞いていない。彼女の秘所をさすり続ける。きめ細やかな肌に指が動き。びくびくとシャルが反応する。まだ若い体はとても正直で、だからこそ彼女は逃れようと必死である。
シャルは乳首を摘ままれて嬌声を上げる。それどころか無理やり一夏と向き合わされて、その胸を吸われる。全て力づく、無理やりである。それでも一夏の舌は桃色の乳首を弄ぶ。
「あっ、だめ、んっ」
バスルームに艶めかしい声が反響する。シャルはいつの間にか一夏に両手を押さえつけられて抵抗の術を失っている。ただ上から降りかかってくるシャワーが二人の肌を叩く。
下腹部に何かを当てられてシャルははっとした。眼を見開いて、真っ赤な顔のまま「だめだよ」と泣きながら懇願する。そう一夏の下半身がシャルの体に「いきりたった」のである。だからこそ見ていなくてもシャルは固くなった「それ」が感じられたのだ。まだ挿れられていないにしても。
一夏は身を起こした。間髪入れずにシャルの両腿を持って横広げる。そこには花びらを開いたように中の桃色を見せたシャルの秘所があった。彼女は赤い顔を両手で覆い、恥ずかしがるまだ「だめぇ」とつぶやいているが一夏は聞いていない。
一夏はシャルの秘所に己の「男」を突き立てた。荒々しく挿入されたそれが、シャルの悲鳴を待たずに激しく動く。
「あっ!」
強く体を反らして、胸を揺らすシャル。その腰を本能のままに両手で掴んで一夏は動かす。もはやシャルには何もできない。ただ快感に声を出して、頭が真っ白になることを繰り返すだけだ。
一夏のピストン運動に容赦はない。正気などないから当たり前だろう。彼の男根がじゅぼじゅぼと抜き差しされて、シャルの「少女」を犯していく。
びくびくと男根が震える。シャルは何かを感じたが、声にできずに口を開ける。次の瞬間には子宮に子種が流し込まれた。
「な、んでこんな、ことに」
シャルはつぶやくが、一夏は彼女の体から抜いた男性器をその口に入れて掃除させ始める――
一夏はキャラづけがむつかしい!