歯車の狂った世界【2次創作短編集】 作:堀 吉之助
ISは何故女性だけが動かせるのか。それは開発者である一人の女性が技術規格などの開示を行わないからだ。そもそも如何な天才であろうとも理論が論理的で合理的であるのならば、それ以下の知能しか持たない者でも理解できるはずである。ましてや世の研究者が一度その技術を手にしたのならば、独自にISの開発ができるだろう――。
と一人の男は思っていた。彼はとある機関のIS研究者である。
男はどちらかと言うと風采の上がらない姿恰好であり、眼鏡が丸縁で白衣はよれよれのもの。研究者としては目覚ましい成果を上げたというわけでもなく、天才的な発想もしない。どちらかというと努力型の人間であった。
そんな彼には執念があった。ISコアの解明を行うことである。
名誉でもなく、報酬でもなく只々知的好奇心が彼の行動原理であった。そんな彼はある仮説を立てた。
世界で一人を除いて女性しか動かせないのであるのならば、女性が女性としてだけの刺激を受けた時にISのコアは反応し。その反応を解析すれば、何かの情報が得られるのではないか、ということである。
男はこうも思った。被験者はできる限り、優秀なISパイロットがよいということである。しかし、第一線級の逸材は国家クラスの安全保障の壁が存在する。それを拉致することは難しいというよりは不可能とっていい。
だから、男と男の組織は「IS学園」に眼を付けた。学園内であれば、干渉は難しいが。愚かなことにもその学園は「修学旅行」という外での行動を行う。生徒が一人一人万金の価値があろうとも自主性の為か「自由行動」すらもさせる。
組織はまず計画を練った。拉致の実行犯とその手順。万が一ISでの抵抗をされないための弛緩剤や睡眠薬の用意。そして内通者の用意、これは一億ドルも用意すれば、生徒か教師の中から探し出すことができた。
そして最後にターゲットの選定である。
――篠ノ之箒。
――凰鈴音。
――シャルロット・デュノア。
――ラウラ・ボーデヴィッヒ。
加えて、
――セシリア・オルコット。
の五人であった。二次目標としては唯一の男性パイロットとその姉もターゲットして設定したが、危険度が上がるために「女性」で「優秀」で「生徒」が第一目標にされた。
周到に用意された計画と準備。そして修学旅行としての油断もあり、簡潔にいうならば、計画は成功した。
ここはとある研究所の実験室である。物はほとんどなく、ただ部屋の中央に大きな「それ」が置かれているだけである。
それは「木馬」のようであった。しかし子供の遊ぶようなものではなく、冷たい機械質の表面は銀色に輝いている。それにところどころで小さな吸盤のついたコードが飛び出ている。
掴むところはないが、ちょうど座った者が手を置くところが空洞になっており、そこに手を入れると拘束する構造になっている。座るところには小さなシートになっており、まるで男性器を模したような突起物があった。
そこにセシリア・オルコットは座らされている。手足は木馬に固定されていた。頭にはバイザーを付けられている。
彼女はISのスーツだろう、明るめなネイビーカラーのレオタードを着ている。しかし胸元が大きく破けており、その豊かな乳房は剥き出しになっている。まるまると成長したそれには吸盤付のコードが数本付いており、それが刺激を与えているのか胸が張り、時折びくっと動く。
木馬にまたがった彼女の股は、どうしてもその角で開かれてしまう。シートはあくまでお尻のあたりまでしか保護しないのだ。そしてその局所も意図的に破られており、その少女の割れ目を目いっぱい開くように粘液を出している「男性器」のような突起物が突き立っている。処女を機械に奪われてセシリアの頬を涙が伝っている。
セシリアはISを発動させようと何度も試すがそれをしようとするたびに、バイザーが脳波を感知して男性器が激しく動く。それでセシリアは嬌声をあげて、動く。これではまともな抵抗などできないが、バイザーを通して脳波のデータもとられている。
「こ、このような。こと、わ、わたくしにして、た、ただで。ひいぃ」
抵抗の意思を表した瞬間に、彼女の秘所は激しく責め立てられた。その若い体からいやらしい愛液を漏らし、胸を揺らす。バイザーで隠れた目元から、ほおをとめどなく涙が流れる。
――監視室。
男はそんなセシリアの痴態を映像で見ていた。彼の手には多種多様なデータの表示されたタブレットが持たれている。それはセシリアが体を「女性」として責め立てられた時のデータを収集しているのだ。
これは、後々コアの解析実験で使うつもりである。データにはセシリアだけでなく、他に「四人」の実験も同時に行われている。その全てが「女性としての刺激」を受けさせられているのだ。
「……」
男はそのデータに物足りなさを感じて、ポケットの中に入れていたスイッチを押した。
――実験室
「ひっ」
セシリアは悲鳴を上げた。それは彼女の周りにとある機械が飛び回り始めたことによっている。数は多い。
それは手袋した人の手のような機械であった。手だけが空を飛んでいるかのように、セシリアの周りを飛んでいる。もちろんあの男の作ったもので、「空を飛ぶ」マジックハンドといえばわかりやすいのかもしれない。
手たちはセシリアの両胸を掴んだ。そのまま揉み始める。
「!――」
セシリアは体を跳ね上げて口を開く。そう彼女はすでに胸についた吸盤で感度があげられているのだ。だからこそ簡単に意識が飛ぶほどの快楽を得られるのだ。本人が望むと望まないとは関係ない。
「…め、だめ、ですわ。や、やめ」
必死に言葉を紡ぐセシリアだが、彼女の乳首は両方とも「手」につまみあげられていた。そのままくにくにと刺激される、もちろん横乳を別の手が揉んでいる。
「あっぁ、ああ、ああ」
形のよい乳房が機械に弄ばれる。その恥辱は貴重なサンプルとしてデータ保存されるから、さらに哀れであろう。
セシリアの腰を手が掴んで、男性器に押し付けはじめる。それでくじゅぐちゅと愛液を絡ませながら、セシリアは「機械の木馬」とのセックスを愉しまされてしまう。嬌声が彼女にできる唯一の反応であった。
男性器がぶるぶるぶると激しく振動し始めた。元々抵抗の意思を表したときのみに動くはずだが、セシリアの「実験主」が動かしているのだろう。セシリアは逃げようと腰をひねるが、「手」が腰を持って動かす。
愛液を漏らしながら、金髪の美少女があられもない痴態を晒す。今までの努力により築き上げてきた全てが、只々男のモルモットとして優秀であることのみを示しながらである。屈辱と感じられる余裕すらもセシリアにはない。
セシリアは木馬にまたがったまま乳首を引っ張られる。涎を垂らしながらいやいやと首を振るという「抵抗」をしたが、その程度のことでも下半身の振動を強くするだけであった。
「あ、は」
朦朧とする意識の中で、セシリアは涙で顔をぐしゃぐしゃにした。それでもその顔は、まるで笑っているかのようであった。
――監視室
「今度は妊娠させてみるか……」
男はセシリアのデータを見ながら冷たく言う。頭では「母乳も採取してみよう」と思う。
それでもセシリアの今日の観察は十分だった。だから彼はモニターを変える。
泣きながら四つん這いで全裸のまま、犬に挿入されている少女が映し出された。少女の口には彼女の着ていたパンツが噛まされている。
「次は凰 鈴音か」
男は言う。
今回はセシリアというよりは、妄想回。みんながそれぞれ何をされているのか、その答えはみんなの心の中にあるのです。
余談ですけれど、前回のシャル一人で、日曜にダブル更新した時並のPVなのですけれど……どういうことなの?