※この作品はR-18です。

歯車の狂った世界【2次創作短編集】   作:堀 吉之助

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少し前のリクエストです。
基本的に妄想回。


DOG DAYS ダルキアン

 禍太刀。それは平和な世界であるはずの、フロニャルド最大の脅威と言っていい。

 その邪悪な力を持った剣に貫かれたものは魔物に変異し、それぞれが凶悪な能力を有する強力な存在になってします。

 

 それでもフロニャルドの各国にいる強者達や、魔物の封印を行う者たちにより、魔物の被害はさほどでもないものではあった。しかし、ある日新たな魔物が出現した。

 その魔物の正体は最後までわからなかった。ただ、その力だけはビスコッティ共和国を初めとする「滅びた」国々の遺民にはこれ以上ないほど理解することができた。その能力は簡単である、魔物を際限なく呼び寄せるのだ。

 

 

 大陸中の魔物達は力の大小関係なく、とある三カ国に押し寄せた。その形態もさまざまで巨大な牛のような者、虫のような者、形容不明な物などは共に肩を並べて戦列を組んだ。

 それに対抗して連合した各国も必死に防戦していたが魔物の中には捕まえた相手の力を吸い上げる物もおり「ナナミ」という勇者が捕まってから戦況は魔物に有利になった。彼女の力をそのまま持つ魔物も出現したのだ。

 

 それでも抵抗を示した各国だったが、一人また一人と強者と言われた者たちが魔物の慰み者になり、力は吸い取られていった。魔物とはいえ生物である、単純だが本能には生殖の欲望が渦巻いている。

 

 三カ国の女性達は武器を取れば強い者もいたが、それがはぎ取られて生身の姿にされては魔物に飼われるしか方法がなかった。

 

 一国一国と攻略は完了し、数十万の魔物達は我が物顔で滅びた国々から戦利品をあさった。その中には天才少女だとか王族に近侍していた垂れ耳の双刀使いなどもいたが、その他大勢と平等に奴隷になった。王族もしかり、勇者もしかりである。

 

 そして今日の魔物達はご馳走を手にいれた。

 

 

 

 瓦礫の散乱する町並みで、其の長髪の女性は膝をついていた。頭の先から明るい茶髪だが毛先に近づくごとに深い茶色になっている。そして狼の耳に鋭い眼光。それも空しくなるようなぼろぼろの戦装束。

 持った刀は根元から折れている。それでも柄を握りしめて、戦う意思だけは見せている。無論だが戦闘力自体はもはやない。

 

 彼女はブリオッシュ・ダルキアン。近隣の国家では最強の一角と目される女性である。いや、他の者たちはもはや魔物のペットになっている状況で抵抗し続けたのだから、最強といってもいいかもしれない。すでに彼女の従者であった「ユキカゼ」はどこかに攫われてしまった。

 

 彼女の斬った魔物は万を数える。無限に向かってくる異形を次々に斬り捨てた結果であろう。その結末は何一つ救いのない物であった。

 

「流石に……これは」

 

 ダルキアンは目の前の光景を見て、そうつぶやいた。

 そう、目の前には川があった。緑色の光沢を持った、うねうねと動く生物の川である。瓦礫を乗り越えてくる姿は圧巻であった。

 

 芋虫、それが川の正体である。青い体をこすり合わせながら、ダルキアンを押し流そうと向かってくる。それを払う力も、逃げる力もこの最強の女性には残ってはいなかった。息をしているのすらも一苦労なのである。

 

 そのうち、ダルキアンは芋虫の濁流に飲み込まれた。これで彼女の抵抗は終わりを告げたのである。

 これから搾乳の時間だった。

 

 

 

 

 

 

 

 芋虫には口があった。まるで小さな穴のようだが、無数の突起が中にありそれを駆使してダルキアンの体から服を剥いた。一匹一匹では遅々として進まない作業なのかもしれないがその数は無数といえる。びりびりとやぶき、芋虫たちはそれをエサにした。

 反面哀れなのはダルキアンである。彼女はその戦装束の胸元が破かれて、張りのある乳房を剥き出しにされてしまった。桃色の乳頭は長い時間を生きてきたとは思えないほどに若々しい。

 

「…………無念」

 

 体中に芋虫が這いまわり、その粘液でぬるぬるとした感触が駆け巡る。服の中に入り込んだ、その虫たちは所構わず入り込んでは中から衣服を食い破る。そんな不快感にあらがう力は彼女にはない。

 

 彼女の胸には芋虫が這い粘液が先から豊かな膨らみまでを包む。ダルキアンが体を動かすたびに、ぬちゃぬちゃと音がする。彼女の両手も無数の芋虫が重なり合い、動かすことはできない。太腿にも数匹がへばりついている。

 

 そんな中でダルキアンの両胸に芋虫が食らいついた。

 

「…っ……」

 

 びくりと動く彼女だが、声が押し殺した。乳首を芋虫の口に咥えられて、ちゅうちゅうと吸われ始めると流石に、悔しげな顔をする。何をされているのかわかっているのだ。

 胸の芋虫が光る。それはダルキアンの力を吸い取っているのだ。口をすぼめ、乳首を締めては引き、中から甘い蜜を搾りだそうと芋虫たちは躍起になる。

 

「あっ、ぁあ」

 

 いつの間にかダルキアンは口を開けていた。そこから涎が垂れるが芋虫に嘗めとられる。

 力が入らなくなっていく。ただ自分は胸を吸われていること以外は認識できなくなっているのだ。そう、これで各国の強者達は全ての力を奪い取られてしまったのだ。最初に捕まった「勇者」は今では芋虫のお気に入りにされている。

 

 このようにして栄養をたんまり溜め込んだ芋虫を他の魔物が食べることで、飛躍的に力をのばすことができる。そうして魔物達は優位に立ち、今最強の女性を「エサ」にしている。

 

「……ぃ、あぁ」

 

 倫理観や矜持がダルキアンの中で揺らぐ、それを考える余裕が芋虫に吸い取られていく。両胸が芋虫に吸われてはたわみ、びくびくと体が痙攣する。乳首を吸われてしばらくすると、快感が頭をよぎる。

 ぎゅっと芋虫が乳首をすう。きゅうとエネルギーがダルキアンから抜かれる。そこで体を跳ねた彼女だが、歯を食いしばって耐えた。

 

「こ、れしき」

 

 それでもダルキアンは最強の女性なのであろう、いつの間にか目元に涙がたまり、口元に涎が流れているが意識は失っていない。

 だからこそ、芋虫たちにはご馳走なのである。流石に数匹では吸いきれない強大な力を交代で胸に食らいついては搾乳していく。ダルキアンはそれに耐え忍ぶが、だんだんと弱くなっている自分をどうすることもできはしない。

 

「!」

 

 股間に芋虫が張り付く、ダルキアンの局所を舐めるように吸う芋虫が現れたのだ。彼女は太腿を動かして抵抗するが、無駄である。そこからも力は吸われ始める。

 

「あっ、ぁ」

 

 流石に女性としての性器を責められて声が出る。もぞもぞと「芋虫のように」ダルキアンはもがくが、この状況から出る手段など最初からありはしない。

 

 胸は吸われる。ちゅうちゅうと力は奪われていく。この食事が終わればどうなるのか、彼女にもわかりはしない。たまに解放される乳首はぬめぬめとした粘液がへばりつき、ちょっとだけ反っている。しかし、すぐに別の芋虫が食事に入る。

 

「ぁ、だ、だれか」

 

 ダルキアンは助けを求める。だが、このフロニャルドにはもはや彼女の味方など一人もいはしない。どこにも救いなど存在しないのである。つまり彼女は無駄なことをしているのだ。

 

 哀れにもダルキアンは最後の一滴まで力を吸い取られてしまう。死にはしない。それどころか、ちゃんと他の者たちと同様の扱いをされてしまう。

 

 

 

 かつては平和を享受していた街も今や生殖所となっていた。

 町には捕まった少女達が並べられて魔物達は思い思いに犯した。屈強な人型や犬のような魔物も全て、欲望のままに振舞えた。

 

 王族は並べて、戦士は屈辱的に、隠密は集団犯しぬいた。勇者は特別に輪姦されてしまう。

 

 その中に「最強の女性」の泣き叫ぶ姿もあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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