歯車の狂った世界【2次創作短編集】 作:堀 吉之助
美しい花が咲き誇る森の中を数匹の魔物たちが行く。彼らは醜い容姿をして背は低い、肌は黒く眼はぎらぎらと光っている。いうなればゴブリンとでもいえばいいだろう。だが彼らは妙な格好をしていた。
一匹は白いローブのような物を着ている。背には弓。
一匹は双剣を腰にさして、白い上着を着ている。それはとある王国の親衛隊が着る由緒あるものであった。しかし、今身に着けているのは醜悪な魔物である。
そして最後の一匹はスポーティな女性用のパンツを穿いている。それはかつて「勇者」を名乗っていた小娘が着ていたもので、その哀れな少女から引ん剝いたものであった。いわば戦利品である。
ゴブリンたちは森を進んでいく。ずかずかと歩いていくと他の場所から来たであろうゴブリンたちも集まってきていた。彼らの目的はただ一つである。いや、行動は自分で考えているのではない。勇者、親衛隊、竜の巫女をとらえた花の魔物が繰り出す「香り」に操られていた。
甘い匂いのする方へ彼らは進む。それぞれが興奮して「ぎいぎい」と奇妙な叫び声を上げている。足もとには少女達の子宮を使って繁茂した美しい花が咲いている。それだけを見れば幻想的かもしれない。
森の奥で勇者ナナミは許しを乞うていた。すでにつかまって数日、花のような魔物にトカゲ、猿、豚顔、カエル。様々な魔物にもてあそばれて、犯された。今はゴブリンたちが彼女で遊んでいる。
「やだ……も、ういや」
ナナミは一糸もまとうことを許されていない。彼女はゴブリンの両腋を抱えられている。そして正常位からペニスの挿入を受けていた。首には触手。逃げないように飼われている。
張りのある胸を隠すことはできない。二つの乳房がゴブリンのペニスの出し入れで揺れる。それをナナミは声をかみ殺しながらも、涙を流している。この期に及んでまだ自我を保っているのは流石だろう。
娼婦として上等である。勇者としての価値はもうナナミにはない。両足首には蔦が巻き付けられていて無理やり股を開かされている。その蔦はゴブリンたちが家畜を馴らすように持っている。
ナナミの前にはゴブリンの醜い顔。もしかしたらその子供を産むかもしれない相手。
「あっ、ひ」
ナナミに秘所の奥までペニスが入る。ゴブリン達は小型であるが、勃起したそれは巨大である。少なくともこの哀れな少女の口を開かせる程度には刺激的であった。
それにこの化け物達には自制心がない。あるものは犯されているナナミにまたがって胸を使って自らの男根を慰める。ナナミの目の前でそれは行われる。そしてあるものは彼女の髪にペニスを巻き付けてそのまま射精する。
ナナミは体中に精液を付けている。べとべとでまたを少し開けばぬちゃあと何かが音を立てる。彼女はもはや抵抗する気はないが、それでも初めはどの魔物も彼女に「精液の味」をたっぷりとわからせてから犯す。だからナナミはお腹いっぱいであった。
「ゆ、ゆるして……しんくぅ」
誰かに助けを求める。その口にペニスが入る。彼女は逆らわず、自分から嘗め始めた。
ナナミが犯されている横にいるのは親衛隊の精鋭であった。犬耳で緑髪の少女が無様をさらしている。彼女の名前はエクレール、双剣の使い手であったがそれがどこに行ったのかは説明するまでもないだろう。没収された。
頭には青のストライブのパンツ。下に穿いているのではない。一度はぎとられてから頭にかぶせられているのだ。これほどの屈辱を彼女は味わったことがなかった。
エクレールはナナミと同じように首に触手を巻かれている。この触手はさら森の奥にいる花の魔物がのばしているのだ。逃げないように徹底している。まさに家畜である。エクレールはゴブリン達に無理やり犬のような四つん這いにされている。
「や、やめっろ。ひ!?」
森に音が響く。抵抗しようとしたエクレールのお尻がゴブリンに叩かれたのだ。
線の細い少女の裸体。隠しているのは肩に辛うじて残っているシャツの残骸と頭のパンツだけ。無駄な物の付いていない上半身。それに小ぶりのお尻。尻尾はゴブリンのひとりに掴まれている。その醜い子鬼が彼女を折檻している。
「く、くそ、こんなやつらに」
泣きながら悪態をつくエクレール。すでにその言葉を数百回は口にしただろう。だが、この状況でいえることはそれだけである。それでもゴブリン達はばちんとエクレールのお尻を叩く。悲鳴を上げてエクレールは動く。
横ではナナミがゴブリンに抱き付かれて、熱いキスをされている。舌を口の中に入れられてくちゃくちゃと嬲られる。もちろんナナミの口の中には精子が大量にあるから、ゴブリンとナナミは一緒にそれを味わっている。奇怪と言うほかない。
エクレールはそれを絶望的な表情で見ていたが、次の瞬間には自分もその運命にあると思い出すことになった。彼女のお尻に一匹のゴブリンが抱き付いたのだ。あわてて払おうとするエクレールだが、そのゴブリンの姿に驚愕した。
自分が着ていた服、そして双剣を持っている。
「き、貴様! なんだ、その姿は」
後ろを振り向こうとしてエクレールは体を捻るが、その前に以前のエクレールの姿をしたゴブリンが後ろから胸を掴んだ。エクレールは嫌がるが、その股にペニスが突っ込まれる。
「あっ!……やめろ、ぬけぇ」
涎を垂らして言うエクレール。彼女達は全員花の魔物に子宮を粘液漬けにされているから素直に挿入されてしまうのだ。だからといって望んでいるわけではない。
それをあざ笑うかのように彼女に抱き付いたゴブリンがピストン運動をしながら胸を揉む。体勢からも屈服させられたかのような姿にエクレールは暴れようとした。
「だめ」
「ん」
その前にエクレールの前に一人の少女が現れた。幼い体には何もつけてはいない。ただ首にはエクレールとナナミの同じ触手。それでも自由に動けるらしい。それはその少女がすでに忠誠を魔物に誓っているからだろう。
シャルという竜の巫女はエクレールにキスをする。エクレールは胸を揉まれながら、秘所にゴブリンの射精をたっぷりと注ぎこまれながらの体勢である。もう何がなんだかわけがわからない。
それにシャルは口に他のゴブリンから「頂いた」精液を含んでいる。だからエクレールは口移しでそれをのまされる格好になっていた。
「やめ、ん、ん」
ゴブリンに言っているのかシャルに言っているのかわからない。エクレールはまた別のゴブリンに犯され始める。うめくがシャルはキスをやめない。いつの間にかシャルの後ろにも子鬼がいて、その小さな胸を揉みながら首筋を嘗めている。
シャルとエクレールとナナミはそれぞれゴブリンに舐められ、犯され、馬鹿にされながら調教されている。その股間から漏れる愛液には花の魔物の種子が混ざっていて、土に根付いえていく。
そのうち三人は並べられて同時に射精を受ける。
「あ、ぁあ」
「くそ、くそぉ」
「もっとぉ」
少女達の調教はまだ終わらない。
――フロニャ力が著しく弱っているここは魔物にとっては格好の狩場である。
そこにいたのはカエル型の魔物だった。彼の唾液は強力な粘着性能を持っており、一度張り付けばそう取れるようなものではない。それを縦横につかって、本日は大量の獲物を手に入れることができた。
その巨大ガエルは打倒した金髪の少女を抱きしめてちゅぱちゅぱとその体を嘗める。まるで人形をもてあそんでいるかのようである。
「み、みんな」
下には少女達が唾液まみれで転がっている。