歯車の狂った世界【2次創作短編集】 作:堀 吉之助
胸めいん
黒騎れいを吸収したアローンには人類はなすすべがなかった。最期の希望であったパレットスーツを着た4人の少女達も敗北し、その中に吸収されてしまった。あとは残った大人たち、つまりは効きもしない通常兵器しか持たない軍隊のささやかな抵抗のみが人に残された道だった。
4人の少女達のうちの一人、四宮ひまわりは暗く、壁の蠢く場所で目を覚ました。頭を振って、何があったのか整理しようとするが浮かんでくるのはアローンと戦って敗北した記憶だった。それから何故ここにいるのかは分からない。
「みんな…は」
自らの体を包み黄色のパレットスーツがほのかに光っている。それであたりが見渡せるが、狭い。他に誰もいない様だった。
「たぶん、つかまった……? わかば?」
問いかけるが誰も答えない。まさか自分がアローンの中に取り込まれているとまでは気が付かなかった。
ひまわりは座り込んでいる。頭にちょこんと乗った羽根つきの帽子もわずかに光っている。彼女は少しまで誰とも関わることなく一人で引きこもっていたが、今思うのは仲間の顔だった。
「たすけなきゃ……」
自分自身が捕まっているのに彼女は力強く言う。彼女のスーツの光が強くなる。ひまわりは胸を張り、ここから脱出するために自分の武装を展開させようとした。しかし、彼女が黒崎れいと同じように取り込まれたのはその胸や身体に詰まっているエネルギーを一滴残らずアローンが吸い取る為であった。
壁が騒めくそれはひまわりの放つ光に反応しているのだろう。おそらく他の三人も同じ運命に会うが、それをひまわりが分かることない。壁から無数の黒い羽が湧き出てくる。このアローンは元々鴉だったからだろう。
「なに……? これ」
ぞわぞわぞわとひまわりに纏わりつく羽根。体中に纏わりつこうとするのを彼女は気持ち悪がりながら手で払う。しかし、多すぎた。次から次に湧き出てくる。ひまわりは少しむっとした。
「いいかげんに」
光が強くなる。彼女の両腕が光黄色の手甲が現れた。そこから彼女の武装である「ネイキッドコライダー」が発動する、はずだった。
「な、なに?」
光り輝く手甲に羽根が纏わりつく。ざわざわと黒い羽に埋め尽くされていく。そこでうまく手甲が反応しないことにひまわりは気がついた。だんだんと体がに倦怠感が広がっていく。逆に羽根は淡く金色の光を宿していく。
「まさか、わたしの力を……吸ってる」
ひまわりはそう気づいてはっとした。体に纏わりつく羽根は自分から搾り取るためのものだと気が付いたのだ。今はまだ危害を加えられていないのは何を考えているのかは分からないが、聡明な彼女はまずいと思った。
そう気が付いた時には遅かった。黒い羽がさらに勢いよく彼女に襲い掛かっていく。その両手両足に集中してわさわさと取り込んでいく。
「あ」
膝をつきそうになる倦怠感。ひまわりの両足から力が抜けていく。羽根はほのかに光っている。
「まずい……」
抜け出そうとするひまわりだが無駄である。彼女は羽根のベッドに倒れ込む。さらに両手足に羽根が纏わりついていく。身動きが取れなくなっていく。身体をくねらせてもがくが力が抜けていく感覚はどんどん強くなっていく。
ひまわりは胸を張るように両手を十字へ動かされる。その幼い顔つきには似合わない二つの双丘が彼女の息に合わせて動いている。そこに羽根の数枚がへばりついていく。
「あ、あつい」
胸元が熱い。パレッドスーツを形成するエネルギーが胸元だけ吸い取られていく。だんだんと肌色が見えていきスーツの胸元だけが露になっていく。柔らかそうな豊かな胸と上を向いた桃色の先端。健康的なそれに羽根がへばりついている。
「あ、ぁあ」
口を開けて唾液を流すひまわり。直接胸から何かが吸い取られていく。羽根の僅かな毛が彼女の乳首を捕えてちくちくと苛めながら、屈辱的に光を吸い上げる。ひまわりは恥ずかしさもあるが、本能的にこれ以上は耐えられないと感じてしまう。
身体を動かして胸から羽根を取ろうとする。しかし、それは艶めかしい動きにしかならない。羽根と羽根がくっついて一本の触手のようになる。それがくるりと彼女の両胸を締め上げる。逃がす気はないのだろう。それどころか羽根がそれぞれくっついて何本もの触手が生まれる。
そのうちの二つが彼女の両胸に吸い付く。
「ぁああぁあ!??」
両胸から搾乳されるひまわり。ぎゅぎゅと締め上げられながら。ちゅうちゅうとたわわに実った乳房からエネルギーを吸い上げられる。乳首を通って吸われてしまうことに不思議と得も言われぬ快感すらも感じさせられながらである。
「く、ぁ」
歯を食いしばって起き上がろうとするひまわりだったが、パレットスーツの胸元だけ破られた姿は情けない。しかも彼女の体中で羽根が光を強くしていた。全て剥ぎ取る気なのだろう。だんだんとスーツがぼろぼろになっていく。彼女の日焼けしていない白い肌が露になっていく。
「……ぃぃ!」
そんなことをひまわりに気にする余裕などない。彼女の両胸に食らいついた触手は美しい光を上げている。彼女は両手足を取り込まれたまま羽根に起き上がらせられる。そして四つん這いになった。もちろんそのまま胸を締め上げられながら吸われる。まるで家畜である。
ひまわりは涙を流しながら、小さな抵抗をしている。体中のぼろぼろのスーツからは健康的な太腿が見えており。情けないことに大きなお尻がまるっと出されてしまう。
しかし、エネルギーを搾乳されているうちにひまわりの体に変化が訪れていた。エネルギーには体を活性化させる力もある。それを常時受け続けさせられている彼女の乳首はだんだんと敏感になっていく。
「ひぁあああ、あああああ!? はなしてぇ、あああぁあ。いやぁあ!!」
泣きわめきながら胸から触手を離そうとするひまわりだが、更に強固に咥え込まれていく。彼女のスーツはもう殆ど残っておらず。頭に残った帽子だけがちょこんと残っている。顔を真っ赤にして快楽に泣きわめくひまわりの姿と相まって、捕虜にはふさわしい姿である。
四つん這いのままひまわり、いや家畜の股間から粘液が漏れている。お尻から見える割れ目と太ももと太ももの間の小さな三角形が淫靡に濡れていく。その間に他の触手が入り込み、彼女の股間をしゅるしゅると刺激する。
「あっ! あぁ!」
股間が嬲られるたびに何かを股間から漏らし、ひまわりは眼を見開いて涙を流している。仲間のことすらも心配する余裕などない。今はただ快感から身をよじりながら抵抗する。しかし、触手の中で乳首が強く吸われると。
「ひぎぃ?」
一瞬頭が真っ白になるほどの何かに身体が痙攣する。彼女は紅い頬に涙を流しながら、気をしっかり持とうとするが股間を擦られてあられもなく嬌声を出す。
何本かの触手がさらい彼女のお腹や肩に張り付き、ひまわりは生意気な胸をよく「教育」されながら、触手達にだっこされる。赤ちゃんのように愛液をおもらししながら、股を開かされた情けない恰好である。
その無様な泣き顔を見せている。彼女の前に極太の触手が現れる。それを受け入れるかのように彼女の両股が開かれて、無理やり小さな割れ目を左右に広げられる。ひまわりはゲームなどで自分がされることを知っているのだろう、涙を流しながら、
「入る……わけない、やめてぇ」
無駄な言葉を言う。
触手は彼女割れ目にずぶりとずぶりと入っていき子宮から最後のエネルギーを吸い上げだした。