歯車の狂った世界【2次創作短編集】 作:堀 吉之助
今回は、搾乳されます。奴隷にされます。苦手な方は、ここは私に任せてにげるんだ!
その女性は敗者だった。
美しい顔立ちに透けるような肌を持った美女、いや美少女と言った方がいい、長い金髪の少女は目を閉じて地面に倒れていた。顔には傷一つないが、その体を包む白銀の鎧は無残に砕かれて胸元から中に着た白のインナーが見えている。それは肌と鎧を隔てるために厚い作りになっているから破けてはいない。
彼女の胸元は大きく膨らんで、軽く上気している。それは、この女性が生きている証しであろう。鎧が破壊されるほどの衝撃を受けた彼女はそのまま気を失ってしまったが、命に別状あるほどの傷は受けなかったのだ。しかし、女性だというのにそれほどの激戦を戦っただけでも賞賛に値するだろう。
この女性こそ聖フィリアス王国の王女たるクララクラン・フィリアスであった。彼女は国民を、国を守る為に戦う美しき戦乙女なのだ。だが、その戦乙女も鎧は砕かれ、そのドレスのような戦装束も乱れて、この深い森の中で眠るように倒れている。
敗者なのは明らかであるが、どこかの戦場で負け、命からがら撤退したのか、それともここで戦い負けてしまったのかは彼女が気絶している限り分からない。
しかし、そんなことはそこいらのモンスターには関係がなかった。
ここは町の近くの森などではない。深い、深い森の中だ。倒れている彼女を狙って「それ」は近づいてきた。
しゅるしゅるとツタのようなものがクララクランの両足に絡みついた。それはしっかりと逃げることができないように、彼女を拘束してから、別のツタが彼女の両手にも絡みつく。そうしてからそのモンスターは姿を現した。
巨大な植物のようなモンスターだった。大きな木の実のような頭をして何本ものツタを持っている。クララクランの甘い香りに誘われてきたようにそれはあらわれたのだ。狙うは生殖、などではない。
ツタ二本がクララクランの胸元に伸びた。そのつたには小さなつぼみの花がついていて、彼女の首討元からインナーの中に入っていく。そして、首を過ぎ、胸の谷間を迂回して、目的の場所へツタを伸ばす。それでいながら両胸はツタでくるりとまいてしまう。暴れられては困るからだ。
ツタの先の花が服の中で「乳首」を咥えた。むろん花は花でもただの花ではないのだ。花が咲くようにではなく、閉じるようにクララクランの乳首を拘束してしまった。
「ん……」
桃色の唇が動く。苦しげに、クララクランは声を出した。それでも状況は変わらない、花の中には「おしべ」のようなものが無数にあってそれがちくりと乳首を刺す。そして、体液を注入するのだ。クララクランは声を上げる、気を取り戻していないから無意識だろう。
「ア……ん」
クララクランの乳首「飲みやすい」ようにするためにその植物は動いている。それには彼女の着ている服が邪魔だった。
モンスターは彼女に体液を注射しながら、ツタを器用に動かして壊れている鎧を時間をかけて剥ぎ取る、そうしてからドレスのような服も脱がせてしまう。彼女のむき出しにされた豊かで健康な太ももがツタに開かれて、その先に穿いた純白のショーツのリボンが少しだけ動く。
インナーはびりびりと破いた。それでクララクランの大きく形も良いが花に先端を捕えられた、哀れな胸が露わになる。つまり彼女は下着だけにされたのだ。これで邪魔はない。彼女の着ていたものは全て、ゴミのように捨てられてしまった。
注入は続く。そのふくよかで張りのある両胸に。
「あ、ぅ?……あ、あれ。! な、これは。な、なにが」
クララクランはそこで目を覚ましたがもう遅かった。今から彼女は「吸われる側」になるのだ。彼女が起きて、その淡い緑色の瞳が光る。次の瞬間には彼女は驚愕で目を見開いた。
ぐちゅと音がする。それはクララクランの胸からだった。それから、乳首を拘束した花がクララクランのそれを「吸い」始めた。
「あっ……あ、ああ??」
快感が胸を奔る。それから花と胸の間から、白い液体がこぼれ始めた。それはクララクランから花が吸いきれなかった雫。彼女から取れた、母乳だった。
「ぁア……むね、が、へん、で、ひい」
それでもクララクランは気がつかない。胸を吸われるたびに頭を真っ白にする快感があって、その上胸から何か「張り」が取れて、気持ちがいいのだ。それでも彼女は戦乙女らしく、振り払おうとした。
(ち、力がはいり、ま、せん)
本来であれば母乳など出るはずがない。それはこの植物のモンスターが彼女へある特殊なエキスを注射したから出てしまうのだ。それは体の中にある、そのエネルギーなどを強制的に母乳に変えてしまうというものだった。
「あっん、や」
容赦なく二つの胸から吸い取られる戦乙女。モンスターの狙いも元々クララクランの聖なる力だったのだ。しかし、生殖などは目的ではないから、吸い尽くされれば解放される。――はずだった。
「ぎぎ?」「ぎいい」「が、ぎい?」
草むらから大勢のゴブリン達が現れた。
「は、はなしなさい、ぃ。ああああ」
植物から引き剥がされて、奴隷のようにゴブリンの巣に持ち帰られたクララクランの両胸にゴブリン達が群がった。そこからでる白い液体を飲めば、力が湧くのだから取りあいにすらなる。
ゴブリンは小さい。人間の子ども程度だ。だから、それが乳首を咥えてちゅうちゅうと吸うと授乳しているようにもみえる。実際は単なる搾乳だが。
ゴブリン達は、クララクランのおいしいミルクを吸い取る為に。胸を揉んだ。小さな手が、大きな乳房の上も下も揉みしだいて、その乳首から栄養が溜まったミルクを飲む。
「はあ、ひい、ひい」
クララクランは脱力感に襲われながらも、両手で胸を隠した。それもゴブリンを振り払ってだ。それが彼らの怒りを買った。
クララクランは両手を後ろ手にがっちり拘束される。それもそこらで拾ったツタか何かだ。それは首にも巻かれた。
「…………こ、こんなことが……あるなんて」
クララクランはまるでペットのようにされた。胸を隠そうにも手は動かない。逃げようにも首輪とまるでリールのようなツタがある。
ともあれ、これで思う存分この敗北者の胸を楽しめるとゴブリン達は彼女に襲いかかった。
「あっ、あっ、ああああ」
胸を吸われるたび。揉まれるたびに彼女は嬌声を上げさせられた、たかが下等生物にだ。
どんとクララクランはお尻を突き出す格好にさせられた。くいと後ろから首輪をゴブリンに引かれると、体が反って胸が上を向く。涙目で彼女は抗議するが、ペットの戦乙女の言うことなど意味はない。
クララクランのショーツがずりおろされた。
「は、いや。いやあっ」
さしもの彼女もお尻を振って、むき出しになった秘部を隠そうとする。これは抵抗であると説目しなければ、わからないだろう。それほど彼女には選択肢がないのだ。
だが、ゴブリン達は自らの男性器を露出させて彼女を取り囲んだ。体型は子供だが、生殖のための器官は太い。
ずぶりと一匹目に挿入されるクララクラン。
「ひぎい」
びくびくと動いて胸を揺らす、淫乱な彼女。ゴブリン達は胸に吸いつき、体中を舐めまして楽しむ。
「やだ、いやだ。たすけてくだざい。だれが。だれが」
叫びはむなしく。彼女の子宮をゴブリンの汚い棒が揺らす。
「あっ、あっ、あぁ」
いい子のように、一突きごとに声を上げるクララクラン。しばらくして、一回目の種付は終わるが、夜はまだ長い。ゴブリン達はいいものを手に入れた。
母乳を吸い尽されて本物の奴隷になるのが、戦乙女の末路だった。