歯車の狂った世界【2次創作短編集】 作:堀 吉之助
三カ国連合は完全に敗北した。
竜の森に大量に出現した魔物を討伐するために、軍勢を合わせたビスコッティ共和国・ガレット獅子団・パスティヤージュ公国ではあったが、無数に現れる魔物に衆寡敵せず、集団的抵抗が不可能になるほど痛めつけられた。
三カ国には大勢の女性戦士が参加していたが、そのすべては竜の森に林立した触手の餌食になってしまった。戦士としての武装は破壊され、純粋に魔物の子供を産むためだけの苗床として捕えられたのだ。
魔物たちは女性を全く差別しない。女王も親衛隊もいわゆる「勇者」と言われる少女達も、また竜の巫女の言われる少女も、全て平等に犯しつくした。ただ優秀な者からはエネルギーを吸収するために並べて胸や秘所に触手がからみ、嬲った。
勇者の一人である高槻 七海という少女も敗北者の一人であり、捕虜の一人である。
彼女はこの戦いで「精霊結晶」なるものを手にして、己のポテンシャルを引き出すことに成功したのだが、哀れなことに魔物達には全く通用しなかった。それどころか無駄に強力な力を得たことによって、苗床になる前に魔物達の「ジュース」としての運命を課せられることになる――
暗い森の奥、無数の触手の蠢くベッドがあった。
ピンク色の肉を持ったその触手は、出現した時には黒く、禍々しかったがとらえた少女達からエネルギーを吸収したことにより、色を変えていた。このベッドはつまり、触手たちの食事の場である。
ここに寝かされた少女は股間から、胸から、穴という穴から力を吸い上げられた上で、犯される。すでに竜の巫女、フロニャルドの親衛隊長、ジェノワーズといわれる三人の少女達がここで数時間犯されて、吸いつくされた。
近くにはベッドの被害者たちが着ていたのであろう、服の残骸が散らばっている。すでにその持ち主だった少女達は、どこかに連れていかれて、魔物の種を仕込まれているだろう。
ベッドはこの森に無数にある。あちらこちらで嬌声が響いている。
この場所に触手に両手を万歳の恰好で縛り上げられた七海が連れて来られたのは、単なる偶然であろう。
そう、七海は次のディナーとしてこのベッドに連れて来られたのだ。両手を触手に吊り上げられているから足が少し浮いている。ただ、今の彼女は「少女」とは言えないかもしれない。
この期に及んでも触手を睨みつけている目元が凛々しい。整った顔立ちに桃色の唇。それに体を包む白とエメラルドグリーンのドレスは胸元が大きく膨れている。それは彼女が大人としての体を持っている証だろう。
下半身はレオタードのようになっていて、健康的な太腿が見える。ブーツを履いていないのは剥ぎ取られたのだろう。
精霊結晶を発動させた七海はその肉体を一時的に成長させることができた、少女のはずの彼女が今はなまめかしい大人の体を持っているのはそういうわけがあるのだろう。それも蠢く触手達にはよいデザートである。
「あっ」
ぽんと捨てるように七海はベッドに投げられた。両手の拘束が外れたのだ。
七海が飛び込んだのは触手の海、直ぐに両手も両足にも絡みつく触手。腰に触手が巻き付いて、粘液をしみこませる。にゅるにゅると動くそれらが思い思いに七海の体を堪能する。
「は、はなれて」
体をよじって抵抗する七海。その程度の抵抗でも触手達は許さない。彼女のレオタード上の股間に触手が入り込んでいく。
「!?ひゃ」
目をぎゅっと閉じて、びくっと動く七海。次の瞬間には七海のドレスの股の部分が破られてしまう。布の裂ける音がしたかと思うと、七海はベッドの上でお尻も大切なところも丸出しの情けない恰好をしていることを理解した。
お尻に触手がからむ、粘液をどろどろつけたそれが這う。不快感に七海は涙目になりつつ、悔しげに唇をかむ。抵抗は無駄だと分かる。すでに彼女は敗北したからここにいるのである、それでも屈しまいとしているのか声をかみ殺している。
(シンク……シンク)
心に浮かべるとある人物の顔。今ではそれにしかすがる物がないのだろう。七海はお尻を丸出しにされた格好で耐えている。触手がそのお尻をバシッと叩くことがあるが、体を動かしても声は出さない。
そんな健気な抵抗も空しい、彼女の股間はどんどん粘液でぬめっている。彼女の秘所にそれが流れ込んで、触手を受け入れる用意をさせられる。七海は不快感を覚えてもどうしようもない。
ぐちゅっと大きな触手が秘所に挿入された。
「ひぃ」
思わず叫ぶ七海。簡単に耐えようとしていた覚悟を壊され、彼女の心にひびが入る。それでもまた、七海は涙を流しながら抗う。目の前の触手を睨みつけているのだが、それを馬鹿にするようにその触手が七海の頬を撫でる。
七海はお尻を突き出した四つん這いでベッドに拘束されている。これで食事の準備は完了したのだ。股間深くに突き刺さった触手は、子宮までゆっくりと進む。ぐちゅぐりゅと七海の愛液と触手の粘液がこすれる音がする。
そして、食事は開始された。股間に挿入された触手が緑色に光り始める。
「ぁ、ぁあぁああぁあああ」
七海は体中から力を吸い取られていく。抵抗しようと体に力をいれていたが、それが優先的に吸い上げられていく。子宮から力を搾り取られるほど情けないことはないだろう。それにこの状況では七海は耐える自由もない。
ドレスの上から胸が触手に巻き付かれて締め上げられる。
股間からはさらに力が吸い上げられていく。
「ぃ、いゃ、や、だしん…くだすげて」
家畜勇者が哀れに助けを乞う。いつの間にか、整った顔立ちが涙でぐしゃぐしゃになり、ただの小娘の表情でしかなくなっていた。そして、胸が僅かに小さくなっていく。体も少しづつ縮んでいく。
おかしいことはないだろう、精霊結晶によって得た大人の体なのだから、それを吸い上げられれば元の体に強制的に戻されるのは当たり前である。七海は少女としての自分に戻っていく。
興が乗ったのか股間の触手がピストン運動をしながらエネルギーを吸う。ぐちゅぐちゅと抜き差しするたびに七海の貞操を弄ぶ。七海は腰を捻って抵抗するが、意味はない。泣きながら「しんくぅ」と助けを乞う彼女には誇りもない。
力が吸われていく。抵抗する意思も、拒絶する気力も高槻 七海からは奪い取られていく。
彼女の漏らした愛液は触手のベッドの養分になる。もっと垂らせとばかりに彼女は四つん這いで股を開かされる。太腿に絡みついた触手が左右に引いたのだ。
情けない状況である。犯されながら、大量の愛液をこぼしている。触手の粘液には媚薬の効果もあるらしく、七海は腰がピストン運動のたびに頭を真っ白にされる。そして、彼女のドレスもだんだんと穴だらけになっていく。
触手が破ったのではない。力を吸われてドレスの維持が出来なくなったのだ。すでに七海は元の体に戻っていて、ドレスのサイズが合っていない。その隙間に触手が入り込んで、ドレスの中で胸を吸い始めた。
「ゃぁあ!??」
搾乳に声を出す七海。胸からも力を吸われ始めたのだ。ドレスはさらに消えていき、七海の白い背中があらわになる。それどころか触手に吸い付かれた可愛らしい両胸も隠すことはできなくなった。
犯されながら七海は力を吸い上げられる。栄養豊富な七海のエネルギーに触手達は大喜びである。しかも、彼女の愛液はまだまだ流れていく。股間にこびりついたそれは触手達が吸付いて飲む。
「んんん」
代わりに七海の口に触手が入り込んで、大量の精液をご馳走する。七海は体を振って逃れようとしたが、触手にお尻を叩かれた。抵抗していいかどうかは触手次第なのである。彼女は既に家畜であり、勇者といっていいかはわからない。
ドレスは全て消えてしまった。吸いつくされたのだろう。今触手達が吸い上げているのは七海自身の力である。最後の一滴まで、七海が何もできない哀れな少女におちぶれるまで搾乳は続き、股間の愛撫は終わらない。
七海は体位を変更させられる。くるっとひっくり返されて、まるで赤ちゃんがベッドに寝かされているような恰好にされた。おむつを替えるポーズを想像するとわかりやすいだろう。哺乳瓶の代わりに七海は触手に精液を飲まされている。
七海は一糸もまとっていない。黒髪にはべとついた精液が大量にこびりつき、彼女の体には粘液がついている。すでに力を吸収している触手の光は弱まっている。もう力は残り少ないのだろう。
七海の口から触手が出ていく。七海の口元にどろりとし液体がこぼれる。すでに眼はうつろ、口では「しんく、しんく」と呪文のように唱えている。ただ、彼女をこの格好にしたのにはわけがある。彼女の股間の触手も、胸に吸い付いた触手も動きを止めている。
食事は終わった。七海にはもう搾りカス程度の力しか残っていない。
だから次は生殖である。七海は今、苗床として使われることになったのだ。七海は少しだけ体を起こされる。よく自分の下半身が見えるように触手達が動く。両手は絶対に動けないように後手に縛り上げられる。
七海はこれから自分が犯されて、精液を流し込まれるところを見せられることになるのだ。それがこの格好の狙いである。七海という獲物に二度と逆らう気が起こせないようにプライドをずたずたにしようとしているのだろう。
「や……めて」
最後の力を使って懇願する七海。目からは涙が流れ落ちていく、自分がどうなるのかくらいはわかっているつもりなのだろう。ただ、まだ彼女を犯しつくすには準備があった。
紋章と言うものがこの世界にはある。それは強大な力を使役するために必要なものだが、この触手達は獲物に「紋章」を刻み込むことができた。その力の原資は獲物から得たエネルギー、つまりは七海の力である。
それは「服従の紋章」といっていい。刻み付けられたそれに「触れた」ものは自動的に「ご主人様」になるという恐ろしいものであった。そして触手達が七海のどこにその紋章を刻み込もうというのかというと、彼女の秘奥である。つまり子宮であった。
絶対に見えない位置。つまり絶対に解除できない位置にそれを刻み付けられるのだ。
しかも触れた物に服従するのであれば、子宮に入ってくるものはオスの生殖器しかない。つまりは七海はこれから誰かに犯されるたびに服従させられる体質に変えられようとしているのだ。
そんなことは七海にはわからない。ただ股間に挿入された触手が光り輝くことを感じた。そして次の瞬間には自分の子宮が熱くなるのをびくっと体を動かして感じる。紋章がどんな形をしているのか、七海は生涯わからない。
「あ、ぁあ。あ」
急激に生まれてくる触手への忠誠心。七海は涎を垂らして、首を振る。紋章といっても完全ではない。抵抗する意思は残る。つまりは服従しようとする体で抵抗しなければならなくなったのだ。
その状態で七海の凌辱は始まった。
股間のピストン運動が激しく始まる。
「ぁっ、あ、あっあ。あ。」
顔がにやけてしまう。違いと首を振る。眼にはハートが浮かんでいるのは紋章の効果だろう。
「き、きもちいぃ。ちがうぅ。きゃ、ああ、ああ」
自分の言葉を幸せそうな顔で否定する七海。ご主人様が自分の体で喜んでくれていると感じながら、これはご主人ではないと抗う。その状態で強く子宮を突きあげられる。
「ぁあ!」
嬌声を上げさせられる七海。その体にも触手達が絡みついて、思い思いに犯す。彼女のスポーツで鍛えた体はしまりがよく、犯し甲斐がある。その形の良い胸に絡みついて搾り、ピンク色の乳首に細い触手達がちくりちくりと淫液を流し込む。
「ひゃあ、ぁあ、あああ♡」
目に浮かんだハートが光る、七海は幸せを感じている。
どすっと子宮に強く触手が入り込む。そして大量の白い精液を放った。一度目である。これから七海は無限に子種を孕まされて、自分の人生はご主人様のために合ったとしか考えられない体にされる。
「ち、ひがううう」
まだ、抵抗する意思はあるようだが、それは幸せではないだろう。早く堕ちた方がよい。
三日三晩犯されつくし、調教されきった七海は他の魔物にも下賜された。
スライムの魔物には完全に拘束された状態で、無限に秘所を嬲られた。
「ひいぃい♡」
ゴリラのような魔物にはその太いペニスに魅了されてしまった。
「も、もっともっと♡」
制圧された街では一人全裸で獣人達に犯されていく、かつては守らなければならなかった人々に犯される元・勇者である七海は、
「わ、わん。わん。くーん♡」
犬の真似をする無様な少女になっていた。