歯車の狂った世界【2次創作短編集】 作:堀 吉之助
エルミナは美しい少女だった。
透けるような白い肌、ぱちりとした瞳。それに艶やかな金髪。若々しい体には無駄なものの一切ついていない。それでいて、男にたいして免疫がないことがたまに傷だが、気立てが良く、にっこりとした時は花が咲いたように可愛らしい。
だから、奴隷として高値で売れた。
偉大なる勝利を収めたドラゴニア帝国は多数の捕虜を得たが、その全てを戦利品として持ち帰ったのではなく、奴隷として売りに出した。勇者などというまがい物と行動を共にしていた女性達のなかにもその「商品」はいた。それがエルミナ・ローデリアなのだ。
彼女は一糸も纏わぬ、姿で市場にだされ高値で取引された。そして今は、とある貴族の囲い者になっている。
エルミナはその男に抱かれていた。彼女の細い腰に手を回して、男はエルミナの唇を吸う。
「ん………ぁ」
エルミナは男のキスに身をよじりながらに、男の手から逃れることはない。それもそうだろう。ここは男の館の、風呂場なのだ。エルミナは男に抱かれたまま、その胸もお腹も男にぴったりとつけている。
湯船に浸かったまま、この二人は永いこと口を離さなかった。それはエルミナには拒否権がないからだ、つまり男はエルミナを求めていた。
エルミナの小さなお尻を男は掴んで、揉む。
「……ん」
口を吸われたままエルミナは唸る。腰を少しだけ動かして抗議するが、自らの腿の辺りに固いものが当たって、彼女は思った。
(ああ……また、わたしは)
男の下半身についているあれが、また自分を求めているのだとエルミナは思った。最初は泣き叫んだが流石に何度もやられれば諦めが前に出る。それでも貴族の子として生まれたエルミナには屈辱に変わりない。
エルミナは口を離された。
「ご、ご主人様……きょ、きょうくらいは」
ご主人様と奴隷に呼ばれた男はエルミナの言葉を無視して、エルミナの胸に吸いついた。手はお尻を揉んでいる。エルミナは声を上げそうになるのを抑えて、口を閉じて、目もとじる。顔は赤い。
口をすぼめて、少女の胸を吸う男。そのたびにエルミナの胸が少し動くのは、彼女の体が動いているからだ。それが情動なのか嫌悪感なのかはもはや、エルミナにもわからない。
男はエルミナの腰に手を回してお姫様抱っこをするように持った。湯船から少しだけお湯が漏れる。エルミナの乳首は舌でころころと可愛がられている。
男はエルミナの腰も持っている。だが片手は空いていた。その指をエルミナの下半身に沿わせた。
「あっ……」
エルミナは何かを感じたように身を強張らせた。だが、次の瞬間には男の指が、エルミナの秘部を開いた。それはエルミナからは見えないが、自分の体のことである。見えることよりも、これから行われることに身が震えてしまう。
指が膣の中に入ってくる。エルミナは「ぁ……」と声を上げるが、かまわず彼女の中で指はねっとり動く。それは折り曲げるように、伸ばすように動く。エルミナの敏感な部分をしっかりと刺激していく。
エルミナは愛液を漏らしているのだろうが、それは全て湯船の湯になっている。彼女は赤い顔で、ゆっくりと吐息をする。それでも時折、びくと体を折るのだ。
指が抜かれる。エルミナはそれでわかった。次は「子づくり」を擦るのだと。エルミナはそう思った瞬間には、男によって湯船に押し付けられていた。
男に背を向けるように座らされるエルミナだが、そのお尻は浮いている。その股の間には女性器をヒクつかせて、
エルミナは犬の様にいやらしく男を待つ。数日のうちに、彼女はこうなった時にお尻を振るよう教育されていた。
男はエルミナの腰を持った。そして、一気にペニスを挿入する。
太い。
「……ふぁああ!」
とろけるような顔でエルミナが叫んでしまうほど、男の男性器は太かった。それが容赦なくピストン運動を繰り返すのだから、彼女の神経を焦がすのほどの快感が頭によぎる。
「ご、ひゅじん、さま」
エルミナは哀願を込めてそういう。もう少し優しくしてほしいのだが、そんなことを奴隷に頼まれた男は、彼女のお尻を叩いた。
「ひぎい」
口を開いて叫ぶエルミナ。お尻に真っ赤な手あとが残り、叩かれたことで中のペニスが振動して、彼女の子宮を揺らす。それが快感で、お尻を叩かれたことさえも気持ちが良くなってしまう。
(わ、わたしは、お、おかしくなっちゃったの……かな)
エルミナはそう思いながら自ら、お尻を動かして大きなペニスを自分でしごいていることに気が付いていない。
「はっ、はあ、ひあ」
本物の犬の様に声を漏らす少女の顔は、淫楽の染まっていくようにとろけている。目には涙を溜めているが、その瞳は期待するようにいやらしい。しかし、自覚自体はない。
後ろから男がエルミナの両胸に手を回して揉み始めた。
「あっ。あっ、ごしゅじんさまあ」
エルミナの声は色をこもったもの、胸が揉まれるたびに何かがほとばしっていく。それはまるで下半身に入った極太のペニスに征服されたように、彼女はその思考を溶かしていく。
肌と肌の擦れ、粘液が混ざる。エルミナはぼやけた頭を働かせて思う。かつての仲間達のことを。
(れ、れいじさんのおちんちんは……ど、どんなふうだったのかな)
そんなことしか気にすることができなくなった哀れな少女に貫いたペニスが一層強く突きあげる。
「あっああ――」
エルミナが嬉しげに声を上げると、彼女の中に子種が注ぎこまれた。
男は湯船の縁に腰掛けていた。その股の間に奴隷であるエルミナはいる。ちゃんと掃除をしなければいけないのだ。
エルミナの前には、黒くまるで親指を一回り大きくしたようなペニスがあった。その表面にはエルミナに注いだ「残り」が付着している。それをエルミナは小さな舌で一生懸命なめとっていた。
ペニスを手で捧げ持って、舌で奉仕する彼女には、もはやなんの権威も誇りも感じることはできないだろう。しかし彼女は懸命に仕事をした。
「ご、ごひゅじんさま」
上目づかいでこれでいいのか目で問う少女に男は小声で何か言う。エルミナは男に声をかけてもらったことが嬉しくてたまらない。それがどんな意味を持つのかなど知らない、ただ彼女は思う。
(この、おおきなおちんちんは、わたしのものです……)
舌でなめるエルミナ。口に咥えるには大きすぎるのだ。
(がんばって、おおきくしたら。ご主人様からご褒美を……)
エルミナはもう目の前のペニスの虜だった。これでもまだ勃起していないのだ、彼女はもう一回と思いながら舐める。精液は味わって飲んだ。ご主人様の味なのだ。
「あっ」
むくりと男のペニスが起き上る。それで彼女は心底嬉しそうにしていた。これでまた、自分をご主人様に犯してもらえるのだと喜ぶ。だが、男はエルミナの頭を持った。
「えっ、!」
エルミナのだらしなく開いた口にペニスが入る。
「ん、んん」
エルミナは何が起こったのかわからなかった。だが、男はエルミナの頭を前後に動かして、性欲を処理させる。男にとってはエルミナなど奴隷でしかないのだ。
エルミナは息苦しさを感じた、口を大きく開かせるペニスが苦しい。だが二回目なので、男の絶頂は早かった。
大量の精液がエルミナの口に注ぎ込まれた、男がペニスを彼女の口から抜くと、エルミナの口元からねっとりとした液体がこぼれる。
エルミナはそれでもこういった。本当に嬉しそうに。
「お、おいしいです、こ、こんなにいっぱい」
ごくりと、飲んで。エルミナは男のペニスの掃除に戻った。
堕ちました。
エルミナ、サクヤ、ユキヒメをかきましが、ユキヒメはもう一回かきたかったりします。