※この作品はR-18です。

カイジ外伝ーー闇にまろんだ魔物ーー   作:家上浮太

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屑の高みへ

「か~冒涜的ィ!」

平日の昼間からビール。

身を染みさせる気持ちよさ。

脳に瞬時に巡るアルコール。

背徳。

恥辱に近い屑の極致。

おつまみはたこわさ。

たこわさびは、タコを用いた日本の食品の一つで、イイダコなどのタコを生のまま、ワサビ、酒、塩麹、調味料などとともに和えて塩辛にしたもの。

歯応えあるタコの触感に加え、ワサビの辛味と豊かな風味の調和が特徴。酒の肴として最適ともいわれる食品であり、枝豆と並ぶ居酒屋の定番メニューともいわれる。解凍してすぐ食べられる冷凍食品もあるため、居酒屋のお通しとしても愛用されている。栄養面においては、タンパク質が多くカロリーも高くないため、肝臓の働きを活発にし、胃を保護してエタノールの吸収を穏やかにするとして、酒の供に適しているとの意見もある。

 

舌をのたうち回る刺激。

ほどよき辛さ。

 

そこに流し込まれる、酒、酒、酒。

圧倒的倒錯。

 

「犯罪的だぜ…………」

 

さらに酒、どんどん酒。

気づけば三十分たらずで四本空けていた。

脳味噌をアルコールが狂乱していった。

酔っていた。

全裸に成りたいほどの温かさ。

またぐらがムラムラムラムラ。

 

たこわさびを追加。

冷蔵庫のタッパー。

 

「はぁはぁはぁ、やめられねぇ………これをやめたら俺は俺をやめちゃうんじゃねぇか…………」

 

屑の極み、今度はさらにストロングレモンに手を出す、空ける、一気のみ、酸味のスパイラル。

駆け抜ける濃度の高いアルコール。

「俺は今………生きている! 」

徹底して欲求不満を解消していた。

その勢いで馬券を買いにいった。

しかし、不発。

「もっと俺を気持ちよくさせてくれよぉ!」

パチンコ、リーチ!!!

「イケる………!神様………!ギャンブルの女神様!俺に微笑んでくれ!後でてめぇ達の靴をベロベロ舐めてやるからよぉ!」

 

その発言が功を制したのか大当たり。

「やった!やったぞ!神がかかってやがる!」

しかし、ここで大きな間違いを犯してしまう。

「まだ…………まだ当てられる!」

そして、流出しだすパチンコ玉、どこまでも負の連鎖、そして、惨敗、運はつきた。

「畜生! こうなったらヤケ酒だ!」

と、思いきや、いつの間にか確変。

「うぉおおお! なんだ!ミラクルだ!」

そしてそのまま大勝、そこで自制心を働かせる。

「よっしゃ!この勢いでキャンパブ行ってやろう!勝利の祝いだ!ははっ!」

そして、女の子がフェラチオ。

好みの年上のお姉さん!!!

「あーあっあっ、お~、すげぇ、色々な脳内麻薬が飛び散ってやがる!やべぇ、やべぇぞ!とんでもねぇ射精が今なら出来そうだぜ!!」

 

射精、至福の刹那。

 

「ふぅ…………」

 

そして、彼の人生はそこから狂い始める。

「おい、お前さん、幸せか?」

そこにいたのはじいさんだ。

彼もフェラをさせながら笑ってる。

「何言ってんだ?俺は幸せだぜ?」

「なら、もっと幸せにしてやろうか?」

「どういう事だ?」

「わしは闇カジノを仕切ってる金城ってモンじゃ、お前さんのオーラ、それはギャンブラーの覇気じゃ」

「分かるのか?」

「どうじゃ、パチンコなんて安い駆け引きじゃろ?じゃったらわしの所に来んしゃい」

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