「か~冒涜的ィ!」
平日の昼間からビール。
身を染みさせる気持ちよさ。
脳に瞬時に巡るアルコール。
背徳。
恥辱に近い屑の極致。
おつまみはたこわさ。
たこわさびは、タコを用いた日本の食品の一つで、イイダコなどのタコを生のまま、ワサビ、酒、塩麹、調味料などとともに和えて塩辛にしたもの。
歯応えあるタコの触感に加え、ワサビの辛味と豊かな風味の調和が特徴。酒の肴として最適ともいわれる食品であり、枝豆と並ぶ居酒屋の定番メニューともいわれる。解凍してすぐ食べられる冷凍食品もあるため、居酒屋のお通しとしても愛用されている。栄養面においては、タンパク質が多くカロリーも高くないため、肝臓の働きを活発にし、胃を保護してエタノールの吸収を穏やかにするとして、酒の供に適しているとの意見もある。
舌をのたうち回る刺激。
ほどよき辛さ。
そこに流し込まれる、酒、酒、酒。
圧倒的倒錯。
「犯罪的だぜ…………」
さらに酒、どんどん酒。
気づけば三十分たらずで四本空けていた。
脳味噌をアルコールが狂乱していった。
酔っていた。
全裸に成りたいほどの温かさ。
またぐらがムラムラムラムラ。
たこわさびを追加。
冷蔵庫のタッパー。
「はぁはぁはぁ、やめられねぇ………これをやめたら俺は俺をやめちゃうんじゃねぇか…………」
屑の極み、今度はさらにストロングレモンに手を出す、空ける、一気のみ、酸味のスパイラル。
駆け抜ける濃度の高いアルコール。
「俺は今………生きている! 」
徹底して欲求不満を解消していた。
その勢いで馬券を買いにいった。
しかし、不発。
「もっと俺を気持ちよくさせてくれよぉ!」
パチンコ、リーチ!!!
「イケる………!神様………!ギャンブルの女神様!俺に微笑んでくれ!後でてめぇ達の靴をベロベロ舐めてやるからよぉ!」
その発言が功を制したのか大当たり。
「やった!やったぞ!神がかかってやがる!」
しかし、ここで大きな間違いを犯してしまう。
「まだ…………まだ当てられる!」
そして、流出しだすパチンコ玉、どこまでも負の連鎖、そして、惨敗、運はつきた。
「畜生! こうなったらヤケ酒だ!」
と、思いきや、いつの間にか確変。
「うぉおおお! なんだ!ミラクルだ!」
そしてそのまま大勝、そこで自制心を働かせる。
「よっしゃ!この勢いでキャンパブ行ってやろう!勝利の祝いだ!ははっ!」
そして、女の子がフェラチオ。
好みの年上のお姉さん!!!
「あーあっあっ、お~、すげぇ、色々な脳内麻薬が飛び散ってやがる!やべぇ、やべぇぞ!とんでもねぇ射精が今なら出来そうだぜ!!」
射精、至福の刹那。
「ふぅ…………」
そして、彼の人生はそこから狂い始める。
「おい、お前さん、幸せか?」
そこにいたのはじいさんだ。
彼もフェラをさせながら笑ってる。
「何言ってんだ?俺は幸せだぜ?」
「なら、もっと幸せにしてやろうか?」
「どういう事だ?」
「わしは闇カジノを仕切ってる金城ってモンじゃ、お前さんのオーラ、それはギャンブラーの覇気じゃ」
「分かるのか?」
「どうじゃ、パチンコなんて安い駆け引きじゃろ?じゃったらわしの所に来んしゃい」