「は、はは!」
狂う者ッ!
「助けてくれ!売られたくない!」
負けてどこかへ連れ去られる者ッ!
「金だ!金がこんなにも!」
そして勝った者ッ!
「ここが闇カジノか」
バニーガールからグラスを貰う。
イッキ飲み。
「で、金城さん、何のゲームをするんだ?」
「これじゃよ」
ブラックジャック。
トランプを使用するゲームの一種。カジノで行われるカードゲームではポーカーやバカラと並ぶ人気ゲームである。カードの合計点数が21点を超えないように、プレイヤーがディーラーより高い点数を得ることを目指す。バカラやおいちょカブと似たスタイルのゲームである。
プレイヤーはディーラー(胴元)との間で1対1の勝負を行う。つまり、プレイヤーが複数いる場合には、ディーラーは複数のプレイヤーと同時に勝負をすることになる。
各プレイヤーの目標は、21を超えないように手持ちのカードの点数の合計を21に近づけ、その点数がディーラーを上回ることである。
手の中のカードの点数は、カード2~10ではその数字通りの値であり、また、絵札であるK(キング)、Q(クイーン)、J(ジャック)は10と数える。A(エース)は、1と11のどちらか、都合のよい方で数えることができる。
各プレイヤーが初めの賭け(ベット)を終えると、ディーラーはカードを自分自身を含めた参加者全員に2枚ずつ配る。ディーラーの2枚のカードのうちの1枚は表向き(アップカード)にされ、皆が見ることができる。もう1枚のカードは伏せられている。伏せられたカードをホールカードと呼ぶ。プレイヤーの行動が全て終わった時点ではじめてディーラーの2枚目のカードが表向きにされる。
プレイヤーのカードはカジノによって表向きの場合と裏向きの場合があるが、現在主流になっている6デッキ以上を利用するルールにおいてはフェイスアップで配られることが通例である。この時点で、プレイヤーが21(1枚は10、J、Q、Kのうちのどれかで、もう1枚はAという組み合わせの場合のみ可能)であれば「ナチュラル21」又は「ナチュラルブラックジャック」と呼ばれ、ディーラーが21でなかった場合には、ベットの2.5倍の払い出しを受ける。
プレイヤーとディーラー、双方がナチュラル21の場合には引き分けとなる。プレイヤーがナチュラル21にならず、ディーラーがナチュラル21の場合には自動的にプレイヤーの負けとなる。
「21と22ッ!それが彼岸と此岸の狭間ッ!」
金城が言う。
「じゃあ始めようか、ベット!」
デューラー、常にニコニコ顔の男。
「OK!」
二枚のカード、アップされたのはKの13!
「なら、このままスタンドだ!」
次のステップでは、プレイヤーはヒットまたはスタンドの選択を行う。ルールによっては、ヒットとスタンド以外にも追加のルールを採用しているところもある(下記「特別ルール」参照)
ヒット (Hit)
カードをもう1枚引く。
動作:テーブルを叩く、あるいは自分に向かって手招きをする。
スタンド (Stand)
カードを引かずにその時点の点数で勝負する。
動作:手のひらを下に向け水平に振る。
「OK!」
そして、勝負はデューラーが合計十に達していないほどの脆弱なる数値により、彼が勝った!
「よっしゃぁッ!」