ぼやけた意識の中、声が聞こえた。
「おい、聞こえるか?聞こえるなら返事をしろ」
誰かに語りかけているようだ。
「おい、聞こえているんじゃろ!返事をしろ!」
いったい誰に話しかけているのだろう?
「誰に、じゃなくてお主にじゃ!」
え?もしかして俺?俺に言ってんの?
「お主以外に誰がいるんじゃ。まったく、これだから最近の奴は…」
自分に話しかけているとは思わずスルーしてました。
「はぁ、まあ、よい。取り敢えずお主には転生してもらうぞ」
はあ?何言ってんだコイツ??転生するとか、そんな妄想していいのは小学生までだぞ?
そもそも何も見えないし声が聞こえてくるだけとかこれは夢なのか?
「いや、これは夢ではない。ここは精神の世界じゃ」
なんか本格的に変な夢になってきたぞ…俺疲れてんのかな?
「お主何が何でも夢にするつもりじゃな…まあ、よい、なぜお主に転生してもらうかを教えるぞ」
転生する理由?
「うむ、それはな…わしが暇だからじゃ」
は?
「わしの神としての業務を後輩に引き継いだから暇になったのじゃ」
は?何言ってんだコイツ??(二度目)
紙?ペーパーのことか?それともヘアーのことか??
「ゴッドのことじゃよ」
ゴッド…神?コイツが??こんな頭の残念そうなのが???
「お主、ずいぶん言ってくれよるの。信じてないのか?」
いや、当たり前でしょ。これでそうなんですか!なんていう奴いるわけないでしょ。
「ならしょうがない。お主の性癖を言おうかの」
...は?ちょ、ちょっと待てよ!
「お主は手袋やブーツなどの着衣がs」
ごめんなさい!すいませんでした!!勘弁してください!!!
「ふむ、これでわしが神と信じたかの?」
コイツ人の性癖を人質に取りやがった…!
「着衣のままで」
申し訳ありませんでした!あなたが神です!!
「うむ、分かればよい。といってもさっき言ったとおり、わしは神としてはもう引退している」
「そこですることがなくなったわしは転生者を出してその姿を観察しようと思ったのじゃ」
こんなのが元神だったのか…
「む、またよからぬことを」
考えてません!!
「ならよい、だがなこの話はお主にもメリットがあるんじゃよ」
俺にメリット?
「そうじゃ、お主には転生したい世界を好きに選ぶ権利をやろう」
マジで!流石神様、心が広い!!
「(こ奴現金な奴じゃの…)そうじゃろ、そうじゃろ」
ちなみにどんな希望ができるんですか?
「(急に敬語になったの)なんでもよいぞ」
いやっほおおおう!!これはもう異世界に行っていろんなことをエロエロするしかない!
「(好きに決めてよいぞ)考えが俗じゃの」
逆ゥー!!まあいい、異世界に行ってイチャイチャできるんだから!
「で、どんな世界に行きたいんじゃ?」
神様なら俺の性癖知ってるでしょ?言わずとも分かるでしょ!!
「うざいの…まあ分かった。じゃあお主を転生させるぞ」
ああ、なんかドキドキしてきた。これ夢じゃないよね?大丈夫だよね?
「さっき夢にしようとしてた人間とは思えんの…」
「では○○、異世界ライフを楽しむのじゃ」
ああ!楽しむさ!!神様ありがとう!!
「ふう、やっと行きおった」
「でもただ異世界に転生して美少女とイチャイチャもつまらんの」
「ふたなりの居る世界にして...他の転生者も入れるかの...」
果たして彼は異世界でエロエロできるのか?
基本的に自分の性癖全開になると思います。