ダース・モール(偽)が逝くSAO~愛の重さに溺れるがいい~ 作:KeI77777
KEY(ドM)と申します。
SAOを見ながらやるFGOは
楽しいなぁ!(ヤケクソ)
モール(偽)とヒロインXオルタの
持っている武器が同じで草。
お前シスかよぉ!?
アサシンで★5の鯖こい(血涙)
キリトVSヒースクリフだゾ
それでは、ご覧ください(KBTIT)
KEY(ドM)
「---きたまえ。」
闘技場のど真ん中で対峙する2人。
ヒースクリフが挑発するように
そういうと、キリトが左足で地面を
強く蹴り、大きく踏み込む。
ヒースクリフが持っていた盾で
キリトの剣閃は防がれるも、
驚いた様子で彼はキリトにつぶやく。
「・・・・すばらしい。以前よりも
パワーアップしているということかね?」
「こちらとちら、もっと強い相手に
師事しているんでねっ!!」
一本だけだった剣をもう一本増やし、
二刀流を構えるキリト。
モールから渡された赤い光を放つ
光剣。
それをキリトは何のためらいもなく抜いた。
「・・・・。」
一瞬。
時間にしてほんのわずかだけだが、
ヒースクリフがその剣を見た瞬間、
懐かしいものを見たような優しい目を
キリトに向ける。
ヒースクリフは盾に隠れるように
自分の身を隠す。
お互いに悟った。
キリトは、自身の成長を。
そして、ヒースクリフは相手の強さを。
「・・・・・。」
キリトが出てきた控室。
そこから金色の瞳をのぞかせ
2人の行方を見守るモール。
隣ではアスナが2人の戦いに
目を奪われていた。
「・・・・・」
「・・・・驚いたか?」
「!?お、驚いてなんかっ・・・・。」
モールの言葉に動揺し、
手をわたわたと動かすアスナ。
しかし、彼女自身もわかっていた。
今のキリトの強さはそれこそ、
モールやヒースクリフに匹敵しうる
ほどのものである。
高速の連打による短期決戦剣術。
モールが目指しているとある"構え"に
キリトは近づいていた。
「あいつは本当に強くなった。
今の俺でも、だいぶ危ういだろう。」
「・・・・・。」
自慢げに自分の弟子をほめるモール。
---その隣で彼女がふくれっ面をさらしているのに
気が付かず、キリトとヒースクリフを正面に
見据えながら語り続ける。
「俺があいつにセイバーを渡した意味、わかったか?」
「・・・・認めたくないけど。」
ぎゅっと彼女は両手を握り締め激情をこらえる。
---キリトだけが彼に目をかけてもらい、
直接鍛錬を施されているという事実に耐えるように。
アスナも間違いなくトッププレイヤーの1人である。
このアインクラッドでは5指に入ろうかという
逸材だ。
しかし、キリトとヒースクリフは彼女を上回っていた。
(・・・・ずるい。)
---心の中で、彼女がそうつぶやいたことに
隣で観戦していたモールが気づかなかったことが
幸いだったのか、それはまだ蓋を開けてみなければ
わからないのだった。
◆
キリトは笑っていた。
楽しい。
何て楽しいのだと。
師匠に打ちのめされ、しごかれ、
自分はそんなに強くないのだと思っていた。
-----だが、これはどうだ。
今、自分は"最強"と称されるプレイヤーと互角
の戦いを繰り広げているではないか。
比較対象が悪すぎたことがキリトから慢心を
消した。
---そして、今、有り余る才能を
解放せんとフォースを体からほとばしらせ
だんだんと二刀流による剣戟を速めていく。
「・・・・・むっ。」
ここで初めてヒースクリフが苦しそうに
声を出した。
それまで、盾で捌き切っていた彼は
剣も使ってキリトの剣を受け流し始めたのである。
(・・・・効いている!!)
いける。
そう確信した彼は、左足に力を込め
彼だけがもつ"二刀流"のスキルを発動する。
「---スター・バースト・ストリーム---!!」
嵐が、場内に吹き荒れた。
◆
「・・・・終わった、の?」
キリトのスキルによって土煙が
上がる場内。
口を手で押さえ、アスナが
立ち上がってそういう。
「・・・・ああ、終わったな。」
煙がはれ、場内の様子が見えるようになる。
「---惜しかったね。」
「---!!」
----そこには、自分が持っていた二本の剣を
地面に落とし、ヒースクリフに剣で
突き刺されていたキリトの姿があった。
「・・・クソッ!!クソッ!!クソッ!!クソォッ!!」
悔しそうな声をにじませ、最後の抵抗とばかりに
蹴りを放つキリト。
しかし、その前に"WINNER"という表示がヒールクリフの
頭の上に出て、デュエルが終了する。
「・・・う。」
どたり、と倒れるキリト。
それを見下ろすヒースクリフ。
死にはしないものの、
疲労はたまる。
キリトは最初からペース配分を
無視して、戦った。
そこを、ヒースクリフによって
突かれた。
「・・・・」
キリトを見下ろすヒースクリフは
笑顔で彼に腕を伸ばし。
---いつの間にか後ろに立っていた
黒いフードの人物によって
その手を掴まれていた。
「・・・・また、腕をあげたな。」
「・・・君は。」
モールが腕を離すと、すぐに
キリトに近寄り、おんぶして
控室の方まで歩く。
そして、そこで待っていたアスナに
渡すと、今度は彼がヒースクリフと
対峙する。
「ちょ、ちょっと!?何やっているの?」
「---安心しろ。キリトは無事だ。」
「そういうことじゃなくって・・・!!」
アスナの声も空しく、彼は
ヒースクリフの方に歩み寄る。
「あの"決闘"以来か。・・・・久しぶりだな。」
「・・・そうか。だからキリト君があの武器を・・・・。」
「ああ。・・・・もののついでだ。俺とも戦え。」
どよめく場内。
黒の怪しいフードを被った人物がいきなり
現れ、ヒースクリフに対してデュエルを
申し込んだことに対して信じられないような
声をあげる彼ら。
---無理だ。
-----あいつは一体。
---二刀流と知り合いなのか。
そんな耳に入ってくる声を無視して、
彼は光剣を抜刀する。
そして、そんなモールに対して
血盟騎士団の団長である彼は。
「・・・・は、ははははは。」
---無邪気な子供のように笑った。
ちゃきり、と盾と剣の両方を構える。
「・・・・いいだろう。僕に勝ったら
何か一つ褒美をあげようか。」
「・・・だったら俺たち全員をここから出せ。」
「・・・それは、できないな。」
「・・・だろうなっ!!」
----黒い"影"が"最強"と称されるプレイヤーと
激突した。
◆
「・・・・・はっ。」
まぶたをあけ、目を開いたキリトの
目に移ったのは白い天井だった。
自分にかけられたシーツを外し、
がばり、と起き上がる。
確か、自分は・・・・と
混濁している記憶を整理しようと
右手で頭を抑えていると
ドアが開く。
「・・・起きたか。」
「・・・・師匠。」
そこには、キリトにとって
一番大切な相手が立っていた。
右手には、水につけたのか
濡れタオルを持ち、左手には
温かな湯気が出ている白のカップを
持っていた。
「・・・全く、図太い奴だ。」
「・・・・・・。」
白のカップを彼から手渡された
キリトは段々とその記憶を思い出す。
そして、近くにあったテーブルに
カップを置くと、シーツをかぶって
こもってしまう。
「・・・・ううううううう。」
「・・・・・。」
うなるキリト。
濡れタオルを持ちながら、
左手で頭を抱えるモール。
カオス。
アスナが来るまで2人はそんな感じだったという。
◆
「・・・・じゃあ、俺は負けたのか。」
「・・・・ああ。」
「・・・。」
ベッドで横になって、モールに濡れタオルを
おでこに乗せられ、ううう、と沈み込むキリト。
アスナは、真顔でそんな二人のやりとりを
見つめていた。
「・・・・ごめん。」
「・・・何がだ?」
「・・・・だって、俺、俺・・・・っ!」
泣きそうになるのを布団に顔を
突っこんで抑えるキリト。
そんなキリトに対してモールが
掛けた言葉は。
「・・・アホか。」
「ええええっ!?」
「・・・・・。」
まさかの罵倒に驚いて
布団から顔を出すキリト。
「いいか。お前は確かに強くなった。
---それこそ、俺とまともに打ち合えるほどにはな。」
「だったら・・・・。」
「---そもそも、ヒースクリフの"ゲームプレイヤー"としての
実力は"最強"だぞ?俺でさえ互角の相手に勝てたら、お前は
俺の弟子をやっていなかっただろうが。」
「・・・あうっ。」
口から放たれる口撃。
容赦ないその言葉についに
キリトが泣きそうになったその時
モールは優しそうな声でキリトに
語り掛ける。
「----だが、よくやった。キリト。・・・・あいつ相手に
本当に良く----。」
「わ、わわわわわっ!!師匠っ!?」
「・・・・!!」
キリトをぎゅっと抱きしめるモール。
そしてその行為に今まで静観を決め込んでいた
アスナががたり、と椅子から立ち上がる。
「焦るな。腐るな。---言っただろ?お前は俺を超える逸材だと。」
「・・・・し、しょ、う・・・。」
「・・・・・・!!!」
2人だけの世界に入ったキリトとモールに対して
アスナは体をぶるぶると震わせながら真顔で
彼らを見つめる。
「明日からまた、鍛錬のし直しだな。」
「・・・・うんっ!」
元気になったキリトの声が
部屋に響いた。
「---あれ。俺ってヒースクリフ団長に負けちゃったから
血盟騎士団に入らなくっちゃいけないんじゃ---。」
「・・・・気にするな、弟子よ。」
「・・・・・。」
アスナがガッツポーズした。
ちなみにモールが言っている
剣術とは、ダークサイドに片足突っ込んだ
人間しか使えない短期決戦用の
最強フォームだゾ。
なんでこの作品読んでいるか
聴いたら感想で、愛が重いから
という意見が大多数で草。
モール(偽)に救いの手を・・・・(ないです)
感想は全部読んで、返信しているから
良かったら書くといいゾ。
感想くれ。
れ。
KEY(ドM)