※この作品はR-18です。

ダース・モール(偽)が逝くSAO~愛の重さに溺れるがいい~   作:KeI77777

15 / 15
こんにちはんこそば。
KEY(ドM)と申します。

この小説がランキングに残り続けていて草。

そんなに更新してないで(週一)

読者からの要望に作者こわれる(課長)

あ、ちょっとした過去編も書いてあるゾ。

それでは、ご覧ください(KBTIT)

KEY(ドM)


★★★NEW★★★ モール(偽)が逝く~幕間 "夢見る者たち" その1~ 

「・・・・・ふむ。」

 

とある一室。

真っ白な色で塗りつくされた

小さな部屋。

 

茅場晶彦は液晶の向こうで

繰り広げられている

光景を見て、声を漏らした。

 

彼は今、とある実験を

協力者たちと行っていた。

 

空想の世界。

 

即ち、仮想現実の創造を。

 

画面の向こうでは、黒いフードに

身を包んだ人物が赤く光る両刃の

武器を両手に持ち、ゴブリンや

オークなどのモンスターと

切り結んでいた。

 

多数に無勢。

 

数の利では圧倒的に不利なはずの

その人物は劣勢を覆すかのように

獅子奮迅の戦いを続ける。

 

攻撃が掠り、まとっている

衣服に切り傷が付こうとも、

攻撃の手をゆるむことなく

攻め続ける。

 

一体。また一体とその光り輝く

剣に切り刻まれ、光の粒子と

なって消えていく。

 

 

 

 

「で。どうだった?」

 

"俺はシス卿"と書かれたダサTを着た

人物がパソコンの画面を見ている

茅場の隣でそう尋ねると、彼は

神妙な顔つきでつぶやく。

 

「素晴らしい。・・・・本当に

ゲームの経験は?」

「ない。武術の心得ならあるがな。」

 

ずず、と近くにおいてあるコーヒーが

入ったマグカップを手に取り、飲むと

うえっ、とえずく。

 

舌を出しながら、恨めしそうな

顔つきで自分が手に持っている

コーヒーをにらみつけた。

 

 

「ブラックは苦手だって言ってるだろ・・・。

まあ、データがとれたならいい。」

「・・・・・・・・。」

「ん?どうした?」

 

茅場は『彼』の顔を見つめながら

じっと黙っていた。

 

何かを思案し、何かを推し量るように。

 

「・・・・君はどうして私の手伝いを?」

「・・・・・・。」

 

そう聞かれた『彼』は持っていた

カップをデスクの上に置き、

腕を組む。

 

「・・・・・お前が、俺の"夢"を

笑わなかったから、かもな。」

「・・・・・君の。」

 

茅場が『彼』に対して

自身の夢を語ったとき。

 

その時の情景を茅場は

思い出した。

 

 

無理だ。できるわけがない。

そういわれ続け、嫌気がさしていた

茅場が出会い、初めて夢を

笑われなかった相手。

 

『---ほう。お前も、俺と同じか。

・・・俺の方は生きている間に

叶うかどうかはわからんがな。』

 

 

----今は、もう遠くの彼方にある、

昔の事である。

 

 

◆

 

「・・・・・・・・。」

 

酷く懐かしい夢を見ていた。

 

起きて一番の感想がそれであった。

 

体はなぜかだるいが、頭の冴えは良く、

すっきりとしている。

 

有体に言って、気分が良い。

 

体を起こしてベッドから出ようとすると、

自分がかぶっているシーツが

やけに膨らんでいることに気が付く。

 

 

「・・・・・・・。」

 

そのシーツを手で掴み、

がっと剥ぐ。

 

 

「----うえへへへ・・・・♡」

 

そこには、気持ちよさそうな表情で

よだれを垂らしながら寝ている

弟子がいた。

 

戦士としてはあまりにも

腑抜けた格好ではあるが、

まるで女子のようにそんな

姿が似合っていた。

 

「だめだってばぁ・・・♡そういうのは

部屋でぇ・・・・♡」

「・・・・・。」

 

こいつは一体どんな夢を見ているんだ・・・?

 

弟子を叩き起こし、

外に出ることにした。

 

◆

 

 

「マスター。デコピンはひどいと思うぞ。」

「あんな醜態を人前で晒すな。」

「師匠だから見られても大丈夫!」

 

そんな阿呆なことを言う

キリトのほっぺたを掴んで

伸ばす。

 

もっちりとしていて

ぷにぷにと弾む玉のように

綺麗な肌触り。

 

思わず手で堪能する。

 

「マ、マスター?くすぐったい・・・・。」

「む。」

 

周りの視線が恥ずかしいのか

そんなことを言ってくるキリトの

言葉に我に返り、手を離す。

 

むひゅー、と両手でちょっと

腫れた頬を抑えている。

 

 

「訓練じゃないんだからもっと

優しくしてもいいと思う。」

「・・・考えておく。」

 

俺がそういうと再び手を

取って歩きだす。

 

指をがっちりと絡められ、

まるで家族のように。

 

「師匠。」

「ん?」

「呼んでみただけー♪」

「・・・・・・。」

「んふふふふ・・・♪」

 

かなりご機嫌である。

 

それはもう、なんか

恋している女が愛しの

相手に街中でばったり出会って

思わずラッキーといっているような

そんなアレである。

 

 

・・・・・まあ、俺は

モテたことはないのだが。

 

 

街中を二人で歩いていると、

屋台が見えてきた。

 

「あっ!!せっかくだし

何か買おう!!」

 

手を引っ張られ屋台の

前に一緒に連れていかれる。

 

結構な人数が並んでいるようだ。

 

一番後ろに並ぼうとすると、

同じく並ぼうとしていた

女性とぶつかる。

 

「あっ、すみま・・・。」

「いや、こちらこ・・・。」

 

 

----アスナだった。

 

「・・・・・・・・・。」

「・・・・・・・・・・。」

 

お見合いのようにお互いの

顔をじっと見つめあう俺たち。

 

風が吹き抜ける音だけが

響いているかのように、

あたりが静かに感じられた。

 

 

「・・・・・マスター?」

「・・・・・・。」

 

当然、キリトも彼女に

気が付く。

 

なぜかは知らないが、出会うたびに

彼女とキリトは険悪な雰囲気となる。

 

暗黒面が増長されるのは好ましいが

うかつに手を出すと、巻き込まれかねないので

困ってもいる。

 

 

「・・・・・もしかして、2人っきり?」

「・・・・・ああ。」

「・・・・・・・・・・。」

 

先ほど浮かべていた穏やかな

表情は露と消え、眉間に

若干しわが寄った顔になった

彼女がそう凄んできた。

 

キリトも彼女に対して威圧の

オーラを放っている。

 

それを察した周りの人間が

どんどん離れていき、

近くにいるのは俺たちだけとなる。

 

 

----なぜ、背中の悪寒が

収まらないのだろうか。

 

 

人生、不思議なことが起きるものである。





一体なんで2人は
あらそっているんでしょうねぇ(すっとぼけ)


感想は全部読んで、返信しているから
良かったら書くといいゾ。

感想くれ。

れ。

KEY(ドM)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
一言
0文字 一言(必須:10文字~500文字)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。