ダース・モール(偽)が逝くSAO~愛の重さに溺れるがいい~ 作:KeI77777
KEY(ドM)と申します。
一層に関して。
なんでや!の人も出てくるで。
ボバ(偽)みたいにダース・モール(偽)が
苦しむことを期待するコメントに草。
鬼やね()
それでは、ご覧ください(KBTIT)
KEY(ドM)
デスゲームが開始してからおおよそ一か月がたった。
それまでに死亡した人数は約2000人。
しかし、まだ一層を抜け出たものはおらず、
ボスの居場所さえ掴めていない。
いつもの"鬼"の顔で、忍者のような
黒装束で座禅をしていると、
部屋のドアがノックされる。
スッと目を開け、いつもの黒フードに
身を包んで隠ぺいし、声を掛ける。
「・・・・入れ。」
「お邪魔するヨ。」
そういって入ってきたフード姿の女。
顔には猫のひげみたいな模様が
ペイントされている。
「・・・アルゴ。」
「全く、モールもさ。いっつもこの部屋での落合いばかだナ。
たまには別の場所にしないか?」
フードを外し、やれやれと肩をすくめる彼女。
だが、気にせずに、彼女にぴしゃりと
言い放つ。
「情報漏洩を防ぐためだ。2人っきりになりたいからな。」
「・・・・。」
顔を俯かせるアルゴ。
顔を覗き込んでみると、うーっと
威嚇される。
「・・・・なんだ?」
「・・・いつになったら教えて
くれるんだヨ?」
「・・・・。」
俺が経験値を稼いでいるときに、フォースを
使ったのがばれてずっとつきまとっている。
情報屋として、知らないことを知りたいらしい。
銀筒を腰に携え、立ち上がる。
「・・・攻略組の様子はどうだ?」
「・・・まあ、こんな感じだヨ。」
そういって渡してきたのは
プレイヤーのリスト。
目を通すと、個人情報が載っている。
ペラ、ペラ、と手でめくっていく。
目的にかなう相手はいないか探し続けていると、
何人かに目が留まる。
「・・・・・こいつらは、鍛えれば
良い戦士になりそうだ。」
「・・・どいつだヨ。」
むーっ、とうなりながら言ってくる
アルゴ。
そこには、『キリト』、『アスナ』、『エギル』と
書かれた人物が載っていた。
「こいつらは攻略組か。」
「そうさ。近々、一層のボスを倒しに行くとか
言っているヨ。・・・・・この情報は別料金サ。」
「・・・・。」
アルゴの言葉を無視して、キリトと言うショートカットの
男子を注視する。
どこかで会ったような気がする。
だが、気のせいだと結論づけ、
リストを机の上に置き、アルゴに
金を渡す。
「・・・ちょっと多くなイ?」
「今回の情報量と、次の依頼料だ。」
彼女の方を振り向いてそういうと、
笑うアルゴ。
「OK。何を知りたいんダ?」
「・・・・・オレンジとレッドプレイヤーが
いるギルドに関して。」
◆
『はーい!!皆ちゅうもーく!!』
そういって、広場の前に立って
場を仕切る青髪ロン毛の男。
見たところ、この集まりの
リーダーだろう。
人を引き付けるカリスマ性を感じる。
ジョークで場を和まし、
本題に入る。
『・・・第一層のボスの居場所が分かった。』
その言葉に、あたりがざわ・・・・とざわめく。
今までわからなかったボスの場所。
それが明らかになったというのなら
当然か。
空腹感をまぎわらすアイテムを
食べながら屋上から見ると、
リストで見た顔に気が付く。
キリト、アスナ、エギル、キバオウ、
そしてティアベル。
鍛えれば面白くなりそうだ。
「・・・・・。」
隣でなんで私まで、といった感じで
むくれているアルゴに飲み物が
入ったボトルを渡すと、んぐんぐ、と
飲み干された。
「・・・・おい。」
「急に人を連れ出して、来た場所がここ?
・・・・私じゃなかったら怒っているゾ。」
もう怒っているだろ。
思っていても口に出さないが。
がるるるる、と牙をむき出しにして
じりじりとにじり寄ってくる彼女の
頭を抑えながら、あいつらを見ていると
何やらもめていることに気が付く。
『・・・・・ベータテスターは謝らなあかんはずや!!』
キバオウとかいうサボテン頭が
何やら騒ぎ散らしている。
要約すると、ベータテスターが初心者を助けなかった。
だからこんなに多くのプレイヤーが死んだ。
賠償しろ。謝れ、といったところか。
盗人猛々しいというかなんというか。
だが、その面の皮の厚さは学んだ方が
いいかもしれない。
それに対して反論するエギルという
屈強な男。
体格といい、目の鋭さと言い
逸材である。
だが、それよりもすぐに堕としやすそうな
獲物が目の間に転がっていた。
「・・・・ふふふ。」
俺が笑うと、気味悪がるアルゴ。
「・・・・いっつも私の事は
軽く扱うんだから・・・。」
ぶつぶつと何か言っているが、
今の俺には弟子候補がいて
それどころじゃない。
さて、ちょっと試してみるか。
すっと立ち上がり、ライト・セイバーを
起動し
----キリトと言う剣士に向かって投げてみる。
ギリギリ当たらないように調整しているが、
咄嗟に避けられた。
フォースを使ってライト・セイバーを
引き戻して回収する。
こちらを睨んできたので、
すぐに身を隠し、撤収する。
「な、何を考えているんだヨ!!」
隣では、焦ったような声を出しながら
彼女が並走している。
「周りには被害を出さないよう上手く投げただろ?」
「ああもう・・!!その光る剣と、あの不思議な力の事、絶対に
教えてもらうからナ!!」
見た目によらず、彼女はなかなかタフらしい。
女は好きじゃないが、アルゴみたいなタイプとは
不思議と付き合いが続いていた。
◆
攻略組が第一層のボスを撃破し、ティアベルが戦死。
キリトと呼ばれるプレイヤーが
ビーターと呼ばれ蔑まれるようになってから1か月後。
俺はとある洞窟に向かって
歩いていた。
ガキィン、という剣戟の音が聴こえてくる。
『----らああああぁぁぁっ!!』
ズパンッ、という音が聞こえたかと思うと、
次いで、液晶が割れたような音も耳に
入ってくる。
ライトセイバーでモンスターを真っ二つに
しながら歩いていると、目の前に一人の
人物が現れる。
その眼は、黒くよどんでおり、
片手に剣を一つだけ持っていた。
「・・・・・。」
死人のような目で俺の方を
向いてくるその人物に向かって
パチパチと拍手する。
「素晴らしい。全く持って素晴らしい。」
ははは、と笑う俺が癇に障ったのか
睨んでくる。
低い声で警告してきた。
「・・・それ以上近寄るな。今の俺は
人を殺しかねない。」
「ほうほう。そうか?」
その言葉を無視し、つかつかと彼に
歩み寄る。
暗黒面を感じる、心地よい
フォースを彼から感じる。
いい具合に熟成されたそれは、
対面しているだけで気分が
良くなってくる。
銀筒を取り出し、赤い光が出る剣を
抜刀する。
目を見開いて驚いた表情を浮かべ、
すぐに顔に怒りをにじませた。
「・・・・あの時のっ・・!」
「ほう。覚えていたのか。」
「・・・・何の用だ?」
俺から目線を外さずに警戒し続ける彼に言う。
「俺の弟子になれ。」
「・・・・!?ふざけるなっ!!」
激昂して叫ぶ彼。
どうやら、力で屈服させた方が速いようだ。
左手を背中に回し、右手でフェンシングのように
構える。
俺が構えるのを見て、すぐに自分も構えようとする
キリト。
だが、それは致命的な隙だ。
すぐに小手を打ち、武器を払う。
「ぐっ・・・!?」
首を狙って突きを放つと、いつの間に持っていたのか
左手に別の剣を握り、振り払ってくる。
セイバーで受け流し、体勢を崩れたところを
腹に膝蹴りし、壁まで吹き飛ばす。
「あっ・・・ぐ・・。」
動きも早い。
見極めも良い。
モンスター相手なら無双できるだろう。
しかし、対人戦の経験は乏しい様であり、
現に、俺に向かって剣を振るうのを躊躇しているのに
気が付く。
落ちていたキリトの剣をフォースで引き寄せ、
壁にもたれてうなだれる彼の前に突き刺す。
「とれ。」
「・・・・っ!!」
すぐに剣を握り締め、俺に振りかぶってきた。
一定のモーションを取り、ソードスキルが発生
する直前に、その剣の柄を足で蹴飛ばし、
キャンセルさせる。
がら空きの胴体に向かってセイバーを一閃すると
吹き飛ぶ。
また、吹き飛んだ剣をフォースで引き寄せ、
彼の前に突き刺す。
「とれ。」
「・・・・ああああっ!!」
何度も何度も、彼の心が折れるまで
何回も何十回も繰り返す。
「俺の弟子になるか?」
「・・・。」
地面に倒れ伏しながらも、
俺に向かって敵意を込めた
視線を向けてくるキリト。
最高だ。
ボロボロになった彼の剣を腰に
しまい、背中に担ぐ。
「なっ・・・・何を・・して・・っ・・・」
「うるさい。負けたやつは勝った奴に従え。」
「~~~~~!!」
体のどこに力が残っていたのか
ばたばたと暴れるキリトをフォースで押さえつける。
洞窟の外に出ると、アルゴが
腕を組んで待っていた。
「・・・見張り、ご苦労。これが
謝礼金だ。」
仕事をしてくれた彼女に金貨を
手渡す。
ここにキリトがいるという情報を
提供してくれたのも彼女だ。
その分も込めて多めにつける。
「・・・・キリ坊をどうする気だ?」
そう尋ねてくる彼女に言った。
「---今日からこいつは俺の弟子だ。
・・・手を出す奴は許さん。」
それだけ言って、街の方に向かう。
(よし。これでサヴァージ役は確保した。
後はデス・ウォッチとブラック・サン枠だな。)
どこのオレンジギルドを掌握しようか。
期待に胸を膨らますのだった。
モール(偽)「フォーム1から7?全部習得しているぞ。」
キリト「洞窟でレベル上げしていたら変な奴に
いきなり誘拐された件。」
ソロでゾンビみたいな目つきでレベル上げ
していたキリトがいい感じに暗黒面に入りかけていたから
勝負して、拉致った模様。
ちなみに、キリトは連戦続きで体力と精神力が
減っていたから、普通に戦ったらもっと苦戦するゾ。
モール(偽)はモール(偽)で廃人という罠(震え声)
クローン・ウォーズのモールに憧れて、
何やら、企んでいる様子。
感想は全部読んで、返信しているから
良かったら書くといいゾ。
感想くれ。
れ。
KEY(ドM)