ダース・モール(偽)が逝くSAO~愛の重さに溺れるがいい~ 作:KeI77777
KEY(ドM)と申します。
モール(偽)が速く愛が重い
ヒロインに追われることを望む声で草。
鬼かよ()
それでは、ご覧ください(KBTIT)
KEY(ドM)
血盟騎士団の支部をつぶしてから
少し経ったある日。
「弟子よ。戦いにおいて大切なこととはなんだ?」
素振りをしている俺の横で椅子に腰かけながら
本を読んでいた男、モールがいきなりそういってきた。
長くなった髪を右手でいじりながら
んー、と考えて答える。
「強さか?」
「おしい。だが、真理をついている。」
すっと立ち上がり、俺の近くにつかつかと
近寄ってくる。
いつもかぶっている黒のフードを外すと、
黒髪、短髪、そして、切れ長の冷たい目の
顔がその姿を表す。
俺の正面に立ち
---そしていきなり赤く光る剣を抜刀して、
俺めがけて振り下ろしてきた。
いつものことだと考え、
左手で軽くいなす。
ガキィンっ、と金属が弾ける音が
洞窟にこだまし、一瞬、あたりが
火花で明るく照らされた。
そんな俺の剣筋を見て、
にぃぃ、と笑みを浮かべる。
・・・全く、少しは俺のことを・・・。
「うむ。いい。上達したな。
キリトよ。」
「・・・・ふんっ。」
ぷいっとそっぽを向く。
顔が熱いが、ちょっと修行で
体温が上がっているだけだ。
今度は逆に、俺からモールの
胴体に袈裟切りを繰り出す。
が、先ほど俺がやったように。
いや、その速度の倍以上で
切り払われ、剣をからめとられる。
首元に赤く光る剣を突きつけながら
モールは言う。
「だが。まだ肝心なことはわかっていない。
・・・見て、学べ。」
それだけ言うと、剣をしまい、
また椅子にどかっと座って目をつむり始める。
・・・ああ。
あんたのこと、ずっと見ているからな。
「・・・・ずっとな。」
「?何か言ったか?」
「何も」と返して、訓練の
続きをおこなった。
◆
「キリト。」
攻略組の会議が終わり、
帰ろうと思っていた俺の
背中から声を掛けてくる誰か。
後を向くと、白の服を着た少女、
通称『閃光』のアスナが笑顔で
立っていた。
何かと孤立しがちな俺を
気遣ってくれる知り合いである。
「一緒に途中まで帰らない?」
「いいぞ。」
隣にならんで歩く。
「髪、伸びたね。そっちの
方が似合っていると思うわ。」
「ありがと。」
褒められ、気を良くする。
脳裏に浮かぶ、あいつの顔。
俺が髪型を変え始め、
髪が伸びてきたことに気が付いた
あいつが言ってきたことを思い出す。
『なぜ、髪を伸ばしているんだ?
戦いにおいて邪魔だろう?』
思いっきり脛を蹴っ飛ばしてやろうと
思ったが、蹴りはすべてよけられてしまい、
どうにもこうにも煮え切らなかった。
右手に握り拳を作っていると、
アスナが顔を心配そうに覗き込んできた。
「まーた難しい顔してる。」
「・・・・あいつのせいだよ。」
俺がそういうと、首を傾げるアスナ。
・・・・・ああ、そうか。
本当のあいつに会ったこと、なかったか。
その事実が、どうしようもなく
俺の機嫌を良くする。
思わず顔が緩み、右手で頬を引っ張りながら
アスナに聴く。
「最近、オレンジとレッドの活動が
以前より減ってきたよな。」
「うん。・・・・PKなんて、やめてほしい。」
悲痛な顔持ちでそういう彼女。
その現場を見たからか、それとも---。
一緒に道を歩いていると、
街の前で何やらもめごとをしているのに気が付いた。
人だかりができている。
「なんだろ?」
アスナと一緒に、見える位置まで
人込みを割っていくと、
筋骨隆々とした男、エギルと
----見知った顔、というか今朝まで一緒に
いた、師匠、モールが何やら
対面していた。
地面を思いっきり足でけり、
モールの方まで走る。
アスナが「ちょっ、ちょっと待ってよ!!」とか
言っている気がしたが、今の俺にはそれどころじゃない。
「・・・・まいったな。あんたと戦う
気はないんだが・・・・。」
「まあ、そういうな。もし、あんたが勝ったら
金を払おう。それと、あんたの店に定期的に
アイテムを買いに行く。」
「なにやってんだあああっ!!」
モールめがけて飛び蹴りを繰り出す。
真後ろから狙ったというのに
難なくよけられ、そのまま
体を腕で抱きしめられる。
「~~~~!!はっ、離せっ!!」
「なんだ。キリトか。何をやっているんだ?」
「それは俺のセリフだああっ!!」
周りから好奇の視線とキャー、という
声が聴こえた。
・・・うううう。
恨みを込めながらモールを見ていると
ぽかんと口を開けていたエギルが
おほん、と咳払いし武器をしまう。
「・・・・なんかそんな雰囲気じゃなくなったな。
・・・・またな。」
それだけいって背を向けて去っていく。
デュエルが行われないと知って
散っていく周りの面々。
後に残ったのは、腕に抱かれている俺と、
モールと
-----目が笑ってないアスナだけだった。
レイピアをシュラリ、と抜いて
構えている。
「----なにを、しているのかしら?」
その言葉にようやく気が付いたモールが
ん?と振り向く。
「おお、アスナか。」
「おお、じゃないでしょ!!」
うがー、と叫んでモールと
俺に向かってレイピアしゅ、っしゅと
牽制代わりに軽くついてくる。
だが、ダメージはない。
圏内でダメージを与えるような
事はできないからである。
モールが俺を抱きしめる腕に
力がこもり、その腕にぎゅっと
しがみつく。
・・・・なんか、すっごく
胸の奥が温かい。
「エギルと賭けをして、
勝ったら剣をもらおうと
思っただけだ。」
「軽はずみでデュエルしちゃだめでしょ!!」
楽しそうに会話する2人。
その光景を見ているだけで
先ほどまであれほど温かかった
胸の奥が急速に冷えていく。
(・・・・ふーん。)
いつもは、俺と一緒の部屋で寝て、
一緒に食事して、一緒におでかけして
いるのに。
俺にはそんな顔を見せてくれていないのに。
(・・・・・・・・・・。)
ああ、駆除しなきゃ。
駆除・・・。
「キリト。」
「!?な、なんだよ?」
今まで考え事をしていたら
モールに声を掛けられる。
「アスナと一緒に食事に行くことになったが、
良かったら来るか?」
「この人、ちゃんと食事とっているのかしら・・・。」
「あ・・。い、行く行くっ!!」
手料理とかつぶやいている邪魔ものは
放っておいて即答する。
絶対に変な虫をつけてたまるか。
「よし。それじゃ行くぞ。」
「しゃれたところがいいな。」
いつの間にか抱きしめていた俺を降ろし、
さっさと二人で前に歩いていた。
そして、アスナがモールの手を取ろうとして・・・。
「モール!!一緒に行こう!!」
---その間に入って、モールと腕を組む。
隣からちっ、という舌打ちが聴こえ滝がしたので聴こえた気がしたので
アスナの方を見て笑顔を向ける。
「どうした?」
「・・・なんでもないわ。キリト。」
スッと、モールの反対に回り
同じように腕を組むアスナ。
カチン、と来た。
「・・・・はははは。」
「・・・・ふふふふ。」
「?なぜ腕を組んでいるんだ?
・・・おい?」
わけもわからず戸惑っている
モールを二人で引っ張りながら
レストランまで向かうのだった。
「あいつ・・・・。刺されなきゃいいけどな。」
その姿を見た、彼らの知り合いである
エギルは思わずそうつぶやいたという。
読者が(偽)シリーズを書き始めて草。
ヒロインが軒並み愛が重くってさらに草。
あっ、そうだ(唐突)
皆も書いてみると良いゾ。(手招き)
まずは1000文字の短編からやってみよう
(続きを書かなくてもいいから)
ネタはあるんだけど時間がないから
他の人に(偽)+、ヒロインの愛が重い
小説書いてほしいゾ(本音)
感想は全部読んで、返信しているから
良かったら書くといいゾ。
感想くれ。
れ。
KEY(ドM)