※この作品はR-18です。

サキュバス・トリップ-魅了スキルで異世界トリップ-   作:悠木仁

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第3話 サキュバス・シスター

 

 

「ここがわたしたちの住んでいる家です」

 

 少女の家は路地裏から十分ほど歩いたところにあった。お世辞にも大きいとは言えないが、汚れているわけでもなく、綺麗な家だ。

 少女が扉を開けると、中から一人の女性が飛び出してきた。彼女と同じく髪が白いので、おそらく家族だろう。

 

「ティナ! 随分帰るのが遅かったじゃない、どこで何してたの?」

「心配かけてごめん、お姉ちゃん。実は――」

 

 白髪の少女――ティナが事情を姉に説明する。話を聞いた姉が男たちを懲らしめようと飛び出しそうになるのを、慌ててティナが説得する。妹想いのお姉ちゃんだ。

 俺たちは家の中へ入れてもらい、椅子に座った。

 

「あなたたちが妹を助けてくれたのね。お礼を言っておくわ。私はミラ、よろしく」

 

 ミラと名乗ったその女性は、大人しそうなティナとは異なり、凛々しい雰囲気をまとっていた。髪はティナよりも長く、俺やソフィ程ではないが背も高い。――胸の大きさだけは妹に劣っているようだが。

 

「俺は如月秋斗、秋斗が名前だ。こっちはソフィーナ」

「ソフィって呼んでちょうだい」

「アキト……珍しい名前ね」

 

 同じ世界でも、住んでいる地域が異なるだけで名前のつけ方も全く違う。やはり俺の名前はこちらの世界では珍しいらしい。

 

「それで、ここに泊まりたいんだって?」

「ああ、仕事が決まるまでの数日置いてくれれば助かるんだが……」

「私は構わないけど、ティナは――」

 

 ミラが隣に座るティナを横目で確認した。やはり彼女も心配なのだろう。

 

「わたしは大丈夫だよ。アキトさんはさっきの人たちとは違う、から……」

 

 頰を赤らめながら話すティナを見て、隣にいるソフィがニヤニヤしている。これも魅了スキルの力なのだろうか。

 

「じゃあ決定ね。ティナ、私は買い物に行ってくるわ。追加の食料を調達しなくちゃいけないから」

「うん、気をつけてね」

「誰に言ってるのよ」

 

 立ち上がったミラは鞄を持ち、家の外へ出て行った。

 

「ねえ、あの子ってもしかして魔導師?」

 

 魔導師、という聞き慣れない単語が出てきた。声の主はソフィだ。

 

「はい、お姉ちゃんは魔法使いの冒険者としてお金を稼いでいるんです。本当は魔法の研究に専念したいはずなのに、私を養うために……」

「ご両親は?」

 

 俺が続けて尋ねる。

 

「二人ともフリーの冒険者です。幼い頃は一緒に世界中を旅していたんですけど、今はどこにいるのかもわかりません」

「この世界の人間は早ければ10歳で自立するのよ」

 

 ティナの説明にソフィが補足する。

 10歳といえばまだ小学生くらいの年齢だ。どうやらここは思っていたよりもシビアな世界なのかもしれない。

 

「あの、わたしお茶を用意してきますね」

 

 そう言ってティナが台所へ行ったので、俺は気になっていたことをソフィに尋ねる。

 

「なあ、さっき言ってた魔導師ってなんた?」

「魔導に精通する人間のことよ。魔法使い、賢者、魔法研究家なんかが当てはまるわね」

「やっぱりあるのか、魔法」

「当然。あなたたちの世界に比べて文明の発達が遅いでしょう?あなたたちとは別の方向に進化しているのよ」

 

 魔法があれば科学は必要ない、ということなのだろうか。

 確かに、移動は転移魔法を使えばいいし、通信もその類の魔法を使えば容易なのだろう。――全て想像に過ぎないが。

 

「俺にも使えるのか?」

「魔力と努力量によるわね。あなたの魔力レベルは3ってところかしら」

「3!? アキトさんってすごいんですね!」

 

 ソフィの言葉に応えたのはお茶を持って戻ってきたティナだった。

 

「すごい、のか? なんか低そうに聞こえるんだが」

「決して低くはないわね。人族の成人男性の平均が2って言われてるし。ちなみに魔力レベルの限界は10、人族の限界は5よ」

「魔法の練習を積んだ人たちは平均が1増加すると言われています。アキトさんは成人の魔導師レベルってことです!」

「使いこなせなきゃ意味がないけどね」

 

 どうやら俺には魔力の才があるらしい、と内心喜んでいたのもつかの間、またもやソフィがニヤニヤしている。つまりこれは契約によって得られた力というわけなのだろうか。いや、それでも十分嬉しいが。

 せっかく異世界に来たのだから魔法を使ってみたい、そんな気持ちがあった。

 

「ティナ、結構詳しいんだな。もしかしてティナも魔導師になりたいのか?」

 

 すると、今まで笑顔だったティナの顔が急に暗くなった。

 

「一時期は、憧れていました。お姉ちゃんみたいになりたいって思って……。でも、わたしには才能がなかったんです」

「魔力レベル0、まったく魔力を感じないわ。人族の間では珍しくもないけど」

「0か……。ちなみにミラは?」

「お姉ちゃんの魔力レベルは4です」

「4!?」

 

 限界が5ということは4でも相当な実力者ということか。自分が0で姉がそれでは夢を諦めるのも無理はない。

 

「……やっぱりね。アキト、あなたあの子に近づいちゃだめよ」

「……?」

 

 俺にしか聞こえないような小さな声でソフィが呟いた。彼女から女性に近づくなと言うなんて珍しい。

 

「ちなみにお前はどれくらいなんだ?」

「あなたが女性に数字を尋ねるなんて十年早いわ」

「ぐっ……」

 

 その後、帰ってきたミラが夕食を作り始め、俺とソフィは先にシャワーを浴びることになった。

 

 

***

 

 

 ソフィがシャワー室から出たことを確認した俺は、中に入って服を脱ぎ始めた。脱いだ下着を籠に入れようとするとそこには、ソフィの履いていたものであろう黒いパンツが置いてあった。隣には手紙のようなものが置いてある。俺は悩んだ末にその手紙を開いた。

手紙に書いてあったのは――

 

『使っていいわよ♡』

「誰が使うか!!」

 

 勢いよく手紙を床へ叩きつける。

 とはいえ、やはり目線はパンツに向いてしまう。サキュバスらしい際どい形。黒色とはいえ、布が薄すぎてパンツの役目を果たしているのかもわからない。サキュバスの催淫によるものか、見ているうちに俺の肉棒は勃起し、右手がゆっくりパンツに近づいて――

 

「アキト、さん? 何を――」

 

 シャワー室の入り口から聞こえてきた声、その主はティナだった。ティナの目線は俺の右手、股間、顔へと移動し、顔を真っ赤に染めながら無言で走り去った。

 

「お、終わった……」

 

 俺はその場に膝から崩れ落ちた。

 勃起した肉棒だけが、上を向いていた。

 

 

***

 

 

 夕食を済ませた俺は、せめてものお礼にと食器を洗うのを手伝った。ミラの様子を見る限り何も知らないようだったが、ティナは真っ先に部屋に戻ってしまった。夕食を食べている時も一言も話さず、何度か目があったが全て逸らされた。

 ティナに謝ろうと思った俺はティナの部屋の前まで来てみたものの、何を言えばいいのかわからずにウロウロしていた。

 ちなみに、全ての元凶であるソフィは、夕食を食べ終わるなり外へ出て行った。今晩の餌でも探しに行ったのだろうか。

 

「………、………!」

「ん? なんの音だ?」

 

 突然、ティナの部屋の中から音が聞こえ始めた。大きくなったと思えば、急に聞こえなくなる。その繰り返しだった。不自然に思った俺は迷った末に部屋の扉を少し開け、中を覗いてみる。するとそこには、下半身裸でベッドに横になっているティナの姿があった。右手は股の間で動いており、左手は自らの胸を乱暴に揉んでいた。小さいが、股の間からはくちゅくちゅという音が鳴っていた。

 

「んっ……ああっ! あっ……んぅうう〜♡」

(こ、これはまさか――)

 

 当然、何をしているのかはすぐにわかった。やり方こそ違えど、自分も同じことをしていたのだ。ティナは今――オナニーをしているのだ。

 

「そこっ……だめぇ! アキト……さん……」

(俺の、名前……?)

 

 と、自分の名前が呼ばれて反応してしまったのか、体が扉にぶつかってしまう。不幸なことに、内開き式だった扉が衝撃で開いてしまった。さすがに俺の存在に気がついたティナと目が合ってしまう。

 

「あ、アキトさん? どうし――だ、だめ! 見ないでぇぇ!」

 

 他人に見られることで興奮が限界に達したのか、ティナは絶頂を迎え、体を震わせながら潮を吹いた。隠すように顔を手で覆っているが、代わりに大事なところが隠れていない。潮を吹くティナの女性器に、俺の目は釘づけだった。

 潮が止まり、呼吸も落ち着いてきたティナに俺は、

 

「部屋、覗いてごめん。変な音がしたから、何かあったのかと思って……」

「……わたしこそ、さっきはごめんなさい。裸、見てしまって」

 

 この期に及んで他人に謝るとは、なんて優しい子なのだろうか。それも、相手は自分のオナニー覗き見していた男だというのに。

 

「ティナは、優しいな」

「そんなことないです! 本当に、そんなこと、ないんです……」

 

 ティナの顔が再び曇っていく。同時に、少し熱を帯びていた。

 

「わたし、いけない子なんです。アキトさんはわたしを助けてくれた恩人なのに、裸を見てしまって……反省するどころか、こ、興奮してしまうなんて――」

「興奮……? じゃあ、さっき俺の名前を呼んでいたのも……」

 

 ティナは再び顔を赤くし、両手で顔を隠した。

 これも魅了スキルの力なのだろうか。俺は彼女を慰めようとし、彼女の頭へと手を伸ばした――が、その手は途中で止まった。

 俺の脳内で、ソフィの言葉が思い出される。

 

『あなた、この世界に何しに来たの?』

『ここでも前みたいな生活をするつもり?』

 

 欲望と仁義の葛藤の末、俺は――自らのズボンに手をかけた。

 

「あ、アキトさん!? なにを――」

 

 こちらを見たティナが驚いた顔をしているが、俺は構わずズボン、そしてパンツを脱いだ。勃起した肉棒が露出される。

 

「俺だって、ティナのオナニーを見て興奮してたんだ。お互い様だよ」

「わたしを見て、ですか? こんなに大きく……」

 

 恥ずかしがってはいるが、ティナの目線は俺の肉棒から離れようとしない。吐息も段々と荒くなっている。

 

「触ってみる?」

「ええっ!? で、でも――」

「ティナに触ってほしいんだ」

「……わかり、ました。大きくなったのも、わたしのせいですし……」

 

 俺はベッドの上に座り、ティナには床に座ってもらった。肉棒がティナの目の前にあるような体勢をとる。この方がティナも興奮してくれると思ったからだ。理性がある子を相手にするのは、俺にはまだハードルが高い。

 ティナの小さくて柔らかい手が、肉棒に触れた。自分が触らせているという背徳感からか、ソフィに触られた時よりも敏感になっている。

 

「硬くて、太くて、暖かい……です」

「血が溜まってるんだ。そのまま手を上下に動かして」

「は、はい」

 

 素直に頷いたティナは、ゆっくりと手を上下に動かし始めた。ソフィと比べるとぎこちない動きだが、頑張って手を動かすティナを見ているとこちらまで興奮させられる。

 

「気持ちいい、ですか?」

「ああ、気持ちいいよ。もっと早くできる?」

「こう、ですか?」

 

 肉棒を擦るティナの手がさらに早くなる。亀頭からカウパーが溢れ、ぐちゅぐちゅと音を立て始めた。

 

「なんだかぬるぬるしてきました……」

「てぃ、ティナ。そろそろ出すよ! 顔を上げて」

 

 ティナが顔を上げると、亀頭に彼女の吐息が当たった。俺はその刺激に反応するように精液を発射させる。真っ白な精液がティナの顔に飛び散った。

 

「ごめん、調子に乗っちゃって――」

「大丈夫……です。アキトさんのは嫌じゃない……から……」

「ティナ……」

 

 顔を精液で汚したティナに興奮し、再び肉棒が固くなる。

 

「あっ、また大きく……」

「ティナ、今度は俺がティナを気持ちよくする番だ」

 

 俺はティナをベッドに上げ、仰向けで寝かせた。ズボンを脱がせ、薄い水色のパンツに手をかける。

 

「脱がせてもいいかな?」

「……はい」

 

 恥ずかしそうに答えるティナ。

 俺はゆっくりとパンツを脱がせ、優しく女性器を触り始めた。ソフィの時は触ることはなかったので、初めての経験だ。傷つけないように慎重に触る。

 

「んっ……あっ……ああんっ♡」

 

 ティナは気持ちよさそうに喘ぎ、体を捻った。すでに女性器は愛液で濡れており、指もすんなり中に入っていく。

 

「そこ……だめですっ! きもち……よすぎて……」

 

 ティナの腰が浮き始め、足に力が入っている。そろそろ絶頂を迎えるのだろう。

 俺は手を動かす速度を速めた。

 

「あっ……そんなに……だめぇ……イクっ! イクぅぅう♡」

 

 ティナの体が仰(の)け反(ぞ)り、女性器から大量の潮が吹き出した。ベッドに倒れこみ、幸せに満ちた表情をしているティナに、

 

「ティナ、もう一度やるぞ」

「ふぇ……?」

 

 俺はティナの女性器に顔を近づけ、舌で舐め始めた。

 

「ら、らめぇ! 汚いですからぁ! んっ……ああっ♡」

「ティナの体に汚いところなんてないよ」

「アキトさん……いやぁ――あんっ♡」

 

 舐めれば舐めるほど、愛液が滲み出てくる。口では嫌がっていても体は正直だ。俺はさらに舌を奥まで入れる。

 

「舌が、奥まできてるぅ! 感じてる……わたし、舐められて感じてるのぉ♡」

「ちゅぱ、ちゅっ、ちゅー」

「あそこから音出てるぅ♡ もうだめ……わたし、また――」

 

 再びティナの体に力が入る。先ほどに比べると潮の量が少ない。もう出し切ったということだろうか。

 俺はベッドに座り直し、肉棒をティナの女性器へ向けた。すでに一度抜いたとは思えないほどに、大きく勃起していた。

 

「ティナ、挿れていいか?」

 

 ティナは軽く頷いた。

 俺は肉棒をゆっくりとティナの中に挿れた。体が小さいからか、中はソフィよりもきつかった。肉棒が膣壁に強く締めつけられ、つい射精してしまいそうになる。

そこで、俺は女性器から血が出ているのが見えた。やはり処女だったらしい。

 

「痛くないか?」

「は、はい。想像していたよりも痛くないです。むしろ、その……」

「気持ちいい?」

 

 ティナは頰を赤く染めながら、再び頷いた。

 女性器をよくほぐしておくと処女でも痛みが抑えられる、という話を聞いたことがあった俺は、念の為入れる前に二回もイかせておいたのだ。お陰でティナを苦しませずに済んだ。

 

「動くぞ、ティナ」

「はい――ああんっ♡」

 

 腰を動かすと、再びティナが喘ぎ出した。

 その声は自分でオナニーをしている時に比べると、ずっと気持ちよさそうだった。

 

「あっ、すごいっ! んっ……きもちいぃ♡」

「俺もだ、ティナ!」

 

 すると、ティナは上に着ていた服を捲り始めた。大きな胸が露わになり、勃起したピンク色の乳首が見えた。

 

「アキトさん、胸も……」

 

 俺は両手でティナの胸を揉み始めた。手いっぱいに広がる柔らかい感触。腰を振り続けながら、乱暴に揉みしだく。

 

「あっ……いいっ♡ おっぱい……揉まれちゃってるぅ♡」

 

 普段は清楚なティナが乱れる姿を見て欲情した俺は、肉棒をさらに膨らませる――が、そこで扉の方から声が聞こえてきた。

 

『ティナ、どうかしたの? 何か大きな音がしたけど……』

 

 声の主はミラだった。どうやら音が部屋の外まで漏れているらしい。

 

「だ、大丈夫だよ、お姉ちゃんっ!」

 

 慌ててティナが返事をする。この光景を見られたらまずいと判断したのだろう。俺も同じ気持ちだ。

 

『そう? 他に誰かいるの?』

「いっ、いないよ!今忙しいからっ、入って来ないで――あんっ!」

 

 必死で喘ぎのを抑えるティナ。だが、膣の締まりがさっきよりも良くなっている。

 俺は少し考え、ゆっくりと肉棒を引き抜いた。

 

「あっ……」

 

 少し残念そうにするティナの口に指を当てて、声を出さないように指示する。

 俺はティナをベッドから下ろし、扉に手をつくようにして立たせた。そして後ろから再び肉棒を挿入する。

 

「んん……あああっ♡」

『ど、どうしたのティナ!?』

 

 突然聞こえたティナの喘ぎ声に、ミラが驚く。

 

「なんでも、ないよっ! わたしはっ、平気だからぁ♡」

『で、でも……』

 

 扉越しに聞こえる姉の声。それがティナの背徳感を刺激していた。いけないとわかっていながらも、膣壁が肉棒を離そうしない。愛液とカウパーが混ざり合い、ずちゅずちゅという音を奏でた。

 

「ほんとに大丈夫……だから! あっちに……行っててぇ!」

『わ、わかったわ。明日は朝食作りをてつだってもらうから、早く来なさいよ』

「うん……イクっ! わたし……ちゃんとイクからぁ♡」

「ティナ、中に出すぞ」

 

 俺はティナの耳元でそっと囁く。

 

「はい……出してください! わたしも……イクぅぅう♡」

 

 膣内で射精された精液が、ドクドクと流れていくのがわかる。肉棒を抜くと、股から精液を垂れ流しながらティナがその場に崩れ落ちた。

 俺はそっと扉を開け、部屋の外を見渡す。ミラの姿はない。ホッとした俺はティナをベッドまで運び、上から布団をかけてやる。

 その後急いでズボンを履き、ミラに見つからないよう、慎重に自室へ戻ったのだった。

 

 




次回は15日に投稿予定です。
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