ご了承下さい。
伊吹ちゃんの恥ずかしがる姿が見たかったのぉ~。
後で母が語ったそんな自分勝手な理由で、強めの『吐息』で体の自由を奪われ、玩ばれました。
ろくに身動きもできず、言葉も発せられない状態で、父と母の寝室に連れ込まれたのです。
制服姿のままベッドに寝かされ、ゆっくりと脱がされました。
その間も下着に仕込まれたオモチャは振動を続けており、その刺激だけで背筋から頭の中に快感が何度も走り抜けていきます。
止めて欲しいと訴えようとしたのですが、舌もまともに動かせなくされていて、意味をなさない、う……とか、あっ……!とかの短いうめき声やあえぎ声しか出せませんでした。
それでも順々に脱がされて、最後にオモチャを仕込まれたショーツも脱がされ、全裸になったことで、強引な刺激からは解放されました。
そのタイミングで個性の影響が抜けはじめ、なんとか体が動かせるようになりました。
母の上位互換的な個性を持った私は抵抗力や耐性が強いため、短い時間で回復し、後遺症や副作用もほとんど無いのですが、むしろそれをいいことに、母は容赦なく私に個性を使用してイタズラをしてきます。
この時も、母に抗議しようと体を起こしかけたところで頭と肩を押さえられてしまいました。
『伊吹ちゃん♪もうちょっとおとなしくしててねぇ~』
そう言って顔を近づけ、吐息を私の顔に吹きかけてきたのです。
『マ、マっ!も、や、め……う、うぅっ。』
個性の効果を増大させるタバコを併用してはきませんでしたが、まだ体への影響が残っている状態ではまったく抵抗できず、また痺れと脱力感に囚われてしまいました。
ベッドに身を横たえ、小さくイヤイヤと首をふることしかできません。
『……っ!う、うっ、うぅっ!』
喋れません。舌も喉も痺れが回り、まるで言葉になりませんでした。
『たくさん可愛がってあげるからねぇ♪伊吹ちゃんもこーゆーの好きでしょお?』
『う、あ、あぅっ……!』
恥ずかしいことですが、母の言葉は真実でした。
幼い頃から何かと母に愛撫され、成長するにつれて巧みに快感を引き出されてきました。
そして、母に個性や道具で自由を奪われて、弄ばれる状況に、私は激しく興奮するようになってしまったのです。
だから、だから。嫌がりながらも嫌ではなくて、私の体は。
『だってぇ~、ここ、ヌルヌルのトロトロだもんねぇ♪
伊吹ちゃんてば、ヴァージンなのにエッチねぇ。』
母の指が優しく差し込まれ、いまだ誰にも奥まで入れられた事のない
『あ、あ、あっ!アウッ!』
『さ、ゆっくり、たくさん可愛がってあげるわねえ~。』
……本当にゆっくり、たっぷりでした。
母の指は、舌は、私から快楽を引き出しつつ、絶頂を迎える寸前で愛撫をやめてしまうのです。
何度も、何度も。
母の個性の効果が薄れてくると、その度に息を吹き込まれ、懇願の言葉も、抗う動作もずっと封じられたまま、私は生殺しの快楽に苦しめられたのです。
一時間以上はたったでしょうか?
涙ぐんで、回らぬ舌でイかせて欲しいと乞い願い、母はようやく気が済んだのか、指と舌を巧みに使って私に絶頂を与えてくれました。
気持ちが良すぎて、危うく呼吸困難になりかけたし、余韻が覚める前に、母にあらためて息を吹き込まれて、そのまま眠らされてしまいましたが。
目が覚めた時は自室に寝かされており、パジャマに着替えさせられていました。
お腹が空いていたので、階下に降りて台所に向かったとき、通りすぎた寝室の前で、かすかな母の声が聞こえました。
……くぐもったうめき声。口をふさがれて、でも快楽にあえぐ声が押さえられないようですね。
私は確かに母に似ているようです。
まぁ、夫婦仲も良好なようで何よりですが、なんとなく腹が立ったので、冷蔵庫に入っていたプリン。
母の……ママの分も食べてしまいましょう。
翌日、涙を浮かべて抗議されましたが、知ったことでは有りません。
さて雄英を受けるとなると、筆記は自信がありますが、実技試験が問題ですね。
過去の資料から判断しても、機動力・判断力・戦闘力を求められるのは間違い有りません。
装備の持ち込みは許可されているようなので、法令的に許される範囲で、私の
そう母に相談すると、関係者の皆さんにお話ししましょ~、と言い出しました。
関係者?
『娘を雄英に入学させて内部工作?ははっ。やるねー
ダークスーツに丸眼鏡。鋭い眼差しが素敵なダンディなおじさま。大物ブローカーの義爛さん。
母とは長いお付き合いをされているとの事。
『オールマイトが教師として赴任する雄英。打撃を与えるには最高の対象ですからね。』
慇懃な物腰の闇の化身。顔も手足も黒い靄なのに、ネクタイをきちんと締めてジャケットを着こなしている黒霧さん。
ここは……黒霧さんの〝ワープ〟で連れてこられた、黒霧さん達の隠れ家の一つだそうです。
えっと、ラブホテルの一室みたいですね。
『それでぇ、表用と裏用のスーツとか装備をね、伊吹ちゃんに作ってあげたくてぇ、あと、黒霧さん♪黒霧さん♪士傑高校と契約してるサポート会社の担当者と、傑物学園のOB会の会長さん、
レザー製のきわどい衣装で身を包み、オペラマスクを模したハーフマスクで顔を隠した母、いえ、洗脳ヴィラン〝スモーキング・クイーン〟。
長いシガレットホルダーで優雅に紫煙を燻らせています。
ちなみに私は……中学校の制服です。
『あぁ、なるほどな。性能とデザインを変えても、着心地や使用のクセは同じ方がいいものな。じゃあ、あんたの旦那のコネを利用して表向きのヤツを作らせて、そのデータを流用して裏用を作ればいいかね。』
『士傑に傑物!素晴らしい。二の矢、三の矢に使える手札ですよ、スモーキング・クイーン。』
こうしていると、母にも暗躍し続ける大物ヴィラン感がありますね。
……プリンを食べられて泣いた姿が脳裏をよぎりますが。
『義爛さぁん。可愛い可愛い伊吹ちゃん……じゃなかった、コントロール・プリンセスのコスチュームなんだから、高性能でステキな物にしてね。お金に糸目はつけないんだからぁ。』
いえ、ただの親バカかもしれません。
しかし、ひよっとして、この二人のどちらかが私の実の父だったりするのでしょうか?
死柄木?
黒霧はスモーキング・クイーンに会わせたがりません。
お母さんは愛娘を会わせたがりません。