※この作品はR-18です。

私の母は淫靡なヴィラン   作:炬燵猫鍋氏

7 / 10
全年令向きのヒロアカ二次創作に、綾吊母娘出演させました。
こちらが進むと裏側がわかるようになるはずです。


平穏も偽りで築くなら

表(・)向(・)き(・)の個性と装備。

雄英の実技試験に向けて、練度を挙げる為のトレーニングを続けています。

〝息使い〟。肺活量を、呼気を収束させる速度を、密度を上げる事で、攻撃の威力も射程も速度もアップします。

あぁ、移動速度も影響しますね。

基礎体力も向上させたいです。

 

よって、地味に走ってます。走り込んでます。

心肺機能とスタミナの向上の為、装備品を身につけてひたすら走っているのです。

戦闘技術も磨かねばなりませんが、まずは下地作りでしょう。

 

母は、筋肉つけすぎて欲しくないのぉ~、とか言っていますが、そもそも雄英に入学するのは母の仕事のサポートなのですから。

 

筆記に備え、体力増強をはかり、ペットを可愛がり、母に強引に可愛がられ……そして、以前からお付き合いしている方と、今日はデートです。

 

深篠(ふかしの)カイナ先生。

私の小学5年と6年の時の担任だった方で、ポニーテールの似合うとっても愛らしい先生です。

始めてお会いした時で当時の私の身長と同じぐらい。

今は私が10センチほど高いですね。

 

で、会ってすぐに心奪われました。

いわゆる一目惚れ、です。

大人の女性なのに愛らしくて、授業もわかりやすくて、ユーモアの有る明るい感じで。

それでいて、職員室でお見掛けした時、先生どうしでお話している時の表情は真剣そのもので。

 

母に相談し、ヤキモチをめちゃくちゃ焼かれながらも、カイナ先生の心を私の物にする方法を教えてもらいました。

 

素直に先生だーい好き♪と好意をしめしながら、私の本当の個性、悪魔の息吹き(デモンズ・ブレス)で私への好意をゆっくりと増大させていったのです。

 

そうしてお休みの日に会ってくれる程に仲良くなり、二人きりになった時に個性を使いながら、会話で誘導し、暗示を掛けて、倫理観を歪ませ、性的嗜好も変えていきました。

 

半年ぐらいはかかりましたが、時間をかけてカイナ先生と親密になっていくのはとても楽しかったし、先生から恋人として交際してくれると仰ってくださった時は、本当に嬉しかったのです。

 

そうして、私が小学校を卒業しても交際は続き、今日にいたる訳です。

母はずっとヤキモチを焼いていますが、カイナ先生は私の物だから手出しを絶対にしないでと強くお願いし、一応はわかってくれているようです。

 

まぁ、カイナ先生と会った日は、帰宅後に母が普段以上にに甘えて来たり、襲ってきたりするのですが。

 

 

さて、と。

待ち合わせ場所は、県内最多店舗数を誇る木椰子区ショッピングモールです。

ケンタウロスってるあなたにも、アラクネってるあなたにも、きっと見つかるオンリーワン!……でしたっけ?

異形型の人も服や靴が揃えられるのがキャッチコピーなショッピングモールなのです。

週末で今日と明日は学校はお休みです。

トレーニングも今日は休養日としているので、ゆっくりカイナ先生とデートができるのです。

お茶して、映画見て、ショッピングです。

本当はお泊まりしたいのですが、母がふて腐れるので我慢します。

 

お気に入りの白のワンピース。

カイナ先生が私のピンクの髪に似合うといってくれた格好です。

 

待ち合わせ時刻の5分前。

そろそろカイナ先生が来られるはずです。

つまり、私の……。

 

『んっ?!……むぐっ!』

 

顎から口にかけて、見えない手で押さえられているような感触に襲われます。

口を開く事ができず、あげた声も小さいうめき声にしかなりません。

とっさに両手を口元に持っていきますが、私の手には何の感触も手ごたえも感じられません。

こちらからは触れない、一方的な力の作用。

カイナ先生の個性、幽玄の腕(ファントムハンド)に間違い有りません。

 

『うふふ♪だーれだ?』

 

それは、後ろから目隠しをして尋ねる遊びでしょう?

 

『むぅ~、うぅんっ!』

 

私は口をふさがれたまま振り返り、イタズラ成功っ!とでも言いたげな顔をしているカイナ先生に、イヤイヤと首をふります。

カイナ先生がパチンっと指を鳴らすと、口を押さえていた圧力が消失します。

 

『もぉっ!先生のイジワルぅ~!』

 

『ゴメンゴメン。伊吹が可愛いから、つい、ね。』

 

スーツ姿。小柄で愛らしいカイナ先生ですが、やはり学校で見慣れた服装が素敵です。私の要望に応えてくれたのでしょう。嬉しいです。

 

『先生の個性、抵抗できないから。……それに、口をふさがれると、私の個性も使えないしぃ。』

 

ついつい甘えた喋り方になってしまいます。

母の喋り方に似てますかね?

でも、カイナ先生に接するときは、素直に先生にメロメロな伊吹でいたいのです。

可愛がってもらう為に、私にたくさんエッチなことをしてくれるように洗脳したんですから。

 

『そんな事されると、私……。』

 

ゾクゾクしちゃいます。もう、ぬるぬるとしてくるのがわかるくらいに。

 

『あはは、ちょっとし(・)ち(・)ゃ(・)う(・)のが早かったね。うん、後でちゃんと可愛がってあげるから、まずはお茶しようか?』

 

カイナ先生と手を、ええ、もちろん恋人繋ぎです。

パンケーキ、それともクレープ?

先生にあーんってしてもらうの、大好きです。

 

『はい、あーん。』

 

たっぷりとホイップクリームのついたパンケーキを先生が差し出してくれます。

あむっ。

美味しいです。

 

『伊吹がヒーロー科かぁ。個性は強力だろうけど、気をつけるんだよ。』

 

心配してくれる眼差しが優しくて。

私だけのカイナ先生です。

誰にも渡さない。

ずっと私を可愛がってくださいな。

 

『この個性で人を助ける道を選びました。先生、支えてくれますかぁ?』

 

ヒーローを演じてみせるから、褒めてほしいの。

 

『個性だけで務まるものではないだろうから、大変だと思うんだ。でも、私は支えるよ。だって、伊吹は私の恋人だろう?』

 

素敵。可愛いらしいカイナ先生が、真面目な顔で、真剣な声で言ってくれます。

 

『ただ、伊吹はワルイ子だからなー。』

 

むぅ。今度はニヤニヤとワルイ子って。

 

『先生が私をワルイ子にしたんですぅ~。』

 

えぇ、私にエッチな事を教えたんですから。

オナニーをたくさんするように仕込んだのも、個性で拘束して可愛がられる事が好きになったのも、先(・)生(・)が(・)や(・)っ(・)た(・)こ(・)と(・)に(・)な(・)っ(・)て(・)い(・)る(・)ん(・)で(・)す(・)か(・)ら(・)。

 

小声でエッチな話をしながら、パンケーキを食べたり、食べさせたりしました。

さて、映画観賞です。

カイナ先生、個性でイタズラしてくれるでしょうか?

 

 

先生が選んだ映画はサスペンス。

有名ヒーローの妹が、女ヴィランに誘拐されて監禁されるストーリー。

でも、兄には秘密があり、女ヴィランの行動にも訳があって……。

 

えぇ、あれですね。

ヒロインの女の子が拘束されて監禁されるシーンを見せたいんだな、と。

 

まぁ確かに、口に黒いテープを貼られて、手足を枷で拘束された少女のもがくシーンはゾクゾクしますね。

 

あぁ、銀猫にしてあげたい。

あぁ、先生にされたいの。

 

あっ?!

口を押さえられ?先生の個性!

 

『ふぐっ?!』

 

隣に座った先生の方を見ると、暗がりでもわかる笑顔。

 

『しーっ。静かにしましょうね。』

 

『う、うぅ……。』

 

こ、これは、ヤバイです。

誰も気がつかない方法で口を押さえられ、拘束されたヒロインのシーンを見ていると、背筋に、快感が。

 

口を使って使用する個性なので、ママや、カイナ先生にそれが使えない状況にされると被虐心が……。

 

『ね、伊吹。終わったら、お手洗い行こうか?……一緒に。それとも、ここで、イタズラされたい?』

 

喋れないのに、たずねられても……答えられないのぉ!

いじわるぅ~!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




愛して、愛されて。
偽って、操って。

心の底から、狂おしいほどに。
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