巨根なグラン君が色んな女の子にいいようにされたりしたりする話 作:空使い
「とりあえず……その辺、クッションあるからさ、座ってよ」
「う、うん」
運良く誰とすれ違うこともなくグランを船室に連れ込んだアリーザは、ごく自然にドアに防音魔法錠をかけると、グランにそう座るよううながし、自分はベッドの端にボスっと腰かけた。
部屋の中に、一瞬の沈黙が走る。
アリーザはソワソワと緊張に髪をいじりながら、余裕そうな表情でリラックスしているグランに若干の苛立ちを感じた。
(……なんかアタシばっかり緊張してるみたい……こんな夜に、お、女の子の部屋に呼ばれて二人っきりなんだよ? 確かにアタシはあんまり色っぽくないかもしれないけど、少しくらい照れるとかしてくれたって……)
アリーザはそんな理不尽な悔しさに難しそうな顔をしているが、一見涼しそうな顔でニコニコしているように見えるグラン君、内心は期待と興奮でワックワクである。
最近、これまでのモテなさを全部取り返すような幸運の連続で、女性の感情のキビにいつになく鋭くなっているグランには、アリーザの言動の端々からボーナスチャンスの到来を敏感に感じ取っていた。
激アツなシルヴァチャンスを逃したぶん、しっかり取り戻す腹積もりである。
そんなコトには気づかないでムッツリだまり込んでしまったアリーザに、グランが問いかけた。
「ええと、修業の話だっけ?」
それを聞いて、アリーザは自分がグランを部屋に呼んだ理由を思い出した。
そうだ、グランのコトが好きと自覚した自分には、どうしても聞いておかなきゃならないコトがあったのだ。
「……その前にさ、ちょっと聞きたいコトがあるんだけど……」
「?」
笑顔のまま、わずかに首をかしげて続きを促すグランに、アリーザは頬が少し熱を持つのを感じながら思いきってたずねた。
「……最近、シェロさんとナンかあった?」
ピクリ、と、グランが身じろぎした。
……おや?
「ルーマシーでさ、偶然シェロさんに会ったんだけど……そんトキにカタログもらったんだ……コレなんだケド」
そう言って、アリーザが枕の下に手を突っ込み、高級そうな皮の装丁の冊子を取り出すと、ドサッとグランの目の前に落とした。
「………………」
「中、見て」
催促されて、グランはゆっくりと表紙をめくった。
閉じた。
( や べ ぇ )
グランは内心に吹き荒れる嵐を鋼の意思の元に抑えつけながら、背中に冷たい汗がダラダラと流れるのを感じた。
(そういやククルんトコにあったヤツ、あれシェロさんが作ったんだった……ってか、まさかこんなモン団員にバラまいてんのかあのヒト!? どういうつもりなんだまるで意味がわからんぞ!?)
本人型取りて。
どうするんだこの空気。
グランはボーナスチャンスから一転して崖っぷちに立たされたこの状況に、ゲスい脳ミソをフル回転させた。
考えろ……考えるのだ俺……!
次の一言に、俺のおちんぽの生死がかかっている……っ!
死んじゃえよ。
僅か一二秒の沈黙のあと、グランは意を決してゆっくりと口を開いた。
「ああ、コレかぁ。この前シェロさんに頼まれて型を取ったんだよ。その時はなんに使うのかさっぱり分からなかったケド、こんなの作ってたんだね。……で、結局コレってなんに使うんだろう? アリーザは知ってる?」
そう言って、ニッコリ笑った。
トンでもないシラの切り方だった。
アリーザもあっけにとられている。
何か言い訳の一つでもすると思えば、コイツは表情も変えずいったいナニを――
「――――え? そ、その……か、型を、取られたんだよね……? シェロさんに……お、お、おちんちん、見せたってコトだよね?」
「そうだけど?」
そうだけどて。
「……ぐ、グランは、恥ずかしくないの!? その……そ、そんなトコロ……!」
苛立つアリーザに対し、ナニを言われているか分からないといったふうに淡々と答えるグラン。
「そりゃあ、チンポは男の弱点だからね。無防備に晒すのは勇気がいるかもだけど、相手はシェロさんだからね。あの人にはずっとお世話になってるし、俺はシェロさんを信頼してるから……絶対攻撃はされないと思ったから、不安は無かったかな。まあ、確かに俺は弱点が他のヒトより大きいらしくて、それを知られるのはちょっと恥ずかしかったケドね」
アリーザは、まるでエロいコトなんて一つも知らないとでも言うような、一点の曇りもない澄んだ瞳でそう言い切るグランを見て、雷に撃たれたかのような衝撃を受けた。
(えっ……ま、まさかグラン……!)
――――エッチなコト、知らないの!?
大丈夫かこの姫サマ(笑)。
最初は、シェロさんといかがわしいコトをしているらしいグランを追及しようと思っていたが、なにやら事情が変わってきた。
まさかの事態に、アリーザは自然と、ゴクリ……とツバを飲み込んだ。
いや、まだ分からない……!
アリーザは若干前のめりになりながら、ドキドキを抑えつつ探りを入れてゆく。
「……、しぇ、シェロさんにはナニをされたの……?」
「? だから、型を――」
「あぁっ! もう、そうじゃなくて、具体的に!」
「っ!? えっと、ああ、そうそう、なんか甘い匂いを嗅がされて、マッサージ用のローションってヤツを塗り込みながら俺のチンポをこすったらなんか朝起きたトキみたいに大きくなってさ。その状態で速乾スライムで型を取ったんだよ」
「…………」
「…………」
「……それだけ?」
「うん、それだけ。で、なんか紙にサインしたケけど、あんまり読んでなかった。まあシェロさんだし、悪いコトにはならないだろうしね」
(騙されてる!! 騙されてるよグラン!!)
アリーザは叫び出したい気分だった。
確かに、シェロにカタログを見せられた時、ビックリしてどうやって作ったのかシェロカルテを問い詰めたが、彼女は意味深に微笑むだけだったのを思い出した。
思えば、グランは15才で旅立つまで、村が一つしかないような小さな島でずっと暮らしていたと聞く。
そんなド田舎であれば、グランがまともな性教育を受けられなかったとしても納得できる。
グランは男女の区別なく優しく、あんなに可愛い子達に囲まれていながら全くイヤらしい目をしなかった。
誰とも恋人にならなかったのも、そもそも男女の性の違いをなんとなくでしか知らず、エッチな知識も全く無かったのであれば説明がつくではないか!
グランは以前、弱点は無いのかの質問に対して、辛そうに、ある、と答えた。
あの時はなにかスゴくツラい心のキズでも持っているモノかと勘違いしてしまったが、単に蹴られると痛い急所がヒトより大きいのを恥ずかしがっていただけだったのか……。
よりにもよってあの腹黒小児――じゃなかった、腹黒商人、純粋なグランをだまくらかしてグランのリトルグランにベタベタと手垢をつけまくったのだ!
怪しいおクスリまで使って!!
昔からグランを見る目が怪しいと思っていたのだが、まさかこんな凶行に出るとは……!
グランの苦しすぎるウソ(シェロカルテがナゾの凶行に及んだのは事実であるが)にまんまと騙されたチョロドラフのアリーザは、憤りと興奮を抑えながら更にグランに探りを入れる。
「……ちなみに、グランはあ、赤ちゃんってどうやって出来るか知ってる……?」
「それも修業と関係あるの?」
「いっ、いいから!」
「……流石にそれくらい知ってるって。愛し合う男女がケッコンすると、空から愛の星晶獣がやって来て、赤ちゃんを授けてくれるんでしょ? 俺はそう聞いたけど」
いけしゃあしゃあよくもまあ抜かすモノである。
今時そんなコトを信じているのは幼い子供かとびきりの箱入り娘くらいだ。
「そ、そう……ふぅん。じゃあ、お、おちんちんはナニに使うモノなのかってのは……」
「おしっこするトコロでしょ? あと、男の弱点。ニンゲンは男の方が体が大きくて強いかわりに、弱点が外に出てるって聞いた」
マジか。
マジなのかコイツ……!
渾身のドヤ顔でそう答えるグランに、アリーザは、やっぱりだーっ!? とグランが幼児並の性知識しか持っていないコトを確信した。
チョロい。
まさか、まさかまさか!
あの、何でも知ってると思えた完璧超人のグランが!
ファータグランデ一の、いや全空一の騎空団の、全ての団員の尊敬と憧憬を一身に集めるあの団長が!
幼児並の性知識しかないスーパーピュアボーイだったなんてっ!!
(ええええ、え、エッチだ……! ナンでか分からないケド、グラン、エッチすぎるでしょ……!!)
いかにもその通りである。
あとそれで興奮するアリーザもドスケベだと思うよ。
メーテラが処女だったコトに気付いた時以上の衝撃的過ぎる事実で鼻血を吹きそうになっているアリーザに、グランがわざとらしくキラキラした瞳で再度質問を投げ掛けた。
「さっきから、なんか色々聞いてるのは修業とカンケイあるんだよね……?」
その声に、ハッと我にかえるアリーザ。
慌ててグランを見る。
自分が答えるのを、汚れを知らない無垢な笑顔でニコニコと待っている。
アリーザの心臓はいまだかつてない速度で脈打ち、身体中が熱くなるのを感じる。
(……チャンスだ)
目の前には、大好きなグラン。
エッチなコトを何も知らず、馴染みの女性商人に平気でおちんちんを触らせてしまう純真無垢な男の子。
多分、何をしても……ナニをしてもグランはエッチなコトと気付かない。
喉がカラカラに渇く。
絶好の据え膳。
いままさに、アリーザの理性が試される!
ゴクリ……!
「――――そっ、そうよ。カンケイあるわ。じ、実は、団長には弱点を鍛えて克服する修業に付き合ってもらおうと思って」
アリーザの理性は、一瞬で決壊した。
スケベだからね、仕方ないね♀
グランは、頭の中でスーパービンゴのファンファーレが鳴り響くのを感じ、心の中で会心のガッツポーズをキメた。
(勝った……乗り切った……! チャンスだ……ピンチこそ、チャンス……!! 掴んだ…………最高のおちんぽチャンス……!!)
どっちもどっちだなぁ。
「へ、へえ……そんなのあるんだ」
「……、炎鳴流の、秘密の修業法なの。ひ、秘密だから、ゼッタイ誰にも言っちゃダメだから! いい!?」
真っ赤な顔で、鼻息荒くそう捲し立てるアリーザに、グランは真面目腐った顔で首を縦にふる。
「分かった。アリーザが秘密だって言うなら、そうするよ。それで、俺はどうすればいいの?」
「ま、まず服を脱ぎます!」
絶対ウソだろ。
なんてこのグラン君が指摘するハズもなく、
「なるほど、分かった」
グランは素直に服を脱いでゆく。
ナニが分かったというのか。
アリーザは、もう後には引けなくなった状況に最高潮に興奮しながら、一枚ずつ服を脱いでゆくグランを穴でも空きそうなくらいに凝視している。
(うわぁ! うわぁ! ぐ、グランに、服脱がせちゃってる! 上半身なんか、いつもの手合わせでしょっちゅう見てるのに、なんで自分の部屋で脱がせてるってだけでこんなに興奮するんだろ!?)
あらわになった、筋肉が逞しく隆起し、ゴツゴツと分厚く、キズだらけの上半身にアソコがジュクジュクとアツくなるのを感じながら、アリーザは自然な風を装って急かす。
「ほ、ほらっ! 今日はじゃじゃ、弱点の修業なんだから、下も脱がないと!」
そう言われ、ナニも疑わずにズボンを脱ぎ出すグランに、罪悪感で胸がチクチク痛まないでもなかったが、今はそれどころじゃない、重要じゃないのだそんなコトはなのだ。
とうとうその手が、最後に残った身体にぴったりとフィットする、丈の長いスパッツのようなタイプのパンツにかかる。
もう隠すことも忘れてそこを凝視するアリーザの目に、股間から右の太ももの真ん中程までにかけてクッキリと盛り上がるデッカイモノの形が焼き付く。
(うわ……でぃるどで分かってたけど、ホントにおっき――)
そして覚悟する時間も待たず、あっさりとパンツを下ろす。
「――――……っ♡」
ボロン……
と、その凶悪なブツがまろび出た。
薄いブラウンの茂みから、腕のように太い幹が、黒々と伸びている。
太い血管が表面に何本も這いまわり、一番下の先端は半分ほどが皮の中から赤黒い頭を出している。
大きな二つの玉が、しわしわの袋に入ってダランと重そうにぶらさがり、チンポと一緒にブラブラと揺れている。
その凶悪極まるおちんぽが目に入った瞬間、同時に少し離れたトコロで前のめりになっているアリーザの鼻先に、むわり……と凄まじくイヤらしい臭いと熱気が届き、身体の芯が痺れるようなカンジがして、アリーザは思わず太ももをキツく閉じた。
す、スタンのヤツとゼンゼン違う……!
あの小指みたいなのがおちんちんだとしたら、コレはもうおちんちんじゃない。
おちんぽ……おちんぽ様だ!
こ、こんなエッチなおちんぽ様をぶら下げたまま、ずっと何食わぬ顔でおしゃべりしてたなんて……!
既にだいぶテンパってしまい、ヨダレを垂らさんばかりになっているアリーザに向かって、グランが声をかける。
「……あの、アリーザは脱がないの?」
「……はっ!? あ、アタシは……」
「お互いの弱点を鍛える修業、だよね?」
純粋な瞳でそう問いかけるグラン。
あわせて揺れるチンポ。
「ぬっ、脱ぐ脱ぐ! モチロンだよっ!」
真っ赤な顔で、慌てて服を脱ぎ散らかすアリーザを精神力総動員したポーカーフェイスでニコニコと見守りながら、グランは内心では歓声を上げながらチンポに血液がいかないように集中していた。
(うおおおおおおおおっ!!! キタぜコレぇぇぇぇぇぇっ!!!)
アリーザが、上の服をすぽっと脱ぐと、小ぶりのメロンサイズのおっぱいが、かわいらしいピンクのブラに支えられて、ばるんっ、と揺れた。
谷間がしっとり汗に蒸れて、最高にエロい。
アリーザはブラのホックに手をかけて、一瞬ためらうように身じろぎしたあと、先に下に手をかけた。
ブーツを脱ぎ、グランを気にしながら、それを気取られないように淡々とベルトを外し、スカートを脱ぐ。
そのまま、肌にぴったりと吸い付く、伸縮性の高いズボンを抜き取る。
下には、ブラと揃いの、可愛らしいパンツ。
桃色の下着姿になったアリーザは、白い肌までほんのりと紅潮させながら、ベッドの端に腰かけて今度はニーソックスを脱いでゆく。
グランもグランで、アリーザが必死に恥ずかしいのを隠しながらストリップしていくのを、大興奮しながら全力で瞳に焼き付けていた。
(くそっクソッ!! なんで俺は姿写しの水晶板を持ってないんだ! 一生の不覚! あとそのニーソックス欲しい!!)
とうとうブラとパンツだけになったアリーザは、今度こそ覚悟を決めてホックに手を伸ばし、パチ……と外す。
パサリ、とブラがひざの上に落ち、アリーザのプルんと張りのある胸があらわになった。
重力に逆らうようにピンとはった大きな乳房には、青白い血管がうっすらと透けて見える。
淡いピンクの乳輪はぷっくりと美味しそうに膨らみ、先端がビンビンに充血して勃起している。
どんなに平静を装っても、身体が期待に満ちているのが丸わかりである。
アリーザは、自分の恥ずかしいおっぱいを隠したい気持ちを必死に隠しながら、グランに見られているコトに興奮しつつ、思いきってパンツを抜き取ってゆく。
(あ……)
アソコとクロッチの間に、キラキラとねばつく糸が一筋、伸びている。
ボンッ! と顔が火を吹くような恥ずかしさに、涙が出そうになるが、渾身の精神力でもって平静を装い、パンツを足から抜き取る。
(あ、ムリだわ)
グランは、塞き止めていた血液が股間に一気に集まり、チンポが一気に最終上限まで解放されるのを感じた。
アリーザは目の前でムクムクと大きくなってゆく凶悪なチンポを見て、脳がビリビリシビれ、お腹の奥からキュンキュンとアツいものが込み上げてくるのを感じて、はあはあと息が荒くなるのを抑えられなかった。
「あ、アリーザ……なんかおかしいんだ……アリーザを見てたら、ココがどんどんアツくなってきて……」
アタシのハダカを見て、あのグランが興奮している!
初めてのエッチな気分に、戸惑っている!
(う、うれしい……!)
「ゴクッ……そ、それはアタシの強い気に当てられて、弱点を守るために固くなってるんだよ! あ、アタシのココが濡れてるのも、グランの気に当てられてるからだから! 仕方ないコトだから、気にしなくていいよっ!」
「な、ナルホドナー!」
ココにはバカしかいない。
「……あれ、そのアザ……?」
グランはふと、アリーザの下腹部の痛々しい青アザに気が付いた。
アリーザは、ビクッと一瞬肩を跳ねさせしまったという顔をしたあと、さも今気付いたと言うように自分のお腹を見て、
「あ、ああ、コレね。この前手合わせした時、うっかり治してもらい忘れちゃって……!」
「あ、ああ……じゃあ、治そうか?」
そう言って、手をアリーザの方に持ち上げたグランを見て、アリーザは思わずお腹を押さえて声を上げた。
「いっ、イイのっ、コレはこのままでっ……! ……あ」
ポカンとするグランを見て、アリーザはまたもしまった! と自分の失敗に歯噛みした。
幸い、グランはそれほど気にしなかったみたいで、そう? と言いながら手を下ろした。
(アリーザってなんか昔っからやたらケガを残したがるよな……アレか? マゾってヤツなのかな?)
「そ、そんなコトよりっ! サッソク修業に入るねっ! ま、まずは……」
「うん、まずは?」
「……キス……こ、呼吸法! まず正しい呼吸法を身に付けるトコロからね! 基本が一番ダイジなんだから、炎鳴流のやり方でしっかり教えて上げるね!」
こっちに来てと言うと、グランが立ち上がって近くにくる。
ビンビンに勃起したチンポが、一歩毎にブルンブルン揺れている。
アリーザも立ち上がって、グランに近付く。
全裸で見下ろすグラン。
全裸で見上げるアリーザ。
チンポの熱が、お腹に伝わってくる。
「…………」
「…………?」
「…………膝立ち!」
慌てて膝立ちになるグラン。
130cmしかない自分と、なんとか目の高さが合う。
「コホン……じゃあ、ちょ、直接教えるから。目をつぶって?」
そう言うと、グランはアタシの方を向いたまま、素直に目を閉じてじっと待っている。
そんな無防備なグランを見て、今更また罪悪感で胸がジクジクと痛んだが、それを無視するように膝立ちのグランの頭を掻き抱くと、その唇に自分の唇を押し付けた。
グランが驚きで身じろぎしたのが分かる。
(やわらかい……!)
アリーザも一瞬その唇の柔らかさと、込み上げる多幸感に舞い上がりそうになりながら、自分の呼吸法を教えるという言い訳を思い出して、グランの口に息を吹き込んでゆく。
吐く、吸う、吸う、吐く。
吐く、吸う。
吸う、吐く。
吸う。
吐く。
何十秒間か、口をつけたままじっくりと呼吸を繰り返すと、アリーザは一生そうしていたい気持ちをこらえてゆっくりと唇を離した。
目と鼻の先にあるグランの顔を、潤んだ瞳で見つめて、何とか口を動かす。
「はぁ……はぁ……覚えた?」
グランが、こくりと頷く。
「じゃあ、今度は団長から……アタシがやったようにやってみて。アタシが邪魔しても、ちゃんと呼吸してみてね」
そう言って目をつぶって、唇を突き出してグランを見上げ、待つ。
ドキドキしながらしばらく待っていると、おずおずとグランが唇を押し付けてくる。
(グランが、グランからキスしてくれたっ! アタシ、グランにキスされてる!)
辛抱たまらず、グランの口内に舌を差し入れる。
グランは少し驚いたように怯んだあと、すぐアタシが言ったように呼吸を始めた。
アタシはそれを邪魔するように、グランの口の中を蹂躙してゆく。
(やだ、めっちゃ来るじゃんアリーザスゲェ)
グランは、堰を切ったように夢中になって唇にむさぼりついてくるアリーザに、驚きつつもノリノリで舌を合わせてゆく。
下顎、上顎、歯茎の隅々から、歯の一本一本をなぞるように。
口の周りがヨダレでベトベトになるのも構わず、アリーザのはあはあと荒い鼻息を感じながらむさぼるようなキスを続ける。
負けじと舌をアリーザの口内に差し込むと、嬉々としてベロに吸い付き、ちゅうちゅうとベロフェラをし始める。
(うわぁ、エッロ……のぼせそうだわ)
アリーザに頭を抱え込まれ、密着した身体に挟まれて、ギンギンに猛ったチンポがアリーザのすべすべのお腹に擦れ、更にアリーザのコリコリの乳首が胸板に擦れて気持ちいい。
実に数分間はそのままメスドラフ擦りオナニーディープキスを続け、ようやく疲れた様子で大人しくなったアリーザから唇を離す。
お互いの間に、唾液の橋がかかり、キラキラと光った。
アリーザはしばらくトロンとした顔ではぁはぁと自分を見つめたあと、一度ゴクリとツバを飲み込んでベトベトの口を開く。
「は、初めての割にはまあまあね……初めてよね?」
「ハジメテダヨー」
「うん……じゃあ、もう一回ね」
「え?」
「も、もういっかい! 一度で終わりなワケないじゃん!」
真っ赤な顔でそう言って、また身体ごと押し付けるように唇を合わせてくるアリーザと、再び溶けるようなキスを何分間も続ける。
びちゃ、ぴちゃ……♡
ちゅっ……れろ……ぷちゅ、くぷ……♡
顔を離して、はぁはぁと息を吐いたアリーザは、
「……もういっかい」
また長々とセックスのようなねっとりキスをして、
「もういっかい」
酸欠でふらふらしながら、
「もういっかい」
ほとんどしなだれかかるように、
「も、もういっかい」
「もういっかい」
「もういっかい」
……
…………
………………
「ぷはぁ…………もういっかい」
(もう一時間はやってるぞ……いい加減ちんこ爆発しそう)
もう何度目か分からない『もういっかい』が終わり、アリーザはようやく満足したのか、ふらふらとグランの胸を両手で押して身体を離した。
お互いに擦りつけあっていた胸とチンポが離れ、二人の間からむわっと熱気と淫靡な臭いが立ち上る。
アリーザのお腹はグランのチンポから溢れた我慢汁でテカテカになり、股の間はドラフまんこからこんこんと涌き出た準備汁でびしょびしょになっている。
「…………よし。まあ、呼吸法はオッケーね」
アリーザはまだそのテイで行くらしい。
ホンキでイケると思っているあたり、グランに負けず劣らずのおバカ具合である。
モチロンそこを茶化して台無しにするワケがないグランは、またいけしゃあしゃあと、「はいっ、ありがとうございます!」等と抜かしている。
「えーっと……次、次ね……次は……弱点。いよいよ弱点の鍛練に移るわ!」
「よっ! 待ってました!」
\炎鳴流っ!/ \全空一っ!/
グランの色々おかしい合いの手にも、ツッコむでもなく偉そうに丸出しの胸を張っている。
いま炎鳴流の名誉は取り返しのつかないところまで下落していた。
「じゃあ、ベッド! ベッドに移るわ! ケガしたら危ないからね!」
そう言ってベッドにのそのそと登り、瞳をぐるぐる回しながらボスンボスンとマットレスを叩くアリーザに誘われ、これまたいそいそとベッドに乗ってアリーザの前に座るグラン。
「まず、胸……お、おっぱいのトレーニングよ!」
「おおー!」
自分の胸を持ち上げるようにしてそう言うアリーザに、グランは鼻血が出そうになりながら歓声を上げた。
アリーザとしては、ココでシェロカルテと差をつけていきたいトコロだ。
自然と気合いが入る。
「い、今から団長がアタシのおっぱいに攻撃して、アタシはそれを一分間耐えます。 いいっ!?」
「イイれぇすっ!(^q^)」
実に元気の良い返事であった。
「じゃあ、今からね……い、いきなり強くしちゃダメだからね! 修業にならないから! 最初はゆっくりねっ……始めっ!」
そう言って、目をつぶってグイッと胸を張るアリーザ。
プルン、とゆれるワガママおっぱいの先端で、先ほど散々グランの胸板で擦られて真っ赤に充血した乳首が期待にピクピクしている。
(おお…………! アリーザの、お姫様っぱい……ゴクリ)
恐る恐る手を伸ばす。
両手で掬い上げるように持ち上げると、たゆん……と、大きなグランの手をしてなおこぼれ落ちそうな豊かなおっぱいが、グニャリと形をかえる。
「んっ……ぅ……♡ ……はっ!?」
思わず甘い声を出したアリーザの顔を見つめると、アリーザは赤い顔を更に赤くしながら言い訳をまくしたてる。
「こ、声は積極的に出していくべきなのっ! コレはホントにカコクな修業なんだから、我慢せずに大きな声を出した方が楽なの! 降参さえしなきゃイイんだからぁっ、あんっ!?」
グランはなるほど! というわざとらしい顔でたゆたゆとアリーザの胸を揺らす。
(柔らかい……ケド、パンパンに張って、弾力がある……ちょっと固めのクムユとも、沈み込むような柔らかさのラムレッダとも違う……意地っ張りおっぱいだ……! アリーザの強がり意地っ張りおっぱいだ!)
他人のおっぱいを勝手に比較してヒドいアダ名をつけたグランは、好奇心に押されるまま、アリーザの弾ける巨乳を揉みしだいてゆく。
揉む。
寄せる。
左右に開くと、汗でムレムレになった谷間からむわっと湯気が上り、酸っぱくて甘ったるい女の子の匂いが鼻をくすぐる。
「ふっ……う……さ、先っちょも攻撃してイイからね……や、優しくね、優しく!」
(はーい♪)
言われて、さっそくぷっくりと膨らんだ乳輪を攻めてゆく。
縁にそってなぞり、摘まむように乳輪を潰して、ぐにぐにと弄ぶ。
更に、指の腹でコロコロと勃起した乳首をなで回し、押し込み、指で挟み込む。
「どう、アリーザ、こんな感じかな? 修業出来てる?」
「あっ♡ いい……イイカンジに気持ち――き、キツいわっ! 平気だから、も、もっと強く引っ張るみたいに……♡」
言われて、親指とゴツゴツとした人差し指の第二間接でもってアリーザの痛そうな位に膨らんだ乳首を挟み込む。
そして期待に口を引き結んだアリーザの顔をゾクゾクしながら見つめて――
「はい、一分。さすがアリーザ、ゼンゼン攻めきれなかったよ!」
パッと手を離した。
プルルン、と赤く朱の差したおっぱいが揺れ、アリーザがビクンと身じろぎする。
そして、切なそうにグランの手を見つめて、直ぐにジトッ……とグランをうらめしそうにニラんだ。
「あっ……あと、ちょっと……ゴホンっ、ま、まあね! ええと……じゃあ、次はグランの番ね!」
「えっ!? 俺も!?」
「当たり前でしょ? おっぱいは男だって弱点(ってエッチな本に書いてあった)なんだからっ!」
「いや、俺は――」
「はいっ、腕は後ろっ!」
「っ、ホントに――」
「うーしーろーっ!!」
「はいっ! お願いしますっ!」
ムキになって両腕を押してくるアリーザの余りの可愛さに、思わずしたがってしまう。
「よ、よおし……じゃあ、始めるから……挨拶」
「え?」
「アリーザ、俺の雄っぱいを好きなだけイジめて下さい。お願いします。はい」
「え?」
「挨拶っ! 炎鳴流は礼儀を重んじる流派なのっ! 師匠に挨拶っ!」
「ええっ!? あ、アリーザ、お、俺の……えっと――」
「アリーザ! 俺のどーてー雄っぱいをアリーザの指で好きなだけイジメて下さいお願いしますっ!! 復唱っ!!」
「アリーザ! 俺の童貞おっぱいをアリーザの指ですっ、好きなだけイジめて下さいっ! お願いしますっ!!」
アリーザは、ゾクゾクゾクぅ~っと、背筋が震えるような興奮を覚えた。
ナニも知らないグランに、トンでもないコトを言わせてる……!
何でも言いなりで、アタシの言うコトを疑わないグラン……!
アリーザはもう顔がニヤケるのを抑えられなかった。
「ふへへ……よーしっ、イイよっ! じゃあ五分ね、始めっ!」
「えっ!? 五分ってちょっ、あふんっ!?」
いきなり自分の五倍の時間を宣言したアリーザは、グランが慌てて聞き直すのを無視して素早く両手を伸ばした。
(あの本では……こ、ココをこう……)
グランの厚く頼もしい胸板に指先を這わせ、乳輪をくすぐる。
男の子は女の子より刺激に慣れてないという記述を頼りに、自分なら物足りないと思うようなソフトタッチでグランの先端を擦ってみる。
「あっ、はっ……らめっ♡ くすぐった……あっ♡ 、りーざ、ちょっと……タンマ゛ぁっあっ♡」
その瞬間、グランがいつもの凛々しい声からは想像もつかないようなあえぎ声をあげ、ビクンビクンと身体を震えさせた。
(エロ本スゴい! あのグランが、アタシの指でこんなに喘いでるっ!)
グランは律儀に後ろ手に組んだまま、初めての感覚にヒイヒイ悲鳴を上げていた。
アリーザの指がクリッと乳首を押し込む度に、腰と後頭部にシビれるような甘い刺激が走り抜けて、声を抑えられない。
「ほら……ホラホラっ、団長どおっ!? キツい? キツいのっ? どんどん声だしてイイからねっ!? 出てるよっ! 修業の効果スッゴい出てるよっ!」
「ひっ、あっ♡ ほ、ホントムリっ! ぎぶっ! ギブギブっ! ストッ……プっ……♡ ぁっはあんっ♡」
誰得だよ。
アリーザは自分の指使いで悶えるグランに、自分の胸とアソコを最高にキュンキュンさせながら猛然と攻め立てた。
(うわっ、スゴい! アタシがグランをヒイヒイ言わせてるっ! アタシってスッゴいテクニシャンなのかもっ!!)
いよいよ興が乗ってきたアリーザは、クネクネとよがり倒すグランを見て童貞臭い高揚感に大興奮であった。
モチロン、グランが処女ドラフの指でビクンビクンしているのはアリーザが熟練AV女優並みのゴールドフィンガーを持っているから、では断じてなく、全部今は懐かしきザンクティンゼル人達のせいである。
グランの肉体はその全身至るところが、ザンクティンゼルの性欲娘達の十年に及ぶ睡眠レイプによって性感帯に開発され尽くしている。
当然乳首なんて当たり前のようにいじり倒されていて、乳首だけの刺激で一晩に三回射精させられたコトすらある。
むしろアリーザの下手くそな愛撫だからこそ、悶えるくらいですんでいるのであって、コレが例えばジータだったら、グランはとっくにおちんぽミルクを爆発させている。
そんなコトに気づけるワケがないアリーザは、憧れのグランをヒイヒイ言わせるのに夢中になって、グリグリと乳首を攻め続けるのであった。
「えへへ……ホラッ♡ ホラッ♡ どうだぁっ♡ まだまだ一分位しかたってないよっ! 修業なんだから、もっと頑張ってっ♡」
「あ゛っ♡ マジでキツいっ! キツいィっ♡ 降さあ゛っんっ♡ 降参だってばーーーっ!!」
結局、ヤバい顔をしたアリーザはその後もきっちり五分間愛撫をやめなかった。
「あっ♡ ムリっ♡ 誰も得しないからっ! 誰も得しなあ゛っいからあ゛っ♡♡」