巨根なグラン君が色んな女の子にいいようにされたりしたりする話 作:空使い
ベネーラビーチの最高級コテージの一室。
ムーディーでいてどこかエロチックな間接照明がほの暗い部屋を浮かびあげ、壁際のワインセラーがキラキラと光を反射させている。
複雑で甘い香りのアロマが焚かれ、有名な騎空楽団のレコードが幻想的な雰囲気を演出している。
間違いなく最高級の部屋だ。
シェロカルテは本気だった。
なんせ、あわよくば一発キめる腹積もりだったのだ。
気合い入りまくりである。
……露骨すぎて引かれるレベルだ。
「で、では、そこに腰かけて楽にしていてくださいね~♪」
シェロカルテに促されるまま、キングサイズの丸い天蓋付きベッドにおっかなびっくり腰かけるグラン。
何故か枕はハート型だ。
予想外の空気に、本質的には童貞のグランは腰が引け気味だった。
(え、これってそういうコトなんすか? マジで? 違うよね?)
テンパり過ぎて無表情になってしまっているグランに、流石に露骨過ぎたかと内心焦るシェロカルテ。
彼女もまたかなり処女をこじらせているようだった。
ちょっと早足になりながら、部屋のすみに置いておいた型取り用の道具を引っ張ってくる。
「え~……では、さっそく型を取りたいので~……ふふ、服を脱いでもらって良いでしょうか~?」
若干キョドりながら、少し早口に言うシェロカルテ。
頬は真っ赤に上気して、気まずげに内腿を擦り合わせている。
しかしグランはグランで大いにテンパっているので、そんなシェロカルテの照れにも気づかないようだ。
「はっ、はい!」
おもむろにズボンに手を掛け、
「……ええと、その、下だけで良いでしょうか?」
「えっ?」
「えっ?」
思わず聞き返すシェロカルテ。
もちろん下だけで……と言いかけて、即座にこれはチャンスじゃないかと思い直す。
「は、はい~! その、か、型を取る時に汚れてしまうので、上も脱いで欲しっ……脱いで下さい~」
「は、はい」
ズボンに掛けていた手を外し、いそいそと上着のボタンを外し始めるグラン。
息を飲んで見守るシェロカルテ。
そしてあらわになった彼の上半身に、思わず、ほぅ……とため息を吐く。
鍛え抜かれ、引き締まった鋼の様な肉体に、何本も走る傷痕。
盛り上がった大胸筋や、バキバキに割れた腹筋。
そして、服を脱いだ瞬間にふわりと漂ってくる、汗と、何か甘い匂い。
シェロカルテはお腹の下がキュンキュンするような気がして、ごくりと生唾を飲み込んだ。
水着などで身体自体は見慣れていたのだが、こうしてエロいことするためだけにあつらえたような部屋のベッドの上で、自分の命令で服を脱がせているという状況に、彼女は鼻血が出そうな気分だった。
「で、では、失礼しますっ!」
そしていよいよ下を脱ぎ始めるグラン。
その下半身に、穴が開くような目線を向ける。
荒くなる鼻息。
(冷静に~冷静に~……あ、あとちょっとで見えっ♡ ――――え?)
「い、いきますね……」
とうとう残すはパンツ一枚になったグランが、最後の砦に手を掛けるが、シェロカルテはそれどころじゃなかった。
(えっ? アレ、え? え?)
引き締まった身体にピタッとフィットしたボクサーパンツ一枚になったグラン。
その股間から太腿にかけて、大蛇のような膨らみがもっこりと――
(え、う、嘘ですよね~まさか、アレがアレってことは……)
「っ!」
「……っ♡」
ボロンっという音が聞こえたような気がした。
一息にふくらはぎまで下ろされたパンツ。
ベッドの端に腰掛け、開いた両腿のあいだにまろびでたソレは、その強烈な迫力をもってシェロカルテの脳髄にガツンと電流を走らせた。
「――おっきい……♡」
ソレは、あまりにも巨大なちんぽだった。
力なくだらりと垂れ下がった状態で、自分の腕よりゆうに太く、長い
髪色と同色の、やや薄目の縮れた陰毛がしげる鼠径部から、黒々とした太い幹が生え、グロテスクな太い血管が根本からカリ首までを覆う包皮に幾筋も走っている。
ちらりと覗く亀頭の先は、赤黒くつやつやとしていた。
むわり、と漂ってくる濃厚なフェロモンとイヤらしい臭いに、トロリ、と自分の内腿を雫が垂れるのを感じる。
シェロカルテは、正気を失いつつある瞳にぐるぐると渦を巻きながら、ぐちゃぐちゃになりそうな頭の中で高速で思考していた。
(こ、こんなに大きいなんて聞いてないですよジータさん~! ヒューマンのおちんちんは他種族より大き目とは聞いてましたし、本で予習もしてましたけど、コレは流石に予想外すぎて……と言うか、なんなんでしょうかこの臭いは~! 臭いハズなのに、なんだかずっと嗅いでいたいような、凄くイヤらしい臭いが……もっと近くでみたい……触ってみたいです……舐めたらどんな味が……いやいや、私は型を取るだけ、型を取るだけですよ~! グランさんに変態だなんて思われたら私ぃ~……♡)
荒い息をつきながら、真っ赤な顔でグランのちんぽを見つめて動かないシェロカルテ。
一方グランのほうもまた、緊張でどうにかなりそうになっていた。
(ど、どうしよう、脱いじゃったよ……っていうか、シェロさん固まっちゃってるし……やっぱり俺のってでかすぎて気持ち悪いのかなぁ? ラカムやオイゲンもデカすぎると嫌われる、お前のは異常だって凄い言ってたし……うっかり着替えを見られたスーテラとかフォルテとか、なんかよそよそしくなっちゃってたし……っていうか、よく考えたら今日まだ身体も洗ってないし、俺って臭いんじゃないか? ああ、くそっ、断っとけば良かったかなぁ……嫌われたかなぁ……)
所詮、精神は童貞なグランである。
過度の緊張で、部屋に入るまでは猛り狂っていたちんぽは、しおしおと垂れ下がってしまっている。
それでなおシェロカルテを混乱させるサイズなのだが。
先に復活したのはシェロカルテの方だった。
真っ赤な顔はそのままに、なんとかある程度の冷静さを取り戻した彼女は、コホンと咳払いをしてグランに笑い掛けた。
「いや~、ビックリしちゃいました~♡ 流石はグランさん、とても立派なモノをお持ちなんですね~♡ これは型の取りがいがありそうです~♡」
そう言って、グランのちんぽにピンクに濁った目をチラチラと向けるシェロカルテ。
口の端からヨダレがこぼれそうになっていることにも気づいていないようだ。
グランは、どうやら自分のちんぽには問題がなかったということにほっと胸を撫で下ろした。
そして遅れて、そのちんぽを誉められたことにムクムクと嬉しさが込み上げてきた。
(よ、良かった! シェロさんに誉めて貰えた……嬉しい!)
シェロカルテは、ムクリ、と首をもたげ始めたちんぽに視線を釘付けにしながらも、うわ言にように口を動かす。
「でで、では~……か、型を取るために、お、おちんちんを大きくして下さい~♡」
「えっ!?」
「あ、すみません、突然言っても無理ですよね~! では、シェロちゃんがお手伝いしますので、じっとしていて下さいね~♡」
「え? え!?」
グランの足に引っ掛かっていたパンツをむしり取るように剥ぎ取って放り投げると、フラフラと吸い寄せられるように股の間に入ってゆく。
そして、グランが止めるまもなく、シェロカルテはその小さくぷにぷにとした両手でグランのちんぽに触れる。
「はうっ!?」
とたんに、更にムクムクと鎌首をもたげるリトルグラン。
手の中でドクドクと脈動しながら膨らんでいくちんぽに、シェロカルテは恍惚とした表情を浮かべる。
(うわぁ……熱い……それに思ってたより柔らかいのが、どんどん固くなって……まだ大きくなるんですか~……♡ それに、この臭い♡ あ、頭が痺れちゃいますよ~♡)
小さいシェロカルテが立ち上がった状態で、ベッドに腰掛けたグランの勃起したおちんぽが丁度鼻先に来ている。
ぐいっと皮を下ろすと、ムワッ、と更に濃い臭いが鼻先をかすめる。
あらわになった赤黒い亀頭ははち切れんばかりに膨らんで先走り汁をにじませ、鈴口をくぱくぱとさせている。
大きく張り出したカリの下の窪みには、一日分の恥垢が白くこびりついていた。
自然と、くっつかんばかりに鼻を近づけて大きく息を吸い込むシェロカルテ。
むせかえるようなオス臭さに、目元がとろけ、子宮の辺りがカーっと熱くなる。
ぷしゃっ、ぷしゃっ、と股から熱いものがほとばしって水着のクロッチを濡らす。
旅の最初期からなにかと気を掛けてくれていた小さいぷにロリお姉さんが、身長の三分の一はあるちんぽを真っ赤な顔でうっとりと見つめながら、両手でにぎにぎしつつ臭いを嗅いでヨダレを垂らしている。
そんなあまりにも淫靡な光景は、童貞なグランには刺激が強すぎた。
型を取るって、勃起した後のことだったのかとか、
初めて女の人にちんぽ触って貰っちゃったとか、
シェロさんの様子がなんかおかしいとか、そんな色々ごちゃごちゃした考えが吹っ飛ぶくらい――――
「―――エッッッッロっ!」
ドビュルルルルッ! ドビュッ! ビュルルッ! ブビュッ! ブビュルルゥルルルルッッ!!!
グランは、いまだかつてない勢いで射精した。
「ふぶっっ!!?」
たまらないのはシェロカルテだ。
いつしか鼻を鈴口に擦り付けるようにしながら夢中になって臭いを嗅いでいるところにこの爆発である。
勢いよくほとばしったザーメンが運悪く鼻の穴に命中し、怒濤の勢いで流れ込んでくる。
しかも、射精の瞬間グランが無意識にシェロカルテの頭を押さえ込み逃げられないようにしてしまったので、シェロカルテは顔をそらすこともできず、濁流のように流れ込んでくる熱くプリプリの精液を全て鼻の穴で受け止めることになった。
「ごぽぽっ!!? ごぼっ!! がぼぼぼぼっぶぼっっ!!!?」
シェロカルテは生まれて初めて受止めた生臭いザーメンで溺れ死にそうになりながら、興奮と酸欠で朦朧とする頭をショートさせていた。
(すっ、スゴい♡ スゴい♡ 頭が焼き切れそうです~♡ スゴい臭……ツンとして、生臭くて、どろどろで、エッチ過ぎますよぉ~♡♡ 吐いちゃいそうなのに、勿体なくて吐き出せないです~♡ 粘りけがスゴすぎて、全然飲み込めない……このままじゃ溺れ死んじゃいます~♡♡ グランさんのおちんぽに殺されちゃいますよぉ~っ♡♡♡ のっ、飲み込まないとっ♡ んぐっ♡ んぐっ♡ んぐっ♡)
何秒か、何十秒か、はたまた何分もの時間が過ぎただろうか。
最後にビュルルッと、だいぶ勢いの落ちたザーメンをほとばしらせて、長い長い射精が終わった。
「~~~~っ………ふぅぅ~……えがったぁ………」
グランは、溜まっていた毒を全部吐き出したような、腰が抜けるような気持ちよさに全身を震わせて、風呂上がりのおっさんの様な声を漏らした。
出した。
久しぶりに出せた。
旅の途中、どうにも我慢できなくなるたびに何度も自分でいたそうとするものの、団員が多いせいかその都度偶然誰かに出会ったり、部屋を襲撃されたり、長々と話し込まれたりしてチャンスがなく、ここしばらく処理できていなかったのだ。
もちろん、それは偶然でもなんでもなく、ルリアの能力を使ってグランの射精するザーメンは全て、ジータやルリア、事情を知る一部団員に分配されるようにしているだけなのだが、当然そんなことは知るよしもないグランは、人生一番の満足感に包まれながらニコニコ顔で目線を下に下ろし、ようやく目の前の大惨事に気づいた。
少しだけ小さくなったちんぽを両手ではさみ、真っ赤な顔に虚ろな目で両頬を膨らませ、ムグムグと口を動かしているぷにロリハーヴィン。
プリプリのザーメンを少しずつ飲み込むたびに、小さなのどがコクリ、コクリと動いて、無駄撃ちされた精液が胃袋に流し込まれているのがわかる。
受け止めきれずにあふれた黄みがかった白濁ザーメンで顔はべたべた、さらに首からまっ平らな胸元を通り、ぽっこりと膨らんだ腹の方まで垂れて、精液の染み込んだ水着が湿って変色してしまっている。
最後に残った精液を、味わうように長々とソシャクして、ゴクリ、と大きな音を立てて飲み込むシェロカルテ。
そして今度は片手をグランのちんぽから離して、顔や身体に掛かった精液を丁寧に掬い取り始める。
そしてそれを、
「ズズズッ♡ ズジュルジュルッ♡ ズルルルルゥッッズルッ♡♡」
なんのためらいもなくすすり取っていく。
ゴクリ、と、グランは喉を鳴らしてそれを見つめる。
ムクムクと再び膨れ上がるリトルグラン。
(こ、これがあのシェロさんかよ……エロすぎないか……?)
グランに見つめられていることに気づいたのか、ピンクに濁った目でグランを見上げると、ボーっとグランの瞳を見つめた。
そしてしばらく。
徐々に正気の色を取り戻していく瞳。
同時に、真っ赤だった顔がどんどん白くなり、今度はもとの色を通り越して真っ青になってゆく。
(や、やってしまった!!!)
シェロカルテは激しく動揺していた。
右手についたザーメンの残りをペロペロしながら、自分のしでかしたことを思い返して泣きそうになる。
グランにはこちらで用意したエロ本(ハーヴィンのお姉さん物多め)で少しエッチな気分になって貰って、あわよくばほんのちょっとだけ手で手伝ったりさせてもらい、勃起した時点で素早く型を取る……というのが当初の予定だった。
それがどうだろうか。
実際にはグランのグランが予想を越えた天星器だったからといって、臭いとフェロモンに正気を失い、嫌がるグランのグランを両手でしごいて、下品に鼻を擦り付けて臭いをかぎ倒すのみならず、無理矢理射精までさせて黄金より貴重な精子を下品にすすり取ってしまった。
終わった。
終わってしまった。
彼の団には秩序の騎空団の団員まで籍を置いているのだ。
自分は間違いなく、みんなの尊敬する団長をヒレツなウソで騙しレイプした性犯罪者として捕らえられ、早晩処刑されるだろう。
自分はただ……ただ憧れのグランのちんぽの型を取りたかっただけなのに!
シェロカルテは愚かな自分が許せなかった。
例え殺されても……いや、殺されるのはイヤだが、それ以上にグランに軽蔑されるのは耐えられない。
手についたザーメンをきれいになめ取り、小さくけぷっ、とカルキ臭いげっぷをしながら、シェロカルテは目尻にジワっと涙を浮かべた。
正気に戻ったように見えてまだちょっとおかしいなこのエロハーヴィン。
「すすっ、すみませんっ!! 俺、お、女の人に触られるの初めてでっ!!」
そんなシェロカルテの耳に飛び込んでくる、グランの焦った声。
全く怒りの込もっていないその声に、シェロカルテはまじまじとグランを見つめ直した。
さて、グランは大いに焦っていた。
目の前で自分の精液を丹念になめ取っていたシェロさんが、突然顔色を悪くして、悲しそうに涙を流し始めたのだ。
コトここに到ってグランは、自分がしでかした凶行に背筋が凍る思いだった。
よくよく考えれば、シェロさんは自分のちんぽの型を取るために、情けなくへたった息子を手でしごいて立たせてくれていた
それを自分は興奮しすぎて、シェロさんが自分のちんぽに夢中になっていると思い込んで盛大に暴発してしまい、あろうことかシェロさんの頭を押さえ込んでザーメンを全てシェロさんに流し込んでしまった。
シェロさんの顔が赤かったのは、間近でちんぽを見せつけられて照れていたのと、息ができずに苦しかったからだろうし、なめ取っていたのもここに拭くものがなく仕方なかったからだろう。
その証拠に、シェロさんは自分の精液をなめ取りながら、嫌そうに涙まで流しているではないか。
どう考えても荒だらけのお粗末な考えだったが、久しぶりに大量に射精して頭がお花畑になっているグランには、思いついたその考えが真実に思えて仕方なかった。
だいたい、シェロさんのような素敵な大人の女性が童貞な自分のちんぽにメロメロになって、夢中になってザーメンを吸い取ろうとしてくるなんて漫画みたいな話がある訳なかった。
グランは自分のどこまでも浅はかな童貞的思考に絶望した。
自分のスケベさのせいで、シェロさんにひどく不快な思いをさせてしまったのではないか?
そう思い、慌ててシェロさんに謝罪の言葉を口にしたのだが……シェロさんは、怒るでもなく、失望するでもなく、キョトンと自分の顔を見上げてくる。
(あれ? ……お、怒って、ない……?)
シェロカルテはこの空気に困惑していた。
(グランさん、怒ってないみたいですね~……というか、申し訳なさそうにしてますね~……ひょっとして、射精してしまったのが恥ずかしかったのでしょうか?)
続けて、一つの予想が浮かび上がる。
(ひょっとして……グランさんは、わ、私の事がすすす、好きなんでしょうか~?)
その考えは、精液で酔っぱらってかなりおかしくなっているシェロカルテの頭に、天啓のような光を射した。
(だいたい、こんなひどい事をされて怒らないのがおかしいです。それに、色んな団員さんたちを取っ替え引っ替えしてる百戦錬磨のグランさんが、処女の私のお粗末な刺激であっさり精液をびゅーびゅーしちゃうのもおかしいです~! ですがそれも、グランさんが実は私のことを好きだったからと考えると説明がつきますね~!)
シェロカルテは、鼻腔内にこびりついたザーメンの生臭い臭いに頭をしびれさせながら、自身の名推理に小さな胸の高鳴りを抑えられなかった。
(グランさんとの付き合いの長さは、どの団員さんよりも長いくらいですし、思い返せば、今までも何度か助けて貰ったとき、良い雰囲気になっていたこともあったような~……)
鼻の穴をすぴすぴさせるシェロカルテ。
方やグランはグランで、自分を見つめて黙り込むシェロに困惑している。
「あ、あの……シェロさん……?」
(そうです! そう考えれば色々つじつまがあうじゃないですか~! 今日二人きりで会ってくれたのも、おちんぽの型取りなんて馬鹿げたコト(そうだね)に協力してくれたのも、私に触られてすぐにイッちゃったのも、それが恥ずかしくてオロオロしてるのも、全部、シェロちゃんのことが好きだからだったんですね~♪)
シェロカルテがイカれた頭で考えたその予想は、驚くべきことに、大筋で正解している。
……ただ、シェロのことも好きだが、グランは可愛い子なら全員好きだ。
そして誰に触られてもあっけなくイッていたコトだろう。
童貞だもの。
最低である。
シェロカルテは、確信をもってグランの瞳を妖しい目でのぞき込むと、半勃ち状態のリトルグランに両手をそえて、ゆっくり上下に動かした。
「うっ♡ ……しぇ、シェロさん、なにを」
更に上下に動かす。
グチュッ♡ グチッ♡ グチュッ♡
「アッ♡ やめっ……シェロさんっ!?」
両手の中で、完全に元気を取り戻したグランちんぽに、シェロカルテは自分の予想が正しかったことに歓喜した。
まさか!
あの!
グランが!
ずっと憧れていたグランが、自分にゾッコンだったなんてっ!
思わずペロリ、としたなめずりをする。
(そうですよね~、私に好きだって告白するのは勇気が要りますよね~♪ ヒューマンのグランさんから見れば、私は子供にしか見えないでしょうし、ハーヴィンを恋人にする他種族はロリコン扱いされがちですからね~。
まあ、私はハーヴィンの中でもかなりデキる女ですし、グランさんから見れば、身近で包容力のある、頼れるお姉さんに見えてしまったのかもしれませんね~♪
私に思いを打ち明けられず、他の女の子に初めてを取られちゃったのは悔しいですが……まあ、男の子はその辺り、仕方ないですよね~。それに、弱みにつけ込んだ団員さんたちでも、グランさんの秘めた想いは変えられなかったみたいですし~♪)
そう思うと、自分の小さな手の中でピクピクと震え、あっあっと小さく声をあげるグランがいっそういとおしくなってくる。
このまま勢いにのって自分の初めても捧げてしまいたい!
しかしシェロカルテは心の中で首を横に振った。
いや、駄目だ。
グランは、自分の余裕あるお姉さんなところに恋をしたのだ。
なし崩しで暴発させてしまったが、今回はおちんぽの型を取るだけの話だったハズ。
ここでこちらからがっついて、自分が余裕のない処女なことがばれたら、幻滅させてしまうかもしれない。
そもそも、グランが自分に恋をしていると分かった以上、なにも焦る必要はないではないか。
シェロカルテは無意識に両手をシコシコと上下させグランを無意味にモンゼツさせながら、自身の素晴らしい空想に没頭した。
そうだ、どうせならこんななし崩しでなく、ちゃんとグランに告白して貰ってから行為に及びたいではないか。
シャイな彼がちゃんと勇気を出せるように、ちょっとずつ会う機会を増やして、少しずつ仲を深めていって、お姉さんらしく背中を押してあげて、彼に告白という花を持たせるのだ。
そうだ、それしかない!
シェロカルテの脳内に、リンドンリンドーンとゼエン教の教会の鐘の音が響き渡った。
(まあ、それはそれとして~……)
幸せすぎる想像を中断して、グランの顔に焦点を合わせる。
先程からゆるゆるとしごかれ、恍惚とした顔で射精をこらえるグランの可愛らしい顔が目に入った。
(私のことが大好きなグランさんに、シェロちゃんからもちょっとだけサービスしてあげましょうかね~♡)
「グランさん、駄目じゃないですか~♡ 大きくするだけのつもりだったのに精液をだらしなく漏らしてしまって~……汚れていたら型が取れないので、シェロちゃんが今からきれいにしてあげますね~♡♡♡」
そう言うと、ザーメンでベトベトになった自分の顔より大きいちんぽに舌を這わせ、丁寧にねっとりと汚れを舐めとり始めた。
響き渡るグランの甘い悲鳴は高級コテージの防音壁に染み込んで、長い夜はただひたすらに更けていった。
「シェロさんっ! 三日間、どうもありがとうございましたっ!」
「美味しいものもい~~っぱい食べれて、みんなとたくさん遊べて、すっごく楽しかったです!」
「ありがとよっ!」
「いえいえ~、皆さんが喜んでくれたのなら、ご招待したかいがありました~♪」
この三日間の休暇に最高の環境を提供してくれたシェロカルテに、満面の笑みでお礼を言うジータとルリア。
と実はずっといたビィ。
シェロカルテは、楽しかった休暇を名残惜しそうにしながら騎空艇に次々乗り込む団員一人一人に礼を言われては、律儀に笑顔で返事をしていた。
最後にジータとルリアが乗り込んで、残すところは団長のグランだけだ。
「グランさんも、ごゆっくりしていただけましたか~?」
「あはは……いや、はい。本当に、その、ありがとうございました」
いたずらっぽく問いかけるシェロカルテに、目をそらして頭をかきながら返事を濁すグラン。
なにせあれから三日間、ほとんどゆったり過ごす暇がなかったのだ。
あの後、突然色っぽい目付きで見せつけるようにちんぽを舐めだしたシェロカルテ。
その舌使いは、初めてということもあってまったく上手なものではなかったのだが、本当に愛している相手に尽くしているかのように情熱的で、舌の上にザーメンと恥垢を乗せてねっとりと味わうように咀嚼する様を何度も見せられたグランは、我慢のかいもなく二度目の射精。
そして今度は二度も無断でお漏らしした事を優しく責められ、これでは型取りどころではないのである程度搾ってからにする、出そうになったら言うようにと言われ、亀頭を口一杯に頬張られたまま竿を激しくしごかれて三回目。
背面座位の形で太腿にちんぽを挟まれ、ヨダレを垂らした亀頭をコスられまくって四度目。
最後にノーハンドでちんぽ全体と玉の裏側まで舐め回され、更に喉まで使ってちんぽの中ほどまでを口にねじ込んで胃袋に直接五発目を撃ち込んでから、ようやく型が取れるくらいに落ち着いたリトルグラン。
型取り自体は速乾スライムであっという間に終わり、帰る前に身体を洗ってあげると持ちかけられて何故か一緒にシャワーに入り、シェロカルテ自身の身体を使って念入りに股間を洗われている間に、こすりつけられたつるぺたぷっくり乳首に一発を暴発させ、帰り際にドアの前でちんぽを甘勃起させているのを見つかり、責任を取ると言って柔らかいままのぺニスから最後の一発を吸い取られる。
僅かな時間で七発もの射精と、一生分のザーメンを撃ち果たしたような気分になったグランは、思い出してはまた勃起しそうになる自身の性欲の際限なさに自分でもあきれながらあてがわれたコテージに帰り、遅かったグランに詳しく話を聞こうとするジータとルリアを適当にあしらいながら夕飯を食べ、その日は珍しく修練をせずに早めに床についたのだった。
しかし翌日目覚めると、やはり前日の無理がたたったのか、いつも以上に腰が重い。
そして、あれだけスッキリさせたハズなのに、もういつものムラムラが復活している。
いや、むしろ以前以上と言っても良かった。
思い出し射精しそうになって慌てて前屈みになったグランは、よっぽど休暇が楽しいのかやたらとツヤツヤした顔で呑気に眠りこけるジータとルリアを恨めしげに睨んだあと、その日一日はとにかくヒト気の無い場所で修練に明け暮れた。
そして夕方コテージに帰ると、呆れたことに折角の休暇を丸々寝て過ごしていたらしい二人が丁度目を覚ます所だった。
慌てて夕食を作り出す二人を置いて、なんとなくシェロカルテを探しに出てみるが、やっと捕まえた従業員が言うには、シェロカルテはアウギュステ市街の工房に出掛けて留守だとの事。
消沈してスゴスゴとコテージに帰り、モヤモヤを発散するべくいつも以上に夕飯を掻き込んでふて寝する。
夜、シェロカルテが自分の上で嬌声を上げながら自分のちんぽを小さなアソコで飲み込んで躍り狂っている夢を見た。
自分はそんなシェロカルテの中に、何度も何度も煮えたぎる欲望を吐き出すのだ――――。
朝起きて、自分が夢精していないことと、同室の二人が相変わらず寝こけているのを確認してため息を吐く。
この二人は休暇をずっと寝て過ごすつもりなのだろうか?
……良く見れば、二人の向こうには同じくツヤツヤした顔で気持ち良さそうに寝息を立てるユエルとソシエに、サーヤの姿が。
自分が眠った後に、女子会でもしていたのだろう。
コテージから出てすぐ、シェロカルテの使いを名乗る従業員に言伝てをもらい、喜び勇んでシェロカルテのコテージへ。
もしかしたら、一昨日の続きが! と期待に胸を膨らませながらドアを開けると、無事製品が作れそうなことと、今後新しく取り扱う商品や、グランに優先的に集めてほしい素材についてなどいたって事務的な話と雑談をいくつか交わした後、あっさりと、「では、残り半日ですが、ごゆっくりお過ごし下さいね~♪」とニコニコした顔で言われてしまった。
期待がハズレて捨てられた子犬のような顔ですごすごと退室しようと席を立ったところで、シェロカルテに股間が大きく膨らんでいる事を指摘され、「うふふふ~、しょうがないですね~♡ このままでは他の団員さんの目に毒ですし、私の責任でもありますからね~♡」と立て続けに三回搾り取られたのが今日昼前の事だ。
そして、なおも満足できない自分を押し留め、「これ以上出されたらお昼が食べられなくなっちゃいます~。それに、グランさんも我慢を覚えなきゃ駄目! ですよ~♡」と追い出されてしまい、やり場の無くなったムラムラを修練にぶつけて、出発直前まで自分を痛めつけていたのだった。
ビーチボールを抱えたオイゲンには、団長がそんなじゃ団員が気を使ってゆっくり休めないとやんわり苦言をこぼされてしまった。
確かに、思い返せば自分は初日に少し遊んだくらいで、残りは修行してるか、食べて寝るか、シェロのところにいるかだけだった。
……結局、シェロがどういうつもりで自分のちんぽの型を取ろうとしていたのかはわからなかったが、少なくとも今回のことで、自分がシェロに嫌われていないということはわかったと思う。
シェロカルテは、ファータグランデの酸いも甘いも知り尽くした大商人というだけあって、エロいことも経験豊富なようだった。
自分のような情けない童貞が相手でも、呆れながらも優しくリードしてくれて、自分のスケベさを受け止めてくれたのだ。
ひそかに憧れていたシェロカルテがイイ感じにビッチだったのは少なからずショックではあったが、特別好きでもない自分にあんなに良い経験をさせてくれたことは、一生の思い出になるだろうと思ったアホなグラン君であった。
「それでは、また何かご入り用でしたら、よろず屋シェロちゃんをどうかよろしくお願いしますね~」
「はい…………その、シェロさん……」
「はい~?」
シェロカルテは、思い詰めたような表情で、別れ際に自分の名前を呼んだグランの瞳を真っ直ぐに見つめ返した。
来るか?
もう来ちゃうのかっ!?
シェロカルテは胸が高鳴るのを感じて、ぎゅっと両手を固く握りしめた。
あの夜の後、『グラン告白させるぞ大戦略』と題したすこぶる頭の悪い作戦群を決行し始めたシェロカルテは、翌日には早速、その第一段として、『焦らして思いを募らせるぞ作戦』を実行した。
参考は、ファータグランデのイケテる女子の教科書、『月刊小悪魔アゲ↑アゲ↑』である。
シェロカルテ自身もグランと両思いということがわかり、少しでも長く一緒にいたいという思いもあった。
が、信頼する雑誌に曰く、『臆病な好きピに告白を決心させるには、好きピの恋心を更に大きく膨らませなければいけない』らしいのだ。
女シェロカルテ。
心を鬼にして、この休暇中はグランに会わないことを決心した。
そして、間違っても出会ってしまわないように、わざわざビーチから離れたほうの工房まで出向いて、前日に取ったばかりの型で早速ディルドの制作を指示した。
シェロカルテが信頼を寄せる工房主の女ドラフは、彼女の持ち込んだスライム型を最初何かの冗談かと疑ったものの、それがあの有名騎空団の団長グランの実物大グラン君の生型だと聞くと、目の色を変えて制作に取りかかった。
聞けばなんと実物を直接見て触って舐めて、手ずから取ってきた型だと言うではないか。
ドラフの工房主は、試作品の触感やディテールに細かい指示を付け足していくシェロカルテを羨望と畏怖の目で見つめた。
そして翌日、早くもグランに会いたい気持ちが抑えられなくなったシェロカルテ。
彼女の貧弱な決意はたったの一日しか持たなかった。
もう休暇も最終日だから!
ギリギリセーフだから! と色々アウトな思考で朝っぱらから人を使ってグランを呼びつけると、段階をいくつかすっ飛ばして作戦その二、大人の余裕でメロメロ作戦を実行した。
期待させるだけさせて、お預けして、しゅんとしたところにすかさずエサを垂らして、しかし満足する前に取り上げてしまう高等テクニックだ。
ちょっと我慢できずに三回もザーメンをゴクゴクしてしまったのはやり過ぎたかもしれないが、その後追い返されたグランの切なげな顔はそれだけでしばらくオカズに困らなくなりそうな極上のモノだった。
実際、作戦は功をそうして、今まさにグランが告白の言葉を――――
「その…………ホントにありがとうございましたっ!!」
そう言って、ばっと勢い良く振り返ってタラップを駆け上がるグラン。
どうやらまだ彼ピには勇気が足りないらしい。
シェロカルテは残念半分、どこかホッとした思いも半分に、ちゃんとグランをリードしてあげなきゃと決意を新たにした。
そして、今日の夜には届けられるハズのマイリトルグラン君の試作品に思いを馳せながら、笑顔で手を振り、飛び立つ騎空船団を見送ったのだった。