朝、清滝家の食卓は全員揃って朝食を摂っていた。
珍しい光景ではない。子供三人はいつも一緒に食べ、鋼介も二日酔いではない日は朝は早い。
「八一くん、次、醤油もらえる?」
「うん」
八一が桂香に醤油の入った小瓶を渡す。
「ありがとう」
礼を言って桂香は自分の卵焼きに醤油をかけると隣に座っている銀子の卵焼きの脇に小瓶を置いた。
「ありがとう」
眠そうに目をしばたかせながら銀子が礼を口にする。
時刻は午前七時前、テレビからは今日の運勢をアナウンサーが大袈裟に声の喜怒哀楽を作って話していた。
試験中の桂香に代わって朝食は鋼介が用意していた。白御飯と最近は上手く焼けるようになった卵焼き、それにインスタントの味噌汁のシンプルなメニューだった。
朝食を食べ終えると鋼介は新聞を広げた。スポーツ欄を読み、政治欄に目を滑らせ、地域ニュース欄で話の種を探す。
桂香と八一は揃って登校していき、家には鋼介と銀子の二人だけになっていた。
順位戦やタイトル戦がある日は自分の将棋道場に預けて、昼から行くであろう八一と一緒に帰って来るというのが一つの流れになっている。
日差しが強い日は桂香と一緒にタクシーで帰る日もあったが、季節が過ぎて暑さに一段落着いた最近はそんな必要もなくなってきていた。
テレビに映る謎の人形劇を銀子は眺めている。おもしろくて見ているわけでは無さそうで、テーブルの上に置いてあったリモコンでチャンネルを次々に変えていくき、結局見るものが無かったのか電源を切った。
「ねえ、ししょう」
銀子が新聞に目を落としている鋼介の肩をつつく。
「ん、なんや?」
「……おもちゃ、まだ?」
恥ずかしそうに呟く銀子の頭に鋼介は手を乗せる。
「ああ、すまんすまん。買ってきて渡すん忘れとったな。ちょっと待っとき」
鋼介は立ち上がると自室に向かい、小さな紙袋を手に戻っくる。
「ほい」
銀子は渡された紙袋を開けて中身を取り出す。
「?」
銀子が首を傾げる。紙袋から出てきたのは紙箱とショーツだった。
「ま、見た方が早いか」
鋼介は銀子から箱を取り上げて中からパッケージに描かれている物と同じ黒いローターを取り出した。
コントローラーにはコードで繋がっておらず、リモートで動くタイプだ。ローターからは15センチあまりの紐が伸びている。
「ほれ」
銀子は渡されたローターを掴むと、使い方を考えるようにじっと見つめている。
鋼介がコントローラーのスイッチを押した。小さな液晶の画面が青く光り目盛りが一つ表れる。
遅れて震えるローターに驚いたようで、銀子は掴んでいた手を離してローターを畳に落とした。
振動する楕円の球体を鋼介が拾う。
「びっくりしたか? これが約束しとったおもちゃや。これでクリちゃんいじったら気持ちええやろうなぁ」
銀子が喉を鳴らす。
「さっそく着けたるからこっちに来なさい」
あからさまににやけた顔で手招きする鋼介の正面に銀子は座った。
「それじゃ寝てくれるか」
銀子が畳に寝そべると鋼介は彼女のワンピースのスカートを捲り上げた。
白い綿パンが目に入ってくる。真ん中に飾りの小さなリボンがあり、そのしたにはアルファベットが並んでいる。
パンツ越しに銀子の大陰唇に触れる。
少女らしく肉付きの薄い肉花は脂肪を突いている感触は無い。しかし、弾力の低いのが却って背徳感を助長させる。
腕を曲げて両手を上げた銀子が頭をもたげて不安そうに見下ろしていた。
「そんな顔すな。別に痛いことするわけやないんや」
「うん」
返事をした銀子の表情は晴れない。
鋼介はショーツの両端に手を差し込んだ。
「腰、上げてくれるか」
「うん」
銀子がブリッジの要領で腰を浮かせると鋼介はショーツを下げた。
腰を畳に着かせると、今度は足を天井に向けさせて、ショーツを脱がせる。綿の生地は中のゴムの力でたわんで小さくなった。
足を左右にがに股に開かせる。
日焼けしても赤くなるだけの白い玉のような肌は弾力があり、指に吸い付く。
普段のむっつりとした顔を崩し、赤面して恥ずかしがる反応は非常に愛嬌があった。
両足を開いた拍子で未熟な大陰唇が左右に開き、その奥からピンクの小陰唇と膣口が顔を覗かせる。大人の物とは比べられない程に小さな小陰唇は彼女の小指くらいの厚さしかない。
二枚の襞の奥でぱくぱくと動く膣口は鋼介の小指でもぎゅうぎゅうになってしまうんじゃないかと思うくらい小さかった。
「我慢しよう思うとったけど。銀子、舐めるで」
「え?」
銀子は言葉の意味がわからないのか呆然としている。
そんな様子をお構い無しに鋼介は彼女の腿を上から押さえると、股に顔の下半分を埋めて膣口を舌でつついた。
「っ?!」
弾かれたように上げていた両手で鋼介の顔を股から離そうとする。しかし、鋼介は前腕で腿を押さえながら、手首を捻って銀子の腕を掴んで顔から剥がした。
「っ、っ」
目線を上に上げる。銀子の表情を隠すには幼児らしくないスリムなお腹は不十分で、今にも泣きそうに目を赤くして見下ろしている顔が見えた。
慌てて舌を離す。涎まみれの秘所がテラテラと光を返していた。
潤んでいた瞳から涙が引いてきたのを見計らい、鋼介は銀子の股に顔を再び埋めた。
少し慣れたのかまだ不安そうに見下ろしてきているが、さっきは退けようとしていた手は鋼介のこめかみにある。舌が膣口をなぞると爪を立てて威嚇するが大した痛みじゃ無い。
(そろそろ、か?)
こめかみに食い込む爪の力が緩んできたタイミングで鋼介が膣の中に舌を入れる。
「いたっ」
「痛ぁっ」
銀子と鋼介の声が同時に響く。
眼鏡をしていなかった鋼介は銀子の指が目に入ったのだ。
その拍子に股から顔を離し、その場でうずくまる。
「あの、大丈夫?」
か細い声で心から心配している様子の銀子が声をかける。
瞬間的な痛みだったらしく、痛そうな声を出した割には鋼介の方を心配そうに見ている。
「ああ、大丈夫や」
顔を上げた鋼介は目を手で押さえながらもう片方の手を上げて銀子に答えた。
「でも」
自分のことのように銀子は不安そうな声を上げる。
見ればせっかく引いてきていた涙が目尻に集まってきていた。
そのあまりの健気な愛くるしさに鋼介の嗜虐心がくすぐられる。
「……まあ、いたずらしたやんちゃにはそれなりのお仕置きせんといかんよな、銀子?」
尋ねられた銀子が小さく頷く。
いつの間にか閉じていた足をを開かせた鋼介は人差し指を膣に入れた。
内臓特有の柔らかさが指を包み込む。
目をギュッ閉じ、胸の上で両手を組んで耐えている様子の銀子は「痛い、痛い」と口を動かしてはいるものの声は出していなかった。
その仕草が鋼介の嗜虐心を加速させる。
(それっ)
「~っ?!」
指を曲げて膣壁を刺激すると銀子が驚いたように目を開いた。
律儀にも閉じかけた足を開き直す。
(ほいっ。ほいっ)
その様子が可愛く鋼介は何回も指を伸ばしては曲げてを繰り返していく。銀子は指が膣壁に当たる度に身体を固くするが、指を抜こうと離れる様子は無かった。
「もしかしてお仕置きだから逃げたらあかんとか思うとる?」
鋼介の質問に銀子は小さく何度も頷く。
「そうか」
鋼介は指を曲げたまま膣壁を擦るように腕を引いた。
「痛ぁ」
声を上げた銀子は組んでいた両手を左右に開き、膝を立てたり寝かせたりを繰り返している。
目尻から涙が流れている。
鋼介は畳に着いている銀子に入れていた指を擦り会わせると濡れているのに気付いた。
(しまった)
見ると指先に朱色の液体が付着していた。どうやら処女膜を傷つけてしまったらしい。
(処女膜って一気に破けるんやったか?)
気付かれないようにティッシュで破瓜の血を拭うと、畳にも付けてしまった血を拭き取る。幸い流血はごく少量で、ほとんど畳に移っていなかった。
処女という言葉すら知らないであろう少女の初めてを危うく指で奪いかけたことを焦りながらも、鋼介は脇に放られた今日のメインの品を手に取った。
「そしたら、今日のメインに行こうか」
「いい」
今にも泣きそうな銀子が即答する。
「お腹、チクチクする」
銀子が言葉を続ける。どうやら傷付けた処女膜が痛いようだ。
「せっかく買ったんや。使わんともったいないで?」
鋼介は銀子に覆い被さり、足の間から覗く包皮に隠れたクリトリスに、ローターの入っていた紙箱の角を押し付けた。
「絶対気持ちいいから。チクチクするのなんて吹き飛ぶ気持ちよさやから。一回つこうてみよ? な?」
にこにこと笑う鋼介に気圧されるように銀子は頷く。
鋼介は銀子のクリトリスにローターを押し付けてリモコンのスイッチを入れる。 微弱な振動が指に伝わると同時に銀子が目を大きく開いた。 指が抜かれるまで開いていた足をトラバサミのように勢い良く閉じる。
ローターにやろうかどうか迷っているのか、臍の下までやって来た両手はあと少しが伸びない。指を曲げては伸ばしてを繰り返しいた。
「んっ」
幼いながらもしっかりと感じているようで小さな吐息が漏れた。
「気持ちええか、銀子?」
「……ぅんっ!」
クリトリスにローターを当てながら尋ねる鋼介に銀子は声が出ないのか頷いて返した。
しかし、身体をよじっているばかりで絶頂する気配は無い。
考えてみたら成長期前の子供に絶頂を期待するのは間違いかもしれないと考えた鋼介はローターを銀子から離した。
「あっ……」
名残惜しそうに銀子がローターを見つめる。
「どうや? 気持ちよかったか?」
「……うん」
「そりゃ良かった。またしたいか?」
「うん」
指でクリトリスをいじりながら銀子は頷く。
「じゃあ、今日の事は桂香たちには内緒に出来るか? 出来るならまたしたるわ」
鋼介は質問に頷いた銀子の頭を撫でた。
ーーー
「八一くんドレッシング、次もらえる?」
「うん」
八一は持っていたドレッシングの容器を桂香に渡した。
「ありがとう」
受け取った桂香は礼を言ってドレッシングをサラダにかける。
今日の朝食は試験が終わった桂香が作っている。手作りの味噌汁に玉子焼き、そしてサラダという一見すると試験中とほとんど変わらないメニューだ。
しかし、味噌汁には豆腐に昆布、なめこが入っていてインスタントよりもあっさりしているのに旨みがあり美味しかった。
キャベツときゅうりとトマトのサラダは昨日スーパーで買った惣菜だが、鋼介にはそもそも頭にすら無かった。
「やっぱり桂香の朝メシが一番や」
「ふふっ、ありがとう。でも、それ私が試験が終わってご飯を作ったら毎回言ってるよ?」
「本当の事やからしゃあない」
「あっ、そ」
素っ気ない返事をする桂香だったがその顔は嬉しそうに笑っていた。
「銀子ちゃんもドレッシングいる?」
桂香は銀子のサラダにもドレッシングをかけようか尋ねる。
銀子は頷く。その顔は何か耐えるように表情が固い。
「大丈夫?」
銀子が何かと我慢する性格なのはここにいる全員が良く知っている。
桂香は心配そうに銀子の顔を覗き込んだ。
「大丈夫」
心配させたくないのか表情をほぐして銀子が答える。その顔には赤みが差していた。
「熱は、無いみたいね」
銀子の額に手を当てた桂香はそう言うと鋼介を見た。
「お父さん、どうしようか? やっぱり病院に連れていった方がいいよね?」
「そうやな。とりあえず昼まで様子を見て熱が上がるようやったら連れていくわ」
「そう。銀子ちゃん、気持ち悪くなったら我慢しないでお父さんに言うんだよ」
「うん」
優しく諭すような口調の桂香に銀子はゆっくりと頷いた。
「それじゃ、行ってきます」
「おう」
玄関先まで桂香と八一を見送った鋼介は居間に戻る。
二人が学校に行くと家の中は水を打ったように静かになった。いつもなら銀子が将棋盤を出してくるが、今日はテーブルの前で膝に手を着いている。
「いやぁ、ヒヤヒヤした」
鋼介が銀子のスカートを捲る。。
銀子はローターと一緒に入っていた白のナイロン製ショーツを穿いていた。股間部には小さなポケットが着いていて、ローターが中で振動している。
モーター音を遮っていたスカートが捲られたことで微かに部屋に響く。
「意外と静かやな」
鋼介はローターを指でクリトリスに押し付けた。
銀子は黙ってそれを見ていた。俯いている横顔は今にも泣きそうにしている。
しかし、それと同時に視線は自身の股間に釘付けになっている。鋼介の指を食い入るように見つめて、正座をしている状態で膝を細かく動かしてローターの位置を調整していた。
文がとっ散らかった。