原作 BLACK TORCH
キャラ 鬼子母神 一華
内容 物ノ怪の苗床
公儀隠密局に所属する鬼子母神 一華。
物ノ怪の監視、排除を任務とする彼女だったが、ふとした隙を突かれて敵にとらわれてしまう。
そこで待っていたのは死ぬことよりも恐ろしい、物ノ怪の苗床にされるという地獄だった。
とある廃墟
油断というのはどこの世界でもしてはいけない物だ。特に隠密にとって敵を目の前に油断するということは、すなわち死を意味するということを、一華は理解しているつもりだった。そう、だったのだ。
「く、やっめ…て」
少し広めの部屋の中で一華は、たこのような物ノ怪の触手に両手両足を拘束されていた。隠密服はとうに脱がされ、そのヌメヌメとした気持ち悪い感触を持つ触手がその瑞々しい裸体を弄んでいた。
(こんな奴に遅れを取るなんて…)
一華は唇をかみしめたが、どうしようもない状況であった。必死に身体を揺すって逃れようとするのだが、そうするたびに触手は絡みついてくる。まるで一華の抵抗を楽しんでいるかのように、身体をまさぐる触手もウネウネという動きを増して一華の乳房に触れる。
「きゃあ!? 離しなさいよっ…んっ」
乳房を物ノ怪に好き放題にされてしまい、思わず叫ぶ。乳首に吸い付き始めた触手の責めに嫌悪感と、僅かばかりの色が混じった声を漏らしながら、一華は目を閉じて屈辱に身を任せた。
物ノ怪は乳房をいじくりながら、一華を四つん這いの体勢で地面に拘束する。本体から新たな触手を伸ばすと一華の下半身の辺りに狙いをつけた。
形の良い尻をつき出した状態にさせられ、一華は物ノ怪を振り返った。
「今度は…何を…」
半透明の触手の中に小さな球体がいくつも納められていることに気付いた。それはまるで…。
「物ノ怪の卵…? まさか」
物ノ怪の意図に気付いた一華は思い出した。自分が追っていた物ノ怪は人間の女性を拉致し、その体に卵を産み付けて仲間を増やす種類。つまり自分は今、この物ノ怪の苗床にされようとしているのだと悟った。
「いやぁっ 離してっ それだけはやめて」
厳しい修行や訓練に耐えてきたが、物ノ怪に犯されるなんて、ましてや卵を産み付けられることなど想像したこともない。徐々に自らの肛門に近付いてくる触手を目の当たりにして、一華は恐怖と絶望に身震いする。
物ノ怪の触手は一華の肛門に触れると、すぐには侵入せずに穴の周辺を先端部で、軽くなで回すように動き始める。
「ひやっ!?」
生まれて初めて肛門に触れられた一華は、触手の感触に思わず情けない悲鳴を挙げてしまう。まるでしっかりと閉じた肛門を解すかのような執拗な責めに、一華の窄まりはヒクヒクと反応を示している。
「やめてぇ…そこは不浄の穴よ…」
僅かにではあるが、肛門を弄くられることに感じ始めていることに対する不甲斐なさから、涙をこぼして呻く。その様子に満足したのか物ノ怪は頃合いを見計らったかのように、一華の窄まりに触手の先端部をあてがった。
「お願い、そこだけは」
一華の懇願も虚しく、物ノ怪は可憐な窄まりに触手を一気に挿入した。
「あぎっ!? い、痛いっ」
背中をピンとそらして、肛門と腸の中を這いずり回る触手の感触と、妙な生暖かさに顔を歪め、一華は泣き叫ぶ。十数年生きて来て、直腸に異物を挿入されるという経験など皆無に等しい。当然の反応であった。
触手が小さく震え出した。産卵の用意が出来たのだろう。
「嘘でしょ…イヤよ、物ノ怪の母体になるなんて…」
腸内から感じるその振動に、一華は絶望の声を漏らす。だがそんなのお構い無しという風に、物ノ怪は触手の先端部を開いて、中に納められていた絶望の子種を一華の中に吐き出した。
「いやあああっ」
恥も何もかもをかなぐり捨てて、一華は絶叫した。次々と自分の体内に卵を産み付けられているという事実が、おぞましさを波のように打ち付けてくる。
何十個目であろうか、ようやく産卵を終えたのか物ノ怪は満足したかのように触手を肛門から引き抜いた。
「私…物ノ怪なんかの母親に…」
うわ言のように一華は呟いた。憎むべき物ノ怪に繁殖の道具にされてしまう。それだけが今の一華に残された残酷な事実だった。
数時間後。
今の一華は触手で両腕を頭上で拘束されて、和式の便器を跨ぐような体勢にされていた。その腹はまるで妊婦のように膨らんでおり、その皮膚の下では物ノ怪の幼体達が蠢いているのが見てとれる。
一華の体の下には、卵からかえったばかりの物ノ怪の幼体達が何匹かピチピチとはねていた。
「あぁぁっ、また生まれるっ」
赤毛のポニーテールを振り乱して叫ぶ一華の肛門が盛り上がると、半透明の幼体の頭を出していく。まるで排泄をするときのように息むと、ずりゅっと幼体が肛門から放り出されていった。
生臭い腸液にまみれた幼体たちは、一華の体をよじ登って、上半身にたどり着き乳首に吸い付くと、触手を伸ばして乳房を締め付け始めた。
「はあ、はあ、うぁ…もうイヤ…」
かすれ声で嘆く一華の乳房は大きさと張りを増した状態だった。恐らく、物ノ怪に弄ばれている時に乳腺を活性化させる何かを注入されていたのだろう。乳首への刺激に敏感になっているので、意図せずとも声が漏れてしまう。
「あ、でっるっ」
目を固く閉じると同時に母乳が噴出した。それを幼体たちは我先にと吸い上げていく。
一体いつになれば、この地獄は終わるのだろう。それが意識の薄れ行く中で一華が考えていることだった。