※この作品はR-18です。

機動戦士ガンダムSEED オノゴロ島殺人事件ー常夏編ー   作:index2

2 / 6
プラントの日常

プラントのクライン邸の一室

 

金髪に髭の中年男性が葡萄酒を飲んでいる。部屋には前時代的な蓄音機から古めかしい音楽が流れており男は葡萄酒を嗜みながら黒髪長髪の男性と会話をしている。

 

「クライン議長この度が議長再就任おめでとうございます」

 

黒髪長髪の男はシーゲルクラインに向けて祝辞の言葉を発する。

 

「いやいやそれもこれも我々穏健派の実績だ!スピットブレイクが漏れたことは非常に問題ではあるが、これでようやくナチュラルと和平交渉にこぎつけることができた!」

 

黒髪の男はうなずきながら答える。

 

「ラウルクルーゼからの情報を受けたときは驚きました、アラスカ基地にはサイクロプスが仕掛けられていたという情報をうけたとき議員の私も流石にこのまま進行していいものかと感じてました」

 

両方がうなづく

 

「してギル今回の和平交渉に君にも参加してもらいたいのだがどうだね?」

 

それに対して男は回答する。

 

「ええ初めからそのつもりでこちらのクライン邸まで来たのです」

 

そう言うとグラスを交わし葡萄酒を飲み始める。

 

「これからはプラント産の葡萄酒が生産可能となる無重力化で生産した葡萄酒が生産に乗れば大きなビジネスチャンスになるだろう!」

 

シゲルは目を輝かせてグラスを眺める。

 

「クライン議長」

 

「いやシゲルさん例のプランに関してなんですが!」

 

デュランダル議員が議長に詰め寄る。

 

「わかっているディスティニープランだろう?人間は能力や財力でその地位を向上させてきた!そして次世代コーディネィターならばそれの実現も可能となるだろう!」

「きみには期待しているよ!ギル」

 

実は彼らは愛称で呼ぶ中であり葡萄酒愛好会のメンバーであった。

その後も話は続く…

デュランダル議員は話を続ける。

 

「現在コーディネィターを存続させるには、ナチュラルと交配するしかなくいずれ滅びるのが現状です。今後の交渉に期待するしかありませんね。」

 

二人が神妙な顔で話を続ける。

 

 

ラクスの部屋

 

 

ラクスクラインも和平交渉に参加することになっており、どうやら会場で自慢の歌唱力を披露するようである。

 

「和平交渉が楽しみですわ」

 

そこへ執事姿の青年が入ってくる。

 

「ラクスお茶を入れたんだ一緒に飲もうよ」

 

「トリィ」

 

そう彼は主人公キラヤマトである。クライン邸で執事の仕事をしているのだ。

 

「キラありがとうですわ」

 

ラクスはそう言うとプラント製の紅茶の香りをたしなむ。

 

「まさかプラントで紅茶が栽培されてるなんて知らなかったよ」

 

キラはそう言うとトリィを肩に乗せる。

 

「ええこの紅茶はうちのブランドですのよ」

 

ラクスはそう言うとキラを見る。

 

「キラあなたにお話があります!私は和平交渉に出席するためオーブへ向かいます!」

 

キラはそれに反応するオーブとは彼の故郷である。

 

「またどうして君がいかないといけないの?」

 

「この交渉には全人類の未来がかかっていますもちろんコーディネィターの未来も!わたくしはオノゴロ島へ父と向かうことにしましたわ」

 

キラは嫌そうな反応をする。

 

「寄りによってあの島へ…」

 

キラはつらそうな反応をする。あの島とは友人が死んだあの島である。

 

「ごめんラクス僕はそう言うと部屋を出ていこうとする」

 

「キラ時間はありますあなたにも来てほしいのですわ」

 

キラはそのまま部屋を出ていくトリィはそれを追うように飛び去って行った。

 

 

バッティングセンター

 

プラント内にある某バッティングセンターで2人の青年がバットを振っている。

カーン

 

「やったぜ!」

 

嬉しそうに最高点でガッツポーズをとるタンクトップの金髪彼の名前はディアッカである。

 

「イザークお前運動不足なんじゃねーの?」

 

ディアッカは彼を見下しにやりと笑う。

 

「うるさい俺の勝手だろう!」

 

クルーゼが脱走したことにより新たな隊が結成され隊長に抜擢されたのがイザークである。

彼らは昇進祝いの帰りである正式に隊長へとイザークが昇格したのだ。

 

「あいつは!」

 

イザークはそうつぶやくと下を向く。

 

「アスランは釈放されたけど自宅待機だぜwww」

 

ディアッカは面白そうに答えるがイザークは神妙な顔をしている。

 

「ディアッカおれは和平交渉に参加することになった事前に地球に降りる!おまえにも来てもらうぞ!そう言うとディアッカのバットを取り上げバッティングを始める」

 

「やれやれお前も大変だな」

 

そういうと彼は自動販売区へと歩いて行った。

 

 

自室

 

 

彼は悩んでいた。あのトラウマのオノゴロ島へ行くべきか?そして自分の復讐を実行するべきなのか?

一冊の黒いノートを彼は見つめた。

 

「デスノートか・・・」

 

キラはデスノートと呼ばれたそれに名前を書きはじめた。

パトリック・ザラ

 

「さてどうなる?このノートは本物なのか?」

 

彼はノートにその名前を書くとテレビ中継を見た。

ワイドショーでは相変わらず前議長の事件が騒がれている。

数分後・・・

テレビ画面が急に拘置所前へ切り替わる。

 

「続報ですザラ前議長が突然逝去しました!死因は不明です!現在軍と警察が死因を特定するために捜査しています」

 

キラはそれを見て驚愕する。

 

「本物だ!」

 

彼は椅子から立ち上がると叫ぶ!

 

「アスラン!!」

 

彼の目には憎しみの感情があふれていた。そして、少女から貰った焼け焦げた折り紙の灰が入った袋を握りしめる。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。