お試し版 グリーヴァス(偽)将軍のFate~モテモテで羨ましいなぁ(震え声)~ 作:KeI77777
KEY(ドM)と申します。
今回はマスターの名前が出てくるゾ。
一体誰なんだろうなぁ(すっとぼけ)
fate/zero全部見終わったゾ。
滅茶苦茶面白かった(小並感)
fate/goの3章クッソ面白かった。
やっぱり海洋冒険ものは最高やな(確信)
ヘラクレスマジで強すぎて草。
さすがアーチャーだったら
ギルとまともにやりあえるサーヴァント・・・・。
今回はいきなりクライマックスだゾ。
時系列は不明
それでは、ご覧ください(KBTIT)
KEY(ドM)
「----ゆえに、同盟の締結を申し入れる。」
「・・・・・・。」
セルフ・ギアスクロールを右手に持ち、
教会にてそうつぶやく遠坂時臣。
その隣では、上機嫌のギルガメッシュが
ワイングラスを片手に揺らしながら
自身の獲物に目線を送る。
対して、集められた2人。
---否、招かれざる客2人を加えた
計4人が彼の言葉に耳を傾けていた。
「・・・・・・・。」
セイバーのマスターとして
この場に参加しているアイリスフィールは
思案に暮れる。
まさかの同盟の申し入れ。
それも、こんな初期の中から。
そうした提案が全くこないと
予想していたわけではなかった。
むしろ、されることは承知していたが、
それはもっと後半からだと考えていた。
例えば、クラス的に一番宝具が強力だと
されるライダーの力が厄介だと
判明した時など。
そこから離れた場所では、
万が一の場合を考えて
衛宮切嗣がスナイパーライフルで
教会の窓から遠坂時臣の
頭を狙っていた。
「・・・・・・・・。」
セイバーは、アーチャーに対してでもなく、
遠坂時臣でも、聖杯戦争の監督役である
言峰璃正でもなく、ただ一点を
見つめ続ける。
透明化させた聖剣をそっと
背に忍ばせ、いつでも
斬ることができるように。
その手に力を込める。
「ねえねえ、グリーヴァス。わざわざ
遊びに来たのになんかつまんなーい。
私たちは同盟に入れてくれないのかナー?」
「・・・・あの、はく、マスター?」
-----何か、紺色のセーラー服を着た
茶髪の美女っぽい美少女が
グリーヴァスの背中にひっついて
幸せそうにごろごろと喉を鳴らしていた。
英雄王はフハハハ、と自らの旧友のそんな
困り切った顔を見て更に高笑いし、
言峰綺礼は眉をひそめていた。
---時は、遡る。
◆
「-----何だと?」
衛宮切嗣は自分の耳が
信じられないといった風に聞き返す。
そういわれたアイリスフィールは
困惑顔で自身の夫に再度告げる。
「---アーチャーのマスターが
同盟を組まないかって・・・。」
「・・・・・。」
アイリスフィールの隣で
無言で立つセイバー。
先日までの感情むき出しの姿は
なりを潜め、恐ろしいくらい
静かであった。
切嗣はすぐに考えた。
(・・・・・指定された場所は教会。
即ち)
教会は不可侵という暗黙の了解がある
聖域である。
そこで聖杯戦争に関する戦闘を行うことは
禁じられている。
もし、その鉄則を破れば中立、監督役である
教会から罰を与えられ、最悪の場合は
聖杯戦争から排除される可能性もあった。
罠の可能性は低い。
遠坂時臣は良くも悪くも魔術師である。
そんな男が中立地帯である教会で
何かを起こす確率は極めて低いと
彼は考えた。
しかし---。
(・・・・もし、僕みたいな手段を
とるやつがいるとすれば・・・・。)
だからこそ、最後まで決断しかねていた。
セイバーが道具として優秀でも
アーチャーに勝てる保証はない。
ぐるぐると思考の渦に溺れかかっていた
その時、コンコン、とドアがノックされる。
「・・・・誰だ?」
『私です。』
その声に切嗣は聞き覚えがあった。
彼の協力者である舞弥である。
ドアを開け、中に入ってくる。
「・・・通信機も使わず、どうした?」
「・・・その、これが。」
スッと懐から白い便箋を取り出す彼女。
眉を潜めながらそれを受け取る切嗣。
中を開け、手紙を取り出す。
「・・・・・・・!!!」
そして、くしゃくしゃにする。
冷静な彼らしくない行為に2人は
驚いた表情を浮かべ、切嗣を
見つめる。
「・・・・ふざけているのか・・・!」
部屋にそんなつぶやきが響いた。
◆
「---てなわけで、教会にのりこもー!!」
「・・・・・。」
やばい。何がてなわけか
全く分からない。
頭を抱えながらも
マスターに尋ねる。
「・・・・マスター。一応
聴くけどどうして?」
「え?んーと。んーと・・・・・。」
なぜかホテルの部屋の中でスクール水着に
黒ニーソというマニアックな格好をした
彼女がその大きな胸を揺らしながら
ニコリ、と笑って答える。
「勘!!」
「・・・・そっかー。・・・・そうかー。」
頭痛と胃痛がいっぺんに襲ってきた。
円卓に居た頃よりひどいダメージを
負っているかもしれない。
昔はもうちょっと常識的だったんだけどなぁ・・・。
背中を丸めて体育座りしている
俺の頭をよしよし、と撫でながら
マスターが言う。
「ほら?私ってはぐれの魔樹師として
この世界だと認識されているでしょ?
勝つのは簡単だけど、それじゃ私を
勝利者として魔術協会とかが
認めないし。」
「・・・・あー。」
確かに。
過去に聖杯戦争を勝ち残った
俺が知る限り最高のマスターではあるが、
彼女の言うことが本当ならば知名度は
無いに等しい。
よしんぼ、その持っている力を
出し過ぎても"封印指定"とやらを
食らう可能性もある。
そうなったら教会の"代行者"も
出てくる可能性が高い。
1人や2人なら倒せるが、
それが数百人とかになれば
さすがに面倒だ。
---わざわざ宇宙にあがるのも
嫌だろうし---。
「・・・わ、私はいいよ?ほら、
アダムとイブみたいだし・・・♡」
「・・・・・。」
また頭を抱える。
今度は二重の意味で。
◆
「---というわけでやってきました!!
はじめまして!!こんにちは!!
グリーヴァスのご主人様にして
妻(予定)であるはくのんこと
岸波白野っていいまーす♡
・・・・私、この戦いに勝ったら
聖杯を盃にして、グリやんと祝言を
あげるんだ・・・・!!」
「・・・・・・。」
「・・・・・。」
「」
遠坂時臣は思った。
なんだ、コレは、と。
はぐれであるだけでなく、
魔術師としての敬意も
持ち合わせていなさそうな
その在り方に歯ぎしりをする。
ギルガメッシュはただただ笑う。
単なる雑種かと思ったが、
自身の友を統べる資格は
ありそうだ、と。
道化ではないことにさらに気を良くする。
衛宮切嗣は開いた口が塞がらない。
ふざけた格好をして、おどけた
ふるまいをしている女が、
よりにもよって魔術師を
自称していることに。
アイリスフィールは、彼女自身は
悪人ではないことを瞬時に悟り、
娘のイリヤスフィールのことを
思い出した。
言峰綺礼は戸惑う。
魔術師として、自身が模範と
している者とはあまりにも違いすぎる、と。
そして----。
「・・・・・ジェネラル。」
「・・・・なんだろうか。」
一切の感情が抜け落ちた顔で
ぶるぶると拳を震わせながら
セイバーは彼に問う。
「・・・・彼女が、あなたのマスターである・・・?
誰も召喚できたことが
ないと、されている、あなたが?」
「・・・・ああ。」
セイバーはその時確かに見た。
---彼にかばわれている白野が
ジェネラルの背中越しに優越感に満ちた
瞳でにやにやと眺めてきていることを。
ぶちり、と何かが切れる音が
静かにひびき、そしてセイバーは
淡々とジェネラルのマスターに
対して笑顔で言う。
「----彼のマスターが、こんな、
愉快な生物とは。そんな腕では彼の
実力の10分の1も発揮させられないでしょう。」
「----あ?」
ずっと笑顔だった彼女が初めて
別の表情を浮かべる。
アイリスフィールはセイバーを
止めようと思ったが、それでも
なぜか止めてはならないような
気がした。
乙女の勘、が功を奏した。
すりすり、とグリーヴァスのマントに
ほおずりしながら白野は告げる。
「どうしたセイバー?お前は
お前が望んだ騎士としての在り方を
まっとうしないのか?
・・・・まさか、理想に準じた王が
たった一人の相手に懸想をしているとでも?」
「何を馬鹿な。」
「はははは。」
笑っていた白野はぴたり、と
その動きを止め、たった一言だけつぶやいた。
「-----殺すぞ、小娘が。」
殺気が教会を満たす。
その場にいたアーチャーとセイバー
以外の人物全員が自分が死ぬヴィジョンを
垣間見た。
そして、ついで絶叫した。
「私を侮辱する?私を?----彼のマスターとして
一緒に戦ってきた、この私を!!!???」
「彼のマスターである私を侮辱するということは
彼への侮辱だ!!!嘲りだ!!!そうでないとは
言わせないぞ!!!!小娘ぇっっっ!!!!」
グリーヴァスの背中から降りて、
何かを手に持って、ゆらりと
構える白野。
そして、それを起動させようとする。
「---数十年、彼と一緒にいたからって
調子に乗」
「マスター?契約を切るぞ?」
「うんっ!!!やっぱり争いは
良くないよねー!!酷いこと言われて
傷ついちゃったから慰めて―♡」
「・・・・・・。」
あれほど激情を露にしていた
白野は、彼のそんな一言で
ころり、と態度を軟化させた。
先ほどまでとは違った意味で
呆然とするその場にいる者たち。
四本腕を展開し、二本腕で
彼女を抱きしめながら頭を
よしよしと撫で、もう二本で
器用に合掌してアルトリアに
頭を下げていた。
---ごめん、と。
「・・・・・・。」
ギリギリギリィ、と歯ぎしりをして、
しかし彼の顔に免じて踏みとどまった
セイバーはいつもの雰囲気へと戻る。
「・・・・見ての通りだ。
そして、最初に説明したことは
真実だ。」
ジェネラルは彼女をおんぶしながら
告げる。
聖杯戦争を知っている魔術師が
聴いたら卒倒する事を。
「-----俺たちはイレギュラー。
・・・すなわち聖杯に選ばれずに
参加している8組目だ。・・・そして
彼女は俺が知る限り最高の魔術師である。
・・・・来るなら来い。人類史にその名を
残せなかった俺の最強宝具。ここで試してみるのも
また一興だ。」
-----誰かの唾を飲み込む音が響いた。
(頼むからこれ以上目立つような真似は
してほしくないんだけどなぁ。
・・・・危ないし。)
内心滅茶苦茶ビビっていることを
隠しながら彼は精一杯の虚勢を
張るのだった。
はくのんとグリーヴァスという
不確定要素を排除するため、
同盟の締結をセイバー陣営に
しようとしたトッキー。
(あわよくばセイバー陣営の力を
削ごうとも考えていた模様。)
しかし、使い魔を放っていた
はくのんがまさか教会に殴り込みに
来るとはまったく思っていなかった模様。
はくのん、マジはくのんって感じになった(白目)
extraとの相違点は彼から直接戦い方を
学んでおり、自身の在り方がよりハッキリと
して、恋心をくすぶらせている点。
自分への侮辱=グリーヴァス(偽)への侮辱と
とらえているので、それをされると
作中のような行動をとろうとする模様。
一体ナニを抜こうとしたんでしょうねぇ・・・(すっとぼけ)
アルトリアははくのんがグリーヴァスにべたべた
しているのを見て、聖剣で彼女を半分こ
しようとしていた様子(ヒエッ)
ほら、まだ愛はそんなに重くないでしょう?
(読者の感想を見ながら)
あ、普通に帰りは玄関のドアを
ぶち破って帰っていったゾ。
(修理費は魔術協会持ち)
絶対に全部の感想読んでいるから
感想くれ。
れ(おかわりをよこすのです。)
KEY(ドM)