お試し版 グリーヴァス(偽)将軍のFate~モテモテで羨ましいなぁ(震え声)~ 作:KeI77777
KEY(ドM)と申します。
続いた。
なぜだ(自問自答)
時系列は不明
それでは、ご覧ください(KBTIT)
KEY(ドM)
アームロープが無ければ即死だった。
腕からロープを射出し、
天井に貼り付けて上に上がった。
その結果、なんとか一時的に
彼女たちから逃げることに成功した。
とはいっても、数の差が酷すぎて
見つかるのも時間の問題である。
ゾンビのように徘徊している女性
サーヴァント達を見下ろしながら
ゆっくりとダクトを移動する。
『---逃避行は悪い文明』
『ああ、安珍様・・・・。
また私を置いて・・・。』
『無明三段突きしなきゃ(使命感)』
『儂の種子島は108丁あるぞ!!』
背中にぞぞぞ、と寒気を感じながらも
必死にダクトの中をもぞもぞと這って
移動する。
『---ダヴィンチ殿。彼を人間にできるかもって
本当ですか?!』
『うん。天才である私に不可能などないのだよー。
・・・この前の仕返し、なんだから・・・。』
『あざといのは悪い文明。』
はあっ、はあっ、と持病のぜんそくがストレスで
発症しかけるのを手で抑えながら進むと、
修練場に出た。
すぐに障害物に隠れてあたりを伺う。
どうやら誰もいないらしい。
安心しているとちょい、ちょいと
肩を叩かれる。
「・・ファッ!?」
声をあげて驚き、後ろを
振り返る。
「あ、僕だよ。ボ」
「うわああああっ!!」
「あびゃらららっ!?」
--思わず、エレクトロ・スタッフで
攻撃してしまった。
◆
「・・・ごめんなさい。」
五体投地でロマニに謝ると
彼はふーと息を吐く。
「さすがに、それほど追い詰められているのを
見過ごせはしないかな・・・・。」
「・・・・・あっ」
思わず手で口を抑えて察した。
彼もこうした経験があったのだと。
「そ、それはともかくなぜここに?」
「いや。僕のサボり場に彼女たちが押しかけてきて」
「本当にごめん・・・!!」
俺が隠れて居そうな場所をしらみつぶしに
探しているらしい。
二次災害を被ったロマニに対して
いたたまれなくなり、再び謝る。
「まあ。今は彼女たちをどうしようか
考えようじゃないか。」
「ああ・・・・。」
ぐしぐし、と手で目をぬぐい、
彼に向きあう。
「僕に良い考えがある。」
嫌な予感しかしなかった。
◆
『----。』
棺の中を大勢のサーヴァント達が
取り囲む。
特に、女性サーヴァント達は瞬き
一つせずにじっと凝視していた。
---その中には、グリーヴァスの遺品である
アーマーの欠片やマント、そしてあの
ライト・セイバーが入っていた。
『なんで、なんで自殺なんて----!!』
『・・・・ひっぐ。ずっと俺と一緒に
いるっていっだ”の”に”い”い”い”い”い”い”!!』
『うわああああああああああんっ!!』
泣きじゃくる者も多かった。
対して男性のサーヴァントたちは
そんな彼女たちから少し離れた場所で
反応を見届けていた。
『・・・こちら葬式場前。どうぞ。』
『こちら、グリーヴァス。・・・ちょっと
寒くなってきたけどどうぞ』
グリーヴァスと通信機でやり取りをしていた。
話は少し前にさかのぼる。
◆
「コールドスリープしよう。」
頭がいかれたのかと思う提案が
飛び出してきた。
念のため理由を聴く。
「・・・なして?」
「いや。このまま行ったら君、悲しみの向こうに
たどり着くよ?」
ドクター。ちょっと二次カルチャーに詳しすぎませんかねぇ、と
思っているとパラケル・ススさんとキャスターのクーが入ってくる。
「おう。こっちの準備はできたぞ。」
「ああ。速く来るといい。」
その言葉にもう一度ロマニの方を向いて尋ねる。
「・・・彼女たちにはなんて言うんだ?」
「ストレスに耐えかねて自害したと。」
それ、バレたときにまずくないか・・・?
しかし、背に腹を変えられず、結局のところ
こうして俺はコールド・スリープを決行するのだった。
今はちょっと眠くなってきた。
通信機で状況を一通り聞いたので
スイッチを切って、装置の外に置き、
もう一度装置の中に入って横になる。
(・・・・ああ。そうか、ここが俺の『理想郷』・・・。)
今日はいい夢が見られそうだった。
◆
「---ばしゃーん。」
「---ぶはあっ!?」
心地よく寝ていたと思ったら
いきなり顔に冷たいものがかけられる。
頭を振って、上半身を起こす。
『--------。』
---目がイっている女性サーヴァント達が
俺を取り囲んでいた。
え?と状況がわからずに震える。
「・・・おはようございます。」
セイバーの方のアルトリアがそう
聴いてくる。
ただし、目は全く笑っていないこれ以上ない
笑顔で。
思わず正座しながら微振動する。
「あらあら?どうしてそんなに震えているのかしら?」
「まるで、絶対に見つからないとでも思っていた顔をして。」
「・・・・ふ、っふふふふふふふ・・・・。」
コールド・スリープから強制的に
目覚めさせられたからか寒気が止まらない。
少ない歯をガチガチ鳴らしながら
両手で体を抱きしめて彼女たちを
見上げる。
そして、こう言った。
「あ、僕死人なんで、もう一度寝てもいいですか?」
ぶちり、と何かが切れる音が部屋に響いた。
----俺の精一杯のジョークは通じず、
彼女たちに色々こってりと絞られつくした。
コールド・スリープで逃げようが、
一部の女性サーヴァント達はごまかせず
結局ドナドナされた模様。
ロマニ?いいやつだったよ・・・・(過去形)
くろひーやカエサルとかも
頑張ったけどやっぱり勝てなかったよ・・・・と
なってヤムチャした模様。
絶対に全部の感想読んでいるから
感想くれ。
れ(おかわりをよこすのです。)
KEY(ドM)