お試し版 グリーヴァス(偽)将軍のFate~モテモテで羨ましいなぁ(震え声)~ 作:KeI77777
KEY(ドM)と申します。
一気に感想が15個も来て草。
やだ・・・怖い・・・(敏感太マラくん)
アイアンマン・・・
返せないけど全部読んだゾ(半死半生)
グリーヴァス(偽)にはせいぜい
苦しんでもらいましょう()
それでは、ご覧ください(KBTIT)
KEY(ドM)
俺の知り合いには、同じような顔の
子たちが多い。
金髪、碧眼、くりっとした愛らしい顔つき。
頭の先から飛び出るアホ毛。
皆が皆、同じような顔をしている。
そして、困ったことに彼女たちはその・・。
ちょっと愛が重い()
英雄になるまでの間と、英雄になってからの
一定期間、寄り添った影響からか、
絶大な信頼をもらっている。
それと同時に、寝込みを襲われたり、
気が付いたら一緒のベッドで寝て居たり。
しまっておいたはずのライト・セイバーや
付けていたはずのマントがとられていたり。
ご飯を食べていれば、親鳥に群がるひな鳥のごとく
姦しく集まってきたり。
訓練場で訓練用ゴーレムを戦っていると
助太刀されて、褒めて褒めて、と言わんばかりに
頭を差し出されたり。
羨ましいと思った人。
今すぐ変わったげるから手を上げて(懇願)
◆
「ぬううん!!」
「グオオオオオッ!!!」
両手でエレクトロ・スタッフを持ち、
ゴーレムの右ストレートを受け止める。
スキル、怪力を発揮していいて、
筋力をA相当まで上げているというのに
ようやく互角であった。
四本腕を展開し、もう二本の腕で
もう一本、エレクトロ・ライトスタッフを持ち、
ゴーレムの顔にたたきつける。
バチバチィッ、と焦げ跡が若干ついたが
余り効いていなさそうである。
そうこうしているうちに、空いている
もう片方の手で左フックを腹に喰らう。
吹っ飛ばされ、地面へと投げ倒された。
「・・・っつ。」
やはり、ジャーカイを極めるには
まだまだ時間がかかりそうである。
ジャンプして飛び蹴りを寝ている俺に
してくるゴーレム。
それを横に転がることで躱し、
金属に包まれた拳でゴーレムの肩を殴る。
ぼろり、とゴーレムの左腕がもげた。
「・・!?グオオッ!!」
残った右手で殴り掛かってくるが、
右足で手を蹴り飛ばして気道をそらし、
四本の腕でこぶしのラッシュを叩き込む。
ボゴン、ガボン、グボンという音を
あげながら徐々にへこんでいく。
そして、最後の一辺になるまで
拳を叩き込み続け、ようやく
ゴーレムはただの土くれとなった。
はあ、はあと息を荒く吐く。
「・・・ごっほごっほ。」
右手で口を抑える。
ライトセイバーを使わずに
どうにか訓練用ゴーレムを
倒せるようになった。
カルデアの電力消費が激しい
宝具はなるべく使わないで
戦うつもりだったから
これは大きな一歩である。
エレクトロ・ライトスタッフでさえ
宝具扱いなのだからなかなか厳しいものがあった。
すると、ぱちぱち、と拍手の音が聴こえてきた。
「すばらしい。・・・・全く持って素晴らしいぞ。」
このする方を見ると、いつもの痴女ルックに、
自身の愛刀を携えたネロが恍惚とした表情で
そこに立っていた。
ずい、とすぐ近くまで近寄ってきたので
気づかれないように距離を取る。
「ふふふ。・・・・・だが、あの美しい光剣を
出しておらぬな?」
「・・・あー。」
ネロには何度か見せたことがある。
非殺武器のエレクトロ・ライト・スタッフで
どうしようもない相手に出くわした時に
抜いたのが原因である。
「出せ。・・・・余と切り結ぼうぞ?」
「・・・・・。」
ウキウキしながら剣を構えるネロ。
だが、首を横に振る。
「・・・・ネロを傷つけたくない。」
「・・・・。」
俺がそういうと、無言になるネロ。
何やら雰囲気が一変して怖い。
ぶるぶる震えていると、ネロが顔を赤らめて
笑い出す。
「い、いやー。そうかそうか。・・・・・余の事が
大切とな?・・・・仕方ないな!・・・・うむ。」
指先をつんつんと突き合わせて
しおらしくなる。
いつもこうだと助かるんだが。
エレクトロ・ライトスタッフをしまい、
マントでばさりと隠すと、ネロが
そのマントを掴んでくる。
「こら。グリーヴァス。お前は余の、ひいては
ローマが誇る『機械将軍』であろう?そんな
マークではなく、ローマのマークに変えるがよい。
至高の芸術家である余が書きなおしてやろう。」
ぐいっ、ぐいっと引っ張られ、マントを奪われてしまう。
そして、彼女がそれに細工しようとすると、
それを引っ張る手がもう一つ。
「・・・・・。」
ぶすー、とした顔つきでジャンヌ・オルタが
その旗を掴んでいた。
「・・・・なんだ?離せ。余はこれから
こやつのために、余、特製のスペシャルマントを
こしらえねばならん。引っ込んでおれ。」
「おあいにく様。貴方みたいなサイケリズムの
芸術かぶれより、私たち『邪竜』のマークの方が
彼に似合ってますから。」
ネロが引っ張ると、同じく引っ張る邪ンヌ。
「ええいっ!!離せっ!!何が『邪竜』だ!!
百歩譲ってグリーヴァス(偽)と同じ爬虫類であるところは
認めるが、自分がマーキングしたいからではないか!!」
「それはあんたもでしょ!!何よ!!生まれたばかりで
彼と一緒の時間を過ごせていないんだからこれくらい
いいじゃない!!」
そして、そこに加わる第三のカオス。
「奇襲、暗殺が得意な彼には新撰組の旗印しか
考えられませんよ!!沖田さんに任せなさい!!
土方さんや近藤さんのお墨付きの画力を
見せてあげますから!!」
「どこから来たの。」
いつの間にか混ざっている沖田に
そうつぶやく。
・・・・新撰組の服装をしたグリーヴァスを
頭の中で思い浮かべる。
絶望的に似合っていなかった。
「離せっ!!すべての道はローマに通じるのだ!!
つまり、グリーヴァスもローマのモノ!!
そして、ローマ皇帝である余のモノだ!!」
「何無茶苦茶言っているのよ!!
最後まで、私を助けようとしてくれた
彼は、私と一緒にいるべきなのよ!!
もう一人の私にだって渡すものですか!!」
「ちょっと!!しつこいですよ!!二人とも!!」
「あ、ちょ・・・そんなに引っ張ると・・・・。」
----ビリビリ、という嫌な音が訓練場に響いた。
◆
「・・・・・・。」
「・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・。」
食堂室で正座させられている
邪ンヌ、ネロ、沖田。
足がしびれてきたのか
皆一様にぷるぷると小刻みに
震えている。
その周りを取り囲む
他のサーヴァントたち。
そこからちょっと離れたところでは、
ヒロインXと、
ヒロインXオルタが体育座りで
落ち込むグリーヴァスの頭を
よしよし、と撫でていた。
「・・・・・では、これより
第349回、『異端者審問会』を始めます。」
王冠をつけ、木づちを持った
セイバーのアルトリアがだん、と
食堂の机をたたく。
ダヴィンチやロマニ、
藤丸とマシュたちは
傍聴席でアイスクリームを
食べながら事の成り行きを見守っていた。
「では、検察側、冒頭弁論を。」
あれ?これ裁判なの?
ロマニは思ったが
言わないでおいた。
がたり、と
検察側に立っていた
セイバー・リリィが
資料を右手で持ち、
読み上げる。
「被告の3名は、訓練中の彼に
ちょっかいを出し、挙句の果てには
彼が気に入っているマントを破くという
不貞を働きました。検察側は死刑を
要求します。」
「「「え」」」
何それ聴いてない
という絶望に染まった顔になる3人。
先ほどとは違う理由でその身を震わせている。
「では、弁護側、冒頭弁論を。」
がたり、と立ち上がる
弁護側に立っていた
セイバー・オルタ。
右手に資料を持ち、
弁論する。
「異議なし。」
「「「おいごらぁっ!!」」」
3人が一斉に吠える。
「ただでさえアルトリア顔が多くって、
ライバルも山盛りなんだから
3人くらい一気に減らした方がいいと思う。
というか彼とイチャイチャするのに
邪魔だから早く消えろ。」
「遂になりふり構わなくなった?!」
比較的、この場においては
常識人のロマニがツッコむ。
立香はスマホで50連ガチャして、
グリーヴァスを出そうとしていた。
「静粛に。・・・・判決を言い渡します。
被告たちは、一週間彼との接触を
禁じます。」
「そ、そんな!!それでは余は死んでしまう!!」
「い、いやあああっ!!」
「くっ、沖田さんの縮地で・・・っ!!」
「ロンゴミニアドの十字砲火を喰らいたいのですか?」
「おとなしく服役します(震え声)」
最後まで抵抗していたネロと邪ンヌは
他のアルトリアたちに押さえつけられ、
ランサーのアルトリアと、そのオルタの
2人にロンゴミニアドの切っ先を首元に
あてがわれながら涙目で収容所に
連行されていった。
爆死した立香は、体育座りしている
グリーヴァスの隣で同じく体育座りし、
グリーヴァスに頭を撫でられて慰められていた。
「バレなければ抜け駆けはOKですが、バレたら
今みたいにつるし上げますのでせいぜい気を付けてください。
・・・・ま、最後に勝つのは正統派ヒロインの私ですが。」
アルトリアの一言で、また
戦争が起き、食堂が半壊したのは
別のお話。
感想ありがとナス!!
次回は種火集めとか、
再臨の素材集めで起こった
ことをもとに、修羅場を書くゾ。
常にぎすぎすしているのが
ここのカルデアだゾ。
なお、グリーヴァスにとって
立香は癒しの模様。
返信するかわからないけど、
絶対に全部の感想読んでいるから
感想くれ。
れ(おかわりをよこすのです。)
KEY(ドM)