しかも、かなりグダグダに作ってしまった。
本当に申し訳ございません。
「あれ?ベータ。まだ残ってたの?」
「あ、天馬さん...もですか?」
黄名子と別れた後。練習も終わり。帰ろうとしたその先で。天馬と出会ってしまった。天馬は重そうな資料をもっている。
「それは...?」
「え?あ、これ?これは歴代の先輩たちの練習メニュー。なにか参考になるものでもあるかなぁーって」
「手伝いましょうか?重そうなので」
「いいの?ありがとう。片付けるの一人だと時間かかるからさ」
「じゃぁ.....」
・・・・・・・
つい、手伝うと口走ってしまった。ただ自分にとって気まづい空気を作ってしまったベータはちょっと俯き気味の顔をしていた。
「そういえばさ、ベータ」
「は、はい」
天馬に呼ばれて我に返る。
「黄名子となんの話してたの?なんか、黄名子が俺の名前呼んでたからすごい気になっててさ」
「へ?あ〜....あれはですね....えーと....」
ベータが目を泳がせると、天馬は申し訳なさそうな顔をした。
「もしかして、言いづらい事だった?」
「ま、まぁ、そうですね。女の子同士の秘密なので」
今ここで貴方の背中を追っていると話したら、どうなったのだろう。嫌な空気になるのだろうか。それとも、良い雰囲気になるのだろうか。まだベータには分からなかった。すると、そうこうしてるうちに、資料室へ着いた。
「ありがとうベータ。ベータが持ってる分はそこに置いておいていいからね」
「はい。資料はこれだけですか?」
「うん。後は大丈夫。何かお礼しなきゃね。帰りに飲み物でも奢ってあげよっか?」
「え?いや、いいですよそんな....」
すると、ベータは思いついてしまった。
「......なら、その、一つだけ悩みを聞いてくれませんか?」
「悩み?うん。いいよ」
・・・・・・・
「実は私、好きな人がいるんです」
「へぇ、どんな人!」
所変わって、部室へ戻ってきた天馬はベータの悩みを聞いていた。
「その人は、ただ真っ直ぐに自分を信じて、皆を信じて、自分の大好きなものをとことん没頭する人なんです。なんだか、その姿にいつの間にか憧れちゃって」
「へぇ、凄い人だなぁ。好きなものに没頭か。それじゃあ、ベータがその人のことを好きってことはその人は知ってるの?」
ベータは切なそうな顔をして首を横に振った。
「いえ、まだ知らないみたいです」
「そっか、いつかその想いが届くといいね。俺はまだ好きな人とかわかんないけど、なにか協力出来ることはあるかな?」
協力出来ること。この言葉を聞いたベータはフッと目を細め、天馬の手を握った。
「ベータ?」
「では、天馬さん。私のお願い。聞いてくれますか?」
その顔は何故か赤くなっていた。いや、赤いと言うよりは恥ずかしそうな顔だ。天馬もこんな顔の女の子は見たことないので心臓がドキドキしていた。
「お、お願いって?」
「私が好きな人は........天馬さんなんです」
「はへ!?」
天馬は全く聞いたことのない言葉に目が回ってしまった。
「貴方のそのボールを追いかける姿、真っ直ぐなその瞳。大きな苦難にも揺るがないその心に。私は魅入りられてしまいました。私のこの想い。どうか受け取ってはくれませんか?」
「あう....ああう〜ぅぅ....」
天馬は手を握って目を回したままだ。ベータの話は頭には入っているが処理が追いつかない。
「わ、わかった。わかったから落ち着いて話そう?ね?ベータ」
「っ.....はい。すみません。少し熱くなりました」
・・・・・・・
「ベータが俺の事を好きなのはわかった。けど、俺なんかでいいの?」
「はい。私は天馬さんがいいんです。最近の部活は貴方のことしか見てないって言われて....」
「誰に?」
「き、黄名子さんに....」
指をつつくきながら顔を赤くして言った。そんな顔のベータも可愛くて天馬も顔を赤くしてしまった。
「そ、そっか。困ったもんだよね黄名子は.....あはははは......」
二人に沈黙が訪れた。
握っている手が自然と強くなっていく。
「ベータ?」
「天馬...さん.....ん」
いつの間にか、二人はキスをしていた。どっちから動いた、というわけではなく二人の意思だった。
その後、二人はゆっくり顔を離した。
「し、しちゃいましたね。キス」
ベータが顔を赤くしながら言うと天馬も顔を赤くして頷いた。
「俺も初めてした。なんか、恥ずかしいな....あはは」
ベータにとっては泣きたい程嬉しい事なのだが、天馬は心にまだ迷いがある。いきなり『好き』などと言われて戸惑いを隠せない。
「で、でも俺なんかでいいの?」
「そ、それはもちろん!私は天馬さんがいいんです!」
ベータのその真っ直ぐな瞳に天馬は、微笑み頷いた。
「わかったよ。ベータ。俺もその気持ちに答えるよ」
「天馬さん...っ!?」
ドンと、床に押し倒され、困惑の表情をするベータ。
「て、天馬...さん?」
「こんな可愛い子にキスされたんだから俺も我慢出来ないよ」
「あっ.....」
天馬の手がベータの頬に触れる。
大きく、暖かい手だ。ベータはそれだけで顔が蕩けてしまう。
「もう一回、キス....するよ?」
「...はい」
・・・・・・・
「ん....んふぅ....」
舌を絡めるキスを知らなかったベータは少し戸惑いながらも探り探り、天馬の真似をする。歯型を確認するように舐め回す。
「上手だね、ベータ」
「そ、そうですか?えへへ...」
もじもじと正座した膝の上で指を弄る。面と向かってこんなことを上手と言われるとかなり恥ずかしい。
「もっと、していいですか?」
「うん。しよう、ベータ」
二人は指をしっかりと絡めて手を握り、お互いよ体温を感じ取る。
「ん....んん...んふぅ...んにゅ...」
やたらと絡みつく様なキスに天馬の頭は少しクラクラと朦朧としてきた。ベータの顔を見ると、ベータも同じように顔が蕩けている。
「ベータ、大丈夫?」
「け、結構キますね。これ...」
口を拭いながらベータは甘い吐息を吐いた。
天馬はそれに釣られるように体も反応していた。
「あっ...ふふっ、男の人のここ、ホントにおっきくなるんですね」
「当たり前だよ。ベータがすごく可愛いんだもん」
イキり勃ったそれを撫でながら、ベータはそれを口に含んだ。
「っ、ベータっ...汚いよっ....」
「大丈夫です。天馬さんのですから」
妖しく笑みを浮かべてベータは頬張る。
(天馬さんの....おいし♡)
舐めまわし、吸い込んだり、下から舐め上げたり、亀頭だけを口に入れたり、天馬の目の前には普段見せない顔をしたベータがいた。
「んふぅ?....ふぇんまふぁん?」
不思議とそれが可愛くて可愛くて、しょうがなくてついつい、頭を撫でてしまった。
「すごく気持ちいいよ。それ。もっと出来る?」
「んふふ....ふぁい」
天馬が快感に身を任せている。ベータが夢中にしゃぶり尽くしている。
(あ....今ビクってなった....?)
「っ.....ベータっ...出そう....!」
「んぅ!?」
さっきまで優しく頭を撫でていた天馬の手が動いたと思ったら、急にベータの喉奥に天馬は自分のを押し込んだ。喉奥で強く脈打つ天馬は、容赦なくベータの体の中を染めてゆく。ずるりと、天馬がベータの頭を離すと、ベータは激しくむせた。
「ごほっ...けほっ...」
「っはぁ...はぁ...ベータ、ごめん...っ」
苦しかった。けれど、無理やり体をいいようにされた。そんなことを考えるとベータの体はゾクゾクと快感が走った。
「んっ....いえ、そんな事ないですよ。天馬さんをこんなに感じることが出来たんですから....私は、嬉しいです」
ベータは言い終えると再び天馬のそれを見た。だが、一度抜いただけでは収まらない。まだまだ元気な天馬がそこにあった。
「天馬....さん。今度は、こっちにも出来ますか?」
と、ベータは下腹部を撫でて見せた。
天馬は生唾を飲み込むと、ゆっくりとベータをソファの上に倒した。
「っ....い、いくよ?」
「はい...どう......ぞ....んっ」
天馬はそれをベータの入口に当て、そのまま押し込む。
「っ....んっ....」
ゆっくりと天馬はベータの膣を掻き分ける。
「うぁっ...すっご....」
天馬は味わったことのない感覚に襲われている。体にゾクゾクと快感が走る。
「ベータっ...ベータっ....!」
「っあ、てん....ま..さん!まって....強い...です..!」
急に握られた手をしっかりとベータは受け止め、そのまま天馬を受け入れる。最奥を突かれる度に体が跳ね上がる。
「痛くない?」
「はい。大丈夫....です」
痛いわけでもなく。気持ち悪いわけでもない。
このまま繋がっていたい。この手を離したくない。
そんな気持ちが湧いてくる。
「天馬さん....ん....」
そっとキスをして分かった。
きっとこれも『好き』の一つなのだろうと。
「ベータ、動いていい?」
「はい。どうぞお好きに動いてください」
ズン、と重い一突き。ベータの体が少し跳ねる。
そこからペースが早まり、徐々に突きが早くなってゆく。
「ベータっ...ごめ...俺...もうっ..!」
「はいっ..!ください!天馬さんっ......!ふぁ!?これ...凄...あああああぁあぁああぁ!」
天馬のそれが大きく脈打つと、ベータの膣の中には天馬の愛が注がれていた。
「うっ..くっ....ベータぁ...」
「んっ...ぁ....っ...」
・・・・・・・
事後....
沈黙がまた二人を包む。
いきなり、デートだのなんだのをすっ飛ばして行為に及んでしまったので、二人は気まづかった。天馬は頬に汗を垂らしている。ベータは下腹部をずっと撫でている。
明日からのことを考えると天馬は今にも逃げ出したかった。
「べ、ベータ?」
「は、はい!」
突然呼ばれたので大きな声が出てしまった。
「そ、その。これからよろしくね?で、いいのかな?」
「あ、はい。多分それでいいと思います.....」
照れている天馬を見てベータはそっと、頬にキスをした。
「ベータ?」
「今日は本当にすみません。でも、気持ちを伝えることが出来てよかったです。天馬さん。私にも、人を好きになることは出来たんですね」
嘘偽りのない彼女の笑顔は天馬の事も笑顔にした。
「うん!これからもよろしくね、ベータ!」
「はい!」
終わり。
「あの二人、最近近くない?」
「どうした?信助」
「あ、神童先輩。あの二人最近距離近くないですか?」
「そうか?.......いや、あれはあれで正解だ」
「そうなんですか....」