※この作品はR-18です。

魔法科高校のロクでなし教師   作:もっち~!

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困惑*

---司波達也---

 

いつ現れたのだ?まるで察知出来無かった。

 

「深雪、大丈夫か?」

 

「はい♪」

 

「ゼノヴィア!お前、闘気を纏いすぎだと、いつも言っているだろ?」

 

「うっ!しまった…」

 

「イザとなれば、めっちんがいるんだ。闘気は最小限にしろ!」

 

「はい…」

 

ゼノヴィアと呼ばれた女子を気づかないながら、深雪があの集団へ戻っていく。止めないと…

 

「止める?妹の行為を無にするのか?」

 

コイツ…視線を浴びているだけなのに、身体の震えが止まらない。最強の戦士たる所以か?

 

「帰りにボディガードを数名つける。心配するな」

 

隙が無い。どうすれば、一矢叩き込めるのだろうか?

 

「僕と戦うのか?おいおい、単なる古式魔法の先生だよ。武闘派では無いんでね。止めておけ」

 

殺しかねないから止めておけってことか?深雪達の姿が確認出来無くなった。時間稼ぎか…

 

「教師に反抗的な目付きは良く無いぞ。嫌いじゃ無いが…」

 

「どうしました?」

 

上級生達が駆け寄って来た。

 

「おぉ、真由美か。コイツが反抗的な目で、僕を睨むんだよ。慰めてくれない?」

 

「はい?何故、慰める必要があるんですか?って、代羽先生に反抗したの?止めておきなさい」

 

「おい!お前は誰だ?!」

 

レオが訊いた。

 

「確かに反抗的ね。私は生徒会会長の七草真由美です。彼女は風紀委員長の渡辺摩利よ。事情を訊きたいから、ちょっと生徒会室に来てくれる?先生、それでいいですね」

 

「あぁ、まかせるよ。じゃ、部屋に戻るよ」

 

アイツはこの場から立ち去り、俺達は、生徒会室に連行された。

 

------

 

生徒会室で特に何かを尋問される事無く、解放された。生徒会長さんは、アイツから俺達を護ってくれたようだ。アイツの危険性を知っているのだろう。家に帰り、妹の帰りを待つ。待つ時間がもどかしい。何をしているんだ?

 

7時くらいに、妹が帰宅をした。

 

「お兄様、どうされたんですか?顔が強張っていらっしゃいますが」

 

「大丈夫か?変なことをされなかったか?」

 

「えっ!心配して下さっていたのですか…心配は無用ですよ。あの方の家です。何も心配は要りません」

 

いや、アイツの家だから、心配なのだ。アイツは人間では無いから…俺と母、母のガーディアンは旅先で、妹の目の前で死んだ。いや、死んだはずだったが、妹が召還してしまったアイツにより、蘇生させられていた。沖縄で戦争に巻き込まれていたのに、八王子の自宅へ送り届けてくれていた。

 

その結果、妹はアイツの元へ行かないといけないらしい。成長して、良い女になったら…妹はアイツの言葉に沿えるように、色々な事を極めていった。家事、学問、護身術、美容に至る迄、良い女が持つスキルを身に着けていた。いつか訪れる連れ去られる日に向けて。

 

アイツは人間では無い。妹の呼んだ者の正体を知る為、俺も色々と勉強をしていった。

 

『供物を差し出せば、願いを成就させる』

 

それは『星の守護神』と呼ばれる異形の者のセリフらしい。本人は神であることを否定しているので、神では無い何からしい、ところまで判明はしている。

 

「得体の知れない者だ。注意しろよ!」

 

「そんな風に言わないでください。あの方が何者でも良いのです。私の憧れの方ですから」

 

妹の声に呼応して、俺達を助けたアイツは、妹にとってのヒーローであった。

 

「だがな、深雪!」

 

「あの方を悪く言うのであれば、もう、お兄様とお呼びしませんわ!」

 

妹は怒り、自分の部屋へ入っていった。

 

 

 

---シュウ---

 

ゼノヴィア、明日奈、ネギを、ダンジョンに放り込み、アクセルの街を見学に行った。街は混乱していた。円形の街の真ん中に魔王の城が有り、中世ファンタジー様式の街並の外の風景は近代建築であるから。

 

「エロ神!何をしてくれたのよ~!」

 

元女神のアクアに文句を言われた。神様転生の特典で、転生させた者と一緒に女神の地位を捨てたバカである。職務放棄だけでなく、職場放棄をしたのだ。女神達を監督していた僕の業績にドロを塗ったと言うか…ブツブツ

 

「出向先に、アクセルの街を強制転移させてみた♪」

 

「バカじゃないの?なんで、街の中に魔王の城が有るのよ~」

 

「あぁ、転移先の土地の問題だよ。別個に置くほど、土地が無かったからだよ」

 

アクアの肩を抱き、首を舐めて行く。

 

「ダメっ…こんな場所で…みんなが見ているよ…」

 

高飛車のアクアが、恥ずかしがっている。いいなぁ。この表情は♪

 

「あっう~ん…いい…でも、ダメだって…」

 

アクセルの街の住民達がアクアを見ている。女神の陵辱シーンを見ていた。

 

「はぁ…はぁ…うぅぅ~ん」

 

お口で奉仕させていく。見物人達の生唾を飲み込む音が聞こえる。

 

「じゃ、取り込め!」

 

真っ赤な顔で頷き、自らの身体に僕を取り込み、身を捩りながら、前後していく。

 

ドッピュ~!

 

心の闇をアクアの中に放出した。その場で果てる元女神様。

 

「じゃ、たまに、様子は見にくるわ♪」

 

晴れやかな気分で、ネギ達を迎えに行く。

 

 

 

---千葉エリカ---

 

翌日、学校へ向かうと、教室には九重ちゃん達が来ていた。

 

「おはよ~」

 

「あっ、エリカさん、おはようございます♪」

 

物凄くかわいい笑顔。ハグしたい…

 

「ハグしますか?」

 

えっ!九重ちゃんがハグしてくれた。気持ちがいい…毛触りが最高であるし。

 

「エリカさんって、乙女なんですね♪」

 

何をもって、そう言い切るのだ?

 

「ふ~ん…達也さんとあんなこと、そんなこと、こんなことしたいのか♪」

 

えっ!願望が読まれている。読心術か…

 

「正解ですよ~♪」

 

意外にしたたかなのか?

 

「そんな風に思われるのは心外です」

 

笑顔で言われてもなぁ…

 

「いつでもスマイルですよ、エリカさん♪」

 

-------

 

そして、ホームルームの時間。冴えないルックスの担任が現れた。コイツのどこに、憧れる要素があるのだ?

 

「まぁ、ケンカはしないようにしてくれ。僕は売られたケンカは総て買い取るけどね♪」

 

そんなに腕っ節は強く無いように見えるけど…

 

「見た目に騙されると痛い目って見るもんだよ」

 

見た目…そういや美月が…その美月は眼鏡をしていない。コンタクトにしたのか?

 

「で、僕の担当する教科だけど、古式魔法術になった。選択教科だから、まぁ、教える機会は少ないかなっと♪」

 

教師なのにサボり好きなのか?

 

「先生、四大勢力戦争についての見解を教えてください」

 

って、達也君が質問をした。四大勢力戦争って、伝承であり、実際には無かったはずだが。

 

「あの戦争か?う~ん、そうだな。地上に住む生き物達を無視しての勢力戦争なんて、ナンセンスだよ。あんな奴らに勢力を語る権利は無いんだよ。だって、天使も悪魔も堕天使も元は同じ種族なんだから、そうだな~兄妹ケンカのようなものだ」

 

えっ…真面目に答えた先生。同じ種族って、伝承には書かれていなかったけど、先生の創作か?

 

「どの種族が一番愚かですか?」

 

「決まっているだろ!人間だよ。同じ種族で殺し合いをするのは、人間の特権みたいなものだ。まったく、醜くて愚かな生き物だ」

 

達也君の質問に即答した先生。でも、それって…ざわめく教室内。

 

「反論があるなら、受け付けるぞ」

 

「一番、賢くてエライ種族ですよ、人間は」

 

って、幹比古。

 

「賢いヤツが、同族を使って生物兵器を作ると思っているのか?エライ?何に対してエライのか?そういうのは至上主義と言って、嫌悪すべきところだと思う。次の反論はあるか?」

 

幹比古の反論に即答した先生。何者だ…

 

「では、一番エライ種族は何ですか?」

 

「だから、その質問はナンセンスだ。何に対してエライかがわからない。次はあるか?」

 

「じゃ、一番誇り高い種族は何ですか?」

 

達也君が質問した。

 

「それもナンセンスだ。誇りなんてものは、種族の問題では無い。ハートの問題だ。司波達也よ、お前には失望した。お前はその程度の人間なのか?」

 

ガッタン!

 

達也君が立ち上がった。

 

「どうした?決闘でもするのか?お前の妹を掛けて?無駄なことはするな。死に急ぐことは無い。いずれは死ぬんだよ♪」

 

茶化すような事を言う先生。

 

「戦って貰えますか?」

 

「どこで?お前の能力だと、学校は消えるぞ」

 

達也君の能力って…

 

「ふふふ、心配には及びません。校舎を消すドジは踏みませ…」

 

ドサッ!

 

その場に倒れた達也君。

 

「この程度の攻撃を避けられないで、ケンカを売るなよな♪」

 

瞬間移動して達也君の隣に立った先生。何の術を発動したのだ?CADなんか持っていなかったし。

 

「エリカ!古式魔法はCADなんか要らないんだよ」

 

うっ!

 

「まして僕のは、古式魔法でも無いから、呪文なんかも要らない」

 

え…古式魔法師でも無い…って…ざわめく教室内。

 

「僕は魔導戦士だよ♪」

 

魔導戦士…なんだ、それは…幹比古の顔から血の気が引いていく。

 

「魔導戦士だって…もう、いないはずだ…」

 

「幹比古、形ばかりの陰陽師に言われたくないなぁ」

 

「形ばかりだと!吉田家を愚弄するのか!」

 

「あぁ、するよ♪僕の張った結界から出てみろ。エセ陰陽師の卵よ♪」

 

幹比古が、席に座ったまま、足掻いている。まさか…すでに結界に閉じ込められているのか?

 

「次の質問を受け付ける。誰かあるか?」

 

レオに目配せをして、自分の得物を手にした。そして同時に、先生に襲い掛かった。

 

「うげっ!」「痛っ!」

 

一歩踏み出した段階で、私もレオも吹き飛ばされた。私は壁に叩きつけられて、レオは窓を突き破って落ちていく。

 

「遅いよ!そんな遅さで僕を討てると思ったのか?千葉エリカよ!」

 

「く、苦しい…」

 

有り無い痛み…身体の中の何かが鷲掴みにされた感じだ。ダメ…そこは…意識が飛んでいく。

 

-------

 

意識が戻ると、医務室にいた。隣のベッドにはレオが、その隣には達也君がいた。

 

「だから、あの先生に手を出さないように、言ったのに…」

 

生徒会長が怒り捲っている。

 

「もう今後二度と、代羽先生にはケンカを売らないようにね。学内で死者を出したくないのよ」

 

死者…本気になれば、簡単に殺されるかのしれない。会長さんの心配はわかる。

 

「先生に頼んで、回復呪文を掛けて貰ったから、入院しないで済んだのよ」

 

回復呪文?何系の呪文なんだ?

 

「会長は、アイツの正体を知っているんですか?」

 

達也君が訊いた。

 

「詳しくは知らない…でも、1つ言えるのは、敵にしたらダメな人物であるわ。先生の弟子曰く『最悪最凶なる戦士』だそうよ」

 

弟子がいるのか…って、何の弟子だ?武術だろうな。戦士って言うんだもの。魔法使いだったら、最強の魔法使いになるはずだ。

 

「アイツは人間では無いですよ」

 

達也君の口から断定的な言葉が出た。人間では無い…

 

「それはわからないわ。証拠も無しに断定はしない方がいいわよ」

 

「先輩は、証拠を持っていますよね?」

 

会長に言葉で詰め寄る達也君。

 

「証拠?物的な物は無いわよ」

 

物的では無く、証言かな?

 

「証言ですか?」

 

「真由美!口数が多いなぁ」

 

先生が現れた。どこから入って来たんだ?

 

「先生…ここでは止めてください」

 

会長は先生に怯んだ。耳が真っ赤になっている。何かの術か?

 

「どこならいんだ?お前にはお仕置きが必要なようだ」

 

「では、今夜、お部屋に伺います…」

 

お仕置き…何をされるんだ?

 

「今夜?今しないとダメだよ。おいたをしたら、その場で躾だ。違うか?なぁ、真由美…」

 

「うっ…そうですね…」

 

観念したのか会長さんは、先生と二人で医務室を出て行った。

 

 

 

---七草真由美---

 

スパンキング…お尻の皮が剥けたのでは無いかと思うくらい痛い。猿ぐつわを嵌められているので、叫び声すら上げられない。

 

パッシィィィィィィ~ン!

 

室内に響き渡る音。筋肉が見え始めると、皮膚を再生させて、初めから始める。無限に続く地獄の躾である。

 

「アイツらに、誰の正体を告げようとしたのかな?」

 

パッシィィィィィィ~ン!

 

「否定はしないんだな?」

 

ジュゥゥゥゥ~

 

焼き印で焼かれていく私の筋肉。室内には肉の香ばしい香りが充満していく。

 

パッシィィィィィィ~ン!

 

もう止めてください…

 

ジョキッ!

 

違う音…違う激痛が押し寄せて来た。ハサミで切られたようだ。

 

もうダメです…ごめんなさい…

 

「やっと謝罪の言葉が出たか。僕は鬼だけど、心は鬼じゃない。躾の意味を理解したならば、直ぐにやめてやるよ♪」

 

はい…余分なことを考えると、彼にバレる。彼の前では心の内は丸見えだから…

 

 

躾の後はご褒美タイムである。身体を修復してくれ、快楽の世界へと招かれ、彼を肉体に取り込む。蕩けていく感覚。性的な刺激だけが感じる。女で良かったと思える刺激らしい。

 

脳裏がピンクで染まっていく。身体の中を舐められている感覚。宙に浮くような感覚。海に浮かんでいる感覚。様々な感覚を経験して、最後に、体内に何かが放出され、それが体外へと流れ出す感覚がある。

 

今朝も彼のプレイルームで目覚めた。床には摩利と響子さんも転がっていた。二人とも恍惚な表情…きっと私もだわ…

 

床を這ってドアを目指す。いち早く、正常になるほど、御褒美が良いのだ。身体が重い…全身筋肉痛である。意識が飛んでから、無茶をされたようだ。基本、意識の無い女性が好きなド変態だから…

 

 

 

---千葉エリカ---

 

今日は土曜日、学校は休みである。学校内には部活をする生徒達がいる。そんな中、私達は教室に集まった。達也君の呼びかけで、私、幹比古、レオ、美月が集まったのだ。

 

「美月の目から見てどうなんだ?」

 

達也君が訊いた。彼女の能力は、見えてはいけない物が見えてしまうそうだ。

 

「それが…能力が無くなったんです…入学式の次の朝には…」

 

無くなった?

 

「じゃ、入学式の日には何が見えたんだ?」

 

「私…死にたくないんです…だから、訊かないでください」

 

美月が泣き叫んだ。見えちゃったんだね。

 

「何を見たのだ?」

 

執拗に達也君が訊いた。

 

「九尾の狐…鬼…」

 

それって、おとぎ話とか、ファンタジー世界の住民である。

 

「九重が九尾の狐だな?」

 

達也君の問いに、頷く美月。

 

「鬼は先生だろ?」

 

再び頷く美月。って、達也君は先生達の正体を知っていた。なんでだ?!

 

 

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