※この作品はR-18です。

没落貴族の三男坊が冒険者になった訳   作:フリーデン

26 / 77
アルの悪夢とミアの懺悔

「ふみゅ・・・」

 

目が覚める、外は既に暗くなっていた。

 

「あぅ・・・どろどろだ」

 

意識が落ちる前まで彼ととたくさんえっちをしていたから当然だ

 

アルも疲れて寝てしまったいるようだ。

 

「んん・・・ミア。・・・大好きなんだ・・・お前をこれからも・・・守らせてくれ・・・」

 

アルも起きたのだろうかと見てみるが、どうやら寝言のようだ。

 

夢でも私のことを・・・

 

愛おしさが溢れてついアルに抱き着いてしまう

 

「ミア・・・だめだ。俺の尻には・・・忍者刀は入らないんだ。・・・許してくれ」

 

いったいどんな夢なのか・・・良く見るとうなされているようだ

 

呆れながらもアルを改めて見てみる

 

幼さを残しつつも整えられた顔、綺麗な・・・とても人目を引く造形をしている。体もまだ小さいながらも鍛えられていて・・・格好良い。

 

そして、どんな逆境の時も諦めない心の強さがある。いつも私を引っ張ってくれる。

 

たまにおばかだけど・・・そこも可愛いと感じてしまう。

 

・・・それが私の恋人。

 

アルのことを考えるだけで顔が赤くなり、胸がとても熱くなる

 

「アル・・・大好き。」

 

アルの唇にキスをする。

 

「ひゃん!」

 

アルのおちんちんがビクリと跳ねる、彼のおちんちんは今も私の中にある・・・

 

「あぁ・・・アル・・・もっとアルを感じていたいけど・・・」

 

このまま乾いてしまったら大変なことになりそうだ。ずるりとアルのおちんちんを引き抜く

 

「ん・・・あぅ・・・」

 

私の中にあったアルの精液がどろりと流れ出す

 

「・・・勿体ない」

 

愛しい少年の精が流れて出ていってしまうこと、それを感じて深い喪失感に襲われる

 

この白い粘着質な液体は、彼が私を愛してくれた証なのだから。

 

 

 

お風呂で体を清めながら考える

 

「我儘・・・言っちゃったな・・・」

 

アルの優しさに甘えて、今日はたくさんわがままを言ってしまった。

 

初めはアルの傍に居られればよかった。それだけで満足していたのに・・・

 

恋人になりたい・・・女にしてもらいたい・・・毎日抱いて欲しい・・・私だけを見て欲しい・・・

 

どうしてこんなに私は我儘なんだろう。考えるだけで自己嫌悪に襲われる

 

奴隷出の私に居場所をくれた、恩人であるはずのアルのことを今は独り占めしたくて仕方がない。

 

「こんなんじゃ・・・アルに嫌われちゃう・・・」

 

そう考えと凄く怖かった。勝手に涙が溢れ出してくる

 

「うぅ・・・あぅ・・・うあぁぁぁ・・・・」

 

拭っても拭っても涙が止まらない

 

「嫌だよぉ・・・アルに・・・嫌われたくないよぉ・・・」

 

私は、震える体を抱きしめるようにして嗚咽を漏らす

 

「捨てられたくないよぉ・・・あるぅ・・・我儘で・・・ごめんなさい・・・」

 

懺悔のように言葉を並べる。答えてくれる人は、いないというのに・・・

 

 

俺はミアの木剣をなんとかはじき返す。

 

「アル、そんなもの?」

 

くそっ!

 

「振りがでかい。何処を狙っているか丸わかり」

 

ミアにバカにされながらもなんとか喰らいつく

 

「っ!そこ!」

 

彼女の短い木剣が俺の木剣を弾き、もう片方の短い木剣が俺の首に添えられる

 

ミアはため息を吐き、失望したように俺に言う

 

「アル、こんな体たらくで私を守るってまだいうの?」

 

ズキンっと心に突き刺さる

 

「・・すまない、ミア。それでも・・・大好きなんだ・・・お前をこれからも・・・守らせてくれ・・・」

 

自分が情けない。天才だなんだと言われても、努力を怠った結果がこれだ。

 

守ると約束したミアはどんどんと強くなり、いつの間にか俺より強くなっていた。

 

最近では彼女に俺が守られる始末だ。

 

どうしてこうなったんだ・・・

 

「・・・もういい。それじゃ、私は街に男でも漁りにいくから」

 

「ま、待ってくれ!それだけは・・・他の男と寝るのだけは・・・勘弁してくれ・・・」

 

「なぜ?私が勝ったらなんでも好きにしていいという約束。アルは約束も守れないの?」

 

だが・・・お前が他の男に抱かれるなんて、考えただけでも死んでしまいそうだ・・・

 

「・・・わかった。アルのおちんちんは大きくて私と相性がいい。街の男よりよっぽど顔もいいから、我慢する。だけど約束は守ってもらう」

 

あぁ、俺にできることならなんでもしよう・・・

 

ミアは忍者刀を引き抜きこちらに手渡してくる

 

「ここで見てるから、アルのお尻にその刀をいれて」

 

ミアは嗜虐的な笑みを浮かべながら俺に要求する

 

俺は恥辱に耐えながらも柄を尻の穴にあてるが・・・

 

「ミア・・・やっぱりだめだ。俺の尻には・・・忍者刀は入らないんだ。頼む、許してくれ」

 

ミアはため息を吐いている

 

「アル・・・もうアルなんて私を楽しませる玩具くらいにしかならない。玩具が壊れたら・・・新しい玩具を買うしかない」

 

わかるよね?っと彼女は続ける

 

「できないならいい。約束通り好きにさせてもらうから」

 

「待て!・・・わかった。やってやるよ・・・あぁ!やってやるさ!」

 

俺は勢いよく忍者刀の柄を尻に突き刺す

 

「ぐぁぁぁぁぁぁ!」

 

「あは!アルはばかなんだね!すっごく間抜けで気持ち悪い!」

 

あまりの激痛に薄れゆく意識の中、ミアが俺の姿に大笑いしているのが見えた

 

 

そこで目が覚めた

 

 

「うわぁぁぁぁぁぁ!尻が!俺の尻が!」

 

跳び起きて尻に手を当てる

 

「はぁ・・・はぁ・・・無事か・・・」

 

夢か。なんて恐ろしい夢を見てしまったんだ。

 

よくよく考えてみれば俺の可愛いミアがあんなことを言うわけがない

 

・・・だが、本当にそう言い切れるのか?

 

あんなことは言われないまでも俺が努力を怠り、ミアに守られるようなことが続けば失望はされてしまうかもしれない。

 

「・・・もっと鍛錬を積まなくちゃな」

 

ミアは今よりもっと強くなるだろう。相棒として、恋人として俺が引っ張っていかなくちゃな・・・ミアを守れるように。

 

しかし・・・

 

「嗜虐的なミアもいいな」

 

あの少しきつい眼で見られ、貶されながら致したら物凄く興奮するだろう・・・今度お願いしてみようか。

 

「そういえばミアがいないな」

 

外は既に暗くなっている。腹が減って飯でも食べに行ったか

 

「・・・風呂でも入るか」

 

嫌な汗をかいたし情事の後も残っている。お風呂でさっぱりすることにしよう

 

 

 

浴室に近づくと何かすすり泣くような声が聞こえる

 

ミア・・・だよな?

 

扉に耳を当ててみると何かつぶやいているようだ

 

「あるぅ・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」

 

一体どういう状況だ・・・

 

俺は浴槽の扉を開ける

 

「アル・・・?」

 

ミアがこちらを見つめて泣いている。目は充血し、瞼は腫れあがっていた

 

どれだけ泣いていたんだ・・・

 

「ミア、どうしたんだ?そんなに泣いて・・・まさかまださっきのことを気にしていたのか!?すまない!そんなにお前が傷つくなんて思わなかったんだ!」

 

急いでミアを抱きしめる

 

「アル・・・違うの・・・これは・・・」

 

ミアがうわ言のように呟いている

 

「あぁ!本当にすまない!こんなに愛しいお前を悲しませてしまっていただなんて・・・あぁ、俺はバカだ!愚かな俺を許してくれ!」

 

きつくミアを抱きしめる。なんということだ、ここまで彼女を追い詰めていたとは・・・

 

「ち、違うのアル!聞いて!」

 

ミアはぽつぽつと語りだした

 

わがままを言ってしまったことを後悔していたこと。そのせいで俺に嫌われてしまうのではないかと考えていたこと。そのせいで涙が止まらなかったこと。

 

なんだ・・・そんなことだったのか。

 

「ミア、こっちを向け」

 

俯いていたミアがこちらを見る。あぁ、そんなに泣いちゃって・・・

 

「んむっ!?・・・ちゅ」

 

ミアに口づけをし、頭を優しくなでて落ち着かせる

 

「ミア、お前はわがままなんかじゃないぞ、当たり前のことだ。俺はお前を無理矢理屋敷に連れていったし、お前を勝手に屋敷から連れ出した。俺のほうがよっぽど我儘だ。いいか?好きな人の傍に居たい、恋人になりたい、抱いて欲しい、自分だけを見て欲しい。何処に我儘な所がある?全部当たり前のことだ」

 

囁くように言葉を続ける

 

「当たり前のことを言うお前をどうして嫌いにならなくちゃいけないんだ。むしろもっとわがままになっていいんだ。お前のわがままに応えることも、俺の幸せなのだから・・・」

 

「でも・・・」

 

「でもも何もない。もっと俺を信用してくれ。俺はお前が大好きなんだ。もう5年だぞ?5年も前からずっとお前だけを見てきた。お前だけを愛してきたんだ。それはこれからも変わらない。誓うよ。お前が俺から離れない限り、俺は一生ミアの傍に居る。一生傍でお前を守り続ける。俺は・・・ミアの、お前だけの"騎士"だ」

 

「うううぅぅぅぅ!うわぁぁぁぁぁぁぁぁん!」

 

ミアがわんわん泣き叫ぶ

 

「もうバカなことは考えるなよ・・・不安に思ったのなら何時でも俺に言ってこい。何度でも言ってやる。俺はミアが大好きなんだ」

 

ミアをきつく抱きしめると浴槽へと導く

 

「ほら・・・いい加減泣き止めよ」

 

「うぅぅぅ・・・ぐすっ・・・だって・・・嬉しくて・・・悩んでいた自分がばかみたいで・・・アルのことが愛おしくて・・・もうぐちゃぐちゃで・・・」

 

そうか・・・

 

「ならいい。好きなだけ泣けばいい。後で面白い話してやるから」

 

夢のことでも話してミアを元気づけてあげよう。俺だってお前に捨てられるんじゃないかと不安なんだ。

 

この可愛い女の子の笑顔を・・ずっと傍で見ていたいんだ。

 

 

「・・・アルもばか。私はそんな淫乱じゃない」

 

夢のことをミアに話してみた

 

「忍者刀をお尻に・・・アルは被虐趣味でもあるの?」

 

いや、夢の中のお前が言ったんだが

 

「私がアル以外の男に興味を示すはずがない」

 

そうだな・・・

 

「大切なアルのことを玩具なんて・・・絶対言わない」

 

そうだよなぁ・・・

 

「アルも・・・不安だったんだ」

 

そうだ。お前が魅力的過ぎるから・・・俺は何時でも不安なんだ

 

「お互い様だった」

 

その通りだ

 

「これからは何かあったり思うことがあればすぐに話そう。ため込むと俺はまだしもミアが心配だよ」

 

「・・・わかった」

 

「後、遠慮なんていらないからな。どんどん甘えろ」

 

「わかった」

 

「大好きだぞ、ミア」

 

「大好き・・・アル」

 

・・・これで一件落着かな

 




アルバート・ディレス 12歳 身長 157→158cm
スキル:刀剣術:6 火魔法:3 雷魔法:3 治癒魔法:3
装備 :上質な鋼の刀 変異リザードマンの革鎧セット
所持金:金貨3枚 銀貨77枚   

ミア 12歳 身長 155→156cm B→Cカップ
スキル:刀剣術:4 風魔法:4 氷魔法:3 治癒魔法:3
装備 :上質な鉄の忍者刀×2 変異リザードマンの革鎧セット
所持金:金貨3枚 銀貨98枚

私はなんて下らないことを書いているんだ
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。